【感想・ネタバレ】世界はきみが思うよりのレビュー

あらすじ

ある出来事がきっかけで他人が作った料理を受け付けなくなってしまった高校生の冬真は、同級生の時枝くんに「難病を抱えた美少女」の妹がいるという噂をきく。友達にそそのかされ、時枝くんの家まで行ったことがきっかけで、冬真は時枝くんと仲良くなっていくが――。一方、国際交流プラザで働く紗里は、「きれいなものが好き」なあまり、太ることへの嫌悪感を抱えていた。自分が撮影した写真が原因で時枝くんを傷つけたことを知った紗里は、“罰”としてマッチングアプリを始めて……。それぞれの理由で世界への信頼が薄くなった彼らが、大切な人と歩いていくために一歩を踏み出す感動作。

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Posted by ブクログ

やさしいなぁ。いい人しか出てこない。
『世界への信頼を取り戻す』っていいなあ。冬真母と菜子さん好きすぎて女だけのピクニック混ざりたい!

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

繊細な男の子たちを見守る優しい世界。

第1話 僕と茅島と村中はなんとなくつるんでいる。時枝くんの妹が美少女だから見てきてと頼まれ、時枝くんは裏の家に住んでいるから見にいったら、たまたま見つかって家に連れ込まれた。妹の弓歌さんは顔立ちだけは美人だった。

冬真は他人の作ったものが食べられない。父の愛人が作った菓子を食べさせられてからだ。母の料理と、コンビニやスーパーの惣菜は大丈夫。
次の日時枝くんとお弁当を一緒に食べることになった。弓歌さんは難病らしい。時枝くんは世界中を旅して回ったシェフのレシピ本でお弁当を作っているらしい。いつか世界中を旅したいらしい。

第2話 国際交流プラザに勤めている。元木さんはいつも紗里のお弁当をみて、それだけなの?と聞く。紗里は自分の気に入った体型でいたい。国際交流フェスで世界の民族衣装を着るイベントがあり、時枝絋くんのドレス姿を撮った。彼は友達とSNSに写真を載せられたことに抗議しにきた。本当はSNSに載せていない。従姉妹の美月に盗まれたのだ。

第3話 冬真と時枝くんは今日パウンドケーキを作る。ともに焼き菓子を極めようではないかと言われたのだ。あかりちゃんはお母さんが亡くなってから、夕食も父のお弁当も作っている。時枝くんは病気のお母さんと離れて暮らしている。一緒にいる菜子さんは叔母さんらしい。

第4話 水田さんは500円を消すマジックをみせてくれた。紗里と水田さんは今度ほたるいしマジカルランドに行くことになった。

第5話 時枝くんは進路のことで親に呼ばれて、冬真は同行することになった。直前になって、家を見つけてから時枝くんは行きたくないと言ったが、結局父親にみつかってしまう。

第6話 紗里と冬真は買い物に出かける。冬真に誘われたのだ。紗里は冬真たちが付き合っているのを知っている。東京の大学に行って、同じ学生アパートに住むらしく、お弁当箱を購入したいらしい。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

1 オムレツ、あるいは
2 木曜日のサンデー
3 プウンドケーキ
4 恋とレモネード
5 チョコレートサンドイッチと未来
6 ピクニックバスケットの歌

 各章にはいずれも食べ物の名前(らしきものもあるけど)がついています。
 それぞれ登場人物のこれまでだったりこれからだったりに深い関係がある食べ物です。
 それは、この小説が食べ物を通して登場人物たちのトラウマとそこからの解放を描いているからです。

 ぜひとも、最終章の「6 ピクニックバスケットの歌」まで読んで欲しいと思います。
 そこには、登場人物(や作者)が心から言いたかったことが、まとまって語られているからです。
 読者はそこで人生での大切なことを聞くことができます。途中で読むのをやめるのはもったいないです。

 1度最後まで読み通したら、もう1度初めから読み直して欲しいと思います。
そうすれば、この小説がかなり緻密に組み立てられていることに気づくと思います。
 好みはあると思いますが、わたしは良く出来上がっている小説だと思います。

 作者が登場人物と同じ思いを抱きながら育ってきた人なのかどうかは分かりません。
作者が登場人物と同じような環境にいる若い人たちを励ますために書いたのかどうかも分かりません。
 でも、読めば、あなたは共感したり勇気づけられたりするかもしれません。
もしかしたら、同じ境遇で育ってこなければピンとこないかもしれませんが、
 でも、わたしはこの小説は良い小説だと思います♡

