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横浜・中華街、四川料理の名店「翠玉楼」は来月で閉店を迎える。いずれはオーナーの座を継ぐつもりでいたロンこと小柳龍一は当てが外れ、毎日することもなく、ぶらぶらと暇を持て余していた。二十歳を超えたからって、まだ将来なんて決められない。そんな働く気も夢も、何もない彼の元に次々と厄介事が持ち込まれる。それはロンが〈山下町の名探偵〉と呼ばれていたからだ。「何も手にはもっていないけれど、それでも」──大きな共感を集める等身大のヒーローが誕生!
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Posted by ブクログ
横浜を舞台に、中華街のフリーターのロンが仲間たちと知恵を合わせてさまざまな事件に立ち向かっていく群像劇。 そう書くと「池袋ウエスト…」みたいだけど、 横浜の街の古いところと新しいところ、 ホワイトカラーとブルーカラーが混じり合う地域で、推し活にはまるエリートサラリーマンなど、 現代人が抱える課題を...続きを読む浮き彫りにしていくところが新しい。 これは「永遠についての証明」や「北極星をえがく」などの理系学生を描いてきた岩井圭也さんならでは。 これからもこのシリーズ続くみたいで、楽しみです!
ドラマを見て原作が気になったので。 面白かった。久しぶりに一気に6冊夢中で読んだ。 読みやすい割にはきちんと各キャラの心を丁寧に描いている。 悪だと思われる物事も見方を変えれば実は違う景色が見える…というところまで、完全懲悪で終わらせないところが良かった。 登場人物が多いが、それぞれキャラが立ってい...続きを読むるし愛着が湧く。闇バイト、詐欺、ドラッグなど重めのテーマだからこそ若さとチームプレイで乗り切る主人公たちに感情移入しやすい。 久しぶりに買って良かった!と思える作品で楽しかった。シーズン2はあるのかな。と期待。 アニメ化とかしそうだなー
ドラマが面白かったので原作も。 岩井圭也さんということで、期待を裏切らない面白さ。 ロンくん、いい子だー。 いやいやながらのはずが、持ち込まれたトラブルに真剣に取り組むのが好き。 横浜に行きたくなってしまう。中華街、ちょっと憧れるな。 マツやヒナも好き。 ロンは、確かに、ネジが一本w そこが魅力だっ...続きを読むていうのも困りものw ヒナちゃん、切ない。 彼女の過去、2巻目で明らかになるかな。
池袋ウエストゲートパークを思い出した。似ていることが全く気にならないので、すごく面白かった。シリーズ読み進めていきたい。
少年探偵団を彷彿とさせる登場人物が良き とにかく中華街に住む住民たちがみんな 面白くて優しくて厳しいながらも愛でロンくんを みんな大事にしていてこの街のみんなが一巻で 大好きになりました。 ロンくん マツ 鉄ちゃん 凪ちゃん ヒナ この辺が協力して謎解きしてくのが面白い。 ドラえもんとかコナンの幼...続きを読む馴染系大好きな人なら みんなハマりそう!! ベアードマンの亡霊 1番好きな話だった。 キドさん…幸せになって欲しい。 凪ちゃん登場回の墜落少女も良かったなぁ 「生きたいように生きればいい」この言葉が残る もっと早く思い出してたらこの言葉を。 そしてタイトルのネイバーズの意味まで 最後に回収してくれてなおかつヒナの過去に 触れて2巻へ持っていく流れが完璧。 私的おすすめポイント ①毎回刺さるセリフがある 「生きたいように生きればいい」とか 「ぼくらは生きている限り、絶対に他人を傷つける。だからこそ、他者に対して優しく、誠実であろうとする姿を美しく感じるんじゃないかな」とか ②仲間がみんな優しい 悪い人居ない!この物語には!笑 なんかもうロンの仲間に入りたいもん ③謎解き 物語が解ける時の回収が凄い 山下町の名探偵と呼ばれるロンの推理も そうだけどちゃんと犯罪者とか悪役とか 亡くなった人のどうしてそうなったかにも 触れるから全ての登場人物に背景があっていい。
横浜旅行で素敵な街だったので読み始めたら、現代社会の問題の縮図みたいなストーリーだった。 この先もこの子達がどうなっていくのか気になる。 映像化しそうだなぁって読んでたら、ドラマ化するんですね!!
