ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • YABUNONAKAーヤブノナカー

    Posted by ブクログ

    被害者と思った人が別の人の視点から見ると加害者、という驚き。全てのことが勧善懲悪にはない歪な世の中だけどそれが常だよねというやるせなさ。1人の作家さんが描いてるとは思えない多角的視点。こんな人いるいる、と身近な人を当てはめてしまい、自分の中で納得していない過去に引き戻されなんだかもやもやした気分にもなった。長岡節は読むのに頭を使ったけど、韻がよく素敵な文章。非常に面白かった。

    0
    2026年05月23日
  • 十戒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    方舟を読んでから十戒を読むと
    登場人物のつながりがあって、気づいた時に
    とても驚いた。
    あの複雑な十戒を作ること自体、
    計算され尽くしていて、方舟に引き続き
    麻衣という人間はとても賢いなと思った。
    ”勝手に好きになって、期待して、それでがっかりすることが多いんだよね”という言葉、
    今思えば『方舟』で、一緒に来てくれると思っていた柊一に対してのことなのか…?
    行方不明になった夫…前作とつながりゾッとした。
    麻衣以外の全員が犠牲になった方舟と比べると
    ハッピーエンド?で安心した。

    0
    2026年05月23日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった
    私も息子2人の母親という立場だからか?
    共感しまくり
    最後の航太郎の発言には、ウルッときた

    野球あまり知らないし
    体育会系苦手やし
    本来なら興味のない話やのに
    あっという間に読み終えた

    息子が野球やってた友達に
    この本をすすめてあげたくなってしまったわ

    なんせ航太郎の性格が良すぎる
    応援せずにはいられなくなる

    途中でてきた小学生の耕太郎くんも
    めっちゃ良かった

    みんながどんどん大阪弁に
    なっていくのも、リアルで可愛い

    甲子園での展開はドラマのようやったけど
    このくらいの盛り上がりは必要よね

    『ザ・ロイヤルファミリー』のように
    日曜劇場でのドラマ化希望しまーす

    0
    2026年05月23日
  • ぼくのがっこう

    Posted by ブクログ

    こどもたちが大好きなぼくのシリーズ。
    次女にせがまれて購入。

    絵探しもあったり、これぼくのお風呂に出てきた人じゃない⁉︎と他のシリーズとの繋がりもあり、子どもたちと盛り上がりました。

    0
    2026年05月23日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    未来と過去が同時につながり合うお話。
    「過去」と「未来」がお互い予言されあっているのが面白かった。

    過去側(1979年)の人間から見ると、9/13の夜から夜明けまでナミヤ雑貨店の悩み相談が復活するのでそれに合わせて手紙を書いて出している所があるが、現代の3人の泥棒視点ではそんなことは知らず、たまたま9/13の夜明けにナミヤ雑貨店に侵入して悩み相談の手紙に対し、オリンピックのボイコットで出場出来ないことなど既に知っていることを返事を過去の人に予言しようとしているー
    つまり、現在は過去からの3人の泥棒が9月13日の明け方に悩み相談の返事を書くことを「予言」されており、現在の泥棒3人は、「オリンピ

    0
    2026年05月23日
  • 山の上の家事学校

    Posted by ブクログ

    さわやか
    ありそうでない男性の家事学校。
    校長先生の言葉が、迷っている人の支柱のようでいいなと思った。
    気持ちよく暮らすって大切だと思う。

    0
    2026年05月23日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    すっかり騙されてしまった。冒頭のシーンはラストではなく、伝令として甲子園初出場した航太郎は、その後甲子園のマウンドに立った。その次の試合には完投勝利してしまう。…そのあたりが流れるような書き方なのは、航太郎の物語ではなく、母の物語だからなのだろう。母の苦悩と成長、航太郎の挫折と復活…思うようにならない人生の中、逆転の物語がよい。流石の本屋大賞2位。

    0
    2026年05月23日
  • ペッパーズ・ゴースト

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読んだけど、「これぞ伊坂幸太郎」と思える構成だった。

    色々な視点からの話があり、それが繋がっていく。登場人物たちが出会うまでは「早く出会って」と思える内容で凄く面白かった。

    出会った後も疾走感のある内容でよかった。
    一人ひとりのキャラクター性も立っていて、それぞれのその後が知りたくなった。

    でも今回一番良いなと思ったのは「ペッパーズゴースト」というタイトル。最後まで読んだとき、このタイトルの深さを思い知らされて、思わず「すごい」と唸った。
    ずっと持っておきたくなる1冊だった。

    0
    2026年05月23日
  • おばけのアッチとどきどきドッチ

    Posted by ブクログ

    読み聞かせ。ドッチが失敗する度に、うわーー…と頭を抱えてうずくまる娘。次もやらかすぞ、やらかすぞ、の雰囲気を感じると、とうとう部屋を出て逃げ出してしまった。
    それなのに、少し経つとまた読んで!と言われ、なんだかんだでお気に入りの一冊に。
    (以前読み聞かせた時の思い出です。3歳の時だったかな)

    0
    2026年05月23日
  • レッド・メタル作戦発動 上

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    素晴らしい滑り出し
    見事なる前段
    確固たるプロット

    不穏な空気が世界各国で漂う中

    下巻への帳は下りた

    さあ行こう!
    真っ只中へ!!!

