配信予定・最新刊

作品一覧

  • 立ち上がる時 上
    続巻入荷
    5.0
    1~2巻2,310円 (税込)
    『空、はてしない青』著者が描く圧倒的衝撃作 もう愛し合えないのか? パリを代表する舞台俳優として、人生の絶頂にいたフランソワ。しかし、交通事故が日常を永遠に変えてしまった。下半身不随ーー。リハビリを始めるも思い通りにならない肉体と周囲の視線に怒りを抑えられなくなってしまう。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人、エレオノール。彼女もまた運命に翻弄された1人だった。未来のすべてをなげうち変わらぬ愛を捧げようとするが、介護という過酷な現実を前にうちひしがれていく。 絶望の淵で、孤独の闇の中で、「愛」は力をもつのだろうか?
  • 空、はてしない青 上
    4.5
    1~2巻2,189円 (税込)
    致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか? ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。 (川上弘美 / 作家) 旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。 (西加奈子 / 作家) この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。 自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。 人生に終わりはないのだ。 (小島秀夫 / ゲームクリエイター) あらすじ 「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。

ユーザーレビュー

  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    産後だったこともあり育児の合間をみながら、約2ヶ月かけてゆっくりゆっくり読み進めた。
    美しい景色と、美しいことばたち、若年生アルツハイマーを患ったエミルの心、小柄ながらも海や空、自然そのものと一体化したようなジョアンヌ。2人はジョアンヌの父ジョセフが仕組んだ、会うべくして会った運命の2人だった。毎日が切なく、明日が来るのが怖くて、不安で仕方なかっただろうに、今この時味わい、楽しみ、人であることを感じながら自然に戻っていく2人の様子に目が離せなかった。

    p74のジョアンヌがエミルに瞑想を教える。大雨の中ふたりで大笑いするシーンはこれまで読んでいて1番素敵でありありと情景が浮かんできた。どうしよ

    0
    2026年05月11日
  • 立ち上がる時 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランソワが舞台上でセリフを語るシーンで、自然と涙がこぼれてきました。このシーンにたどり着くまでが本当に長かった…衝突を繰り返してゆく2人の行く末が気が気じゃなくて…。『旅行中に流産してしまうのでは』とか、『レオが出て行ってしまうんじゃないか』とか、物語が悪い方向に進むかもと思うと怖くなって、本を閉じて離れる時間が必要でした。

    それもこれも、作者が言う通り、文章中に最大限のディテールを盛り込んでくれたから。頭の中で映像化され、しっかりのめり込むことができました。

    フランソワのために赤ちゃんをつくると決めたレオに、『え!?妊娠したらもう戻れないよ!?』と、イザベルと同じように、私もレオをたし

    0
    2026年05月10日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ボロボロ泣いた。泣きながら読んだ。何で泣いてるのかも咀嚼しきれず泣いた。

    「太陽がもう出ていないと言って泣いていたら、その涙で星が見えなくなるだろう」
    ジョアンヌは最初どんな気持ちでこれを聞いたんだろう。

    レスカンのエコビレッジでジョアンヌが初めて瞑想教室をした時の、自分が岩山になる感覚を自分にも取り入れたいと思った。
    嵐の中にびくともせず耐える、もしかしたら耐えるなんて気もなくそこにある、強い山に自分もなりたい。

    旅の終わりは、最初から分かっていた通り悲しみで幕を閉じたけど。限りなく優しい終わり方だった。
    エミルが始めた物語はジョアンヌがきっちり幕を下ろした。ジョセフの贈物が素敵すぎて

    0
    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    少し自分と重ねた。
    稀な病気や余命宣告された時に強く生きられるだろうか。ただ、エミルと同じように臨床試験に付き合う生き方はしたくないと思うと思う。

    ジョアンヌはとても素敵な女性で、本文に出てきたように全てが詩的。決して目に見えている上部だけに目を向けるのではなく、見せない部分に隠れた優しさや人間性も大事にしていたい。願うなら現実世界で会ってみたい女性だと思った。

    沈黙を言葉で埋めようとせずに、楽しむことができる。本当の意味でそれが実践できているかは分からないから、今後はもっと深く味わいたいと思う。

    今のところ美しい景色、コミュニケーション、表現。心が洗われるような物語。文句なしの高評価!

    0
    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーにより余命2年を宣告された主役のエミル。家族から延命治療のため入院を進められ、ネットでパートナーを探してキャンピングカーで旅に出る。
    応募してきた女性ジョアンヌは過去を隠し風変わりだが黙々と付いてくる。
    フランスの山岳地帯を巡るうちに二人の心は通い始める。初恋のようなぎこちない。
    エミルの家族の元に絶対に戻さないでを叶えるために二人は婚姻を決断する。
    ここから先、エミルの病状は悪化の一途を辿る。

    0
    2026年05月09日

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