横浜中華街の名店「翠玉楼」を営む祖父に育てられたロンこと小柳龍一は高校のときに起こった事件を解決したことで〈山下町の名探偵〉というふたつ名を持つ(本人はダサくて嫌)。真面目に働くのが嫌で店を手伝いながら二十歳すぎまでブラブラしていたのだが、時代の流れで儲からなくなり、祖父が廃業を決め、将来のことを考...続きを読むえて始める。そんな時、高校の同級生の妹が、横浜駅西口のヨコ西というエリアで事故死。警察ももう追わない事件の真相を知る男を探して欲しいと人伝に頼みが来て… といったふうに、身近なのに、結構ハードな事件を望まずに解いていくロン。「洋洋飯店」息子でロンと同じくフリーターの趙松雄、あることがきっかけ(ここが2巻の内容に繋がるらしい)で部屋から出られない引きこもり美人幼馴染みヒナ;菊地妃奈子、SNS多重人格者。神奈川県警刑事部捜査一課の岩清水欽太(29)は実家が中華街で幼いときからの兄貴分など、元々の仲間達が魅力的なのに加え、依頼を解くと、またその人たちが協力してくれる仲間になっていく。ロンが特別な力も能力もないのに、正義感はあって(強くはないけど、絶対曲げない)暇だからと手助けし、知り合いは裏切らない。そういう性根の真っ直ぐなところと、何にも怖じ気づかず突入していくネジの飛んだ感覚が手が届くような格好良さがあって、共感しながら読めました。横浜の地理感覚があって、没入して楽しめるのも良かったです。 登場人物が魅力的で内容も読みやすいけどしっかりしているので、ぼちぼち読み進めたいと思います。個人的には★5寄りの★4。 暴力表現がなかなかハードな部分あるのと、性的な犯罪などもあるので、中学校以上。
舞台が横浜中華街で、根っからのハマっ子である私は あれはあそこだな、これはここだなとニヤニヤしながら読んだ。 かなり具体的に地名が出てくるので、土地勘があると主人公の「ロン」の動きがよくわかってより引き込まれる。 自分の日常のそばで起きたかもしれない非日常、みたいな引き込まれ方。 ハマっ子オスス...続きを読むメの1冊です✨
若干食わず嫌いなところがあったのですが、読んでみて良かった。 ロンくんの頭の良さと、中華街愛か溢れた登場人物と、現代の問題点をテーマに扱っているところが良かった点かと思います。 2巻以降もあるようなので楽しみ。
これまで岩井圭也作品に魂を揺さぶられ、すっかり魅了されてきました(まだ4作ですが笑)。本作は、岩井さんの文庫書き下ろしのシリーズ第1作ということで、岩井さんのエンタメ性としての別側面に興味が湧き手にしました。 舞台は横浜中華街。多様な民族や文化が混在する観光名所で、雑多なエネルギーが渦巻いてい...続きを読むる印象です。ここで、様々なストーリーが展開されます。 中華街の善隣門に記された「親仁善隣」からモチーフを得たタイトルで、主人公の生き方に関わってきます。 4つのエピソードとも、市販薬物乱用、自殺、特殊詐欺、外国人差別など、身近な事件や出来事を元にしているようです。短い文量制約ながら、事件に至る動機や経緯まで、人物描写も含めて丁寧に描かれています。 主人公は小柳龍一(ロン20歳)。祖父の「翠玉楼」の閉店で後継ぎの当ても外れ、学もないフリーター。でも、困っている人を放っておけない"お人好し"で、彼の元に様々な厄介事が持ち込まれます。優しく誠実なんです。弱そうですが、決して投げやりではなく、4つの事件・出来事を通して成長し、自分の進むべき道も見えてきます。 ロンがやや軟弱なので、補うべくして強靭な肉体のマツ、引きこもりだがSNSの達人のヒナ、ラッパーの凪などの仲間の他に、知り合いに刑事までおり、まさにグッド・ネイバーズです。 特に、人格とアカウントを使い分けるヒナの仕事ぶりは驚異的です。続編でヒナの秘密が明かされる雰囲気が‥? 岩井さんの本シリーズ、賛否あるかもですが、私は贔屓目ではなく好意的に受け止めました。シリーズを続けて‥とはなりませんが、登場人物の過去や今後が気になるところです。
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