 以下は私見ですが、
 世の中には、人の親になって良い人となってはいけない人とがいるのではないでしょうか?
例えば、結婚しているのに他の異性と恋愛関係になり家庭を壊してしまうような人とか。そんな親を持った子どもはたまったものではありません。と思います。
 と言うよりも、わたしたちは子どもたちにとって良い親、良い大人であるように学び続けていくのが良いように思うのです。

 この小説の主人公 香川 冬馬(かがわ とうま)くんは、他の人が作った食べ物は食べられない人です。そのきっかけは彼の父親の行為に関わるものでした。

 子どもが成長する環境は子ども自身ではつくれません。
夫婦のことは夫婦にしか分かりませんが、親には家庭を維持する、子どもを成人させる責任があるのではないでしょうか?

 この小説のタイトル「世界はきみが思うより」に続ける言葉は、みなさんなら何を入れるでしょうか?
作中に出てくる2つの家庭と1組のカップルを見ながら答えを考えてみていただければと思います♡

〔作品紹介・あらすじ〕
 ある出来事がきっかけで他人が作った料理を受け付けなくなってしまった高校生の冬真は、同級生の時枝くんに「難病を抱えた美少女」の妹がいるという噂をきく。友達にそそのかされ、時枝くんの家まで行ったことがきっかけで、冬真は時枝くんと仲良くなっていくが――。
 一方、国際交流プラザで働く紗里は、「きれいなものが好き」なあまり、太ることへの嫌悪感を抱えていた。自分が撮影した写真が原因で時枝くんを傷つけたことを知った紗里は、“罰”としてマッチングアプリを始めて……。
それぞれの理由で世界への信頼が薄くなった彼らが、大切な人と歩いていくために一歩を踏み出す感動作。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

自分にも他人にも汚い部分はあるし、偏った考えや見方をしてしまう事があるし、そう思われてしまっている事があるかもしれない。

だけど、少しだけでも理由を付けてでも世界を信用してみれば違う考え方ができるかもしれないし、相手の気持ちを汲んであげる事ができるかもしれない。
そういう事の繰り返しで人は成長していくのかもしれないですね!

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

どんな価値観であれど、許容できる世界を。

弓歌のように、すれ違えれば誰もが振り向く美貌にジロジロ観られる視線の痛さ。
そういう人が羨ましいと常感じていた思春期の自分を思い出す。
可愛い子はいた。でもそんな風に観られていたと客観的に見ると、申し訳ない気持ちが心に広がる。
また自分も紗里と同じ考え方を持っていた時期があったなと思った。
自分の身体は太りやすいし、ガツガツ食べると太るからあまり食べないようにと。
人から観られるのがちょっと怖い(紗里もそんな感じだったのだろうか)。
ルッキズム。見た目が違うことでの『差別』って、こんなにも苦しい。

冬真と時枝との感情。好きになる子は男でも女でも関係ないと私は思う。
性的マイノリティで悩む人は後を絶たない。
それは当たり前のように男と女はくっつくような価値観が「押しつけ」のように感じるから。
偏見な目で観てしまう人間の性。そうやって刷り込まれてきてしまった自分たちにも課題感がある。
押し付けとなると、吉良さん親子のお弁当も同じかもしれない。
子どもは子どもらしく自由に生かせるべきであり大人が子どもの未来を押し付けないでほしいが願いもある。

さまざまな人が価値観や環境下で育ったか当たり前だけど違う。
そういった彼らがそういった窮屈な世界から新たな世界へ踏み込んだ時に許容できるようになれたらいいな。
それは自分たちも同じ目線で立つことにもつながり
向き合い方も考えなければいけないのかもしれませんね。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

誰しも汚い部分はあるかもしれない。恋愛にも家族にも様々な形はあると思うが、共感できない部分もあった。おかずシェア会が楽しそうで、そこから色んな人と繋がれるのは素敵だと思った。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

読みやすくて面白かった。
世界はきみが思うより、タイトル回収が優しくてよかった。
ちょっと時間が経ってしまったので、また読みたい。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

