空、はてしない青 下
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空、はてしない青 下

最後の日に。最愛の人と。

致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか?
ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。
(川上弘美 / 作家)

旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。
(西加奈子 / 作家)

この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。
自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。
人生に終わりはないのだ。
(小島秀夫 / ゲームクリエイター)

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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空、はてしない青 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 空、はてしない青 上
    2,189円 (税込)
    致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか? ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。 (川上弘美 / 作家) 旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。 (西加奈子 / 作家) この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。 自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。 人生に終わりはないのだ。 (小島秀夫 / ゲームクリエイター) あらすじ 「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。
  • 空、はてしない青 下
    2,189円 (税込)
    最後の日に。最愛の人と。 致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか? ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。 (川上弘美 / 作家) 旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。 (西加奈子 / 作家) この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。 自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。 人生に終わりはないのだ。 (小島秀夫 / ゲームクリエイター) どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

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空、はてしない青 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オールタイムベスト級。この本に出会えてよかったとまで言える傑作でした。何が凄いって、面白すぎて上下2日間で読み終わってしまったこと。本当に集中した本でしかやらないぶっ通し読破だったので、自分が本当に好きな内容だったんだろうなと思います。

    数々の名言集は、自分の人生の中でもふとした時に思い出せたら嬉

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    自分の思い描く理想的な生死とは、このようなことだと気付かされました。
    美しいフランスの景色を一緒に旅をしているようでした。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    ティッシュ一箱いりませんでした
    だけど、ポケットティッシュぐらいは使ったかもしれません

    本作は決して悲しみの涙だけの作品ではありません
    悲しみを上回る温かさや優しさをあたえてくれる作品だと思います
    なので、ティッシュも一箱ではなくポケットティッシュでいけたのかもしれません


    上巻から始まったエミ

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    読み応えがありそうなページ数なので、
    数日に分けて…と思っていたら物語に引き込まれて一晩で読み終えてしまいました。

    瑞々しい風景の描写、懸命に生きる人々の美しさや愛。旅先で出会うひとの暖かさ。
    私の琴線に触れました。彼らの旅に自分も加わっているような、そんな錯覚を覚えます。
    エミルの生きた軌跡を読

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

     私、なんて意味のない人生を送ってるのでしょう。
    【人間讃歌は勇気の讃歌ッ!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!】
     パソコンとにらめっこしてるあなた。
     メンタルやられてるあなた。
     注射が怖いあなた。
    今すぐ読みなさい。読み終わる頃には、あなたの戦闘力は53万になるでしょう。

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    下巻に入っても2人の旅は続いている。が、エミルの病状が進行して、失神やブラックアウト(記憶喪失)が頻繁に起きるようになる。そのため語り手はジョアンヌに引き継がれ、合間に彼女の過去が明かされていく。これが絶妙にうまい。登場したときの不審な様子や、そもそもなぜエミルと旅に出たのかに説得力を与えている。

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    SL 2025.11.27-2025.11.29
    アルツハイマーという病気の残酷な現実が辛くもあるけど、最後の瞬間にジョアンヌがエミル本人だけでなくエミルのお母さんのことを思いやる場面がとても印象的。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    800ページ以上ある長編で、結末が分かっているけれど、下巻に入りエミルの症状が悪化していき辛い部分もあるけれど、2人の関係性が変わっていく様や美しい風景描写、旅先の人の温かさにより、難なく読み終えることができた。パウロ・コエーリョの「アルケミスト」を読んでみようと思います。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    今年の読書体験ベスト1は「両京十五日」かと思っていたが、違った。この本が暫定1位になった。なんと美しく、愛おしい物語だろう。圧倒された。

    エミルは26歳。若年生アルツハイマーにかかり、余命2年を宣告されてしまう。
    残りの人生を医療機器に繋がれ、家族の負担になって過ごしたくないと考えたエミルは、家族

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    お互いに何も知らない二人が始めた旅。
    初めて訪れる数々の場所。大切な人たちとの出会い。素晴らしい景色。味わったことのない感動や震えるほどの不安。愛情や共有。生や死への思い。
    全てを通して、エミルとジョアンヌは変化していく。
    お互いが巡り合ったことは、まさしく運命のようなものだったのだろう。
    過去や未

    0
    2025年10月05日

空、はてしない青 下 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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