【感想・ネタバレ】空、はてしない青 下のレビュー

あらすじ

最後の日に。最愛の人と。

致命的な心の傷を、人はいかにのりこえうるか?
ささやくような美しい声で、答えてくれる物語。
(川上弘美 / 作家)

旅をするとき、人は同時に、命を見つめているのではないか。
(西加奈子 / 作家)

この“旅”の体験と記憶は、いつまでも失われない。
自分もいつかは“最高の旅”を誰かとしてみたい。
人生に終わりはないのだ。
(小島秀夫 / ゲームクリエイター)

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

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感情タグBEST3

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ネタバレ

上下巻からなる長編なので読むのに気力はいるが、ほんとうに読んでよかった。胸がいっぱいになり、読んだあとは悲しみなのか感動なのか、涙があふれてきた。
アルケミストが出てくるのも親近感。
上巻では正直「ふうん」という感想だったので、まさか下巻を読んでこんな気持ちになるとは思わなかった。母親の立場でも気持ちが分かるから余計に…
読んだあとは家族がより一層愛おしくなった。

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2026年10月30日

Posted by ブクログ

登場人物たちの葛藤や選択を見届け、希望とはただ待つものではなく、自分で歩き続ける中で見つけていくものなのだと感じた。
何気なく見上げている空も、以前とは少し違って見えてくる余韻の残る一冊。

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2026年10月29日

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爆泣き。
上下巻長いなーーーーーと思いながら買ったんだけど、買ってよかった。
時の流れは残酷だとこれほどまでに思う本があったかなあ。

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2026年10月26日

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もしジョアンヌがレオンと出会わず、ブルートムも授からなければ。エミルとの約束を破ってまで最期にエミルの母親に会わせることはなかっただろうなと思う。それ以前に、奇妙な旅の誘いにノコノコ着いて行ったりなんてしなかったはずだ。
過去は今に繋がっており、また今も未来に繋がってる。それを強く思わずにいられなかった。


「その子をとらえて離さなかったのは、特別な色やその動きじゃなくて...・もしかしたら、ただそういったものが映し出す無限の広がりや深さだったのかもしれないよね」
「だって、空と水の共通点はそこだよね?」


きみが言うように、過去や未来の不安のなかでばかり生きていると、すべてのもののなかに、あるいはほとんどすべてのもののなかに美しさがあるってことを忘れてしまいそうだよ。

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2026年10月22日

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気付いたら没頭してた。
涙が止まらなかった作品とは知っていたが、本を読んで涙が出るまでに至らなかったことも多いので、どうなるかと思っていたが、涙が溢れた。
アルツハイマーになると自分のことをわからなくなる事は聞いていたが、エミルの相手を思う優しさがここまで自分に響くとは思っていなかった。
良かった。

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2026年10月19日

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ネタバレ

フランスには行ったことないんだけど、エミルとジョアンナと共に旅をしていたようでした。私は親でもあるので、エミルの両親が最期の時を共に過ごせたことにホッとしたし、ちゃんと両親に居場所を連絡したジョアンナの勇気に感動しました。ジョアンナにも辛い過去があったけれど、それを乗り越えて幸せになれそうなラストで、本当に良かったです。

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2026年10月17日

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ジョアンヌとエミルは瞑想をしたり
ノートに旅のこと、小さな出来事を書き綴っていく。

ジョアンヌには辛い過去があった。
彼女はそのことを抱えたままエミルと旅に出た。
2人が徐々に打ち解けていくエピソードも無理がなく
旅先で出会った人たちも魅力的。

上巻の1ページ目から魔法をかけられ
下巻のラストまで途切れることなく
読み進めることができた。

私のように海外文学が苦手な人も
優しさに溢れたこの本なら大丈夫。

2026年 本屋大賞 翻訳小説部門第1位
納得の小説でした。

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2026年10月14日

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エミルとジョアンヌの旅が終わった。
トムとジョセフとエミルが天国で出会えているだろう。
ジョアンヌのお腹の新しい命がが女の子なのも素敵。

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2026年10月10日

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ネタバレ

「赤い水玉の白いワンピース」で星5。

これは、恋愛小説じゃなかった。

終盤は涙。
エミルは死んでしまうのだから、泣く覚悟はしていたけれど、思っていたのとは少し違う結末だった。

上巻では、ジョアンヌが謎めいていて、期待感が膨らむ。先を読み進めたい衝動にかられ、星5。

下巻では、次第にジョアンヌの物語が明らかになっていく。種明かしをされてしまうと、もしかしたらイマイチだったかも...なんて、がっかりしかけた。
アルツハイマーの解像度が気になったり、ジョアンヌの積極的な感じにちょっと引いてしまったり。

