【感想・ネタバレ】夜は短し歩けよ乙女のレビュー

あらすじ

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

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Posted by ブクログ

「黒髪の乙女」に恋焦がれる「先輩」は、彼女を追って京都を西へ東へ。
夜の木屋町を皮切りに、古本市に学園祭と追っては行くものの、乙女は「奇遇ですねえ」の一言。
そんな中で出会う、正体不明な老人に自称天狗の樋口さん、大酒吞みの羽貫さんに、象のお尻の精巧なオブジェを作る女性、果てはその名も強烈なパンツ総番長と、奇妙奇天烈な登場人物たち。
そんな彼らが居合わせるのだから、起きる出来事も珍事件ばかり。
はてさて、先輩の想いが彼女に届く日は来るのだろうか。

「キュートでポップな恋愛ファンタジー」とあるものの、ただの恋愛小説ではない。
先輩は恋焦がれているものの、その好意はストーカーと紙一重。
むしろ登場人物と言い、出来事と言い、ファンタジー色が強いかも。
けれども一度世界に入れば、先輩と同じく乙女に魅力を感じることはうけあい。

いつからか森見ワールドと名付けられた世界観と、その独特の語り口調。
綴られる言葉たちも、登場人物のセリフも、その世界と同じように跳ねる。本当に楽しそうに。

なにはともあれ、ご一読を。

魅力溢れる登場人物にメロメロになってください。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

森見ワールド全開の不朽の名作。
自由奔放な黒髪乙女と彼女を追いかける阿呆大学生の愉快な日常の物語。

独特で軽快なリズムと言い回しで綴られる夏の一節は思わず笑ってしまうような奇怪な出来事ばかり。

どこかズレていてドタバタで、それでいて楽観的な素敵すぎる登場人物たちが我々の静かなはずの読書の旅を騒がしいものにしてくれること間違いなしです!!

読めば飲み歩いて馬鹿をしたくなる最高の本です!!
愛すべき阿呆どもに今宵も乾杯!!

「ただ生きているだけでよろしい。」

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

恋愛関連のものは滅多に読まない僕が引き込まれた愉快で珍妙な摩訶不思議恋愛ファンタジー
魅力的なキャラクターたちに囲まれて、読んでいる最中、ずっと幸せでした!京都へ行こう!

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

ぜひ最後まで読んでほしい

日常をこんなにファンタジーにしてしまうなんて、森見登美彦の見る世界はどんなふうに見えているのだろう。今目の前にあるココア一杯にも、想像力を膨らませることができるんだろうなあ

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

綺麗な日本語の文章で知らない言葉がたくさんありました。 ストーカーのような主人公がヒロインとハッピーエンドになるとは思わず読みましたが、良い終わり方でした。 京都の夜と学園祭のお話はかなり楽しかったです。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

独特な文体?語り口?に はじめは戸惑ったものの気付けば その古風で詩的な文章と心地よいリズムにハマってしまっていた。重苦しい展開が一切なくファンタジーでオモチロイ世界観に最後まで気持ちよくスルスルと読むことが出来た。モリミーワールド恐るべし

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2025年10月24日

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森見登美彦の軽妙な文が、目まぐるしく変わる夜の物語にマッチしていて面白かった。
こんな夜を過ごしたいと空想にふけてしまう作品。

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2025年10月21日

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初の森見さん。有名な作品ですが、未読だったので思いきって手に取りました。
森見さんについては、読んだことないくせに独特で癖が強い文体と言い回しという印象が強く、読む機会をずっと逃していました。
ついていけないんじゃないかと私の中で敷居が高かったので本を開くまでドキドキ…。
読んでて声出して笑いました。何!この面白さ!文体にもすぐ慣れるどころか癖になってしまい、森見さんの紡ぐ世界観の虜に。
ちょっと風変わりで個性的な登場人物達が愛しい。みんな大好きです。
おともだちパンチ、像の尻、パンツ総番長…これらのワードが頭から離れない。
もっと早く森見さんデビューしておけば良かったです。読書の秋にぴったりな一冊でした。

