あらすじ
本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!
織田信長に丹後を支配するように命じられた智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、決死の覚悟で一色五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ一色五郎が進もうとする先は、果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。
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スペシャル(5)
83年の生涯…
そして細川(長岡)家の存続の歴史を考えれば、
老獪な2人の判断を正解と言うべきなのだろう。
嫉妬という人間の最も御し難い感情…
2人の父が描いた未来は、相当な現実味を持って浮かび上がる。
それでも…
武将の器と程遠い自分は、
ちゃんと意思の疎通を密に図って行けば…
賢い2人ならば…
なんておもわずにはいられない。
でも、
やっぱりそうなっちまうかな…なんて(笑)
「ちっ」という舌打ちの後の
「似てやがる」には、全身鳥肌と共に涙が溢れた
一色五郎
戦国武将の大好きなヒーローNO.1 に躍り出た。
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圧倒的取材量から紡がれる壮大な活劇、キャラクターの魅力に惹かれ続け読み進む中、強さとは弱さとは。そして勝ち負けとはなんだろうかと考えさせられる一冊
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全く存在を知らなかった一色五郎が大好きになった。
丹後国を納める一色家と長岡家の争い。時代とはいえ、人が死んでいくのは悲しくて辛い。お家を守るというのは、当時の武将たちにとっては命以上に大切なことだったのだな。
五郎の最期は彼らしく派手で凄惨だった。決して敵には負けず、自分の心によってのみ負けた。
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本能寺の変から騙し討ちまで。
五郎と忠興の間に生まれた友情と、伊也の面影への躊躇と、一色五郎を哀れとも愚劣とも書かず上手にまとめたと思う。
結局一色家の業って迷信だった、ってことなんやな。細川家は残ってるし。
稲富伊賀が天橋立のシーンのバックグラウンドぐらいで思ったほど出てこず、何かなと思ってたら最後のほうで活躍しつつ、関ヶ原合戦に絡んで玉を放って大坂城から逃げ出したり、やはりなんやかんや重要な人物なんだな。
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伊也が助右衛門と橋を渡っているところから結末までの二章は、まさしく大河の最終回のようだった。
夕日を浴びた川面のきらきら。眩しくて、ちょっと息が詰まった。
最後の最後の一文。
ああ、一色五郎は、若くして亡くなったんだな。
主人公だけれど、生き残った人にとっては、遠い昔の話なんだな。と、にわかに切なくなる。
忘れていい。波乱を越えて、人は穏やかに生きていい。
上巻から期待値が高止まりしていた稲富伊賀については、それまでの目眩く展開に息を呑みすぎてすっかり失念していて、いざ出てきたときにはまんまと驚いてしまった。
痛快かつ重要な役割を持った見せ場で、これを待っていたんだと万感の思いだった。
はじめは良い印象がなかったり厄介者のように言われていた人物が、ほんのいくつかの描写で、結局皆愛おしい存在になってしまう。和田さんの戦国武士たちには、そういう魔法の粉みたいなものがかかっている。ような気がする。
『「これが一色五郎を討つ、最初で最後の好機にござる」
求政は大喝した。』
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「のぼうの城」以来、久しぶりに筆者の作品を読みましたが相変わらずの膨大な史料から読み解かれてできる歴史小説の壮大さに心から感動しました。また、戦国の世において、学校では決して教わらない人物の中にこんなにも力強く魅力的な人物がいるのかということを改めて知ることでき、とても感動しました。きっとまだまだ自分が知らない魅力ある歴史上の人物が沢山いるんだろうなぁ、と思います。
「のぼうの城」のように映画化を期待してしまいます。
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この間、偶然Netflixで見つけて、松潤主演のドラマ「99.9」を見た。一番印象に残ったのは、岸部一徳演じる弁護士事務所の所長だった。
あの胆力のすごさを理解できるようになったのは、自分自身が年を重ねて、ある程度の胆力を求められるようになったからかなと思う。
胆力とは、なにか問題が起きたときに、自分の技能でどうにかするという覚悟と、それでもどうにもならなかったら、自ら責任を取ると腹をくくっていることから出るオーラだと思う。
問題を解決できるだけの技能(自身のスキルはもちろん、金銭的な解決力、人脈含む)も求められるし、問題に対して責任を取るために差しだせるなにかがなくては、胆力にならない。
ピヨっこが啖呵切ったって、ピヨピヨ言ってるだけにしかならないのよ。
一色五郎の「器量が大きい」はきっとこの胆力みたいなものなんだろうなと思う。
