あらすじ
本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!
織田信長に丹後を支配するように命じられた智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、決死の覚悟で一色五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ一色五郎が進もうとする先は、果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。
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ううぅ~。なんか悲しいな。和解寸前のところで、時は戦国、そう言う仕儀となるか・・・。
ちょうど、今の大河ドラマ『豊臣兄弟!』でも、この付近の時代(本能寺の変の辺り)を描いていて、タイミングドンピシャです。狙ったわけじゃ無いんですけどね。でも、都の外では、こんなことが起きていたのかとは思いますよ。
ってかさ、長岡(細川)藤孝の姿・声がさ、眞島秀和で頭の中で再生されて仕方ないのよね。6年も前の『麒麟がくる』なんだけどね。
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最後は壮絶。
“五郎と忠興” 一瞬 上手く収まるのかと思ったが そこは戦国時代。壮絶な最後が待っていた。
五郎の垣間見せた優しさが 仇となる。
思わず 涙する。非情な時代なのだ。
「主要参考文献」100冊以上
これらの文献を駆使して物語を作り進めていく著者に感嘆する。おかげで “五郎と忠興”の臨場感あふれる戦いが リアルに。
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★5(最良)読み終わりたくなかった。いつまでも読んでいたかった。卑怯で残酷な時代。騙される方が悪いなんて苦しくて言えないよ。忠興はPTSDに悩まなかったのだろうか。自らの行いに耐えられたのだろうか。五郎の方が一瞬耐えられなかったのだろう。『、、、やがる』の意味に気づかされた時、胸が潰れるかと思いました。最後、稲富伊賀の活躍と奇人っぷりが少し傷を癒してくれているようで良かった。
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上巻と違って最初からドキドキして読めた。信長亡き後、どちらが生き残るのか?お互いの関係性が変化し、ようやく仲良くなったかと思えば最後の展開。戦国の世が生み出した悲劇ですね。これは面白かった!
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今まで自分が読んできた戦国物語はどちらが勝つか負けるかというものや、1人飛び抜けた英傑がいるという比較的単純なものだったが、この物語はその単純な構造とは一線を画す展開で、最後まで楽しく読んだ。特に終盤になる程にのめり込み、その先の物語に心を揺さぶられ、涙した。また、作者が物語を史実から逸脱するものにならないように入念に下調べされていることが文章からもよくわかり、それでいて登場人物たちひとりひとりに深い愛情を感じる。だから読んでいてとても心地よい。武士かっこいい!特に「一色五郎」、あんたすっげぇかっこいいわ!!
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これまで多くの歴史小説を読んできたが、5本の指に入る傑作だった
とにかく一色五郎という武将の魅力が溢れすぎている
当主として、武将として、おつととして、父親として、友として、信長や秀吉よりも優れているのではなかったか
一方、細川忠興をはじめとする、細川家の弱さ、卑怯さ、卑屈さ、またそれゆえの葛藤が対極に描かれていて、これもまた武士なのだと感じた
よく考えれば、武士は裏切りの世界だ
自分の家を守るためには、友はもちろんのこと、家族、部下を簡単に犠牲にする
当時はそれが当たり前だったのだ
そう考えると、細川家が悪いのではなく、一色五郎が1人突出した人物だったのだろう
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上巻はこの下巻の「最後」のために存在していたんだということを思い知らされました。それにしても著者の文献研究量とそこから広げられた想像力の凄さに、本当に驚かされます。ひさしぶりのに心震える歴史小説を読みました。
事実は小説より奇なり
作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。
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下巻で話が一気に動き出してさらに面白くなっていた。しかし、読み終えた後はやっぱり戦国時代…。胸がぎゅっとなる。
