あらすじ
本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!
織田信長に丹後を支配するように命じられた智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、決死の覚悟で一色五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ一色五郎が進もうとする先は、果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。
感情タグBEST3
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熱い小説で最後は息を呑むしストーリーはワクワクする。けど史実から見つけてここまで膨らませるのが時代小説の醍醐味でWikipedia を調べながら読んでしまった(一色五郎のぞく)。
今村祥吾と比べて和田竜はちょっとかわった人物が出てくるなー
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史実の武将を題材にした歴史小説であるが、武田信玄や織田信長ほど有名な武将ではなく、知名度の低い小大名を主人公に据えているため、読む前はあまり期待していなかった。しかし、その生涯があまり知られていない武将だけに物語を紡ぐのに適した人物であり、『信長公記』や『綿考輯録』などのエピソードが織り込まれているため、物語にリアリティを持たせている。前巻では主人公一色五郎の超人的な武力と、ヒール役に徹した細川忠興との対比が物語を盛り上げていたが、一転、後巻では二人の友情にも似た人間的な触れ合いが描かれつつ、最後の最後で大どんでん返しが待っており、史実を扱った歴史小説としては意外な展開の連続で飽きさせなかった。後世まで名を残す細川忠興とは違って、歴史に埋もれてしまった一色五郎の結末はだいたい想像がついてしまったが、最後まで面白い小説であった。
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やっーぱり、和田竜さんの歴史小説は面白い。
『のぼうの城』も『村上海賊』もだったけど、
登場人物が生き生きと描かれて、敵味方関係なく魅力的。
歴史的な風土や、慣習にもさらっと触れられていて、今の感覚とは違うけど、彼らの心理的な描写が丁寧で分かりやすい。
五郎がさー
良いんですわ。
けど、忠興も今回はとてもよい。
『最後の一色・上』がどうしても説明が多くて、読みにくさを感じたのに比べて、
その前提がしっかり入っていると、
『最後の一色・下』はさくさく読めて、物語を楽しめた。
タイトルから察して、エンディングは想像できてしまったけど、それでも、
「そうきたかー!!!!」って、ラスト。
最高でした。
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のぼうや村上海賊よりも引用の説明が多い気がしてちょっと読みづらかったですが、下巻の半分を越えたあたりから頁をめくるのが怖いようなもったいないようなドキドキする作品でした。
一色五郎さん。豪胆で大っきくて、恥ずかしがりやのとても格好いい武士でした。一城を構える城主たちの気持ちがしっかりと描かれていたと思います。
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一色五郎と長岡忠興。和田竜がこの二人の男に惚れ込み、どうしても描きたかったことが伝わってくる。生き方も信念も違う二人の激突を通して、「武士とは、人間とは何か」を時代を超えて考えさせられた。
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ううぅ~。なんか悲しいな。和解寸前のところで、時は戦国、そう言う仕儀となるか・・・。
ちょうど、今の大河ドラマ『豊臣兄弟!』でも、この付近の時代(本能寺の変の辺り)を描いていて、タイミングドンピシャです。狙ったわけじゃ無いんですけどね。でも、都の外では、こんなことが起きていたのかとは思いますよ。
ってかさ、長岡(細川)藤孝の姿・声がさ、眞島秀和で頭の中で再生されて仕方ないのよね。6年も前の『麒麟がくる』なんだけどね。
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最後は壮絶。
“五郎と忠興” 一瞬 上手く収まるのかと思ったが そこは戦国時代。壮絶な最後が待っていた。
五郎の垣間見せた優しさが 仇となる。
思わず 涙する。非情な時代なのだ。
「主要参考文献」100冊以上
これらの文献を駆使して物語を作り進めていく著者に感嘆する。おかげで “五郎と忠興”の臨場感あふれる戦いが リアルに。
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今まで自分が読んできた戦国物語はどちらが勝つか負けるかというものや、1人飛び抜けた英傑がいるという比較的単純なものだったが、この物語はその単純な構造とは一線を画す展開で、最後まで楽しく読んだ。特に終盤になる程にのめり込み、その先の物語に心を揺さぶられ、涙した。また、作者が物語を史実から逸脱するものにならないように入念に下調べされていることが文章からもよくわかり、それでいて登場人物たちひとりひとりに深い愛情を感じる。だから読んでいてとても心地よい。武士かっこいい!特に「一色五郎」、あんたすっげぇかっこいいわ!!