それなのに、最後まで読んで、やっぱり星5。

いい小説だった。

母親の愛に目を向けてくれて、ありがとう。

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2026年10月09日

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物語の後半はダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を彷彿させられました。終盤は読み進めるのが辛かったです。上巻、下巻はコインの表裏の関係のようで美しく二人の主人公を表現していたなと思いました。希望が見える結びで良かった。

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2026年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絶対に家族の元に帰してはいけないと約束したけど、だんだんと記憶が昔に戻っていくエミル。ママやマルジョと呼ばれたり家に帰りたいと言われ続けて最後家族に電話するまでジョアンヌよく頑張った。もちろんエミルも!!
家族を失い続けたジョアンヌの辛さや日に日に周りのことがわからなくなっていくエミルを見ていると、日々幸せなことばかりじゃないけどもっと小さな幸せに気付いていかなくちゃいけないことを気付かされた。読んでいく度に過去の記憶や病気の不条理さに辛く悲しい気持ちになっていくけど、それと同時に美しい景色や人の優しさや今ある幸せに温かい気持ちになれる小説だった。
強いていうなら、エミルの実家に部屋作ってくれてたのはよかったからそこには妊娠してないただ最後の旅を一緒にしたジョアンヌとして行ってほしかったなと思った。

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2026年10月05日

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死を迎えるにあたり、常日頃悲観的に考えてしまうけど、今を生きることの大切さを改めて大事にしようと思えた。
作中で書かれている名言の一つの「美しさとは、見たもののなかにあるのではなく、それを見る目のなかにある。」は写真好きな私としては完全に同意し、目を養わなければと思わさせられた。
読みたいリストにずっとあるアルケミストもいよいよ読んでみたくなった。
とにかくめちゃくちゃ良い小説でした。
立ち上がる時も良かっただけに追いたい小説家の1人になった。翻訳お願いします!

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻はあっという間で一気読み。
読んでいる間はエミルとジョアンヌとフランスを旅したような気持ちになって、自分にとっても素敵な時間を過ごせました。

始まりはエミルの最後の旅という目的だったけど、ジョアンヌにとってもジョセフとの約束を果たすという目的があったとわかって納得できた。
そこからはもうあっという間で最終盤にエミルとの約束を果たす過程で、ジョアンヌは改めてトムとも別れを告げられたのかなと解釈。そのおかげでエミルの両親に場を提供することもできたんだな。エピローグの妊娠諸々はおまけっちゃおまけだけど美しかったし、こうやって命は続いていくと親になってしみじみ感じた。
リメンバーミーで死者は記憶の中で生き続けるとあったけど、エミルもジョセフもトムもジョアンヌが覚えていたり、語り継ぐ限り生き続けるし、自分も身の回りの人のことは覚えたりたまに話したりしたいなと思った。何より大切な人には自分からアクションして会話しなきゃな。。

個人的にはジョセフがかっこいい父ちゃんすぎてダントツで好きなキャラでした。映画化するならジョセフを1番かっこよく映してくださいネ!!!!

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•真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく、新しい目を持つことだ
•最も偉大な旅人とは、自分自身を見つめ直すことができた旅人だ
•景色は私の魂をかき鳴らす弓のようだった
•今このときが他のどんな時より優れている点がある。それは、今はわたしたちのものであるということだ
•命を生み出す前に、命を愛し、命を愛させなければならない
•人間はステンドグラスのようなもの。陽が出ている間は輝くが、暗くなると内側から照らされて初めてその美しさが現れる
•死について話そうとしても、そこにはいつも生が立ち現れる
•苦しむとは、何かに対して究極の注意を払うことに他ならない
•最も深くて悲劇的な旅立ちは、結局はなされなかった旅立ちである
•風向きを変えることはできないのだから帆を操縦できるようにならなければいけない
•非凡なことは平凡な人たちが歩く道の途中にある
•人生が粉々に砕け散り、全ての指標がなくなってしまったと思ったときは木になってみなさい
•世界はいつだって、誰かが誰かを待っている
•美しさとはみたもののなかにあるのではなく、それを見る目の中にある
•真の旅立ちの前にはどんな言葉もいらない

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2026年09月25日

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ジョアンヌ、本当にすごくよく頑張ったなぁ

エミルの最後が穏やかだったのはジョアンヌの献身のおかげだし、頑張ったジョアンヌに、物語の最後でこれから先も生きる希望が芽生えてたのが分かって、読んでて本当に嬉しかった!