細川ガラシャの物語を読んでいたこともあり、長岡忠興のイメージは束縛男で感情的なやつ‥という感じであったが、この本読んで五郎との不可思議な関係に胸をつかれた。五郎のキャラクターも上巻よりわかりやすくなっていたと思う。
もっと極端なやつかと思っていたが、なかなか繊細で人情に厚い。だからこその感動的な場面もあったのだが、後半の急展開はかなり驚かされた。このままハッピーエンドになればいいとつい思ってしまったが、やはり戦国の世は甘くなかった…。後半は途中読むのが辛い展開も…。
一個人の思いよりも、立場がものを決める時代だからこそ、現代人が読むと心が締め付けられる思いがする。
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元々細川忠興は、あまり好きではない武将でしたが、それでも下巻の忠興は、後半を除き、意外といいやつでした。時代が違っていれば、一色五郎といい友達になっていたのだろうなあと思います。にしても、あまりにも気の毒な結末。一色家のことは、「信長の野望」で、そんな家があったかなぁくらいにしか知りませんでしたので、逆に先がわからず最後まで楽しめました!それにしても、この著者の文献を基にした綿密な調査には、脱帽です。
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忠興の慟哭 五郎の不死身の勢い 深すぎる
久々に本を読んで涙が出た。
時代背景なんて分からなくても感動できる一作。
毎度和田先生のおかげで歴史の教科書を見返したり。
あーいい本だー読んでよかったー。
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本能寺の変が起こったことで、長岡家と一色家が大きく揺れ動きます。上巻でなぜ一色五郎が言いなりになっていたのか明らかになっていきます。五郎の器量に惹かれていく忠興と伊也。けれど戦国時代の流れが3人をきり裂いていくストーリーに涙します。五郎の活躍を持っとみたかった。
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最後の一色というタイトルだが主人公は一色五郎と細川忠興の二人と言っても良い。戦国好きとしては、なかなか面白く読めた。ただ和田竜さんの戦国小説は登場人物がやや漫画的というか現代的なデフォルメされたキャラクターのように私は感じてしまい、エンタメ要素が強く感じてしまう。そこが合う合わないはあるかな、と思う。
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ご、五郎~っ‼️
ってな事で、和田竜の『最後の一色 下巻』
何で五郎は五郎たる故に五郎なんじゃろうか…。
それに比べて長岡忠興ときたら…もうっ‼️って感じ。
圧倒的な情で敵も見方も愛する妻を幼き稚児を包み込むって次元じゃ無い、なんと言えばええのか、本人達が気付かない程の大いなる愛をぶち込んだ人生を全うした五郎が格好よくも儚い。
終盤にまさかの展開に涙無くては読めない傑作じゃったわ~
映画化して欲しいな
2026年16冊目
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信長亡きあとの戦乱の世の中。相も変わらず飄々と強すぎる一色五郎と魂の成長ぶりがめざましい長岡忠興の心の邂逅が最高に面白くて夢中でページを繰っていた。命がけで主君を守る家臣たちの姿も素晴らしく、最後まで目が離せなかった。それにしても伊賀は。。。。。
結局女は強しということなのか。
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救い救われで五郎と忠興の仲が深まるたび、どちらにも好感をもち好きになる
信長が生きていれば、と思ってしまう
五郎が忠興に斬られた理由に涙…戦国の世としては甘いんだろうけれど、こんなんもう!五郎格好良すぎ、勝ち逃げだと思ってしまうのもわかる
伊賀は相変わらず変人、でも五郎に言われたことに余程感銘を受けたのだろう。鉄砲名人の戦いぶりすごかった
そして最後の参考文献の数!すごい
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当時の時代背景などを調べながら読み進めたのでかなり時間はかかった。
全く知らない武将の話だったので面白かった。
とにかく登場人物や関連する出来事の補足解説が非常に豊富で、これはもう小説であり歴史文献でもある。
信長神格化しすぎてる長岡忠興が怖いけど時代背景や関係性を考えると仕方ないのかな。
男性器の服で盛り上がるシーンを見て、今も昔も下ネタは強いんだなと思った。