事実は小説より奇なり
作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。
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読書備忘録1026号(下)。
★★★★☆。
ワタクシ、歴史小説はホント苦手。
時代劇小説はなんとかイケるけど。
江戸時代とか鎌倉時代とか、どっちが昔なのかすら怪しい・・・。
和暦もコロコロ変わるし全くわからん。
名前とかもころころ変わるし混乱する。なんなら氏まで変わる。
誰が誰だか全くわからん。
敵なのか味方なのかも途中で分からんくなる。
さて、主人公はタイトルの通り一色五郎くん。
戦国時代から安土桃山時代にかけて、丹後国(京都府北部)を治めていた一色家のひとり。義定という武将。一色家で有名なにいちゃんになると、誰でも五郎くんと言うんです。いっぱい五郎くんがいる。Wikiより。
今回の五郎くんは齢17歳。今では未成年で武将ですわ。なんだかなぁ。
ストーリーです。
★★★歴史小説なのでそもそもネタバレ小説です★★★
物語は五郎くんが、信長の命を受けた長岡藤孝・忠興親子の再三の攻撃を受けるもこれを完璧に凌ぎ、一旦は長岡と和睦。
さらに長岡の娘伊也(14ちゃい)を嫁に取るなど、共に戦うこともあるほどの親密な関係まで行ったけど、最後は長岡のだまし討ちにあって一色家は滅びるというストーリー。五郎くん20歳。
五郎と同い年の忠興は、ヒトとして武人としてリーダーとして五郎の足元にも及ばないんですわ。だから姑息な手に出るんです。しょうもない男。
繰り返しますが歴史小説苦手なので普通なら★2つですよ。普通。
でも和田さんの作品はオモロイのです。
記録では断片の点でしか残っていない事実を、辛抱強く点と点を想像力でつなぎ、笑いあり、涙あり、愛ありのエンターテイメントストーリーとして仕上げてしまうんです。こっちはネタバレさせません。
圧巻の面白さですから!
ただ6年ですよ!和田さんがこの作品に費やした日時は。
巻末の参考文献の凄まじさが語る・・・。
しかしこの時代の戦いは戦争じゃないですね。決闘ですわ。
どんな軍勢でも大将同士決闘して敗れたら負け!という感じ。
なんだかなぁです。
そして五郎くんの妻伊也に対する愛は本物でしたね!伊也の五郎くんに対する愛も。
ここは痺れた。
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おもしろかった。上巻のまるで信長の末路を予見しているかのような五郎の態度の真相は、説得力いまいちに思ったが、下巻のメインをなす五郎vs忠興の闘い、その結末(に見えるところ)で、そうなるのか! と感激。「しかしこれでは史実とのつじつまがどうなるのか?」と思っていたら、最終的なその顛末たるや! いやはや作家の構想力ってすごいなと感嘆。そして最終盤の稲富伊賀が!
