空、はてしない青 上

空、はてしない青 上

致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか?
ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。
(川上弘美 / 作家)

旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。
(西加奈子 / 作家)

この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。
自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。
人生に終わりはないのだ。
(小島秀夫 / ゲームクリエイター)

あらすじ
「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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空、はてしない青 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 空、はてしない青 上
    2,189円 (税込)
    致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか? ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。 (川上弘美 / 作家) 旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。 (西加奈子 / 作家) この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。 自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。 人生に終わりはないのだ。 (小島秀夫 / ゲームクリエイター) あらすじ 「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。
  • 空、はてしない青 下
    2,189円 (税込)
    最後の日に。最愛の人と。 致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか? ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。 (川上弘美 / 作家) 旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。 (西加奈子 / 作家) この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。 自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。 人生に終わりはないのだ。 (小島秀夫 / ゲームクリエイター) どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

空、はてしない青 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーのエミルと無口な女の子ジョアンヌの旅の物語。
    前半は余命2年と宣告されたにもかかわらずあまりにもエミルがのほほんとしていて、元カノの事ばかり考えているのが引っかかってしまっていたけれど…
    後半は、旅が続く中、徐々にエミルとジョアンヌの関係も変わっていき、エミルの症状も悪化し、周り

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    オールタイムベスト級。この本に出会えてよかったとまで言える傑作でした。何が凄いって、面白すぎて上下2日間で読み終わってしまったこと。本当に集中した本でしかやらないぶっ通し読破だったので、自分が本当に好きな内容だったんだろうなと思います。

    数々の名言集は、自分の人生の中でもふとした時に思い出せたら嬉

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーと診断されたエミルと、その旅について行くと決めた初対面のジョアンヌ。
    話が進むにつれ徐々に2人が近づいていくが、ジョアンヌが何故旅に出ることにしたのか。
    そしてどうしてそこまでエミルの決心を支えられるのか。
    旅の途中で度々起こる発作。
    そんな不安の中旅をするエミル。
    上巻だけでも

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーになった26歳主人公男性のエミル。
    「人生最後の旅」をしようと、ネットで同行してくれる人を募集。
    するとジョアンヌという謎めいた若い女性が同行することに。

    エミルの過去は大体分かってきたけど、ジョアンヌは何故ここまでやるの?
    何故そこまでの覚悟があるのか?
    彼らの『旅』の終わり

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーと診断された26歳のエミルが、残された僅かな時間を有効に使おうと旅に出る。同行者はネットで募集した少し年上の女性ジョアンヌ。彼女は感情の起伏に乏しく、必要最低限の会話しかしない。果たして2人はこの先うまくやっていけるのだろうか……?
    某サイトでゲラが公開された時は、あまりに重苦し

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    翻訳本には苦手意識があったからあまり読んでこなかったけれど、この本はとても読みやすくて日本文学と同じスピードで読み進めることができた。
    まだ上巻しか読んでないのに、人生の一冊になる予感がしている。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    ほんためで気になって発売日に購入
    心が清くなって優しくなれる本
    いろんな愛を感じる本、翻訳本なのに読みやすい
    景色が浮かぶ
    エミルの記憶がどんどん無くなってく描写がリアル。歯ブラシがとんでもないところにあったりアルバイトはもう到底出来ない
    ジョアンヌも健康だけどいつも寂しそうで静か。だけど時には笑っ

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    SL2025.11.24-2025.11.26
    若年性アルツハイマーで余命2年と宣告されたエミルは、掲示板で募った旅の道連れジョアンヌとキャンピングカーで最後の旅に出る。
    なんとも静謐で穏やかな旅行記。
    もちろんほんとはいろいろ煩雑なことや諍いもあるけど、ジョアンヌというパートナーと出会えたことがこ

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    この小説『空、はてしない青』は、フランス人作家のメリッサ・ダ・コスタのデビュー作
    数ヵ月で1万部を売り上げ、あっという間にフランスで100万部を超えるミリオンセラーとなった作品


    どのような物語かというと──

    主人公は26歳のエミル
    若年性アルツハイマーで医師から余命2年と宣告される

    エミルに

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み応えがありそうなページ数なので、
    数日に分けて…と思っていたら物語に引き込まれて一晩で読み終えてしまいました。

    瑞々しい風景の描写、懸命に生きる人々の美しさや愛。旅先で出会うひとの暖かさ。
    私の琴線に触れました。彼らの旅に自分も加わっているような、そんな錯覚を覚えます。
    エミルの生きた軌跡を読

    0
    2025年10月13日

空、はてしない青 上 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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  • 【閲覧できる環境】
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