あらすじ
死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は──部下、全員。発売前から「一気読み」「怖すぎる」と話題沸騰の、新しいストーリーテラーがおくる恐怖の“限界会社員ミステリ”!
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Posted by ブクログ
ブラック企業やパワハラから
抜け出せずに削られる主人公が気の毒。
だけどそれ以上に問題が次々起こって
優しい人達ですら怪しく見えてしまう。
わたしは先読みがほとんどできないから
結末はかなり意外で面白かった。
文章も読みやすかった。
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とても楽しめたのでお勧めしたいが、知人に安易に紹介できない本と思う。
職場の人間関係における暗黒面を全て見せつけてくるような描写力で、自分の仕事経験とのリンクがどこかでできてしまう。
「残業が多いのは、自分が仕事ができないからではないだろうか?」「家族でも友人でもない職場の人間関係ってなんなんだろう?」と答えの出ない問いがぐるぐる回るような読後感でした。
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面白かった!パワハラ上司にイラッとする場面や主人公の心がやられてる場面も仁菜ちゃんのキャラでだいぶ明るく読めました。途中でもしや仁菜ちゃんが!?と思ったが最後は予想外の展開でした。先が気になってスルスルと読めました。
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さらっと読めて面白かった!
後半で前川とノアの死亡の経緯が一気に解明されてスッキリ。併せてブラック部署仲間からの裏切り、そもそも自分(青瀬)が思っているほど仲間ではなかったという驚きが良かった。文体からでは青瀬は普通に頭が良さそうだけど、仕事は壊滅的にできないタイプで部署仲間からも恨まれていたという。恨まれているレベルではなくて前川と一緒に始末しようとされていたとは。すごく面白かった。
仁奈ちゃんが昔昔に青瀬と出会っていた、という縁があったけど、元カレの佐伯さんがずっと優しかったのは何でなの?一緒に働いてなかったから要領の悪さを知らなかったんだろうか。抜けたところが可愛くて守ってあげたいタイプだったのか。
青瀬はブラック企業で忙殺されて記憶が無さすぎるのか、それとも元々そういう人間だったのかな。
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イヤミス好きにはたまらない最後です。
ブラック企業×ミステリーはあまり今まで見ない設定で、新鮮で興味もそそられます。
読み進めていくうちに、主人公や周りの人物への疑念が深まっていきます。
私は信頼できない語り手の設定が大好きなので、その部分もあってより面白かった。
また、応援書店限定のSSペーパーがついていて、それがまた1つの伏線回収になっていて唸りました笑
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面白いけど、読むのに体力が必要。
重たいパワハラの話が続き、パワハラ上司が失踪してから輪をかけて重たいストーリーが続くが、なぜか読む手が止まらない。
パワハラはパワハラでひどいと思ったが、正直読みながら「主人公も仕事できなすぎでは?」と感じていたため、最終盤の真相解明の時に、その内容に安心し、安心した自分のことを嫌いになった。
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ホラー。謎解き。そしてホラー。
ブラック企業のパワハラ上司がいなくなっても続く地獄。
会社と社会、同じ漢字が使われてるのは偶然ではなく、ほとんど変わらない概念なんだろう…
やばいやばい、怖すぎるって、もういいって途中から背筋が寒くて仕方なかったよ、、、。
最初は私も前川の罵詈雑言にイラっときて、うわぁこんな上司だったら葬りたくなるなと部下に同情して、
尋常じゃない時間の残業を毎日繰り返す青瀬たちにも同情して、
そりゃこんな上司と毎日顔を突き合せなきゃいけないならばパフォーマンスなんて上がるわけないよなと思い、
え前川いなくなったやんと思ったら、本当に死んでる?という疑問に変わり、
読み進めていくうちに「ええええそっちぃぃぃ」ってなったし、
さらに読み進めるともう訳の分からない展開が待ち受けていて、
人間こわ!!!となった。
ホラーですよこれは、結局幽霊なんかより人間が怖い。
でも面白かった。
内容に全部持ってかれたけど、このブラック具合はとんでもない。
Posted by ブクログ
ひえーしんどい話。。誰かが自分のこと話してるかもって思った瞬間被害妄想になる気持ちもわかるし、こんな仕事できひんやつくそーの気持ちもわかる。。殺そうにはならへんけど。笑
になも佐伯も怪しいし、ほんまは全部自分でやってるんちゃうんかと思うくらい先読みできませんでした!非常におもろ!