腹をくくるが、本当に自らの命にも直結した時代に、「自分ならなんとかできる」という自信と、「それでもどうにもならなかったときの覚悟」を持っていた、あの若さで。
それをじっくりと描いていった作品だったと思う。
一方で、忠興が単に器量が小さくて、胆力がないだけの人物だったかというと、自らの持つものを(あるいは持っていないものを)把握して、まっとうに動いた人だったのではと思えてくる。
女性は戦略のコマで、騙し討ちは卑怯ではなく、騙された方が間抜け、そんな時代に、それを良しとしなかったのは、彼なりの強さだったんじゃないか。
忠興と五郎が、そのまま二人で手を取ったら、最強だったんじゃないか、とあり得ない「もしも」を描きたくなる。
「家の存続なんかに縛られて」と後世に生きる私は思ってしまう。
あれだけ大きな変化の時代なのに、「家の存続こそが重要」というこれまでの価値をもとに動いたのは、それでも忠興が長く生きたという結果からすると、正解だったりするのだろう。
それにしても、物語の後ろにずっとチラチラしていた稲富伊賀が、そこにつながるとは。
だからこういう歴史の背景があれば、もっと点数がとれたかもしれない、と思いつつ、
この本も面白いけれどもかなり苦戦しながら読んだので、きっとダメだったろうなと思う。
それでも歴史ものはやっぱり面白い。きっとまた別の作品に手を伸ばすんだろう。
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まず、本書の感想を書く。良かった。「村上水軍の娘」程度に荒唐無稽かと思いきや、かなり資料を調べ込んだようで、すごく良かった。
本能寺で信長が果てた。細川と一色は西に出陣予定だったがとにかく情報集めに奔走。そうこうしているうちに明智光秀より使者が来るが、双方共に追い返す。そして一色は細川を打つべく出陣する。
細川は油断していた。目を逸らすために今は光秀の加悦城を一緒に攻めようと誘う。一色は承諾する。忠興は妻のお玉を離縁する。加悦城を囲んでいる間に光秀は秀吉によって攻め滅ぼされた。一色は加悦城を忠興に任せて戦線離脱したが、忠興が危険になったので取って返したが、そのため一色五郎は重症を負う。そこへ将軍義昭の使いがやってきた。義昭の使いは柴田勝家や一色五郎と手を結んだと世に喧伝する。
一色は当主が重症なのに、秀吉の怒りを買う。
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何か凄い小説を読んだ気がします。
戦国の世はこれほど過酷なものだったのだろうか。
最後の方は心拍数が上がりっぱなしで、読後もしばらく収まりませんでした。
映画になったら必ず観に行きます。
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類まれなる洞察力と強さと繊細さを全て兼ね備えた武将、一色五郎。
猛々しくも不器用で我儘な好敵手、長岡忠興
何度も雌雄を決っする場面を迎えながらも、お互いを尊びつつも一族を守る二人
武人としても家柄をしても格の高い五郎を深く憎悪しながらも、彼の潔い生き様に打ちのめされ、自らの至らなさに苛立つ忠興
ひとつの国を共に収める両家に共存はなく…
一体どうなるのっ?!…とハラハラ見守りたいのだが、著者が結構な頻度でネタバレしてくるんだよね 笑
これがなければもっとのめり込めるのに…
ラストの100ページはもう
結果は分かっているので、読みたいけど読みたくないジレンマ
負けるはずのない場面での五郎の所作に泣く
ひと月前の瀕死の時のあの出来事はやはり気づいていたのか
命をかけた刹那の時、愛するものへの想いを優先させてしまう心意気に打たれる
それぞれの部下にも細々言及されており、愛着が湧く
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一色五郎の事は全く知らなかった。
一色家と長岡家それぞれ魅力的な人物が多く、楽しめました。
とにかく一色五郎が圧倒的で、忠興とのやり取りが最後まで読ませます。
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上下巻併せて。
戦国時代、当時の武士の精神や文化、考え方、登場人物のキャラからもエンターテイメント満載で読み進められた。
久々に読んだ歴史小説おもれぇーってなった。
都に近いとは言え田舎侍たちの小競り合いなのだけれども、ロマンがあり、冷酷さと人情と粋な部分が垣間見れる。それがドラマチックに受け取れて楽しく読めた。
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最高に面白かった…1日で読み切った。前半のあのグダりなんやったん?って思うくらい!そうそう、私が好きな和田さんはこれみたいな。
一色五郎かっこよすぎる。あんなにグダりながら読んでたはずなのに、こんなに五郎、家臣団に気持ちあったん?って思うくらい泣いたわぁ。
よかった。
事実は小説より奇なり
作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。
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今まで、知らなかった一色五郎についての壮絶な物語語。
怪物 一色五郎だけでなく、一色、長岡の両家の家臣たちのキャラも魅力的に描かれている。
それにしても、圧倒的に深い取材・研究。
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面白かったーー!
