エリザベス・アセヴェドの作品一覧
「エリザベス・アセヴェド」の「詩人になりたいわたしX」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エリザベス・アセヴェド」の「詩人になりたいわたしX」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
4時間ひたすらページをめくった。詩を綴ることで、自分を保ち、解き放ち、戦い、守ろうとするシオマラの言葉が纏っている力に圧倒され続けた。厳格で信心深いクリスチャンの母は、もはや恐怖をおぼえるモンスターのような存在だったが、シオマラは最後まで屈せずに自分を捨てなかった。
大人たちに抑圧され、誰にも言えない悩みを抱えながら、人知れず必死に生きている中高生にずどんと力強く響くような作品なんじゃないかな。言葉にするのは憚られる本音も、大人が語ろうとしないことも、シオマラはときにストレートに、ときに婉曲にこの本に綴る。だから心がえぐられる感覚にもなるし、心の奥底にゆっくりと降りていっているような感覚にも
Posted by ブクログ
二次性徴を迎えたシオノラにかけられる言葉やプレッシャー、清くありなさいなんて枠にはまらない。
体の中でグラグラ感情が煮立っていく。
その熱を苛立ちを悲しみを怒りを詩が形にしていく。
表現するということがシオノラを救う。
ノートを燃やされた時は読んでいて絶望しそうになったけど、母親に精一杯詩をぶつけるシオノラは悲しくて強かった。
「私の中にある」
私だったらマミを許せそうになかっただろう。
いや、シオノラは許してないかもしれない。
それでも絡み合ったネックレスを解くように家族と向き合った。
これは怒りと悲しみについて書かれた本かもしれない。
でも希望でもある。
是非中高生に読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
これはガツンとくる。
マミがあまりにも強権的で、信仰っていったいなんなのと思うけど、「宗教」をたとえば「受験」とか「就職」に変えたら、同じようにそれが「あなたのため」と信じこんで子どもを抑圧する親はたくさんいそうだ。
シオマラはそれでもぐれたりせず、戸惑いや自信喪失、反抗心などをすべて詩の形でノートに書きつけることによって、かろうじて自分を保っている。それだけに終盤のマミとの対決は、まさに燃えあがる激しさ。よくぞ戦った!と感動する。
詩のスラム(競技会)。ラップバトルとも似ているところがありそう。語りの文化が若い人たちにもこれだけ浸透してるってすごいな。読み途中の『オンザカムアップ』(こ