稲富伊賀が最後の最後にスポットを浴びるシーンがあってちょっとスカッとした。
一色五郎は計略を読みつつも、最後に切られてしまったのは無念だったが壮絶なラストだった。
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残りのページ数が少なくなってからの
高緊張状態ハラハラの連続
一難去ってまた一難
なぜ五郎は忠興に討たれたのか
お預け状態でずっと引っ張られて
やっと明かされた理由が
意外にロマンチックな理由で腰砕けた
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のぼう、村上海賊に続いて和田さんの作品は3作目。主人公のチョイスが引き立ちます。後半にかけての盛り上がり、漢の生きざまと散りざまが胸を打ちました。
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本能寺の変で世の情勢がガラリと変わってから、一色五郎が長岡忠興の謀略に討たれるまでが書かれている。実在の人物かどうか?疑問もある人物のようだけど、大胆で決断力もあり実はとても心優しい一色五郎はやはり魅力できた。
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こういうお話と、いうか。
こういう方、こんな方を、よくぞみつけて…
まとめて…
巻末の膨大な資料のページ。
この表紙絵は、長岡忠興に、なるのでしょう、ね。
戦乱の世…結果、策となるのですが…
ラストまでの展開が、自然‼︎
気にならない…
突っ込めない…
筆者の思い、思い入れの強さも、伝わってきます。
新しい戦国時代のお話を感じるコトができました‼︎
〜一色宗家に仇する者は必ず非業に、死ぬ〜
忠興は仇ではなかった、と、なるお話かな、と。
そして、この時代での家族、恋愛のお話かも、と。
五郎の心持ち…結果、この時代は生き抜けずとも。
アタシの心に、残る五郎の器が、沁みるお話。
〜妻を持つが斯様によきものだとは、俺も知ってはおらなんだわ〜
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本能寺の変や山崎の戦いに巻き込まれていく長岡(細川)忠興と一色五郎の関わりが興味深い。
友情とも言うべきか、お互い戦闘の最中に助け合ったりする。
最後の結末はちょっと悲しく、その後の細川忠興の活躍を思えば、一色家の滅亡はやっぱり虚しく残念。
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いくら器量のある武将でも一瞬のためらいが死に直結する戦国の恐ろしさ
五郎と忠興もっと他に道はなかったのか…
下巻になって存在感がぱったりなくなってた伊賀が最後に大活躍して最後に全部持ってかれたーって感じだった
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この方が描く登場人物は魅力的な人が多いが、今回自分の中で一番だったのは忠興。読み進めるにつれ五郎に振り回される様がどんどん愛おしくなり、ついつい引き込まれました。
上巻までは稲富伊賀が一番気になる存在だったけど、自分的には最後まで掴みどころのないキャラのままで終わってしまったのがちょっと残念。
とはいえ今回も楽しませてもらいました。次回作も期待しています。
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(上)を読んでから4カ月、なかなか借りられない日が続いた。(上)で出てきた一色家の秘密が明かされる。秘密により、一色五郎は織田信長、明智光秀の死を予想していたとのこと。何か幻想じみてくる。それなのに何度も長岡忠興を追い詰めては、直前で方向転換。最後は長岡家の裏切りにより、、、。一色家の秘密はどうなったのだろうか。
史実ではあまり残っていないこともあり、小説では主人公を自由奔放に書けているが、何故か疑問が一杯残ってしまった。謀略、裏切りは当時は当たり前立ったそうだが、此れも気持ちの良いものでは無い。結末も残酷で悲惨なのでスッキリしなかった。
Posted by ブクログ
著者は、どれだの資料を読み込んだか、書かずにはいられなかったようですね
結果、歴史小説としても、歴史書の解説書としても、半端なものになってしまったという残念な印象でした
「一色家の業報」も盛者必衰の理でしかなく、他にも著者の解釈に腑に落ちないものが少なくなかったです
ぶっちゃけ、そんなお友達思考をする戦国武将はおらんだろ
とにかく、非現実的な描写と歴史資料の引用がかみ合わなく、チグハグな印象です
実在も証明されていない人物なのだから、もっと自由に書いたら良かったのでは・・・
一方、稲富伊賀のキャラ付けは極端だし・・・