いっしきごろう、全然知らない人だったので、
先入観なく読めた。
忠興、可哀想な人だな。
自分を上回る人が側にいるのはつらい。
しかも、立場的に、自分が下だと認めにくい。
本人が認めても、世間が許してくれない。
しんどかっただろうね。
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一色と長岡の戦の決着はどうなるんだろうと、最後の最後まで目が離せなかった。
五郎と忠興。ともに自国を守るため、一つ一つ未来を案じ選択を迫られる。当時の先の読めない時代変化も描かれ、上下巻とも面白かった。
五郎が優秀すぎる。その五郎を出し抜くのは生半可なことでは到底成し得ない。
忠興の極限の選択が最後の結末につながり、未来へ駒を進めたのかと何ともいえない時代の非常さを物語っている。
当時の描写や、価値観も添えられるように書かれていてわかりやすく面白かった。
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前作「村上海賊の娘」以来12年ぶりの新刊。
織田信長の絶頂期、丹後の国を治めていた足利将軍家一門の一色家。
明智光秀に属する足利家傍流の細川(長岡)藤孝・忠興親子に当主一色義員を討たれ、若干17歳で家督を継いだ一色五郎は、強烈な個性と圧倒的な戦闘力で家臣を引っ張る。
領国分割や藤孝の娘伊也との政略結婚、信長への臣従などの難題に特に反発することもなく唯々諾々と従っていた背景には、「一色家の業報」と呼ばれる一色宗家の隠れた歴史があった。
江戸中期に成立した「一色軍記」「細考輯録」などを主な種本として何年もかけて物語を構築したもので、時代背景や登場人物間の人間関係などよく練られ、織り込まれている。
作者らしく登場人物は個性豊かで、物語も淀みなく起伏に富み、上下巻800ページ弱を一気に読ませる。
主人公の個性を反映してか物語の筋も型破りなものだが、これはさすがに作者の創造だろうと思う箇所があっても横に原典からの引用が記されていて驚かされる。
長年の確執を経て五郎と忠興が臣下(と朋友)の契りを結んだ場面では登場人物とともに快哉を叫んだが、それに対する藤孝の反応は流石に戦乱の世を生き抜いてきた歴戦の強者のものだった。
その後の展開は史料のとおりに凄惨。
伊也が兄忠興の顔面に切りつけ鼻を傷つける場面も史料にあり、作者が読み解いたように五郎との夫婦の絆は強かったのだろう。
奇矯な振る舞いの鉄砲の名手稲富伊賀と忠興の妻玉との数奇な運命や、伊也の晩年を記し、波乱に満ちた一巻の書は余韻を残しつつ静かに閉じた。
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なぜ忠興は友と呼んだ男を討たねばならなかったか。
五郎と忠興はもちろん家臣たちも皆キャラが立っていて勝手に動いたりするのがハラハラして良い。
一部で有名な松井興長さんは康之の御子息か孫かな?
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上巻から始まり最初はいまいち物語に入り込めない感じだったが、下巻になり後半になるにつれてグイグイと引き込まれていった。詳細はネタバレになってしまうので触れませんが、読み応えあった。武将としての器がキーポイントかな。ただ文中に当時の書物からの引用で漢文を記載する小説は多いが、漢文なんて分からないのでそこで一旦流れを止められてしまうのが個人的にはとても嫌です。今回もそれが多用されていたのが没頭出来なかった要因の一つでもあります。
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和田竜さんの新作時代小説。
私のオールタイムベストが「村上海賊の娘」なので、それを超えてくるか期待を持って読んでみた。とても面白かった。
戦国時代。織田信長から豊臣秀吉に変わるあたりの時代背景。丹後の国を治める一色家と長岡家の壮絶な関係性を描いている。
主人公はタイトルの通り一色家の当主、一色五郎。そしてそのライバル的な立場で描かれるのが長岡家の次期当主、長岡忠興(ただおき)だ。この2人を中心に、一色家と長岡家のそれぞれの様子が描かれていく。信長との関わり方や、光秀との関係性や、本能寺の変の後の行動などが詳細に描かれている。戦国時代の大名の行動原理が、その心理とともに描かれていて、説得力がある。家を守るということはこう言うことなのだな、と。
上巻は正直ちょっと退屈。というかあまり大きなことも起こらず、淡々と進んでいく。どちらかというとキャラクターの紹介の側面が強いかな。豪胆な一色五郎で、非常識な行動などが描かれるけど、戦のシーンが最初の方に少しあるだけなので、動きとしては少ない。上巻の見せ場は信長主催の馬廻祭りくらいかな。
ただし、下巻に入ってからは物語はぐりんぐりん展開する。その展開の仕方、スピード感、迫力などに圧倒される。面白い、読む手が止まらなくなる。
一色家と長岡家。対立し合う両家の思惑と謀略。まっすぐな性格で清々しいくらいの五郎と忠興。それに振り回されるお互いの家臣たち。その対比が面白い。
