ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 方舟

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    エピローグの数ページで『絶望』が一気にやってきたが、おぉなるほど!!と登場人物達に感情移入すると言うよりは感心してしまった。
    けど読んでしばらくすると、うわっこれは嫌だーってなり、落ち着いてから…直ぐ気になるページを読み返した。
    こういうオチ、私好きみたいだ!

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    2025年12月28日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    この読後の爽快感は池井戸作品ならでは。テレビ局のキャスティングやスポンサー対応、マンモス大学の面倒なOB関係など、生々しさを端折らず描ききったからこそ。駅伝小説は風が強く吹いているが1番と思っていたけれど、この作品も素晴らしい。年末のこのタイミングに読めたので、今から箱根駅伝が待ち遠しい。日テレ制作の来年のドラマにも注目。

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    2025年12月28日
  • 春にして君を離れ

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    国も違う、時代も違う今読んでも共感できる。そんな不思議な本です。
    結局人間の本質は時代や国をも超えて同じような所に行き着くんだろうなと感じました。

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    2025年12月28日
  • そして、バトンは渡された

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    読み終わりに心がじーんと、温まるお話です。
    主人公の優子ちゃんの何度も家族の形が変わりながらも「困った、全然不幸ではないのだ」の人生のルーツを知りたくて過去のパートが気になりながら読み進めました。
    確かにどの親もみんな形は違えど優子ちゃんへの愛を感じる大人ばかりです。
    でも自分が優子ちゃんと同じ立場でこんな風に親たちからの愛を感じ取るとることができるか?と自問してしまいました。
    側から見れば不幸な環境で、周りからも憐れみの目を向けられながらも素直に親たちの愛を受け取れる優子ちゃんの人間力の高さが魅力的だなと感じました。

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    2025年12月28日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    中身が入れ替わった主人公と同級生の話。

    入れ替わった男側(体は女性)の目線で物語は進んでいく。
    入れ替わりの物語は多々あるが、15年という月日を描いたものは少ないように思う。

    その中でそれぞれが「この体は自分の体だけではないから」と気を遣いながら、時にそれを嘆きながら生活するその様は斬新な気持ちで読んでいて面白い。

    でも性に関しての描写や、入れ替わった先が異性故の悩みなどジェンダーに関するところは現代的だと感じた。

    現実にはありえないからこそ登場人物の苦悩を想像し、その気持ちを察しようという思考になる点がこの小説の醍醐味であり魅力だった。

    読み終わるまで時間は掛からなかったし、どんど

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    2025年12月28日
  • 傷を愛せるか 増補新版

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    p53のぐっときたところから引用。

    “長いあいだ追いやられてきた孤独の闇から抜け出すには、自分の幸せを祈ってくれる「だれか」がかならず必要である。”

    “幸せを心から祈ってくれる「だれか」がいれば、被害者自身も幸せになりたいと願いつづける勇気、なれるかもしれないという希望を取り戻すことができる。”

    私も、幸せを心から祈りたいと思う人がいる。
    きっとその人も、私の幸せを祈ってくれると思う。
    そういう人とのつながりを大切にしながら、私も今負っている傷を愛していきたいと思った。

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    2025年12月28日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を観たことをきっかけに、この小説を読みましたが、圧巻の映画の一方で、原作ではまた違った力強い物語が展開されていました。
    歌舞伎の演目に対しての詳細な描写から作者の熱意が伝わってきて、一作一作をぜひ見てみたいと思いました。

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    2025年12月28日
  • 風の歌を聴け

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    この20世紀後期感、その時代を生きた訳ではないので実際の雰囲気は分からないが、この時代に創られた良質な作品(小説に依らない)に共通するムードがこれ以上ないくらいに感じられる。

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    2025年12月28日
  • もゆる椿

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    表紙と帯に惹かれて購入。

    お転婆で食いしん坊なお美津はまだ12歳の少女。でも、その明るさの裏にある歩んできた人生の凄絶さに心が痛みました。

    家族を亡くし、仇を恨み、力を身に付けて鬼となったお美津。
    けれど、その片鱗を普段は全く感じさせない。それは強さでもあり、特殊すぎる環境に置かれてきたということでもある。そんな彼女にどんどん惹き込まれていきました。

    主人公は旗本の次男坊。頼りない存在ではあったけれど、お美津を鬼としてではなく、守られるべき一人の少女として受け入れたこと。それがこの物語や彼女にとっての救いだったのかなと。そんな風に感じました。

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    2025年12月28日
  • 憐憫

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    島本さんの小説を読むたびに思うのは、私が1番好きな作家さんだ、と安心する思いで、物語は激しく切ないのに、なぜか落ち着くような感じがする。