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少し、読みにくいところはあるが、面白かった。一色五郎の話は、全然知らなかった。
男気、戦をするに関係するんだ…相手を思いやって、振りではなくて。器量の大きさ、本物の優しさ、格好良い。
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激動の戦国時代を渡る一色家と長岡家を描いた歴史小説の後編。本能寺の変以降を描く。信長のしを受け、本性を潜めていた一色五郎が動き出す。敵対する長岡忠興との決着は…。戦国武将の意地と友情、時代の波に翻弄される人々の姿が史実に基づき描かれる。誰もが知る時代の、脚光を浴びることのなかった歴史を知れた喜びと切なさが残る。
個人的には稲富伊賀(祐直)が最後まで描かれていたことが嬉しかった。
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非常に面白かった。
面白さの源泉は、何よりもまず最後の一色、一色五郎の生涯である。
作家の創作物ではなく、史実に基づく一色五郎の生涯が、化け物級に面白い。
しかし、その化け物級に面白い姿を、まるでそこに見るかの如く描き出してくれたのは、作家の力量。
上下巻に分かれる大作ではあるが、一気に読み切ってしまう面白さだった。
特に、大河ドラマ徳川兄弟で、織田信長、明智光秀らが身近に感じられるいま、都の北で存在感を示した一色五郎。
すごい漢がいた。
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今までの和田竜作品より、史実に基づいている気がする。そんなに詳しくないが。
というのも、文の中で、参考文献が割と出てきて、それに基づくストーリー展開が多めに思えた。
主人公は、今回は丹後の大名、一色五郎。
まさに戦後時代の武士、大名の話である。
忍、鉄砲隊よりもファンタジー要素は少なめではある。
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本能寺の変。信長の死後、丹後にも動きが。一色家の業報により信長の死を予感していた五郎は長岡家への攻撃を決めるが…。
五郎が動かなった理由が意外すぎる。スピード感があって読みやすい。ただやっぱり言葉遣いが時々気になって止まってしまうのが少し残念。細川忠興のキャラ良かった。
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名前と関係性を覚えるのが不得手な私は上巻は読み慣れるのに時間がかかったが、どんどんと引き込まれて下巻はあっという間に読み終えた。忠興が純粋で嫉妬深く人間臭く、ダメ男のところもあるが、どうしても惹かれてしまう。対して五郎は、私にとってはそれほどでもと思いながらも、戦さに対した時、家臣に対する時、死に対した時や妻への姿勢まで含めて、覚悟のある男だったのだろうなと。私は、大胆で繊細でないと経営者は務まらないと常々思っているが、まさしくそのような人物だったのだろうなと。。。「士は己を知るもののために死ぬ」という私の好きな台詞も吐いてくれたり。。。
高校生の頃か、細川ガラシャ夫人を読んだように思うが(すっかり内容忘れてる笑)それが玉ということなのかと。その時、忠興を意識していなかったように思うが、今回、この本を読んで、とても魅力的な武将だなと認識。和田竜さん。書き方が独特。分析と解説を挟みながら綴られていくので、大河ドラマ観てる感じで、その時代に引き込まれてる私は、解説部分で現代に戻されて気持ちが忙しい。途中読みだった村上海賊の娘の後半も、読んでみようと思う
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下巻で話が一気に動き出してさらに面白くなっていた。しかし、読み終えた後はやっぱり戦国時代…。胸がぎゅっとなる。
細川ガラシャの物語を読んでいたこともあり、長岡忠興のイメージは束縛男で感情的なやつ‥という感じであったが、この本読んで五郎との不可思議な関係に胸をつかれた。五郎のキャラクターも上巻よりわかりやすくなっていたと思う。
もっと極端なやつかと思っていたが、なかなか繊細で人情に厚い。だからこその感動的な場面もあったのだが、後半の急展開はかなり驚かされた。このままハッピーエンドになればいいとつい思ってしまったが、やはり戦国の世は甘くなかった…。後半は途中読むのが辛い展開も…。
一個人の思いよりも、立場がものを決める時代だからこそ、現代人が読むと心が締め付けられる思いがする。
