ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • いい子のあくび

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    主人公性格悪いなー絶対友達にしたくないなーと思いながら読み進めてく内に、あれ、これ、私かな?と怖くなる瞬間が多々あった。いい子でいた方が人生イージーな反面、澱のようなものが心に溜まるよねと、我が人生を振り返った。

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    2026年10月03日
  • ぱったんして

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    絵の具でぱったんするアート絵本。
    っていうことを知らなくて、普通に水彩の色綺麗だなぁって思って読み進めていたら…
    私は突如出てきたうさぎさんにどハマり!可愛すぎるこの本!
    ってそこでぱったんアートというコンセプトに気づく遅さ。一気に一目惚れ?気に入った!!!
    全部可愛いし、1番後ろにぱったんアートのやり方書いてくれてるのも優しい〜〜

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    2026年10月03日
  • 給水塔から見た虹は

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    「私たちが日本の社会に受け入れてもらうために、どんな苦労を乗り越えてきたか、おまえにわかるか?少しずつ積み上げてきたものを同じ国の仲間が蹴り崩していく、そのくやしさがわかるか?」

    様々な国にルーツを持つ人が住む巨大な団地で暮らす、中学2年生の女の子とその母、
    そしてクラスメイトでベトナム人の男の子の物語。

    団地や学校の閉塞感、
    多国籍な環境で過ごす中学生の鬱屈としたままならなさ、外国の人が日本の学校で学んだり働いたりすることを難しくする貧困や差別。

    細やかな描写に、胸が苦しかった…

    国籍の違いはもちろん、
    学びに来ている人、働きに来ている人、
    移民として海を渡った人、
    二世三世として日本で生まれ育った人、
    帰る国がある人ない人。

    「日本に住む外国人」とひとくくりに言っても
    抱えているものは、その人の数だけある。

    分断が深まっていくなかで、
    少しの想像力を働かせて、
    背景や構造を見ることを
    自分はサボっていないか?

    省みずにはいられない本でした。

    今、読む意味のある1冊だと思います。

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    2026年10月03日
  • 蒼洋の城塞6 城塞燃ゆ

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    ネタバレ

    日本の屈服を目論むアメリカが仕掛けるマリアナ諸島攻略作戦と、それを阻止しようとする日本軍による最終決戦が描かれる巻。

    読んでて手に汗握る最終決戦だった。
    鳴り物入りで登場した陸奥と信濃が集中攻撃食らって沈んでしまうのは残念ではあるが、仕方ない。
    あと、長門の活躍ぶりが熱い。大和を完全に食ってしまった。
    講和条件もまた、要求されてた無条件降伏から考えると納得いく内容。
    それにしても、この世界の米海軍、日本海軍との大きな海戦に一度として勝てないんだよなぁ。
    そこを思うと、反発する連中の気持ちもわからなくはないが、しかし史実と比すれば無茶苦茶マシな状況なのには違いない。

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    2026年10月03日
  • アクセス

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    ホラーの要素が入っていて、怖かったし、面白かった。別世界の描き方が人間の欲望と組み合わせられていて、地獄というい世界のイメージを持った。主役かと思った人が死んだりと展開としても、予想を裏切られた。

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    2026年10月03日
  • 流浪の月

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    結びつくべき2人、愛、恋ではなくて側にいてほしい人。
    一緒にいたいのに、事件とされ離された二人。
    15年後にまた出会うことになり、やっぱり一緒にいたいと思う2人。
    新しい愛の形かと。。

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    2026年10月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    もっと有栖川さんを読んでから…そう思ってずっと楽しみに温めていた一冊。
    気付けば33作品読んでたので、そろそろいいかなと解禁。

    ■夕木春央『有栖川有栖嫌いの謎』
    タイトルがすごい。勇気がすごい。引きつける力がすごい。途中でやめられない。

    「なぜ有栖川有栖をそこまで嫌うのか?」が気になって気になって、一気読みで止まらなかった。そしてセリフが強烈すぎて何度も笑った。夕木さんってこういう作品も書くんだ。
    「三部作」と「蓮野シリーズ」の作風の違いにも驚いたけど、この作品でまた違うテイストに驚く。まだまだ引き出しがたくさんありそう。
    そして、これはさすがに有栖川さん怒ってないかなと心配したけど大丈夫そう笑。
    優しい有栖川さんだから、こういう自由な作品も書けるんだろうな。

    ■青崎有吾『縄・綱・ロープ』
    途中で何度か青崎さんの作品だということを忘れてしまった。アリスと火村の性格も、セリフも文体も展開も、すべて見事に完コピされていて楽しかった。

    ■一穂ミチ『クローズド・クローズ』
    普段の火村とアリスなら言わないようなことを言っているのが新鮮だった。
    女子高に少し戸惑っている感じも面白い。
    火村ワールドに一穂さんの個性が出ていて、それもまた良かった。

    ■阿津川辰海『山伏地蔵坊の狼狽』
    火村でも学生アリスでもない、マイナー?な山伏地蔵坊の安楽椅子探偵を使うところがさすが。『ブラジル蝶の謎』も出てきてニヤリ。

    最後にそれぞれの作品を有栖川さんがどう読んだのか、その感想まで読めるのが嬉しい。
    有栖川さんが楽しんで面白がっていて、それを読んでまた温かい気持ちになった。