言葉にしてしまうと勿体無いな、と思う。でもきっと残しておかないと忘れてしまう。誰かが誰かを大切に思うのも、思われるのも本当に尊くて、それを知ってしまうと涙が出るほど美しい。なんで広まるかもしれないのに話してしまうのか。覚えていてほしいから。話された人はなんで他の人に話してしまうのか。それがとても素敵なことだと思うから。でもそれをされると、話した人はどんな気持ちになる?自分の欲と、相手の欲と、思いやりと、罪悪感と、興味と、寂しさと、難しさとごちゃごちゃ。難しい。本当に。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生の冬真は、父の不倫がきっかけでひとの作る料理を食べられない。家の裏に住む同級生・綱と、その妹の難病の美少女・弓歌と、ある日のやりとりをきっかけに仲良くなる。

それぞれ世界に息苦しさを感じる登場人物たちが、大切なひとと出会い関わり、世界への信頼をほんの少し取り戻していくお話。

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

登場人物がどこかで繋がっていて、伏線回収みたいで面白かった!
みんなそれぞれの悩みや葛藤や優しさがあって、いろんな人の気持ちを覗き見ることができた気持ちになった。それぞれのキャラがはっきり分かれていて、連想しやすく読みやすかった。
読み終わった後に、題名の意味をゆっくり考えたいなと思った。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

世界はきみが思うより、どうなんだろう。
それを考えながら読み進めた。

周りを信じすぎても、周りに無頓着すぎても、関わりすぎても、残念に思ったり、嬉しくなったり、感情は色々で。
それぞれが持つ価値観、固定概念。もちろん親と子供もそれぞれで違う。

そんな違う対象を愛する気持ちや、愛おしいと思える心持ちが、世界を、きみやわたしが思っているより、悪くなくしてくれるのかもしれない。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

寺地はるなさんの30作目だという本書。

とある出来事をきっかけに他人が作った料理を食べられなくなってしまった高校生の冬真。
そして、「美しいもの」へのこだわりから太ることに強い嫌悪感を抱く紗里。
それぞれに“食べること”に対して“難”を抱え、世界への信頼を失いかけていた彼らが、ある出会いや出来事を通じて少しずつ自分の足で歩み出す姿を描いた連作六編となっております。

高校生の冬真の視点と国際交流プラザで働く紗里の視点が交互に展開する構成。
主人公たちが抱える生きづらさや拒絶反応は、一見すると頑固だったり極端だったりするように見えるかもしれません。
でも読み進めるうちに、それは彼らが自分を守るために必死だったが故なのだと伝わってきます。

作中で、自己嫌悪が過ぎる紗里に水田さんが言う
「みんな汚ないんですよ。どっかしら汚ない部分、ありますよ。紗里さんだけじゃない」
という台詞が印象的で、言われた紗里は、
“この言葉は私をすくわない。心をほんのすこし軽くしてくれる効果すらない。”
なんてドライな反応しているのですけど(とはいえちょっぴり心が動いている模様?)、個人的には“それな~!”と思うところはありました。
人間って本当に面倒で、ややこしくて、ムズいんですよね・・。
誰しもが他人には言えない歪みや、ブラックな部分を抱えて生きているのだと思います。
なので、本作に登場する、悩みながらも日々を送っているキャラたちの姿に「こんなに生きづらい世界だけど、皆ようやってるよな・・」と、心がほぐれるように思いました。
世界は決して完璧ではなく、理不尽で、汚いものに満ちている。
それでも、自分が思うよりも少しだけ優しくて、温かい手が差し伸べられているかもしれない――。
読後には、周りの世界がほんの少しだけ愛おしく感じられた次第です。

ということで、寺地はるなさんらしい、繊細な心の揺れ動きが丁寧に描かれた物語を堪能させて頂きました。
寺地作品ではお馴染みの〈ほたるいしマジカルランド〉が何気に出てくるのもニヤリポイントですね~( ̄▽ ̄)

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近はジェンダーの話が多い。
ひたすら優しい。
相手を受け入れ、無理をせず、やさしい。
そして、自分が知らず知らず相手を傷つけないかと思い悩む。
いいのだけれど、いいのだけれど、
世の中はそんなに変わったのだろうか?
そんなに優しいのだろうか、と危惧するけれど、
物語の世界ぐらいそれでもいいよ。
して、そのことが世の中を変えていくことにつながったら嬉しい。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

