あらすじ
死んでほしいと思っていたパワハラ上司が死んだらしい。容疑者は──部下、全員。発売前から「一気読み」「怖すぎる」と話題沸騰の、新しいストーリーテラーがおくる恐怖の“限界会社員ミステリ”!
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
仕事が原因でメンタルやられて休職中の私は主人公が数十メートルの距離でさえ、ゴミを出しに行くのが出来ない、少し前のことも覚えてない、人に言われてもそうだっけ?って思うことしか出来ないのはめちゃくちゃ共感しました。
この作者さんも鬱の経験ある?って思っちゃいました。
電車に乗って仕事に行くことは出来るのにそれは嘘でしょ、っていう刑事さんの言葉も近所のおばさんに言われたもんね。
前の晩に残業してある程度の道筋をつけたはずなのに、翌朝出社すると未読メールもチャットも溜まって、依頼が雪崩を起こしてるってこともめちゃくちゃ分かる。私も人間以下に仕事ができないやつって事だったんだな…って思ったわ。
殺人についてはみんなが壊れてしまってる中で起きたプッツン殺人で、それは仕方がないよねーと思った。
プッツン殺人の裏には人間以下の仕事ができない主人公を殺して、その罪を嫌な上司に着せちゃえ☆って計画があったけど、心の支えにしてたその計画が潰れて、プッツンしちゃうのは仕方がないよなーと本当に思う。
でもプッツン殺人の後に、犯人に仕立て上げるために他の人も殺しちゃうのはアカンと思うけどな!
最後に、自分にとって不都合だけど正しい世界を見せられて、会社を辞めることができた主人公は広い目で見れば良かったと思う。
震えが来て動悸がヤバくて息も出来ない状態になる位の環境は自分にとって悪でしかないから。
この本はミステリーというカテゴリになるけど、おかしくなった人たちが起こしたヒューマンドラマでもあると思いました。
帯に書かれてた「最悪を更新していく展開」にも、分かる、分かるよ、と言いながらしか読めなかった自分はやっぱり人間以下なのだろうか…。
今後も読み返すと思うし、読んでみて欲しいので星5。
Posted by ブクログ
ページをめくる度に胸がザワザワ、、
でもめくる手が止まらない。非常に惹き込まれる作品でした。
パワハラ描写やリアルさがキツイとの評価も見受けられましたが、自分は学生で社会を経験していないためか、小説として楽しめました。
ある種ホラーのミステリーで結末も予想つかず、新感覚の読書体験でした。
Posted by ブクログ
主人公青瀬は、限界社会人ということもあり、行動一つ一つにまどろっこしさがある。悪いことがドミノ倒しのように連鎖して、物語が膨らんでいく。
現代社会の異様さの詰め合わせセットだった。全てがイカれた光景。しかし、それが全て最終章へつながっていたことを考えると、とても気持ちが良い。
Posted by ブクログ
先の読めないテンポのいい展開。
人によっては後味の悪い話かもしれない、でも総合的に見ればいい結末だったと思う。
自分を正しく理解できる人なんていない。少し実際の自分がどうなのか見直したいと思った。
Posted by ブクログ
何これ?!面白かったです。予想出来なかった展開でした。怖すぎる。パワハラ上司、ブラック企業、永遠に終わらない仕事の山、、、主人公の青瀬、しんどかったね。派遣社員ニナちゃんのキャラがとても救いでした。
Posted by ブクログ
めっちゃくちゃ面白かった
読みやすい
青瀬がずっと怖いけど
結局マンションでの夜の叫び声とかは夜驚症ってことでいいのかな
佐伯報われないけどしつこいなとも思う
やばいやばい、怖すぎるって、もういいって途中から背筋が寒くて仕方なかったよ、、、。
最初は私も前川の罵詈雑言にイラっときて、うわぁこんな上司だったら葬りたくなるなと部下に同情して、
尋常じゃない時間の残業を毎日繰り返す青瀬たちにも同情して、
そりゃこんな上司と毎日顔を突き合せなきゃいけないならばパフォーマンスなんて上がるわけないよなと思い、
え前川いなくなったやんと思ったら、本当に死んでる?という疑問に変わり、
読み進めていくうちに「ええええそっちぃぃぃ」ってなったし、
さらに読み進めるともう訳の分からない展開が待ち受けていて、
人間こわ!!!となった。
ホラーですよこれは、結局幽霊なんかより人間が怖い。
でも面白かった。
内容に全部持ってかれたけど、このブラック具合はとんでもない。
Posted by ブクログ
犯人を追っていたはずが、自分の無自覚な認識がまさかの展開につながった。
その事実を知ったとき、水をかけられたくらい衝撃的で、ある意味、私の目も覚めさせられた。
本文で語られた「似た者同士」という発言。