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

原作小説もアニメも良いがオーディオブックでもキャラクター達が生き生きとしてとても相性が良いと思った

ごった煮の闇鍋の様になったアニメ版良いけど原作の展開の方がファンタジー感とリアル感のバランスが良くてこちらも好き

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2025年10月09日

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最高の一冊。少し斜め上を行く幻想的な情景と登場人物や団体のコミカルさ。豊かで独特な表現力が圧巻であり、猛烈に感情移入しやすい主人公と、読んでいると恋してしまいそうな麗らかな乙女のやり取りにニヤニヤしながら先を読み進める。すれ違いの連続と主人公の妄想劇に、思わず声を上げて笑ってしまい、家族からそんなに面白いのかと尋ねられた。
私的な珠玉の一冊。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

恋愛小説と思っていたら奇妙奇天烈摩訶不思議なファンタジー小説だった。森見さんの中ではと言うより今まで読んだ全ての小説の中で一番面白かった。先輩と黒髪の乙女と語り部が入れ替わるので飽きずに読めた。とってもオモチロいオモチャ箱。特に「偏屈王」は最高でした。夢中で読んだ。おともだちパンチは覚えたい。なむなむ。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

2人の男女が主人公となり、それぞれの冒険が重なっている物語
表現がこれまで読んでいた本とは違う
会話以外でも喋り口調を使っていることに戸惑うものの最後まで楽しく読めた。
子どもから大人に変わり自分を客観視してしまう年代の様子を主人公の男に映し出していた。主人公の女性の気持ちはまったくわからないが、登場人物として愉快なキャラクターだった。
男性主人公の夢やイメージと現実の境界を曖昧にし、ビビりで行動できない自分と評価しながらも、2回の大役を果たすエピソードは自分に刺さった。

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2025年09月27日

購入済み

京都が好きな人なら笑える

森見先生の作品は次元が交錯しているから、「これは!」と感じる点が多く、他の作品も読まれると奥深さを得られると思う。文章表現もおもしろおかしく、思わず声を上げて笑ってしまった。アニメ化された他作品とも並行してご覧になると一層面白味が増すことでしょう。

#笑える #胸キュン #ドキドキハラハラ

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2023年02月23日

ネタバレ 購入済み

読みはじめは、文章の古風さと主人公の過ぎた天然さに辟易し、話に入り込める気がしなかった。
しかし読み進めるにつれ、生きたことのない時代の空気を感じるとともに、主人公の豪運さや彼女を取り巻く登場人物の生き様に惹かれていった。

欲しかった結末は書かれていなかったけど、それもまたいいかと思えた。

おもちろい。

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2022年09月28日

購入済み

ほのぼの温かい気持ちになる小説

次はどうなるのかと、読み進めるたびにとてもワクワクする小説でした^^

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2021年06月01日

購入済み

面白かった

本屋で見たときオビも気になり、周りからも勧められて読んでみました。なんか世界観のある面白い作品でした。

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2020年06月13日

ネタバレ 購入済み

面白かった

レトロな雰囲気を醸し出す文体と、黒髪の乙女の相性が良く、とても魅力的なお話。
ファンタジーのようでファンタジーでは無い、なんとも不思議かつステキなお話。
この本に巡り会えたのも、きっと本の神様のおかげなのでしょうね。なむなむ!
一つの些細な出来事が連鎖して起こる、一人一人のキャラが生きている。
読後はお腹の底が暖かくなるような感覚になりました。
いつか偽電気ブラン、飲んでみたいものです。
これを呼んだ皆さん、夜は短し。どんどん歩いていって下さいね。

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2019年02月04日

購入済み

文章でしか伝わらない面白さ

本作品は漫画化もされているようですが、文章でしか伝わらない面白さもあります。
古風でモダンな京都を舞台に繰り広げられる、古典的で斬新な恋愛喜劇。
古都京都に巣食う天狗やら古本の神様やら風邪の神様やらを巻き込みつつ、主人公は意中の乙女を射止めるべくがむしゃらに無駄な努力を重ね、遂には地に足が着かずに京都の冬空へ飛び立ちます。
恋愛街道全力逆走の彼に微笑むのは、恋の神か笑いの神か?