多様性が世間でも広まっていて、今どきの話だなーと感じた。生きづらいと思われる世界でも、自分が思っているより生きやすく出来るという考え方の持ち方や、大切な人への信頼とか、温かく力強くなれる作品だった。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生・冬真と、外国人支援の仕事をする沙里の視点から描かれています。
野百合市に住んでいる設定。この街は『水を縫う』一つ隣の駅なのかな、と思います。

寺地さんの小説は『それ、私も感じたことある』ということが書かれていて、すごく身近に感じます。
『そんなことないよというのは無責任だし、そうだねと言うのは無神経だ』
「明日のパンない」「香川家は『超熟』派?」(ええ、私も超熟派です)
「そうなん?」(そうなん?って気が付いたらよく口にしている)
など、ちょっとしたセリフから大切な言葉まで、気に入ったところに付箋をつけていたら、いっぱい付いていました。

好きになる対象にもいろいろあって、どうにもならないものがある。それをどう受け止めていくか。人に話して理解を求めるのかどうか…難しい問題です。

沙里の水田に対する積極的な言い方は、ここまで激しくぶつけられたら、スッキリするだろうな、と思う。沙里なりの幸せが見つかればいいな、と思いました。

最後の冬真が沙里に語る内容は、冷静すぎるというか、切なすぎるというか、行く末を応援したくなります。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

えーとか瞬発的に思うのは、想像力の放棄やなぁとと思う。でもやけんって分かったふりをして、受け入れますよみたいな顔するのはもっと最悪やし、私は結局何もしない選択を取りがち。でもそれはそれで違うんよなぁ。普段考えるからこそ、いざという時に考えすぎずに行動できるのかもしれない。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

「それでもね、やっぱりね、めちゃくちゃ愛やったなー、と思う。こんなに愛させてくれてありがとうって感じやねん」

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある出来事がきっかけで他人が作った料理を受け付けなくなってしまった高校生の冬真は、同級生の時枝くんに「難病を抱えた美少女」の妹がいるという噂をきく。友達にそそのかされ、時枝くんの家まで行ったことがきっかけで、冬真は時枝くんと仲良くなっていくが――。

 一方、国際交流プラザで働く紗里は、「きれいなものが好き」なあまり、太ることへの嫌悪感を抱えていた。自分が撮影した写真が原因で時枝くんを傷つけたことを知った紗里は、“罰”としてマッチングアプリを始めて……。

 それぞれの理由で世界への信頼が薄くなった彼らが、大切な人と歩いていくために一歩を踏み出す感動作。(紹介文より)

ーーーーーーーーーーーーー
登場人物がそれぞれの事情や思いを重ねていくオムニバス方式。
料理あり親子関係あり人の愚かさあり、
いろいろな要素が含まれていながらも、
正解や正義を押し付けてこない内容が
とても好みだった。

ネタバレでいうと、
高校生の二人は恋人になるんだけども、
それも「そういうこともあるよね」と受け止められる。

それが特別ではなく、
普通の男女のカップルでも悩みを抱えていて
それらを比べるものでもない。

軽く読めるのに
人生で大切な要素が随所に小さくちりばめられている、
読後、ふむっと腑に落ちる1冊。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

「おかずシェアの会」いいな
その場でみんなで作ったり、持ち寄って分け合ったり、それをがんばりすぎない程度と距離感で開催できる間柄が本当に素敵
冬真と時枝くん、紗里と水田さん、マイノリティな関係でこれからもずっと続くかはわからない、それでも幸せそうだった
自分は親目線で読んでしまって…料理苦手だけれど、おいしいもの一緒に食べたり作ったりして成長を見守りたいなぁとじんわり思った
“ほたるいしマジカルランド”が出てきたのもなんだか嬉しかった

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2026年07月31日

Posted by ブクログ

ある高校生と、ひょんなことで知り合う大人の女性、それぞれの視点で交互に話が描かれていく。面白くて、ちゃんと人生なんだけど語り口は軽くて、さくさく読めちゃう!タイトルがどう意味づけされるのかなって思いながら読んでたけど、物語のラストでじんわり効いてきてとても好きだった。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

高校生の冬真と社会人の紗里。生きづらさを抱えた二人の視点から見た世界。若く真っ直ぐな彼らには幸せになって欲しいと思いました。ラストでタイトルの意味がじんわりと心に沁みます。菜子さんはじめ周囲の人達も個性的で素敵でした。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

温かいお話!っていうのが総括
2つのカップリングで話が交互に進んでいくけどそれが途中で交わってどんどん深くなっていくのが見ていて飽きずに読むことが出来た。

美しいものしか好きになれない女の子が偶然マチアプで美しいものと正反対の見た目をした男の人と出会い徐々に美しいに対する価値観が広がっていく。
の内面まで見られるようになっていく。
そんないい人の象徴のような男の人にも隠していた暗い過去があってみんな汚い部分を持ち合わせながら一生懸命生きているんだなと思うと自分だけじゃないかもなと思った。
なんで、料理教室辞めちゃうんだろ…?

