【感想・ネタバレ】告白のレビュー

あらすじ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

娘を失った先生の復讐劇とも読める話ですが、痛快さはなく終始陰鬱さがただよっています。
親からの愛を感じたくて手段を他者への攻撃に変えてしまった少年。ラストの解釈はそれぞれの読者に委ねられているのがいいですね。

2
2023年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初の湊かなえ作品。第1章の担任の独白の時点で既に引き込まれた。マザコンクソガキの敗北エンドなのがスカッとジャパン(拍手)

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

これを読む前に映画化の一部を見たので、原作がこれだと知り一気に読む気になった。
子供を殺した2人の少年の生い立ちや心情が読んでいくにつれてわかり、ぞくぞくした。

0
2026年02月20日

Posted by ブクログ

初の湊かなえさん作品!“イヤミスの女王”と呼ばれているだけあって、スカッとするようでいて「うわぁ…」となってしまう結末にゾッとさせられた。登場人物それぞれが違った自己顕示欲を抱えていて、それが間違った方向に向かったときの恐ろしさを強く感じた作品だった。文章の形式も今までにあまりない形で新鮮でおもしろい。次々と映像化されているのも納得。大ファンになりました。

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

未成年による犯罪は身近な存在家庭環境が作り出すものだと思わざるをえない母親と子供たち。皆それぞれが自己中心的で猟奇的。個々の告白形式で読んでいてゾワゾワした。

0
2026年02月11日

Posted by ブクログ

一気読みしてしまった。
全編モノローグ形式で進んでいくストーリー。登場人物たちの思いが独白形式で徐々に明かされ、事件の裏側も明らかになっていく。
巻末の、映画の指揮をとった中島監督のインタビューでは、その独白でも登場人物たちが本当のことを言っているかはわからないと言ったことが語られ、確かにその通りだと思う。
そのあたりの膨らみや、結末の展開も含め傑作。

0
2026年02月08日

Posted by ブクログ

今年に入りペースが落ちました…
休みにゲレンデに行ってるのもあるけど、WBCに向けて、ネトフリ観てるのもあるかも…

告白はそれぞれの視点での告白が面白く最後のラストについても、息をつかせずハラハラドキドキでした!面白かったです!映画化もされてるんですね!視覚優位の自分としては映画もみたいです!同じくイクサガミ、ネトフリで観てますが、これも本でもじっくり読みたいです!
湊人かなえさんの本、他にも読んでみたいです!

0
2026年02月05日

Posted by ブクログ

湊かなえさんの本を初めて読みました。
感想を書くのがすごーーく難しいのですが、本当に面白い作品でした。

まるで自分がその場にいるような臨場感を感じて、次はどんな告白がくるのかとページをめくる手が止まらなかったです。第1章のホームルームでの告白は、自分も生徒として席に座って話を聞いているような感覚でした。
続きが気になりすぎて一気読みしたのは久しぶりでした。

「教師の娘がプールで溺死した。しかし実は生徒による殺人事件だった。」このひとつの物語を軸に、いろんな人物の目線から語られています。登場人物が全員なかなかに狂っていました。

第6章の森口先生の正論パンチ炸裂が最高に好きでした。知性と狂気が組み合わさるとこんなにも惹かれるんですね。

読み終わった現在の心情ですが、復讐劇を見届けたスッキリ感もあるし、なんだか心が重い感じもしています。とにかく面白かったです。

0
2026年02月05日

Posted by ブクログ

非常に素晴らしい作品です
初めに映画を見て面白いと思い、その後に小説を読みました
直樹はあの後どうなるのかすごく気になります
やっぱり毒親関係が出てくるんですね、、ちゃんと湊かなえワールドでした
なんとなくダウナーな雰囲気で、そこがとても気に入りました

0
2026年02月04日

Posted by ブクログ

何度読んでも、惹きこまれる素晴らしい作品

湊かなえさんの作品はたくさんふれさせてもらっているけれど、この作品がわたしの中では最高傑作
(いろんな意見があるのも分かっていますし、今後の作品で出逢えるかもしれない♡とは思ってはいます)

だから
何度も読んじゃってるワタシ(笑)

登場人物がそれぞれの主観で語る「モノローグ(独白)形式」であることで、自分も作中の世界にいるような感覚が襲ってきます…
フィクションとは思えない感情に訴えかけてくるものがあります…