猥褻で爽やかな五ツ星の現代浪漫譚です。

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2014年09月22日

Posted by 読むコレ

はぁ、と寂寥感の詰まった溜息をひとつ。
読了後に感じるこの感覚こそ、自分にとっての嘘偽りない良書との出会いの証なのでしょう。

あんなにも大騒ぎして遊んだ友人達が帰宅し、ポツンと残されて見回した自分の部屋が広く感じられた様な。
夏休みの帰省先から帰る車中の様な。

この本が何故面白かったなど後から考えればいい事。
まずはソファに深々と体を沈め、この気怠げな余韻を味わう所から始めようと思います。

とはいえ感想を少し。
とにかく楽しい本。
文章が、構成が、人物が、読み手を楽しませようと一生懸命な一冊。
素晴らしい出会いに感謝です。

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裏表紙のあらすじ紹介に「キュートでポップな恋愛ファンタジー」と書いてあったので、読む前は小説でポップとはどういうことか⁇と疑問に思っていました。
読んでみた結果、この内容を表すには「ポップ」という単語がしっくりくるな〜と思いました‼︎黒髪の乙女と先輩のオモチロイすれ違い感がとっても可愛らしく思えます

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

『成瀬は都を駆け抜ける』に出てきたので、読みました。昔読んだはずなのに内容を全く忘れていました。
飲み歩き、仲間ができていく、大学生ならではの世界ですね。ファンタジーなところが素敵で楽しめました。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

多分、恋愛小説?

凄く独特な文章表現でユーモラスがある。難しい言葉も多いのでスマホを辞書替わりにしてよみました。
引き込まれる程ではないけど面白いと思う。

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

普通の恋愛や青春をテーマにしたお話かなと読み始めたので、ファンタジー要素が唐突に感じたり、現実との境界線の曖昧な雰囲気に戸惑いましたが、読んでいくうちに免疫ができました。
言葉の表現が素敵で、古風で奥ゆかしさとコミカルさ軽快さもあって、お話の世界観ともマッチしていてよかったです。
黒髪の乙女の邪気のない純真さ、可愛らしさ、面白さ、突き進む姿、慈愛に満ちている雰囲気が魅力的で、濃いキャラクターたちと作り上げる世界観も面白かったです。
読後感もどこか浄化されたような爽やかでほっこりした気持ちになりました。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

10年振りに読むことにした。
男は恋をしている。あくまで自虐的に紳士的に!
先斗町、文化祭の豪華絢爛な世界で様々な人物が暗躍する描写は千と千尋の神隠しとうる星やつらビューティフルドリーマーを思わせる。

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2025年10月22日

Posted by ブクログ

プロが書いた夢小説のような少し御都合主義がすぎるファンタジー夢小説だった。最初は世界観に驚いたけど、読み進めると次の章が気になって仕方ない。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

乙女の話し方が古風っぽくてかわいらしかった。
個性豊かな登場人物と共に、ストーリーも奇想天外で読んでいてワクワクした。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

私はファンタジー作品があまり得意でない。だが、本作はファンタジーでありながら、現実世界からどんどんと没入していくとても良い読書体験ができた。
京都という土地が不思議な空間へと誘ってくれるのだろうか。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

大学生の男女の甘酸っぱい恋愛小説。単にそれだけにとどまらず、奇想天外摩訶不思議な小説であり、この世界観には慣れるまで時間がかかった。しかし一度この世界に入り込んでしまえば虜になるのは必至である。大学生の少し大人びた恋愛とは違い純粋無垢な恋愛模様が書かれている。個人的には大学生男子の偏屈な恋愛観というものがありありと書かれている点が好み。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

独特な世界観で、最初のうちは置いていかれる時もありましたが、段々とその世界観に引き込まれました。残り半分くらいは、ほぼ一気読みしてしまいました。面白かったです!最後の終わり方も好きでした

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んだ小説がこの1冊だった。視点や場面がテンポよく切り替わり、読みやすかった。また、文章を読み進めていくなかで、これまで訪れたことのないはずの京都の街の風景がなんとなく浮かんできて、不思議な感覚を抱いた。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

学生時代 今から思えば学生時代は夢か現か、あんなこともこんなこともして、ありがとうとごめんなさいが溢れ出て来ます。楽しい小説でした。

四畳半タイムマシンブルースから遡ってこの作品読みましたが、四畳半神話大系も読まないとな、そう思いました。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

10年振り再読。独特な文体と世界観が魅力的で面白かった。けど10年前に読んだ時の方が面白く感じた気がする。
3章の話が特に好き。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

アメリのようなファンタジー オーディブルにて

京都を舞台に繰り広げられる大学生ファンタジー
いろいろメチャクチャだし時代設定も定かではないけれど、ファンタジーだからそれでオッケー

ナレーションも素晴らしくよく楽しめた
少し長めなので、途中飽きもあったが全体としては類を見ない

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

「私は黒い髪の乙女に恋をした。」京都大学と思われる大学を舞台に先輩の恋の模様をふんわりした文章で描いています。本書は今年2017年4月に星野源が声優としてアニメ映画化されました。前に読んだのが頭痛を起こしそうなほど難解な小説でしたので、フワフワした小説を読んでみました。なぜか脳内イメージが高橋留美子のコメディ漫画で再生されましたが。