    8は、そう心の中で唱えるとロシア製第5世代戦闘機Su-57のスロットルレバーをそっと押し込んだ
    サトゥールン製30エンジン二基がそのコマンドに従い、甲高い音からたちまち滑らかな爆音に移り変わった!
    戦闘機は、汚れひとつない滑走路を矢のように滑走し、乾いた暁闇の空に向かってあっという間に上昇した
    数秒後には、機影は跡形も無く、そこには真っ赤に色づいた明星とレッドメタルのようなジェト気流が横一線に伸びているだけだった…


    レビューは、下巻にて

    0
    2026年05月23日
  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    この本、読んで良かった!と読んでる途中から感じていた本でした。
    24時間の認定保育園。色んな子どもやお母さんたちのドラマがある。
    育児に葛藤しているお母さん、子どもを育てるために慣れない環境で必死に働いているお母さん、奥さんの仕事のために育児頑張っているお父さん。登場人物のみ〜んなの気持ちよく分かる。
    お父さんもお母さんも子どもたちも文乃先生も杏子さんもみ〜んな幸せになってほしいと思わず願わずにはいられない本でした。
    続編、出来たらいいな〜。

    0
    2026年05月23日
  • 和菓子のアン

    Posted by ブクログ

    夢もなく取り柄もなくちょっぴりぽっちゃりな等身大の女の子が始めた和菓子さんのアルバイト。
    店員はみんな癖のある人ばかり。一体どうなっちゃうの〜!?という感じのほのぼのミステリーです。
    どこにミステリー要素が?と思ったら、和菓子にまつわる逸話や特徴からお客さん店員の謎を解き明かすという少し変わった謎解きでした。
    少女小説のようでもあり子供から大人まで楽しめるのではないかと。
    日本人って本当に言葉遊びが大好きだよなと和菓子の逸話が出るたび感じ入ります。
    和菓子の知識欲と食欲が刺激されます。

    0
    2026年05月23日
  • ガダラの豚 2

    Posted by ブクログ

    本を読んでいるのに、目の前にその光景が浮かび、登場人物も、個性がある
    1巻の伏線が少しずつ回収されたりするのが気持ちのいいペースで進んでいく、
    最終巻に向かって進んでいき続きが早く読みたくなる

    0
    2026年05月23日
  • 筆耕屋だんまり堂 心の色を文字にします

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う?
    文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。
    字を書くことなら何でも承ります!
    口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する――
    「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ!

    水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。今日も〝だんまり堂〟には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。温かな人情時代シリーズ開幕!

    0
    2026年05月23日
  • これについて

    Posted by ブクログ

    生きるとは、家庭という名の落し穴に、
    生贄として落ちることとは違う。
    これからの身内というなら、
    少なくとも世界が父親で、
    少なくとも母親が大地だ。

    0
    2026年05月23日
  • 飛ぶ教室

    Posted by ブクログ

    青木省三先生の著書で本書が紹介されていて手にした児童文学。

    子どもたちの心に寄り添う成熟した大人に見守られながら、様々な事情を抱えた個性あふれる思春期の子どもたちが青春を刻んでいく様子が活き活きと描かれていた。

    前半は登場人物の多さに誰がどんなキャラクターの子なのかいまいち掴めず話についていけてなかったけど、禁煙さんが登場したあたりから俄然面白くなりどんどん話に引き込まれた。
    禁煙さんと正義さんの再会やマルティンと正義さんとのやり取りには泣けた。

    この本が書かれたのがドイツがナチス政権の手に落ちた年だったようで、子どもたちや国民に対するケストナーの命懸けのエールを随所に感じ、胸が熱くなっ

    0
    2026年05月23日
  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    被害者と加害者にこれだけの認識の差があると突きつけられた。私自身も被害者側と加害者側双方について誤解していたように思う。知らない状態で性暴力の問題について触れることの恐怖を感じたが、この本に出会えて、少なくともそれぞれの認識をテキストベースでも知ることができ良かった。
    だからこそ、にのみやさをりさんの強さを改めて痛感した。
    性暴力被害に遭ったことのある友人はこれを読み進めるのが苦痛のようだった。過去の経験に苦しむ方は無理はしないでほしい。

    0
    2026年05月23日
  • 天使のナイフ 新装版

    Posted by ブクログ

    少年法の抱える葛藤をまざまざと描いた作品。自分の罪の重さとその責任を受け止めることができた人と、それらを軽んじて寧ろ被害者かのように生きる人。どんなに悔いても改めることはできない。けどその罪を負い続け、被害者とその家族のために、行為によって傷つけてしまった自分の大切な人のために、自分が生きる社会のために、何ができるのか考え続け動いていくしかない。どんなに恨んでも、罪を犯した人が死んでしまったらその人に罪の意識を持たせ贖罪させることができない。
    子供には可塑性があるけど、罪の自覚をもたせる必要がないはずはない。更生保護教育による社会復帰と同時に自分の行いの理解をすることは忘れてはならない。
    (無

    0
    2026年05月23日
  • はるを呼ぶ

    Posted by ブクログ

    ポプラ社だし文章がヤングアダルト向きだしで、さらっと軽く読めた。でも中身は重かった。
    主人公はヤングケアラー。とてもしっかりした子。
    頑張ったあげくブチ切れてしまったけど、そうしてなければ彼女は壊れてしまったと思う。
    子どもが大人の役割をする必要はない。

    0
    2026年05月23日
  • 東京都同情塔(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    最初は独特で難しすぎる!と思うたけど、読んでくうちにクセになる。
    同情されるべき犯罪者はたしかにいる。
    私が犯罪者じゃないのは、周りの人に恵まれていたからだ。親や環境が違えば、誰だって犯罪者になりえる。

    0
    2026年05月23日