作品がすばらしいのは言わずもがなんですが
各章のタイトルが秀逸でわたしの心を鷲掴みしている…

第一章「聖職者」
第二章「殉教者」
第三章「慈愛者」
第四章「求道者」
第五章「信奉者」
第六章「伝道者」

う〜ん(ღ*ˇᴗˇ*)。o♡ウットリ♡
本当に素晴らしい作品✨

0
2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり重たいストーリーだった。
さらに物語に引き込まれ、殺される人が他にも出ることにショックを受けた。

修哉に対して、森口がどんな復讐を果たせるのが気になっていた。修哉が捨てられた母親が結婚、妊娠したという事実を突きつけられてから母親に対する憎悪が膨らんだことがから彼の正義は砕かれ、そこが落とし所かと感じた。
しかし最後はまさかの展開で衝撃が残った。

暗い展示ですが優れた作品だと思った。

0
2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学校教師の森口悠子は、終業式の場で、自身の娘が事故ではなく生徒二人によって殺されたこと、そしてその犯人がこのクラスにいることを淡々と告白します。物語はその「告白」を皮切りに、関係者それぞれの視点から語られていきます。

犯人の少年たち、クラスメイト、母親など、複数の「告白」を通して事件の真相と人間関係が少しずつ明らかになり、登場人物それぞれの歪んだ心理や正義感が浮き彫りになります。特に森口先生の復讐は非常に冷酷で計算されており、読み進めるほどに恐怖と緊張感が増していきます。

復讐の是非、加害者と被害者の境界、そして「正しさ」とは何かを考えさせられる作品で、読後も強烈な余韻が残りました。単なるミステリーではなく、人間の心の闇を深く描いた心理小説だと感じました。

0
2026年01月31日

購入済み

すごい…!

小説を読むことをあまりしない私ですが、中盤位からの怒涛の展開にページをめくる手が止まりませんでした!!これは2周目必須ですね✨

#ドキドキハラハラ #深い #ドロドロ

0
2024年09月05日

匿名

購入済み

これがデビュー作とは思えない

こんなに人を奮い立たせる文章が書ける湊かなえが素晴らしい

0
2024年01月10日

QM

購入済み

ゾッとする

中学の時に読んで、ゾッとするなあ、後味悪いなあ、、、という記憶はあったのですが細かいところは覚えておらず、これを機に再読。
そして感想はやっぱり同じく「後味悪すぎ!!」でした。笑
でもそれぞれの視点から見えていたことや考えていたこと、人間離れした思考や行動にゾッとはするけど早く読み進めたいと思える作品でした。

#ドキドキハラハラ #怖い

0
2023年12月20日

購入済み

中学生の時、友達からおすすめされて一度読んだことがあり、それ以来湊かなえさんのファンです。
最近、そういえばこの「告白」は結局本を買っていなかったと思い出して購入し読みなおしました。
大人になって読むと、また当時とは違った印象で面白かったです。
また、映画と比較しても、こちらの原作のほうがよりイヤミスという感じでいろんなことを考えさせられます。

0
2023年11月09日

ytr

購入済み

デビュー作だとは思えない

伏線を張り、それを回収し、を繰り返しながら展開していく作品にドキドキが止まらなかった

#ドキドキハラハラ #ダーク

0
2023年07月13日

青少年によんでほしい

各小中学校の図書室に3冊ずつ常備しておいて、こういう小説をよめる少年Aのような少し頭のいい生徒が、全員読了できるようにしておいたらいいのにと思う。
そうすれば、経験不足による過失を回避できるのではないかとおもう。

#怖い #ダーク

0
2023年06月23日

購入済み

あっという間に読み終わった

おすすめ小説に乗っていたため購入しました。
私自身、小説を読むのは久しぶりで、最後まで読み終えることが出来るか不安でしたが、内容も登場人物もコロコロと変わっていく中、本人にしか知りえない心情を一つ一つすくい上げ、1つの物語にする。そして最後まで読んだ後の感想もまた、読み手によって異なってくる。とても面白い小説でした。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ #ダーク

0
2023年04月06日

ネタバレ 購入済み

みんな怖すぎる

こんな話だなんて想像してなかったです。。
この話では母親の存在がいかに子供に影響をあたえているかが分かりました。母親って大丈夫だなああ
少年たち人衝動で簡単に殺しすぎでしょ笑とは思ったけど殺し以外には一つ一つの行動にちゃんと意味があったのに、殺人だけは衝動っていう、、なかなか考えさせられるお話でした。読むにつれてだんだん事件のその後の真相について分かっていくんですよね。鳥肌やばかったです。おもしろすぎて、手が止まらなかったです。普段小説をあまり見ない私でも一気に読めてしまいました。。

