あらすじ
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
読みはじめは、文章の古風さと主人公の過ぎた天然さに辟易し、話に入り込める気がしなかった。
しかし読み進めるにつれ、生きたことのない時代の空気を感じるとともに、主人公の豪運さや彼女を取り巻く登場人物の生き様に惹かれていった。
欲しかった結末は書かれていなかったけど、それもまたいいかと思えた。
おもちろい。
面白かった
レトロな雰囲気を醸し出す文体と、黒髪の乙女の相性が良く、とても魅力的なお話。
ファンタジーのようでファンタジーでは無い、なんとも不思議かつステキなお話。
この本に巡り会えたのも、きっと本の神様のおかげなのでしょうね。なむなむ!
一つの些細な出来事が連鎖して起こる、一人一人のキャラが生きている。
読後はお腹の底が暖かくなるような感覚になりました。
いつか偽電気ブラン、飲んでみたいものです。
これを呼んだ皆さん、夜は短し。どんどん歩いていって下さいね。
Posted by ブクログ
アニメで見かけたことがあり、友人にも進められたので読んでみた。
奇想天外w。なんか日本版不思議の国のアリスみたいだなと思った。追いかけど追いかけど捕まらない彼女。
テーマパークを駆け巡っているような雰囲気で面白かった。
一番印象に残ったセリフが
「忙しいっていう人間ほど閑なものだ。閑であることに罪悪感を抱くから、やたら忙しいと吹聴したがるんだね。」
…自分の時間持つことがそんなに罪か。_| ̄|○ III
Posted by ブクログ
初めて森見登美彦の世界観を体験した作品でした。読書開始の数分で、文体のユーモラスを一気に浴びせられ、一文字一文字そして一文一文が活き活きとしていました。言葉の「言い回し」はここまで面白くなるのかと、大変感動を受けました。
数多ある恋愛小説の一つであることは事実なのですが、この作品は「男の妄想のくだらなさ」をより表現していると感じました。脳内で常に意中の人との最高なハッピーエンドを作り上げて一人で無手勝流に舞い踊っている様は、やはり第三者で見ると面白いです。でも世の男性は、これまでの人生においてそういった妄想の拡張を経験しているはずです。自分もその一人なので、「先輩」の妄想は面白いと思うと同時に共感もできました。妄想という行為は、傍から見ると空虚で哀れだと捉えられる一方で、自分自身の幸福度を高める活性剤なのかもしれません。
個人的に今作品の一番好きのは、「おともだちパンチ」や「偽電気ブラン」、「韋駄天コタツ」、「偏屈王」などといった一度聞いたら忘れられないフレーズ達です。「なんの言葉?」と考えて、ニヤけながらページを捲る時間は毎度楽しかったです。これらのフレーズが森見登美彦さんの世界を構築しているのだなと思いました。
Posted by ブクログ
ジャンルはファンタジーラブコメ。
ファンタジー的なことが起こりつつ、最後に言いたいことで終わるのはジブリ風かなと思った。
酔っぱらいの戯言みたいな小説。
黒髪の乙女と先輩交互に話進み、最後に繋がる。
ストーカーのごとく乙女に化関わろうとする先輩。
酒飲みたりない。
偽電気ブラン。
古本市。
学園祭。
パンツ総番長。
最後には二人は幸せに?
Posted by ブクログ
「むん」に元気をもらいました。 四畳半とリンクしてるのはなんとなく知ってたけど、有頂天家族ともだなんて。 広がる森見さんワールド! 私も「むん」っとがんばろうと思えた作品。
Posted by ブクログ
・『成瀬シリーズ』で森見登美彦を知り、どんなものかと読んでみた
・文体とストーリーが独特で、読む人を選ぶタイプの小説だだと思った
・黒髪の乙女に恋する主人公がなかなか気持ちを行動に移せない中、京都の古本市/演劇/学園祭などに舞台を移しつつ、荒唐無稽なファンタジーを挟みながらその葛藤を描く、という感じ
・大げさで古風な言い回しと文体、京都の超ローカルのみが舞台、荒唐無稽なファンタジー展開、など世界観がかなり独特
・銀河ヒッチハイカーズガイドの「銀河」「冒険」というタグを、「京都」「いち男子の恋愛感情」という世界観に丸め直した様な感覚
•ペンギンハイウェイ書いてる方なのね。そちらは気になる
よくわからない
好き嫌いは分かれるのだろうが、以前読んだペンギンハイウェイがなにが言いたいのかよくわからず。あれは作風も異端であるとどこかで読んだので、人気もあるらしいこちらにチャレンジしてみた。
冒頭のお友達パンチあたりはおもしろく読んだが、読み進むに連れ荒唐無稽ぶりついて行けなくなった。
ファンタジーなの?
頭がかたい私向けではなかったです。