あらすじ
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
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Posted by ブクログ
ファンタジーと現実のちょーどいいバランス
ファンタジー苦手だけど、これはよかったし大切な作品
中高生の時に出会ってたら京大目指してたかも?!
とってもいい
Posted by ブクログ
読んだことのある本の中でもかなり好きな本!
黒髪の乙女と近づくために奮闘する男子大学生の、持ってんだか持ってないんだかわからない絶妙な運命がおもろかった。
自由気ままな黒髪の乙女は可愛くて、学園祭の話が特にお気に入りかなあ。いろんな持ち物を持ってる姿やりんご飴を舐める姿を想像したらおもろかわいかった。
ファンタジーなんだけどリアルで身近にも思える不思議な感じで、読む前と後では京都の街が全く違うように見えるくらい魅力的に描かれていて、登場人物もみんなそれぞれ魅力的。
日常のパートではクスっと笑えるところもありながら、リアルだからこそ地味〜に刺さるような沁みるような核心的な(?)ところもあり、私は森見の描く「好き」の人間らしさが好きなんだけど、特にこの本ではそれを強く感じた。
読みにくいと言われることが多い森見だけど、森見好きでよく読む私もそう感じる本もある中で読みやすく可愛い一冊なんじゃないかなと思う!おすすめです!
Posted by ブクログ
先輩と彼女、二人の視点で物語が進んでいく。両者の体験がリンクして各章のラストで二人が出会うという流れで、先輩が陰で奮闘していることに彼女が気づいていく展開が面白かった。
ラストに二人が会ってこれまでの出来事を話そうとすることが、冒頭から二人が交代で語る形式に繋がっていて美しかった。
印象に残ったシーンとして、四章で先輩が風邪で寝込みながら彼女やこれまでの自分の言動を振り返っているのが、直近の自分と重なって応援したくなりました。
ファンタジー要素が所々あるけど不思議と違和感なく読めた。彼女の後ろ姿の世界的権威みたいな言い回しや、パンツを履き替えない男のような独特なギャグも好みだった。
読みはじめは、文章の古風さと主人公の過ぎた天然さに辟易し、話に入り込める気がしなかった。
しかし読み進めるにつれ、生きたことのない時代の空気を感じるとともに、主人公の豪運さや彼女を取り巻く登場人物の生き様に惹かれていった。
欲しかった結末は書かれていなかったけど、それもまたいいかと思えた。
おもちろい。
面白かった
レトロな雰囲気を醸し出す文体と、黒髪の乙女の相性が良く、とても魅力的なお話。
ファンタジーのようでファンタジーでは無い、なんとも不思議かつステキなお話。
この本に巡り会えたのも、きっと本の神様のおかげなのでしょうね。なむなむ!
一つの些細な出来事が連鎖して起こる、一人一人のキャラが生きている。
読後はお腹の底が暖かくなるような感覚になりました。
いつか偽電気ブラン、飲んでみたいものです。
これを呼んだ皆さん、夜は短し。どんどん歩いていって下さいね。
Posted by ブクログ
まだ読んでる途中。
言い回し的に古い時代背景なのかな?と思ってたらまさかの現代!
内容はリアルなんだけど、そのギャップがなかなか癖になって面白い。
舞台は京都。実在する知ってるお店も出てきたり。
まさかの下ネタ展開なのも斬新…
昔の京都を知ってる人に喋ってたら、団体客に入ってお酒飲んでる人が本当にいたというの衝撃だった笑
細かいところだけど、だるまが転がってくる伏線回収も良かった。
ロマンチック•エンジン、なむなむ、オモチロイとか言葉がかわいい笑
ずっと何言ってんねんとツッコミたくなる作品。
学園祭、鼻毛が1メートル伸びた男性が仕事も恋人も失って転落していくドキュメンタリー気になりすぎる
最後、先輩と会った時の表現が最高すぎた。『まるで空気のように軽い小さな猫をお腹にのせて、草原に寝転んでいるような気持ちです』
Posted by ブクログ
現実と空想の世界が滑らかに繋がっていて、日常に潜むファンタジーを違和感なく味わえた。
それにしても、文章の質量が多いというか…世界観も、キャラクターの人間性も、細かくさまざま書かれているので、流して読むことができない!
主人公達の恋路も、もどかしくてもどかしくて、おそるおそる読みました。
Posted by ブクログ
「黒髪の乙女」と「先輩」がそれぞれが体験した事や思いを語る。
春の先斗町の夜で
夏の古本市で
秋の学園祭で
冬の風邪が蔓延する京の町で
「黒髪の乙女」は好奇心の赴くままに。
「先輩」は恋する黒髪の乙女に「ナカメ作戦」を決行し、外堀を埋めるために。
(ナるべく カのじょの メにとまる作戦)
黒髪の乙女の天真爛漫さが可愛い。
先輩の若気の至がいじらしい。
ちょっと独特な文章が、京都の町と空気感を浮き立たせているようでした。
そして、登場人物は癖があったり、どうしょうもなかったりするけれど、それぞれの考えがあって、みんなが一様に愛おしい。
京都の夜、不思議で少し温かいドタバタ騒ぎにお酒片手にちょっと巻き込まれてみたい気がしました。
よくわからない
好き嫌いは分かれるのだろうが、以前読んだペンギンハイウェイがなにが言いたいのかよくわからず。あれは作風も異端であるとどこかで読んだので、人気もあるらしいこちらにチャレンジしてみた。
冒頭のお友達パンチあたりはおもしろく読んだが、読み進むに連れ荒唐無稽ぶりついて行けなくなった。
ファンタジーなの?
頭がかたい私向けではなかったです。