あらすじ
本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!
織田信長に丹後を支配するように命じられた智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、決死の覚悟で一色五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ一色五郎が進もうとする先は、果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。
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Posted by ブクログ
★5(最良)読み終わりたくなかった。いつまでも読んでいたかった。卑怯で残酷な時代。騙される方が悪いなんて苦しくて言えないよ。忠興はPTSDに悩まなかったのだろうか。自らの行いに耐えられたのだろうか。五郎の方が一瞬耐えられなかったのだろう。『、、、やがる』の意味に気づかされた時、胸が潰れるかと思いました。最後、稲富伊賀の活躍と奇人っぷりが少し傷を癒してくれているようで良かった。
Posted by ブクログ
これまで多くの歴史小説を読んできたが、5本の指に入る傑作だった
とにかく一色五郎という武将の魅力が溢れすぎている
当主として、武将として、おつととして、父親として、友として、信長や秀吉よりも優れているのではなかったか
一方、細川忠興をはじめとする、細川家の弱さ、卑怯さ、卑屈さ、またそれゆえの葛藤が対極に描かれていて、これもまた武士なのだと感じた
よく考えれば、武士は裏切りの世界だ
自分の家を守るためには、友はもちろんのこと、家族、部下を簡単に犠牲にする
当時はそれが当たり前だったのだ
そう考えると、細川家が悪いのではなく、一色五郎が1人突出した人物だったのだろう
Posted by ブクログ
当時の時代背景などを調べながら読み進めたのでかなり時間はかかった。
全く知らない武将の話だったので面白かった。
とにかく登場人物や関連する出来事の補足解説が非常に豊富で、これはもう小説であり歴史文献でもある。
信長神格化しすぎてる長岡忠興が怖いけど時代背景や関係性を考えると仕方ないのかな。
男性器の服で盛り上がるシーンを見て、今も昔も下ネタは強いんだなと思った。
稲富伊賀が最後の最後にスポットを浴びるシーンがあってちょっとスカッとした。
一色五郎は計略を読みつつも、最後に切られてしまったのは無念だったが壮絶なラストだった。
Posted by ブクログ
残りのページ数が少なくなってからの
高緊張状態ハラハラの連続
一難去ってまた一難
なぜ五郎は忠興に討たれたのか
お預け状態でずっと引っ張られて
やっと明かされた理由が
意外にロマンチックな理由で腰砕けた
Posted by ブクログ
こういうお話と、いうか。
こういう方、こんな方を、よくぞみつけて…
まとめて…
巻末の膨大な資料のページ。
この表紙絵は、長岡忠興に、なるのでしょう、ね。
戦乱の世…結果、策となるのですが…
ラストまでの展開が、自然‼︎
気にならない…
突っ込めない…
筆者の思い、思い入れの強さも、伝わってきます。
新しい戦国時代のお話を感じるコトができました‼︎
〜一色宗家に仇する者は必ず非業に、死ぬ〜
忠興は仇ではなかった、と、なるお話かな、と。
そして、この時代での家族、恋愛のお話かも、と。
五郎の心持ち…結果、この時代は生き抜けずとも。
アタシの心に、残る五郎の器が、沁みるお話。
〜妻を持つが斯様によきものだとは、俺も知ってはおらなんだわ〜
Posted by ブクログ
いくら器量のある武将でも一瞬のためらいが死に直結する戦国の恐ろしさ
五郎と忠興もっと他に道はなかったのか…
下巻になって存在感がぱったりなくなってた伊賀が最後に大活躍して最後に全部持ってかれたーって感じだった