今となれば腑に落ちてしまうのが後味の悪さをより引き立ててる作品だと思う。
Posted by ブクログ
自分がホワイトな職場にいるからこそ、エンタメとして距離を置いて読むことができたなと思う。「渦中にいる人間をコンテンツとして見ている外野」「自覚がないまま感覚が鈍くなっていく主人公」「仲間意識とは裏腹に残酷な現実」。すべてが絶望的。また、自分の欠点を認めて自分なりのサバイバル力を身につけることも、「自分を守る」という意味で大事なんだなと思った。
Posted by ブクログ
過重労働怖いな〜と思った。あそこまで頭が働かなくなるのかと思ってたら、青瀬は格別っぽい。悪臭を放つゴミを溜め込んだり、空っぽの麦茶を空っぽと分かりながら冷蔵庫に戻すところとか、妙にリアルで怖かった。所々挟まれるパートは青瀬とニナちゃんか!と最後にわかったときは気持ちよかった。佐伯は絶対黒幕だと思いながら読んでたのに、ただの優しい人で逆にびっくりした。総経のメンバー、ニナちゃん以外全員敵とは完全に予想外!ニナちゃんは青瀬を探し出して同じ会社に勤めたのか、たまたまなのか気になる。ニナちゃんなら探し出せそう。引き込まれてあっという間に読めた。ただユーモア?ギャグ?的なところは合わなかった。
Posted by ブクログ
最悪に最悪を足して、最悪で煮詰めたみたいな小説だなと思った
小説としては面白かった
ミステリーとしても十分に面白かった
あと、解決に向かえば向かうほど、ページをめくればめくるほど絶望かつ、不穏になっていく感じが個人的に嫌いじゃないかも…
Posted by ブクログ
核心に迫るほど胸がざわめく
読みやすくてこちらも一気読み
最後予測できなくて読み進めるほどドキドキが高まった。
主人公の視点で描かれることからの見えない部分にやられた。
途中入ってくる回想?が誰のものなのかがわかった時に救いを感じる。最後はそういう流れになるのかという驚き。
仕事のできるできないってどっちの立場になってもしんどいな、
Posted by ブクログ
新たな形のイヤミスで、最初から最後まで楽しめた。ブラック企業にパワハラと、かなりヘビーで苦しい展開とは裏腹に、文章は読みやすく読み手を裏切るような結末が用意されているのもポイントが高い。ライトでどんでん返しを求める人にはおすすめ。
Posted by ブクログ
面白かった。とても読みやすかった。
最初好きな感じだな〜面白そうだな〜と読み進めて途中ん?ってなってって、後半こうゆう感じか〜最後なるほど〜そっかーで終わった。
今まであまり読んだことないタイプだったかもーと思いながら、ずっと気になっていた一冊だったので読めてよかった。
それぞれの立場でみる世界は同じ世界線なのにまるで異なって映っていることがよくわかる。
Posted by ブクログ
なかなか面白かったです。
パワハラ上司の元で体力も精神力も尽き果て、過労死寸前状態だった主人公の青瀬。
しかし、その上司が失踪し、他の同僚4人と一緒に上司殺害の疑いをかけられる。
働いても働いても片付かない仕事、周囲の悪意がとてもしんどいのに、状況はどんどん悪くなる。
唯一の理解者である派遣社員の三井仁菜の底抜けの明るさが救いだったが、この人物は果たして何者なのか?
また、主観と客観のズレって怖いと思った。
知らないところで、恨まれたり馬鹿にされたりしているかもと思うと人間が怖くなる。
Posted by ブクログ
パワハラ上司が失踪し、なぜか同じ部署全員が犯人候補になってしまう。果たして真相は?
主人公が強烈なパワハラを受け、社内でも白い目を向けられる序盤は何とか主人公に頑張ってほしいと思うが、読んでいくうちにわずかな違和感が。なぜ主人公は仕事ぶりも私生活も、こんなに崩壊しているのか。
違和感がぬぐえぬまま、事態は徐々に悪化していき、モヤモヤしつつも、軽妙な筆致もあり目が離せない。そして真相はある意味残酷で…。
謎解きとして読み応えがあるというわけではないが、仕事、人間関係、理想と現実、そういういろいろなやるせなさを感じさせる作品。
Posted by ブクログ
とにかく日に日に疲れて思考が回らない描写が上手くて怖いが最後まで読むと見方が少し変わってくる
謎解きとしては少し王道とは外れるのかもしれないがところどころにあった違和感が真相が分かったあとに機能するところが見事
あの違和感や描写ってそういうことだったんだ…とゾッとする感じが面白かった
主人公目線で読む小説ならではのストーリーだと思う
みんなが同じ世界を見ているわけではなくて所詮主観でしかないんだなぁと思わされてなかなかショック
後味悪いけど好き
Posted by ブクログ
異質すぎる展開と気持ちの悪さが唯一無二な新感覚ミステリー。読むだけで疲れるので気合いは必要!
