あらすじ
セリ、なずな、ゴギョウ、ハコベラ……
唱えるたびに、
自分に力がわいてくる。
「ものがたり洋菓子店」シリーズで話題
心もお腹も満たされる日本のごはん。
季節のごはんと和菓子、あります。
「美貌の人気モデル“ましろ”──その正体は
引きこもり歴三回を誇る(?)隠キャで
人見知りな”しずこ”である。
不向きな仕事に疲れはて、
偶然入った「和処こよみ」で
迎えてくれたのは、
癒し系の学生店主・五月くん。
季節の食材を使ったあたたかな料理と甘味、
ポーランドの食器について、
やわらかに語る五月くんに会うため、
しずこはお店に通うように。
しずさんと五月くんの美味しい物語。
【目次】
第一話
七草がゆと梅の花びら
第二話
梅とおむすびと春を告げる鳥
第三話
柚子の香りのおうどんと、
ほろほろ崩れるやさしい雨
箸休め
しずさんの推し活風景
第四話
菜の花ちらしと真珠を抱くあこや貝
第五話
桜の炊き込みごはんと満開の桜、桜、桜
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
推し活以上恋愛未満って感じな、ささやかな甘酸っぱさが愛おしいお話。
しずこが五月くんを『推し』として見ているのが微笑ましくて可愛かった。いざ仕事となると様々な人と付き合わないといけないのに、人見知りで臆病だったしずこが、ましろとして活躍するのが小気味良い。
作者のインスタに器の実物があって、想像しやすく、出てくるメニューも美味しそう。
しずこと五月くんのお話がもっと読みたい。
Posted by ブクログ
今日届いて、1日かけて読み終わった!
とっても美味しそうで、かわいくて、共感できて、心がポカポカするお話しでした。推しの存在が生きがいをくれるのも、とても分かる。
五月くんの作るご飯をわたしも食べてみたいな
Posted by ブクログ
料理やデザートの美味しそうな描写もさることながら、今回はその料理が盛られていた食器の描写も印象的だった。
推し活が日々の生活の糧になることも、依存しすぎると推しが卒業した時の喪失感が半端ないことになることも、読んでいてしみじみと実感できた。
一方で、主人公のしずさんのキャラ設定が盛りすぎていて、感情移入が個人的にはし辛いキャラだった。
元引きこもりながら、両親有名人、何だったら自分も有名人、ドラマの主役をやってます……いやもうお腹いっぱいいっぱい。
五月くんとのことは応援したいが、作中で推しと結ばれた先は別れることが示唆されているから余計に応援しにくい。
彼とは例外になるのかもしれないが、何にせよ、もう少し一般人寄りの方が親しみやすかったなと感じた。