    最高な企画。またこんな企画があったら嬉しい。ここに出てきた未読の作品も読みたくなった。

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    2026年10月03日
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法

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    キキも思春期ってやつかぁ…って思いながら(笑)
    自分で立ち直っていく姿、新しい事に挑戦する姿なんて頼もしいことでしょう。
    10代でこんな決断ができるのはすごいこと。
    登場してくるものの名前がとても可愛らしくて好きです。

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    2026年10月03日
  • 古本食堂 新装開店

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    おもしろかった!これを読んだら神保町に行きたくなること間違いなし。
    ずーっと昔、行ったきりなので、また行こうかな…
    この本にも書いてあるように、神保町には魅力的な飲食店もたくさんある。
    不思議な魅力のある街の雰囲気が、この本を読むと伝わってきます。

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    2026年10月03日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    それでも違和感に気づけたのは
    主人公が紛れもなく本物であったからに違いない。
    その上で考えれば、やはり血の繋がりは水より濃いのか?

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    2026年10月03日
  • 月下の盤

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    緻密な計画のもとで積み上げたものは崩れ、偶然や諦めが積み重なったものが最後に残る。人間が積み重ねてきたものの偉大さと儚さを同時に感じられる物語だった。時間は厳しく残酷だが、同時に傷を癒してくれる味方でもある。時間を諦めと希望が同居するものととらえるこの目線は何だかとっても希望になったし、絶望と希望を行ったり来たりするこの生活が、いつか誰かと結びついて物語になることが楽しみにもなった。

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    2026年10月03日
  • エピクロスの処方箋

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    天才内科医が大学病院を辞め小さな町の診療所での日常が語られているストーリー
    非常に読みやすく、医療について考えさせられる
    医療だけじゃなくて日常パートも綺麗に織り交ぜられて非常に好きな作品だった

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    2026年10月03日
  • 流浪の月

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    人生で1番大好き。
    男も女も関係なく,ただ好きな人。そばにいたい人。
    なんて羨ましい。なんて縛られない愛なんだろう。

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    2026年10月03日
  • 聖母

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    面白かった〜!

    ラスト一気読み。そこが繋がるのか〜。
    なんとなく「あれ?」と思った時にはもう騙されてた。

    母強し。
    聖母以外の題名は考えられない。
    それぞれの「我が子」を守っていた。
    個人的には捕まらず今後は穏やかに過ごしてほしい。

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    2026年10月03日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    方臘の戦いが印象的だった。
    人間の弱さに付け込み支配している。

    みな良い戦いをしているが、敵味方が捻れておりどうなってしまうのか、単純でないのが面白い。

    鮑旭が自分の名前を書くシーンは感動した。

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    2026年10月03日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    かなり良かった。
    政治家を目指す少年と、それをフォローする友人
    母親。
    フォローする人達は自分のコントロールの結果、少年が成功を続けていると思っている。
    でも違う。
    少年は、自分をコントロールしようとしていること、自分を裏切る行為をしていることも全て知っていた。
    憤り、切り捨てていく。
    政治ものかと身構えて読んだけど、登場人物もあまり多くなく、文章も易しかったから、とても楽しめた。

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    2026年10月03日
  • ファイア・ドーム 下

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    上巻の最後が、嫌なことが起こりそうでもやもやしたまま終わったので速攻で下巻に。色々と釈然としないことが、するすると紐解けていって、腹にストンと落ちたというか、落としどころが絶妙でモヤモヤを解消してくれた下巻だった。どんどん読めたけど、軽くなく読み応えがあった。人の噂話の無責任さ、それに振り回される当事者家族や関係者の心を思うと胸がずーんとした。自分も知らず知らずのうちにこんなことに加担してしまってるのかもしれない、と思って良く考えないといけないなと感じた。

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    2026年10月03日
  • 地図と拳 下

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    国家と暴力。
    大きなものと対峙する人の生き方の片鱗を見る。

    ・「したいこと」を奪われた者は、「できること」をするしかないのです。

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    2026年10月03日
  • 地雷グリコ

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    ネタバレ

    この方の作品はストーリーも登場人物も青春の描写もとにかく素晴らしくて、さくさく読めてしまうのであっという間に終わってしまう。もっと読みたい。
    解説にあるように、すでに存在しているゲームを変則的にしていてとっつきやすい印象を持たせつつも、しっかりと頭脳戦で、真兎がいかにしてこのゲームを攻略するのかといったところはまったく予想つかず、ハラハラしつつも勝利したときの爽快感はとてもよかった(地雷グリコだけは若干読めたかなぁ。もちろんどうやって相手を嵌めるのかとか具体的な駆け引きとかまでは全くわからなかったけども)。
    ぜひ続編を見たい。星越高校壊滅編かなぁ。

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    2026年10月03日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    やりたいこともできずにひたすら 忍耐する期間は 受験勉強に始まり 定年退職で終わりを告げる そして残りの人生は短く 体力も気力も落ちている そんなことは誰しもわかっているが生きていくためには仕方がないことだ

    忙しくて時間のない暮らしの方が隙間時間を利用しようとするのかもしれない

    商売は商い言うだろう あれは飽きることがないからそういうんだ

    先生や母さんの 言う 将来って 一体いつのことなんだろう

    助手席に父を乗せていると羨ましがる 老人が少なくなかった 明日の予約は久子さんだ

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    2026年10月03日