ジャンルで言えばミステリーなのだが、それよりも人間関係の恐ろしさとブラック企業の闇を感じる要素が大きく、何個も衝撃展開あって面白かった。
Posted by ブクログ
読み終えた瞬間、脳内で叫んでしまった!
「なんだこれ!?」
「トラウマ!!」
視点を変えると同じ出来事が、こんなに別の意味を持ってくるなんて。
積み上がっていく構成のロジックが予想を大きく裏切っていきます。
この社畜ミステリーが恐ろしい!そして面白い!
Posted by ブクログ
人が精神的に追い詰められた状況を疑似体験できる小説。
死んで欲しいと思っていたパワハラ上司が死んだ。
総務経理本部全員が容疑者・・・
正直、あまり気分のいい小説ではありませんでした。
でも、現代の環境に通ずることもありそうで、無視できる内容でもない気がしました。
現代人はとても忙しそうにして自分を追い込んだりしている気があると思います。
人は追い込まれるとどのような行動に出て、自分勝手になるのかすごく感じるものがありました。
死ぬのではなく、日頃から自分のケアをすることが大事だと思いますし、逃げることも大切だと学べました。
ただ、やはり気分がいい小説ではありません。
Posted by ブクログ
一気に読めました。
途中で主人公の生きづらさ、ゴミを溜めていたり、
色んな事をめんどくさがったり、仕事ではすぐにやれば問題ないのに後回しにしたりーがあったりしたのだけど、なんかブラックすぎて笑えない。
読後感は悪かった。
Posted by ブクログ
ブラック上司の元で働くブラック社員たちの話。
自分が主人公と同じ状況だったらどう立ち振る舞うか思ったが、どう振る舞うか考える余裕すらない状況なのだろう。
主人公に救われた人もいるが、それとは別で描かれてはいないが、職場に主人公のような人がいるから救われているという人もいると思う。
Posted by ブクログ
正直、読んでて全然楽しくない作品で、嫌になるんだけど、最後の展開でこうなるんだと感心してしまった。いや、こんな展開を考えた作者は凄いわ。ちょっと青瀬に感情移入してた自分が悲しい・・・(^_^;;;)
Posted by ブクログ
最近こんな感じのタイトルの本ばかり読んでいる。
なんでだ。死ぬのか?
パワハラ上司からの圧に日々耐えつつ雑務に追われまくる主人公に、
突然襲い掛かる上司の失踪。
…からの『私は殺されました』メール。
差出人はパワハラ上司。容疑者は自分含めた部署メンバー。
周囲から向けられる疑いの眼差しと、
現況が消えても全く楽にならない自分の状況。
途中警察に疑われる時もあり、
冷静に考えれば警察側の言い分も正しいんだろうけど、
社畜…というかブラック企業に勤めている人って
常識とかルールみたいなものは通用しないんだと思う。
だから限界まで働いちゃうわけでね…。
最終的には業務に忙殺されていた主人公は
ただひたすらに要領が悪いのではないか、という話になるけど
途中殺人容疑がかけられて社内で腫れもの扱いされている時に
ある女性が「こっちで印刷するので大丈夫」と返答する場面がある。
つまり、自分でやれば数秒で終わる仕事をわざわざ人に頼んで、
それが遅れて何度も文句を言いに行くような会社だということだ。
他にもそういう事例はあると考えれば、
この会社ってどういう風に仕事回してるの?と思う。
途中主人公も言っているけど
自分に全く関係ないものの議案とか作るのもおかしい。
わかるわけない。
じゃあその部署の人たちは何の仕事してるの?
とまぁ気になるところは多々あるが、
仁菜ちゃんですら認めているので仕事が出来ないのも事実なのだろう。
主人公、仁菜ちゃん共に頭が悪いわけではなく、
もしかしたら専門機関にかかれば診断がつくっていうタイプなのかもしれない。
最終的に、結局仕事仲間は人生の友にはなれない、
というオチがつくけれど、
私はずっと佐伯さんが犯人だと思ってましたよ。
だってあの優しさ異常じゃない?
ある種の執着を感じる。
スマホから盗撮画像が出てきたときには、
これキタ、佐伯だ!って思ったんだけどなぁ…
え、佐伯さんただただ優しい神様ってこと?