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2025年12月21日

Posted by 読むコレ

「夜は短し歩けよ乙女」って素晴らしくリズムが良いし、言い尽くせない魅力を備えたタイトルだと思う。

メインの登場人物としては、私と彼女。先輩と私。この2人。大学のクラブで籍を同じくする先輩と後輩、二人の男女の物語である。なお、私にも彼女にも、先輩にも私にも名前はない。名前が出てこない。

4つの連作短編となっていてが、ちょっと古風な文体で綴られる。それはファンタジーであるし、コメディでもあるし、なかなかに不思議なストーリーなのだけれども、舞台が京都なので、それもまた善き哉。なむなむ。

主役組の他にもたくさんのキャラクターが出てくる。ちなみに主役組以外には名前がちゃんとある。名前がないとさすがに混乱するからだろう。そんな脇役の彼らが実に魅力にあふれている。彼らだけでもスピンアウトでいくらでも本が書けそうなくらい。

この本を読んでいて、なんとなく連想したのが高橋留美子の「めぞん一刻」である。どことなくキャラクターの適当っぷりというか、配置、構成に似たものを感じたので、「めぞん一刻」が好きな人は愉しく読めると思う。たぶん。

古風な文体と書いたけれども、本当に古めかしい、懐かしいような文体で書かれているので、そこが受け付けない人もいるかもしれない。読点がほとんど打たれないので、文章のリズムに乗っていくのが難しいのだけれども、慣れてしまえば味わいのある文章だし、結局最後まで読めば爽やかな読後感を得られるので、まぁ読んでみなさいよってことで。

読まないと、おともだちパンチだ!

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2013年04月08日

Posted by ブクログ

初めての森見作品。近代文学のような独特の語り口、先輩の異常なまでに一途な恋心、イマイチ人物像が掴めない不思議ちゃんな乙女と、諸々の要素より読み始めた当初はあまりハマれていなかったが、物語が進むにつれてじわじわと楽しむことができた。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

ふだんファンタジーは読まないのですが、森見登美彦さんの作品は私でも楽しめます。
ふわふわと掴みどころのない黒髪の乙女と、黒髪の乙女を追って奮闘する先輩。先輩のまっすぐな思い素敵です。
京都✖️森見登美彦、病みつきになりますね。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

想像力をくすぐる作品。映像もいいが、見る前にあれこれ想像するのが楽しかった。お酒の強い人は羨ましい。

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2025年10月22日

購入済み

夜は短し、歩けよ乙女!


物語の舞台は京都
「黒髪の乙女」に密かに思いを寄せる先輩
二人を待ち受ける珍事件と個性溢れる曲者たち。
果たしてその恋の行方は…


ファンタジーとレトロな浮世離れした世界観と
個性的な文体と表現の使い分けで面白い作品でした。

映画の方も面白かったのですが
本の方がより癖が強く、展開も好みでした

#笑える #胸キュン #アツい

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2024年05月25日

購入済み

誰もが通る青春に想いを馳せる

森見登美彦さんの独特の文体を楽しめる作品。
自分の大学生活を思い返して、あの頃の焦がれるようなもどかしい記憶の断片がちくり、と。
ファンタジー要素も満載ながら、甘酸っぱい青春に想いを馳せずにはいられない。
この物語の登場人物全員に会いたくなった。

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2021年10月25日

ネタバレ 購入済み

よくわからない

好き嫌いは分かれるのだろうが、以前読んだペンギンハイウェイがなにが言いたいのかよくわからず。あれは作風も異端であるとどこかで読んだので、人気もあるらしいこちらにチャレンジしてみた。
冒頭のお友達パンチあたりはおもしろく読んだが、読み進むに連れ荒唐無稽ぶりついて行けなくなった。
ファンタジーなの?
がかたい私向けではなかったです。

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2017年03月20日

匿名

購入済み

脱落

ここまで評判がいい作品なのに四分の1ほどで脱落。この世界観が苦手なのかもっとすすめばおもしろくなってくるのか。読みたい気分になった時にまた挑戦してみたい作品ではあります。

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2023年02月03日

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