Posted by ブクログ
ミステリとしての完成度は高く、星4つ。ブラック企業に勤める主人公の上司が失踪するところから始まる話。いわゆる「信頼できない語り部」にあたると思うのだが、伏線自体は多く張られているものの描写が薄く、読者に対してはあまりフェアではないように感じた(盗撮されていることに気づかない、Tシャツがなくなっていることに気づかない、周囲から疎まれていることに気づかない、など)。
ただそれが終盤の衝撃的な展開にきちんと繋がっていて、結果的には効いている構成だと思う。正直、途中から主人公は「疲れている」だけでなく本当に無能なのだと感じてしまい、どれだけ疲れていても部屋の片付けやゴミ捨て、チャットの返信くらいはできるのでは、と思ってしまった。ただこの違和感ごと成立している作品だとも思う。現代社会で「ブラック企業・ブラック上司」という概念が広く浸透し、仕事の大変さへの共感が前提として成立している小説で、その共感がないと作中の刑事の取り調べのように「いや、さすがにできるでしょ」と冷めてしまいそうな危うさもある。
派遣社員の仁奈が真相を解き明かす最終盤、同僚全員が「主人公が無能だから」という本音や事実を突きつけてくる場面が強く印象に残った。自覚がなかったら相当ショックを受けるんだろうなと感じた。
また全編を通して、主人公の元恋人がずっと優しい態度を崩さないのが個人的にはストーカーのような薄気味悪さを感じていたが、それが終盤、エピローグで主人公がその手紙をビリビリに破いて水に流すシーンに繋がり、なんとも言えない後味だったがどこかスッキリした。
Posted by ブクログ
比較的読みやすかった。
上司失踪事件が最後どう収束するのだろう…と思いきや、主人公の青瀬にとっては悲惨な結末だった。節々に青瀬の性格、態度が描写されてたから(残業時間過多であるが故の描写かと思っていたが)、もう1回読んでみると、総経本部メンバーの青瀬への想いがよく分かるのかも。信頼できない語り手ってやつかな?
最後の佐伯からの手紙に対する扱いには「えぇ…」ってなっちゃった。たくさん助け舟をくれてたのに、、
Posted by ブクログ
・パワハラミステリー小説
・パワハラをし続けてきた上司が突然失踪し、パワハラを受けてきた部下がその上司を殺したのではと疑われるようになり…という話
・常になにか違和感があるまま進んでいく
・青瀬が全然出来事を覚えてなかったり、自宅で発狂して退去勧告されたり
・後半ニナちゃんに説教部屋に連れてかれて奥の棚を調べるシーンは不安でドキドキした
・佐伯すら怪しく見えたから、ほんとに何を信じればいいのか分からなくさせて読者を不安にさせるのが上手い
・半分くらい読んでると、こいつ過重労働を記憶力や集中力の低下を言い訳にしてるけどシンプルに無能なんじゃねえか?と思ってムカついてきてたら最後に…
・おれも保科さんらと共謀する側だった
・でも仕事できないやつが自覚せず、難しい言葉を無駄に使ってたらほんとに腹たちそう
・別に意地悪やずるで仕事してないわけじゃないから可哀想ではあるんだが…
・ただずっと引っ張られた違和感に対して本人が無能でしたは少し消化不良感
Posted by ブクログ
主人公をはじめとする登場人物が限界社会人で、自分のしたことが定かではない、という設定が面白かったです。
佐伯がずっと報われず感情移入していたので辛かったです。
ずっとモヤモヤ嫌な気分が続き主人公にずっと救いがなく展開は面白かったですが、読んでいて辛かったです。
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人間って怖い。
最初から酷いパワハラの描き方がリアルで、読んでいて辛かった。だけど続きが気になって一気読み。
真相は本当人間不信になる。仕事ができないってそこまでのことかな。殺意を覚えて計画するほど?イライラする気持ちは分かるけれども。
青瀬はさっさと仕事辞めた方がいいとずっと思いながら読んでいた。病んでいると何もできなくなっていくよな。仕事も余計にできなくなるし、負のループ。
ラストはあれで良かったのだろうか。本当に自分のことを思ってくれる人と一緒になるのもいいと思うけどな。
Posted by ブクログ
過労とパワハラで少しずつ壊れていく主人公が痛々しい。心が壊れることは誰にでも起こりうる。だからこそ、自分で境界線を引かなければならない。壊れてからでは遅いのだと思った。
Posted by ブクログ
ブラック企業に勤める主人公。私はブラック企業に勤めていないのでそこらへんの気持ちはわからないので逆に読めました。メンタルが不安定な時には読まないでください。
いやぁ、それにしても結末含めて全て現代の病って感じがすごいですね。普通に生きるっていうことの難易度が高すぎる。
心が壊れる前に休みましょう。そして無理してその環境に合わせなければいけない状態なら、それが仮に自分の理想だとしても、環境を変えましょう。壊れてからでは遅すぎる・・・
最後に、この本の感想で「ブラック企業は〜」で終わっているものが多いですが、考えるべきはそこじゃないと思います。これ以上は言えませんのであとはご自分で。くれぐれも読むタイミングにはお気をつけください。