それもそれで怖い。
Posted by ブクログ
この本は会社の異常なパワハラと
主観と客観のズレが生じることで
まとまった物語になってる。
この会社は異常だけど
現実、こうゆう価値観(上司も同期も主人公も)は他人事ではないなと思わされるあたりが私は1番怖かった。
Posted by ブクログ
総経本部に勤める青瀬は、上司の前川からのパワハラにまいっていた。派遣の三井はミスばかり、膨大な量の仕事に手が回らない日々。ごみ捨てもできず生活もボロボロ。おそらく鬱だ。
そんななか、思いもかけず前川が失踪する。そして社員全員に届いた「総経本部の誰かに殺された」という告発メール。周りから白い目で見られながらも、真相を探そうとする青瀬と三井だったが……。
え、そんなことある? といった決着だったけど、物語としてはまぁまぁ楽しめました。ブラック企業の闇を垣間見た気がします。それにしても酷いよなぁ。
Posted by ブクログ
ブラック企業の社畜ミステリー。
嫌味な上司の常習的なパワハラ、高圧的な同僚、説教部屋、常態化した深夜残業⋯などなど、読んでいるだけで疲労する主人公・青瀬の職場環境。
簡単なタスクなのに膨大すぎて捌けなかったり、聞いたそばから依頼を忘れたり、相手が何を話しているのか聞き取れなかったり⋯どれも原因はメンタルが限界過ぎるがゆえと思っていたら、青瀬が正真正銘のダメ社員だったと分かった時の絶望がすごかったです。。
ずっと一人称だったため、完全に青瀬目線だったので⋯。
かつての青瀬は、人にどう思われるか気にしない人間だったのに、会社での数年間で本来の天真爛漫さを失い、一方の仁菜ちゃんは、学生時代〜の数年でしたたかな生き方を身につけた。
人は環境や考え方ひとつでこうも変わってしまうし、変われるのか⋯と。
とにかく青瀬の実家との関係が良好なのが本当に救いでした。
青瀬の仕事ぶりは壊滅的だったようだけど、総経本部の部下ほか4人にも強く当たっていた前川はある意味、平等だったのか⋯?と思うも、前半のパワハラぶりは耐えられるものではなかったし⋯。
青瀬殺害計画を裏で進めつつやさしく接してくる丸尾さんこわっ⋯。
など、真相がわかってからはざわつきっぱなしでした。
後半、佐伯をずっと勝手に危険視していて、結局何もなかったけど、やっぱりなんだか不気味だったので、最後手紙を捨てたのがよかったです。
Posted by ブクログ
ブラック企業、超過勤務、パワハラ上司に汚部屋女子と気の滅入る内容が多いなか、青瀬と仁菜ちゃんの軽快なやりとりが唯一の救いか。犯人が判明するまでは一気に読み進めていったが、犯人があれ?って感じで分かり(佐伯か仁菜ちゃん疑ってた)、犯人判明後はメデタシメデタシと思いきやその先が…結果として会社を辞めたというところではひとつの区切りがついたのかもしれないが後味悪し。
あと伏線…ある人の感想には回収に重きを置いてないのではとの感想もあったが、何となく結局それはなんだったのか不明な部分がチラホラありこちらも後味悪し。(何でもかんでも回収すればいいってもんでもないのですが)
あと各章末とエピローグ。若かりし頃の青菜と仁菜ちゃんとのやりとりだが、年齢的にいって10年も経っていないし中々に変な出会い方しているので覚えていそうなものだが、青菜は分かっていない設定???
でも実際問題として自分も他人からどのように見られているのか、てっきり集団行動の中でそれなりの立ち居振る舞いをしているつもりだが実際どのように思われているのか、無性に気になってきた。
<ドラマにするならこの人>※勝手な個人的妄想。
青瀬・・・飯豊まりえ又は川栄李奈
仁菜・・・芳根京子又は福原遥
佐伯・・・神木隆之介
前川部長・・・長谷川忍(シソンヌ)
Posted by ブクログ
忙しくて忙しくて細かいことは手につかない状態が昔のしんどかった頃を思い出させて個人的には辛いものがあった。郵便物見てないとかあるある。段々と自分の記憶が信用できなくなっていくとこまでは経験ないけど、どんどんおかしくなっていくのを感じた。
最後のところは、大どんでん返し!とは言わないけど「え、そうなん?」ってなった。主人公の視点だと曖昧だった主人公の無能さ(そうかな、と思う描写はある)も指摘されて、「うわ自分もそう思われてるかもしれんよな」と少し胸が苦しくなる思いがあった。
なにがどうなってるのか気になって一気に読めました、面白かったです。