    相手の男性の欠点までも愛おしく思ってしまう、そんな描写がすごく好きだ。最後に柏木の写真をすべて撮り、消していくところに胸を打たれた。

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    2025年12月28日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    映画で先に結末を知ってから小説を読みました。
    映像化されていない「パンドラ」以外のお話は、オチが分かっている状態でしたが、2周目だからこそ小さな伏線を少しずつ確認しながら読めて面白かったです。これは2周目ならではの楽しみ方ですね。

    「惨者面談」では、冒頭で空き巣事件をちらつかせ、最後にその違和感をきれいに回収していく構成が印象的でした。読み進める中で引っかかっていた描写や人物の言動が、終盤で一本の線としてつながり、モヤモヤせずに読み進められました。

    一見すると普通に見える人物が、最後になって違った顔を見せる。その描き方が、この話の怖さを際立たせていると思います。
    もしかしたら、身近にいる何

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    2025年12月28日
  • 時をかけるゆとり

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    電車など、人のいるところで読む際には、マスクを着けた方がいい。
    それくらいの愉快爆発エッセイである。

    著者の小説はまだ、「正欲」を読んだだけで、映画も「何者」のみしか観ていないが、頭の中はどうなっているんだと言わんばかりのギャップである。

    解説で光原さんが“冷静な観察力"と評しているが、それだけでは説明のつかないような痛快さだ。
    羨ましい。

    とにかく彼を追ってみるとする。

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    2025年12月28日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    タイトルだけ見て共感したのであらすじ等はよく確認せず購入。

    本書は読書史と労働史を時系列で追いながら、なぜそのように至ったのか筆者の考察が描かれている。
    参考文献の豊富さに驚いたとともに、最終章の提言には現代社会が抱える問題の解決にも繋がりうるようなものも書かれており、働き始めてから本が読めなくなったのはなぜかという素朴な疑問から、ここまで考察するかと素直に感心した。

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    2025年12月28日
  • パンダより恋が苦手な私たち3

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    ついにドラマ化です。私は映像より先に原作を読みたい派なので来月からすぐ見れそうで嬉しいです。
    今回の動物の求愛行動も興味深かったですねー。人間と動物の求愛行動を絡めたコラムは毎回面白い。
    一葉と椎堂先生の関係、初めてできた後輩。今回も引き込まれました。

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    2025年12月28日
  • いろいろ

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    エッセイを集中的に読んでおり、手に取る。
    ドラマや映画で度々見かけ、演技力の高い女優さんだなという印象。
    朝ドラ出演前後の日々の出来事と、心情が描かれたエッセイ。
    子どもの頃や学生時代についての振り返りもある。

    まず文章が達者。
    比喩表現や言葉遣いが美しく、読んでいてとても楽しかった。
    読書が本当に好きで、語彙が豊富なことが序盤から伝わってくる。
    本としての構成も非常に良く、他者から見た著者の印象についての描写などからも人物像が伝わってきた。
    エッセイ本として、かなりの完成度なのではないかと思う。

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    2025年12月28日
  • イン・ザ・プール

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    再々読。伊良部…。最高です。この人の自由さが他者を救うのは、「大人なら○○でなければならない」「社会人ならば○○すべきだ」という思考から解き放たれているからだと思う。『馬鹿と変人は癒し効果があるのだろうか』。そのとおりだと私は思う。徹底的に、馬鹿になってみようじゃないか!楽観的に、一呼吸つける本です。

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    2025年12月28日
  • ムスコ物語

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    コミック本が面白いヤマザキマリさんのエッセイ本。心に響く箇所がところどころある。私には彼女のような才能はないが、同じように早いうちに家を出て、家どころか国まで出て渡り歩いてきたから共感する部分が多いことといったらありゃしない。

    ヤマザキマリさんも母親はシングルマザーで、働くお母さんの家庭で育った長女。

    母親とヤマザキマリさん
    そしてその息子さんが程よい距離を保っている章

    “早いうちから親に頼れず、心細さを補う手段を、学校などの社会生活の中から見つけ出す訓練をして育った子どもは、おそらく自立が早くなる“

    はい、まさにソレ

    この本にはいくつも的を得ていることが述べられているから幾度とな

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    2025年12月28日
  • さとりをひらいた犬 ほんとうの自分に出会う物語

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    哲学的な要素が強めの現代の寓話といった感じの本でした。
    ほんとうの自分に出会うにはかなり難しいけど、エゴに塗れた余計な執着はなくしたいと思う……そう考えるきっかけとなりました。

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    2025年12月28日
  • 無垢なる花たちのためのユートピア

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    自分が読みたかった世界観が読めたと、久しぶりに思った
    繋がっているようで、繋がっていない幻想的なユートピア6編
    『卒業の終わり』は本当に素晴らしかった

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    2025年12月28日
  • 北欧こじらせ日記 決意の3年目編

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    フィンランドでは漫画の形式が違うということが印象に残りました。
    チカさんが毎巻どんどん進化を遂げて行くのがすごい!!

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    2025年12月28日