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積読チャンネルを聞いて興味を持った
オーディブルにて
パワハラ×ミステリーのストーリーが単純に面白い
ところどころ仕事をしてる人間には刺さる辛い描写あるけど、辛すぎて逆に冷静になれる
最後の展開も面白いけど、それよりもになちゃんとの掛け合いなど、日常パートをいかに楽しめるかで感想はわかれそう
個人的には、少し小説特有のご都合主義がちらほら目についてしまい一点引かせてもらいました
Posted by ブクログ
友人からの薦め。
信用できない語り手ではなく、ただ能力が低い青瀬。注意欠如の人が学生時代までは大丈夫だけど社会に出たら詰むリアルさ
佐伯が後半ストーカーに見えて怖かった。ミスリード要員?好意的な人でよかったけどそこまで執着する理由が謎
過去の青瀬は仁菜ちゃんの価値観を変え、救っていた。人を変えることなんてそう簡単にできるものではないので仕事ができること以上に素晴らしい力だと感じた
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
少しホラー要素のあるミステリー。
最後はこう来たかという感じ。
少しリアリティーに欠けるけど、1番怖いのは人間かもしれない。
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無能なパワハラ上司に苦しめられながら毎日深夜まで働き詰めの生活を送る28 歳の主人公・青瀬。突然失踪したパワハラ上司・前川から届いたメールの件名は「私は殺されました」。本文には容疑者候補として「総務経理本部」全員の名前があった。
限界会社員・青瀬と妙に頭の冴える派遣社員・仁菜は二人で真相解明に取り組むのだが……。こんな会社で働きたくないけど、こんな会社はたくさんあるんだろうな…。怖っ。
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一応ミステリーなのだが、謎解き要素は比較的薄くて、ダメ人間の主人公があまりにダメなために周りに疎んじられて、殺されかけると言う、あまりシャレにならない話。
Posted by ブクログ
後味悪い。予想外の結末。まさか青瀬が殺されそうになってたとは。確かに恐ろしく仕事ができない人は会社にもいるけど、殺そうとまでは普通思わないよなぁ。
Posted by ブクログ
被害者前川の「私は殺されました」「私が考える容疑者は以下のとおりです。」という1通のメールからこの物語は始まる。
そこから時間軸が遡り、ヒロイン青瀬のブラック労働の語りがつかみだ。
前川はたとえ殺されても1ミリの同情も起きない典型的なパワハラ上司で、殺人者として名指しされた青瀬らは不本意ながら前川の安否を確認する必要に迫られる設定は面白かった。
最後のどんでん返しも想像を超えていて「そうきたか」と思わずうなった。
ただ、ちょっと動機的に無理がないかと突っ込みを入れたくなった。
探偵役の仁菜のキャラもオシイ(*_*;
登場人物の魅力がイマイチ伝わってこない気がした。
Posted by ブクログ
あれ、今何しているんだっけ?
仕事をしている人であれば、この感覚はわかる人が多いのではないだろうか。
一生懸命働いているのに、仕事に追われ、報われない。
どこまでも救われない物語展開が辛かった。
Posted by ブクログ
積読チャンネルの紹介から
前半のパワハラパートはリアル感あって引き込まれた
主人公と裏主人公のキャラが最後まで完全に掴みきれないフワッとした感覚
ミステリーとしてのインパクトも弱め
「名探偵」のキャラは一番の魅力的でした
Posted by ブクログ
全体的に面白かったんだけど、張り紙はよく分からん
あれは前川のことも知らない近隣住民には書けなくない?あと退去のキョの字が漢字じゃなかったのは何か意図的で絡んでくるのかと思ったけど単なる未変換?
Posted by ブクログ
こわかった。
嫌な気持ちをどうにか整理したくて、一気に読んだ。
仕事の描写がこわい。
次から次へと舞い込む業務、処理しきれない焦り、追い詰められていく主人公。上司からの執拗な叱責。他部署から向けられる冷たい視線も苦しかった。
「これは本当に必要なのか」
「やるべきなのか」
「なぜ私がやるのか」
主人公はそんな問いを抱えながらも、仕事は進んでいく。
仕事は多くの人と関わりながら進めるものだ。同じゴールを目指しているはずなのに、そこへ向かうルートは人によって違う。その違いを理解し、受け入れ、調整するにもエネルギーが必要で、その分だけパフォーマンスは削られていく。叱責を受け、気持ちを整理し、求められるゴールとルートに合わせて仕事をこなしていく。
それでも、仕事をしているという状態は、自分が社会の歯車として機能しているという安心感を与えてくれる。だからこそ、人は自分を殺してまで仕事にしがみついてしまうのだろう。切り離すことは簡単ではないのだろう。
終盤ですべてがつながり、見えていた景色が変わる。そして最後に残ったのは、「できる」「できない」とは何を指しているのだろう、という問いだった。あまりに残酷で曖昧な輪郭だった。