まさかの高校生2人ラブ展開にはびっくり。
幼少期からの経験やマイノリティなこともあってちょっと穿った見方をしている2人だけどそんな2人が描く世界は澄んでいてとても素敵だった。

毎日毎日つまらないなと思いながら過ごしていた冬真にいきなり新しい出会いがやってきて徐々に彩られていく、そんな楽しくて素敵な出会いがもし現実世界にもあるのならまだ人生楽しめそうだなと期待できた

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

「世界は、きみやわたしが思っているより、悪くないかもしれない」というテーマを 食べ物に託して、優しく綴ったお話だった。同性愛の高校生男子カップルと、マッチングアプリで出会ったセックスレスのカップル。2組のうちの一方がかわりばんこに、主人公として話が進む。登場人物も魅力的だし、それぞれの背景も興味深いし、読後感も悪くない。けど、食べ物と組み合わせるあたり、ちょっとあざとく感じてしまった。いかにも、心優しい誰も傷つけない小説ですよ、って感じをアピールしてるのかなって。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

世代や性別に関係なく、知り合いを通して繋がったコミュニティの中で何気なく言葉を交わすうちに、それぞれの悩みが少しずつ小さくなっていくのが良かった。
自分1人では解決できない問題でも、他人の力を借りることにより、やはり色んな人の話を聞いて解決策のヒントになるようなものを複数持っておくことが心の安定に繋がると思った。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

主人公の冬真とその友達の時枝くん、2人の家族は複雑で理解し難い人達で、そのせいで世界を信じられなくなる。
でも自分にとって大切な人を見つけて、まっすぐに向き合う事で少しずつ世界への信頼を取り戻していく。

そんな中、冬真のお母さんはめちゃくちゃかっこよかった。近所に住む女の子の心の中にある影を見落とさず、その子の父親を諭したり。冬真の事も見てないようで、ちゃんと見てたり。
最後の言葉にじーんときた。

「なんでも食べれるようになった。親よりも大切な人見つけた」それがうれしくて、すこしだけさびしくて、でもやっぱりうれしい。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

行動に共感できない人物が多かったです。完全な善人も完全な悪人もいないのは現実っぽい。世界はきみが思うよりも…どうでしょうね?

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

もうひとつ話に没入できなかった
登場人物に感情移入しにくかったので、なんとなく読後感もスッキリしなかった

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

多様性の時代なんだなぁとつくづく思う。みんな繊細で傷つきやすくて、「受け入れる」「分かってあげる」ことが求められる。話自体は優しくておもしろかったけど。いろいろ気を遣うことが多い時代だなぁとちょっとだけ思うことだった。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

父親の不倫が原因で世界を信頼できなくなってしまったと思っていたけど、世界じゃなくて、ただ父親が信頼に値しない相手だった。それだけの話だった。
と、父に言い放つところが印象的で何度も読み直した。高1の男の子がそのことに気付けることの重大さよ。これからの人生がぐんと広がっていくことが爽快だ。

菜子さんが高下駄を履いていた理由も素敵で。誰がなんと言おうと好きな格好をするという姿勢を、綱くんに見せたかったというのが。
3ヶ月に一度の面会の時だけ父親然として「離婚はしてもずっと冬真の父親であることに変わりはないよ」だなんて言ってくる不倫男とはまさに正反対。かっこいい。
言葉じゃなくて、態度で証明する。ちょうど今の私の人生の課題なので。難しくてしんどくて大変だけど。口先だけで正しいことやそれっぽいことを言うのは簡単で。
私は私のためにも、態度で示せるようになりたいんだ。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

短編集だけど登場人物も出来事もつながっていて読みやすい

ジェンダー、人の手作りの食べ物が食べられない、父親との関係性、痩せていなければ気が済まないコンプレックス、、、

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2026年07月15日

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