本能寺の変の後の挙兵のタイミング次第で、光秀方についたのか、拒絶したのかを判断され、討伐の口実にされてしまう。そんな絶妙な間合いの空気感もあって、お互いの当主がどの立場を取るのか。ハラハラしながら読めるあたりも戦国ものの醍醐味だろう。
両家の力と力のぶつかり合いや、胸熱な対決シーンもいいけど、やはりグッとくるののは、漢同志の友情にも似た関係性だろう。
武士として生まれた以上は、戦って死ぬことも厭わない。そんな時代。生まれてくる時代が違えば、とてもいい友達になっていたのではないだろうか。そんな、五郎と忠興のまっすぐで純粋な思いのぶつかり合いが、熱い。そして尊い。
五郎の人間味や忠興のまっすぐさ。対立しながらも、お互いの心が通じ合っている感じがとても良かった。ジャンプの主人公かよ!とも思ったくらいだ。
和田竜さんの描く戦闘シーンはとても迫力があって、壮絶である。物語中盤の加悦城への救出シーンや、終盤にクライマックスの乱戦あたりはお見事と思える筆致だ。その血飛沫や音までも聞こえてきそうな描写である。だからこそ、主人公登場のヒーロー感がとてつもなく格好いい。下巻に入ってからの五郎の魅力は段違いに跳ね上がっている。それでこそ主人公だ。
ただし、和田竜さんの壮絶な筆致は主人公といえども容赦ない。タイトルの回収の通り、最後のあたりの壮絶さはえげつないくらいだ。
友情、謀略、合戦、家族愛。いろんなものが詰め込まれた時代小説だった。
正直、この本を読むまでは「一色家」の存在自体しらなかった。歴史の狭間に消えていった家系が、令和の時代に小説となって蘇り、その名を知らしめる。なんとも不思議な感覚だなと思う。
ただ、自分としては村上海賊の娘の方が好きだったかな。キャラクター全部が愛しかった。本作は、名前が似ている人が多くて、最初は誰が誰やらよく掴めなかった部分が残念。ふぐりの2人ももっと活かし方があったと思うけど。全体通してはとても良かった。もっと和田竜さんの作品を読んでみたいと改めて思った良本だった。
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一色五郎、かっこよすぎ。一気にファンになりました。(この本を読むまで知らなかったけれど)最後の最後は忠興に勝っていた。勝ち続けたまま亡くなった。憧れられて恐れられる人物だからこそ。
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一色五郎と細川忠興。下巻は二人の、特に忠興の物語。著者の綿密な考証には感心するが、"器量"を考えてこの行いというのは理解し難い。楽しみにしてた新作は期待に届かず。
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うーん、面白いのにさぁ盛り上がるぞーっていうところでいつも一色五郎が一歩引いちゃったり、長い歴史解説が入ったりでいちいち勢いが削がれて入り込めずで不完全燃焼でした。
最後のエピローグで伊也の五郎の記述が無かった、のくだりも要るか?って感じで面白いのになんだかなぁ。
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下巻は、読み易かった。
後半は読むのが止まらないほどの展開でした。
が、クライマックスの忠興がちょっと情けなくないか?
上巻とは別人かと思うほどでした。信長の子と噂されていて、自分も信長シンパならもう少し気合見せんかい!!
「漢の器量で、絶対勝てないから」行動する。という心境の変化の表現はうまいです。手に取るように忠興の気持ちがわかりました。
「最後の一色」ってタイトルにひねりがなく、そのまんま意味だったのが☆マイナス
Posted by ブクログ
忠興側が勝つのはもちろん分かっていたことだけど、仲良くやれればいいのにと何度も思った。
結局は、うまくいかない。裏切るのは五郎ではなく、忠興側だという藤孝の言葉になるほどと。
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丁寧に史実を調べた上での創作なのは巻末の参考文献の多さでも判る。
面白いというか、ぐぬぅぅとなる場面が非常に多い。台詞回しは面白く、忠興は上巻では大丈夫なのかと言うほどダメな小男だったが下巻ではそんなことなかった。ダメなんたけどさw
面白いというより、辛い時代だなぁと。
タイトルや史実(知らなかったけど)から最後どうなるかと思ったが、意外に納得できる仕舞い方だったように思う。
ただ、和田竜さんの本ってこんなんでしたかね?めっちゃ細かい史実の説明が結構挿入されるので、疎い私には一助にはなるのだがリズムが悪いような気がしなくもなく。でもこれは新聞に掲載された物の書籍化なので仕方なかったのかなとも思ったり。
戦国時代は地方一国の話でも色々あるんだなと。和田竜さんはそういうお話ばかりですよね。久し振りに出た新刊読めて良かったです。長く新作が出てなくて筆を折られていたのかと心配していましたがまだまだ書いてくれそうでひとまず安心しました!