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元々細川忠興は、あまり好きではない武将でしたが、それでも下巻の忠興は、後半を除き、意外といいやつでした。時代が違っていれば、一色五郎といい友達になっていたのだろうなあと思います。にしても、あまりにも気の毒な結末。一色家のことは、「信長の野望」で、そんな家があったかなぁくらいにしか知りませんでしたので、逆に先がわからず最後まで楽しめました!それにしても、この著者の文献を基にした綿密な調査には、脱帽です。
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忠興の慟哭 五郎の不死身の勢い 深すぎる
久々に本を読んで涙が出た。
時代背景なんて分からなくても感動できる一作。
毎度和田先生のおかげで歴史の教科書を見返したり。
あーいい本だー読んでよかったー。
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本能寺の変が起こったことで、長岡家と一色家が大きく揺れ動きます。上巻でなぜ一色五郎が言いなりになっていたのか明らかになっていきます。五郎の器量に惹かれていく忠興と伊也。けれど戦国時代の流れが3人をきり裂いていくストーリーに涙します。五郎の活躍を持っとみたかった。
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最後の一色というタイトルだが主人公は一色五郎と細川忠興の二人と言っても良い。戦国好きとしては、なかなか面白く読めた。ただ和田竜さんの戦国小説は登場人物がやや漫画的というか現代的なデフォルメされたキャラクターのように私は感じてしまい、エンタメ要素が強く感じてしまう。そこが合う合わないはあるかな、と思う。
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のぼう、村上海賊に続いて和田さんの作品は3作目。主人公のチョイスが引き立ちます。後半にかけての盛り上がり、漢の生きざまと散りざまが胸を打ちました。
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この作者の作品は初めてで、好みの問題ではあるだろうが、おそらく、史料には書いていないことであり、作者の仕掛けであり、主人公が軍略の中心に据えている現象が合理性に欠けていてついて行けなかった。
感情は行動様式は違っていても、軍事を貫く合理性というのは当時も変わらなかったはずで、流石にこれはないだろうという感想。
とはいえ、描写は鮮烈だったので、他の作品も読んでみようかなとは思う。
Posted by ブクログ
ひさびさの和田竜作品 下巻に突入
本能寺の変がおこり 中央勢力の力関係が急変したこの時
秀吉側につくか、光秀側につくか、丹後の国の情勢を踏まえての決断が
五郎にも忠興にも迫る。
しばしば戦いの場でお互いの知力・戦闘力を認め、競い合い 不思議な絆が芽生えていくのは この小説の中の面白さだ
ただ やはり人が多すぎる。
そして 途中途中に出てくる史実との照らし合わせが 話の中に没入できない要因だと思う。
「一色五郎は 器の大きないい漢だった。あそこで死んで残念」
読み終わった感想はそれだね。
Posted by ブクログ
新たな戦国時代の人物を知った
信長とのくだりが1番面白かった
その都度さまざま理由があり、戦うようで戦わない二人
土壇場で不覚を取った理由はいまひとつで、なんか残念
Posted by ブクログ
本能寺の変で世の情勢がガラリと変わってから、一色五郎が長岡忠興の謀略に討たれるまでが書かれている。実在の人物かどうか?疑問もある人物のようだけど、大胆で決断力もあり実はとても心優しい一色五郎はやはり魅力できた。
Posted by ブクログ
こういうお話と、いうか。
こういう方、こんな方を、よくぞみつけて…
まとめて…
巻末の膨大な資料のページ。
この表紙絵は、長岡忠興に、なるのでしょう、ね。
戦乱の世…結果、策となるのですが…
ラストまでの展開が、自然‼︎
気にならない…
突っ込めない…
筆者の思い、思い入れの強さも、伝わってきます。
新しい戦国時代のお話を感じるコトができました‼︎
〜一色宗家に仇する者は必ず非業に、死ぬ〜
忠興は仇ではなかった、と、なるお話かな、と。
そして、この時代での家族、恋愛のお話かも、と。
五郎の心持ち…結果、この時代は生き抜けずとも。
アタシの心に、残る五郎の器が、沁みるお話。
〜妻を持つが斯様によきものだとは、俺も知ってはおらなんだわ〜