エミルも、ジョアンヌの性格を見越して色々根回ししてるのが微笑ましくて、2人が旅の過程で本当に大切なパートナーになっていったんだなぁっていうのが感慨深かった。

これからのジョアンヌに、どうか幸あれ

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2026年09月22日

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 久しぶりに読みながら号泣してしまいました。
 主人公の死という結末は分かっていても、そこに至る生きる大変さと美しさ、大自然の中で、さまざまな人と出会い、変わっていくことを素直に受け止める主人公とその同行者の女性が素晴らしかったです。マインドフルネス、やってみたいと思いました。

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最高に良い物語でした。
アルツハイマーって本当に恐ろしい病気だし、自分がもしエミルだったら、、とかジョアンナだったら、、または家族だったら、、と思うと、読みながらつらい気持ちになった。
でもそんな中でも冷静に、暮らしを積み上げて、そして、最後まで付き合ったジョアンナは本当にすごいし、過去のシーンも本当に切なくて辛くて。
なんでそんなに悲しい経験ばかりしなきゃいけないんだ、、とも思ったけど、エミルとの生活の中にも、彼女の中で救いがあったり、幸せがあったり、最後のお姉ちゃんとのシーンで嬉しいサプライズがあって、本当に読者である自分も救われた。
確信はしてたけど、やっぱり号泣してしまった。
悲しいけど、切ないけど、温かい、とてもステキな物語だった。
本屋大賞とったのも大納得。
帯を書いてる方々も著名な人ばかりで、でもそれも納得。

あとは、瞑想、やってみたいなと思った!

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

上巻からあっという間の下巻。
2人の出会った人々、そしてそれぞれの過去の事柄が挿入されてゆく。旅に同行する前のジョアンヌの過去。失ったものの大きさが切なすぎる。それなのに彼女はどんどん病に蝕まれてゆくエミルに献身し続ける。最後にジョアンヌはエミルの家族に連絡を入れる。
そしてプロローグ。号泣。

美しいフランス語で描かれているらしいこの小説を手にできた喜びを他の人たちにも伝えたい。感謝したい。

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2026年09月11日

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私たちが「自分」と呼んでいるものは何でしょうか?
それは、過去に出会った人の面影だったり、ふとした瞬間に眺めた風景の記憶だったり、あるいは選ばなかった選択肢への小さな傷跡のような、かたちのないものが寄り集まってできるものなのかもしれません。
そして、様々な人と関わり、傷つき、あるいは救われるなかで、少しずつ削り出されるようにして「自分」になっていくようにも思えます。どこか掴めないけど、深く広い。まるで、どこまでも続く青のように。

谷川俊太郎の「青は遠い色」がこの本のことをよく表してるようにも思えたので、載せておきます。

どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、青を手にすることはできない。
すくえば海は淡く濁った塩水に変わり、近づけば空はどこまでも透き通る。
人魂もまた青く燃え上がるのではなかったか。青は遠い色。

自分とは、消えない手触りを誰かの中に残していくことなのかもしれませんね。
ジョアンヌとエミルがこの詩を知っていたら、きっとあのノートに認めていたんじゃないかな、と思います。

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2026年09月09日

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家族と人が生きること、死ぬことをピレネーの大自然を舞台に描いた本
本屋大賞翻訳部門大賞は伊達ではなかった
読後は色々と残るものがあり、前に読んだ日本の2作目はそこまでではなかったが、これは本当に読んでよかったと思う

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

とても素晴らしかった。
美しい旧市街地や山脈や漁村を背景に
エミルの世界と現実の世界、
ジョアンヌの過去と今が交互に語られる。
切ないけど優しい世界。
文学や偉人達の「名言や格言」
どこかに書きとめておきたい。
エミルの投稿に応募した理由と
ラストのサプライズに深い繋がりを感じた。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

上巻のエロシーンは(違う形ではあったけど)ちゃんと回収はされた。
なるほどそういう。

フランスは日本と違って事実婚が最近は増えている、という情報があるかないかで感想が割れそうだと思う。
とくにヒロインはそっち寄り。
そういう倫理観のお家の人なので多分主人公のお家とは合わないんじゃないかなって気もする。

他人に向けられる優しさは大事。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

どんどん忘れてしまう現実も、自分を自分と認識してくれない哀しさも、過去の辛い思い出も受け入れようとしたジョアンヌに心が締め付けられる

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2026年10月23日

Posted by ブクログ

病気が進行していき、辛い状況に追い込まれて行くけど、エミルとジョアンナの過去を交えつつ、二人の心の距離まで近づいて行く事にホッとしていく。
ジョアンナは過去にあんなに辛い想いをしていたのに、本当に優しくて、強い。「死」があるから「生」が輝くとは、本当にこのことだ。
翻訳者あとがきにもあったけど、長編映画やドラマとして美しい景色と共に映像化して欲しい作品。

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2026年10月14日

Posted by ブクログ

翻訳小説はあまり読まないですが、文章はとても読みやすくて、抵抗感は全くありませんでした。それでいて、小説の舞台は海外の世界観が前面に出ていて、抵抗なく新鮮な読書体験をすることができました。
忘れてしまうというのはとても恐ろしいことだと感じましたが、最近の記憶が徐々に消失していく過程で、過去の幼い頃の記憶が鮮明に甦ってくる描写がとても良かったです。