0
2022年12月09日

購入済み

面白かった(^o^)

読みやすいにつきる。
映画版を見て、原作もみたいと思ってたので見れて良かった。

0
2022年10月31日

匿名

購入済み

初めての湊かなえさん作品です。
途中からどんどん引き込まれていって、あっという間に完読。
なるほど、これがイヤミスと呼ばれる所以なんですね。

#ダーク

0
2022年08月17日

購入済み

復讐の恐ろしさ

娘が事故で亡くなった先生が、娘の死は殺人だったと告げられるところから始まる。その後に、先生が行った復讐を告白される。その後の生徒と先生達の様子が書かれている。とても面白いです。

#深い #怖い #ダーク

0
2023年10月04日

ネタバレ 購入済み

告白

この作品は
母と子供がなかなかうまく噛み合わないことで起きてしまった出来事で、周りを巻き込み、いくつかの殺人事件にまで繋がり、復讐、いじめ問題、上手くいかない人間関係、HIV、色々な要素が詰まった話。最後の最後まで、恐怖感が続きましたが、
たくさんの伏線が、最後に一気に回収されて、読み終わった後はとてもスッキリしました。

#深い #怖い

0
2021年08月22日

H

購入済み

面白い!

幼児を中学生に殺された教師の復讐の物語です。読み終わり、じっくりと考えると荒唐無稽的な処があるのですが、読んでいる間は、一切そのようなことを考えさせない迫力のある筆力です。一気に読み終わりました。
これが、デビュー作とは思えません。

0
2021年04月09日

購入済み

おもしろい

イヤミス❕

0
2021年01月11日

購入済み

登場人物それぞれにキャラがたっているからこそ、それぞれの心の闇が心地良かった。読み出すと止まりません。

0
2020年06月16日

Posted by ブクログ

今まで読んできた本の中でイヤミスと呼べる有名な本は夕木春央の方舟だったが、それとはまた違った嫌な気分で終わらせられた。
毎日を笑顔で過ごせることを幸せとするなら、この小説に出てくる主な登場人物たちは皆不幸なまま終わるだろうと思った。きっとそれが嫌な気分になった原因だろう。
湊かなえさんの作品は初めてだったが他のも非常に楽しみになった

0
2026年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ


サスペンス作品はあまり得意ではないが、本作は最後まで聴き入ってしまった。各登場人物が語り手となる構成により、それぞれの抱える闇や動機が丁寧に明かされ、単なる「犯人」ではなく、一人の人間として理解してしまう自分がいた。
特に、犯人の語りには未熟さと自己中心性がにじみ出ており、一時は同情しかけた。しかし主人公がその動機を「甘え」と断じたことで、自分の中の感情が一度整理される感覚があった。復讐の方法は決して爽快ではないが、筋が通っており、むしろその冷徹さこそがこの物語にふさわしい結末だったと感じた。

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

誰も幸せにならない。複雑な家庭環境が、子供にどのように影響するのか、どのような思想を作り出すのかを考えさせられる。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

なんと言っても最初のインパクトがすごい。森口先生がずっと独り言のように淡々と話すのが、やはりいちばん印象に残った。その最初の話を軸として、多方面からこの出来事やそれに付随している出来事を告白によって掘り下げる。
最初が面白すぎるせいかだんだんどのように話が着地するのか分からなかったけど、最後はまた森口先生の語りで復讐を完投して終わって面白かった。
また、この話の中には3組の母子の関係性が描かれていて、様々な関係性があるのだなと思うのと同時に、正しい母子関係とはなんなのだろうとも考えさせられた。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

読んでいる最中気持ち悪くなったが、結末が気になり手が止まらなかった。
結末は予想通り、スカッと、でも決して気持ち良いとはいえないなんとも言えない気持ちになった。

0
2026年02月13日

Posted by ブクログ

小中学生の頃にこの本を手に取り、途中で気持ち悪くなって離脱したような記憶だけ残っていました。
映画化もされ有名な作品のためストーリーは頭に入っていましたが、大人になって読み返した今、あの頃とは違う想いを持てたような気がします。

物語は、人の語りや作文・日記といった文字媒体を通して、語り手を変えて進んでいきます。
小説は世界を見下ろす神視点から没入してしまいがちですが、この作品は読み進めるにつれ、新たな語り手の存在によって、先に出てきた人物の知らない物語が次々判明します。
小中学生の頃の私はその物語的な面白さに気づかず、作品に出てくるクラスメイト達のように表層的なイメージでこの作品に忌避感を覚えたのだなと思います。