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

2週間かけて、17章から31章まで1日1章のペースでフランス旅読書をしました。
決して、楽しいとか美味しいとか
そういう旅ではなかった。

今回の感想は本文の内容に若干触れます。

ただただ、美しい風景。
田舎の風景と言っても過言ではない。
ParisのPの字すらでてこない。
地名は一つもピンとくるものはなかった。
町や村、漁村などで出会う人々も過度な
演出もなく、でもステキな出会い。

エミルの記憶が定まらない時間が
増えていくなかでジョアンヌの
献身的な寄り添いに、
奇跡的なことは起こらず、日々エミルの病は
進行してしまう。


とても難しい作品でした。
(読みやすい文体ではあったんですケド)
2人の間に愛が確かに深まっていくのに
病が立ち塞がる…。
ここまではよくあるお話です。

この作品のすごいところは、そこに
家族愛をかなり上手に絡めているところだと
思われます。
母性の描き方、とても立体的でした。

ラスト直前なんてジョアンヌ、
いたたまれない、辛すぎる…けれど
神様はいたのね。

ラストはキレイな夜空に星が瞬いているかのよう。
締め方がオシャレ。。。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

生きることの素晴らしさ、家族への愛、人生の再生を考えさせられる内容でした。
自分自身が死ぬ時にどういう選択をするか、何を振り返るか、考えさせられました。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前編を読み終えた時点ではエミルの人生についての物語になると思っていたが、親子愛についての物語だった。
ジョアンヌがトムにしてあげられなかったことを、エミルの最期にエミルの両親にさせてあげることができた。
それはこの旅で2人が過去を乗り越えて、愛し合ったことによって得た気付きであり、ジョアンヌからの最高のプレゼントだったと思う。
そして、ジョアンヌには時間と新しい命が残されている。トムやエミルと再会するその日まで、ジョアンヌとその子が自分らしく生きていってくれることを願っている。

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

この物語を手にとったのも何かの合図、前兆だなと思う
エミルのトラベラーズノートでもあり自然療法または現代のアルケミスト。毎日少しでも自分の周りを意識的に眺めるように…この問いかけが伝えたいことの1つだと感じた
若年性アルツハイマーなのだが時々みせる彼の意地悪で強がりで普通の青年なところが可愛く見える
ジョアンヌの最初のあの絵を見てみたくなった。そしてあの世界最高のセラピーだ のところ声出して笑った
ジョゼフが自閉症トムへの並行している世界にいるから私たちの現実に入ってくるのが難しいという解釈になかなか自分だったら咄嗟に言ってあげれないと思った
目の前の世界とどう調和するか、そうすることで自分がどうクリアなるかケアフルできるか瞑想疑似体験できた
ジョアンヌの献身的な最期があまり苦しくならないよいに書かれていたと思うがなかなか大変だったに違いない。そして多くの詩が登場し、言葉の強さ支えが感じれた
エミルとトムが重なり合うところはなかなか喉が熱くなる場面でお別れを言えなかった彼女の悔やみ苦しみ、過去に触れることができたことがこれからの自分の生き方が変わる気がした

好きなフレーズ引用
別れた原因をライバルが出現したせいにするのって楽よね。自分が何をしそこなったのかを直視するよりずっと簡単
真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく 新しいめをもつことだ プルーストの一節
景色は私の塊に歌いかける弓のようだった スタンダール
この子は地球上でセカンドネームをもってる初めての猫になるね!
将来への不安や過去への後悔から解き放たれて ほかのどこでもなく ここにいることを学ぶ
今このときがほかのどんなときより優れている点がある。それは今私たちのものであるということだ ーチャールズ•ケイレブ•コルトン
人間はステンドグラスのようなもの。日が出ているあいだは輝くが 暗くなると内側から照らされて 初めてその美しさが現れる。ーエリザベス•キューブラー•ロス
風向きを変えることはできないのだから 帆を操縦できるようにならなければいけないージェームズ•ディーン
人生が粉々に砕け散り 全ての指標がなくなってしまったと思った時には 木になってみなさい
美し里とは見たもののなかにあるのではなく それを見る目のなかにあるージャン•ルネ•ユグナン
毎日毎日がそのなかに永遠を宿しているーパウロ•コエーリョ

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2026年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い終わりだった
ジョアンヌを見守ってくれる、側にいてくれる人間が居てくれてよかった

翻訳本はあまり読まないのですが、読みやすい文章で気楽に読めた

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

難病ものは苦手だけどロードノベルは好きなので挑戦。
フランスの自然の描写が素敵。

エミルとジョアンヌは男女の性愛と離れたところで信頼関係を築いてほしかった。
余命わずかで子ども作っちゃうのはあまりに無責任ではないかなぁ。

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2026年09月30日

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