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

湊かなえさん初体験。とても面白かった。
「イヤミスの女王」と言われる所以がよく分かりました笑
あの情景が鮮明になると思うと、実写映画は到底見れる気がしない。。。

0
2026年02月10日

Posted by ブクログ

1/10

湊かなえさんのデビュー作。
この文章力と表現力凄まじい。

色々な角度、登場人物から真実を見つけて行く構成がすごく好き。

0
2026年02月10日

Posted by ブクログ

強烈な内容に感じた。
幼い子供を殺害された女教師、加害者の男の子二人、女の子の生徒 それぞれの視点でストーリーが展開され 理不尽なほどに冷静で残酷な女教師。
こんなストーリーを良く考えつくものだと感心。
ちと怖い

0
2026年02月09日

Posted by ブクログ

子供が殺された事に関わる人をそれぞれの視点から表現されている。
人それぞれの考え方に考えさせられる。
罪を犯した人の不安感が見事なまでに描かれて、今の特に未成年の犯罪に対して考えさせられた。

0
2026年02月06日

Posted by ブクログ

湊かなえさん、初読みでしたが吸い込まれるように読み終えてしまいました。ある教師の復讐を通して語り手それぞれの倫理観、思惑、視点でとても面白かった。

0
2026年02月03日

Posted by ブクログ

すごい復讐劇。執念深さに最後やられた。
語り手が変わっていくにつれ、それぞれ勝手な思い込みや自己正当化が浮き彫りになり、それらによって悲惨な結末を迎えてしまったことが虚しい。

0
2026年02月02日

Posted by ブクログ

面白かった。読後、心地良い気持ちになるような物語ではないけれど、安全に最悪な気持ちになれる、素晴らしいフィクションだと思った。実際にあった事件を彷彿とさせる単語もあり、あまり面白いと連呼するのもよくないだろうかとも思うのだけれど、でも、やはり、面白かった。
モノローグ調であることで各人の物事、世界の捉え方の違いがあり、その人間らしい歪みや弱さを読者は目撃してしまう構図に、もっと見せてほしいと、ページをめくる手が止まらない。
湊かなえさんを初めて読んだ。次はどれにしようか楽しみです。

0
2026年01月30日

Posted by ブクログ

面白かった。
人気な理由がよくわかりました。

最愛の娘を殺された教師の復讐の物語。
AとBの罪を犯した際の心の対比がとてもまく表現されていて良かったです。
特にAの少し人間離れした冷め切った考え方に怖さと不気味さを感じました。

最後の終わり方もとても考えられていて、
とても心に残る作品でした。

0
2026年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・未成年犯罪の動機、犯罪者心理の解像度が高い。
⇒酒鬼薔薇事件、ルナシー事件などの未成年犯罪をはじめ今回の事件においても「対象に対する純粋な殺意」とは異なるところに動機があることに「未」成年犯罪であるのを感じた。母親の興味を、愛を、受けたかった、自分の人生が上手くいかないことやプライドからくる逆恨みなど、被害者に非がない(完全にそうとは言えないのか?)ことの不条理さを感じた。そもそもこの世の中の殺人動機ってどんな理由がどんな割合なんだろうか?

・森口先生の静かな怒りを侮っていた。
森口先生が旦那の血液を入れていなかった、という部分に対し、そこまで衝撃を受けなかったというのが私の甘さだったなぁと反省。どこかで「先生」という人は、「無償の愛を与える全体の奉仕者」であるという固定観念が残っていたんだと思う。先生による復讐の演技で、子供たちが改心していくというストーリーを思い描いていたけれど、全く違った。森口先生だけが子供としてではなく、対等に人として接し続けていたこと、復讐はどんな手を使っても遂行すること、から静かな怒りをラストまでしっかりと感じた。

・ただやはり考えてしまうのは、普通に生きてた普通の子たちも歪めてしまうやり方は如何なものかということ。
作中でも未成年犯罪者を特別扱いし、特別な名前をつけることで、他の未成年に崇拝させてしまうことと、本人らを助長してしまうことは言及されていた。そしてそれと同時に、問題を起こして改心するやんちゃな生徒よりも最初から真面目に生活している生徒を尊重するべきだということも述べられていた。それにしては今回の復讐は、他のいい子たちの学校生活に支障をきたしてしまうのではないかと感じた。クラスに殺人者がいるという状況でどうして普通の生活ができようか。実際に私がこのようなクラスに身を置いていたなら、正直勉強どころではないし、先生に他でやってくれれば良かったのにと思ったと思う。

・3人の母親たちの対比。
この作品には、幼い少女を殺した2人の男子生徒の母親と、娘を殺された母親の3人が出てくる。三者三様の描かれ方をしており、子供たちの行動の起点となる重要な登場人物となる。ここで純粋に思ったことは子育ての正解とはなんなのか…ということだった。自分の夢を優先し子供を捨てた母親、自分の子供を理想の家族の形に押し込もうとするあまり過保護になる母親、愛を注いでいたものの自分のせい(ではないけれど)で失い復讐をする母親。母になること、親になることの責任が非常に重く感じられた。子供を育てるということはあまりに難しいことなのではないだろうか…。そして誰が正解で間違っているともいえないこともその難しさを増幅させていると感じた。

・色んな視点で述べられる全員が逸脱した世界。
各章ごとが別の人の視点で描かれ、ひとつの出来事の事実と各個人の真実が照らし合わせられるのは、面白かったし読みやすかった。ただ、そうすることによって全員の異常具合もありありとわかり、各個人への解像度が上がると同時に恐怖も覚えた。

0
2026年02月16日

ネタバレ 購入済み

最後の復讐がすごい

歪んだ愛情や虚栄心が絡み合って起きた事件とその後を一人一人の心情が明かされていく形で読むのは面白かった。飼い慣らされてるウェルテルちょっと可哀想だし、渡辺の母親はクソ。

#ドロドロ #ダーク

0
2025年09月12日

匿名

ネタバレ 購入済み

好きです

こちらは読後感すっきりとまではいかなくても、いい終わり方だったのではないかなと思う最後でした!
初めに読んだ作品は読後力が抜けてしまうような終わり方だったので、本作品もドキドキしながら読んでおりましたが今回のような最後も私は好きです。
やはり他の作品も読んでみたいと思わせる作品でした。

#深い #ダーク

0
2023年03月24日

購入済み

あまりに怖い

概論で事実だけを述べて、その後関係者の証言によりディテールを詳細にのべる。ドラマで言えば、刑事コロンボの手法。

#切ない #深い #怖い

0
2021年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

視点が森口先生→委員長→少年A→Aの母親→少年B→森口先生と何度も変わり、そして人が変わる事に今まで語られていた事象を全く別の方面から語るので、ある意味叙述トリックがふんだんに盛り込まれている
しかしあまりに展開が変わりすぎるあまり最後が物足りなく感じてしまった

0
2026年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死んだ子の母が、犯人が、クラスの委員長が、共犯者が、それぞれの視点で事件にどう関わったか視点を変えたとき、ただ愚かだったものが弱さを抱えて足掻いていたり、犯人に寄り添っていたり、その寄り添いが犯人側からみるとひどく愚かに見えたりする。そして最後には母が人間性を欠くように見える犯人を観察しており、その執着を見抜き、恨みを晴らすという結末を迎える。自分を守るための行動が人の恨みを買い、どうにもならないしっぺ返しを受けることがある。弱さによる過去の自分の過ちが、前を向いて歩こうとしている自分の将来を塞いでしまうことがあるということが恐ろしかった。

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

1/31〜2/6

昔、本で読んだのか、映画を見たことがあるのか どちらか忘れたけど
内容も全然覚えていなくて、久しぶりに気になって購入。

ウェルテル、かわいそう

0
2026年02月06日

Posted by ブクログ


終業式の日のホームルーム。この日限りで辞職する教師が、生徒に語る独白から物語は始まる。「私が教員を辞めるのは、娘をこのクラスの生徒に殺されたからです。」

クラスメイト、犯人の家族、そして犯人。多視点からの心理描写によって、徐々に徐々に事件の真相が明らかになっていく。読み進める手が止まらず一気に読める面白さはある。一方で、読み終えた後の満足感はほとんどない。それは犯人の考え方や犯行に用いた道具にピンとこなかったから。言い換えると、リアリティを一切感じなかったからなのかもしれない。

週刊文春ミステリーベスト10 1位
このミステリーがすごい! 4位
本格ミステリ・ベスト10 21位
本屋大賞 受賞
キノベス! 25位
ミステリが読みたい! 3位

0
2026年02月21日

「小説」ランキング