ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    あなたは、人生が変わるくらいの人との出会いって今までにありますか?
    大学生活や研究などとは縁遠い私でも、不覚にも主人公の結婚式での喜嶋先生のエピソードで涙ぐんでしまった⋯⋯。殺人事件が起こるでもない、事件に巻き込まれるでもない、ごくごく普通の大学生の話。
    もしかすると、森博嗣作品の中で一番好きな作品かも知れない。

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    2026年02月08日
  • サラバ! 下

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    圷歩くんの人生を大事に読ませてもらったような感じ。
    自分の在り方や、信じるべきものが曖昧になってしまった時に読み返したい物語になるんだろうなと思った。
    私たちは、常に他人がどう思うかを気にしすぎて揺らぐことも多いけど、本当に大切なのは、自分が何を信じていて、どう思うかなんだろうなと思う。
    ただ、その信じる何かを見つけたいと思うけど、それがどうも難しい。それは、取るに足らないありふれたなにかのようだけれど、わからない。
    本の中で、信じるものが見つからないようなら他の本も読んでみてと書いてあったし、めげずに探したいと思った。

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    2026年02月08日
  • オフマイク

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    布施さん、素敵。
    飲み友達って何十人居るの?
    黒田さんも、渋い。
    谷口くん、頑張れ!
    20年苦しんだ人達が、どれだけ居るんだろう。
    芦沢が捕まって良かった。

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2026年02月08日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    ネタバレ

    「サーチライトと誘蛾灯」
    「ホバリング・バタフライ」
    「ナナフシの夜」
    「火事と標本」
    「アドベントの繭」


    ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。ある夜、見回り中の吉森は、公園にいた奇妙な来訪者たちを追いだす。ところが翌朝、そのうちのひとりが死体で発見された! 事件が気になる吉森に、公園で出会った昆虫オタクのとぼけた青年・魞沢泉が真相を解き明かす。
    吉森と魞沢のテンポ良い(そしてすれ違いまくっている)会話が楽しくて引き込まれました。魞沢のナイス天然キャラがいい味出してる!

    ・ホバリング・バタフライ
    高原を訪れた瀬能丸江は森の中で虫取り網を振り

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    2026年02月08日
  • 光のとこにいてね

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    読んでいる時、ずっと苦しかった。まるで水の中に沈められていくようで。それは光のとこにいてねによる、これから待ち受けているであろう不幸な運命を予感させているからで、私はふたりについて祈ることしかできない。どうか、どうか幸せになりますように。これほどまでに感情移入できたのは一穂ミチの描写力と誘うように文体から滲み出る光。苦しいけど、美しい。光のとこにいてね。私にとってとても大切な作品になったり

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    2026年02月08日
  • 35年目のラブレター

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    私の感想として強く残ったのは、保さんがとても明るく、おっちょこちょいな性格でありながら、心の奥では常に貧しさや劣等感を抱えて生きてきた男性だったという点だ。
    保さんの人生には不幸がつきまとっていたように見えるが、その一方で、周囲には確かに人の優しさがあった。人びとの思いやり、妻の深い愛情、そして保さん自身の前向きさが、幾度となく困難を乗り越えさせてきたのだと思う。

    人生の大半を読み書きができないまま歩んできたにもかかわらず、人として実に立派に生き抜いてこられたその姿は、静かに、しかし確かに心を打つ。
    「35年目のラブレター」とは、単なる一通の手紙ではなく、妻の優しさに支えられ、娘たちの成長に

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    2026年02月08日
  • あの夏が飽和する。

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    いやぁ、、なんか切なすぎて、悲しすぎて、胸がぎゅっとしすぎて、辛すぎて、でもなんかすごく好き。

    読んでから曲を聴くと切なくて泣きそうになります。
    若い子に希望がない人生は可哀想すぎる。
    生きて幸せになって欲しかったな。

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    2026年02月08日
  • 月魚

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    序盤は美しい表現の数々に溺れてしまい、読み進めるのに時間がかかった。
    それに慣れてきた頃には、先の展開が気になり読む手が止まらず。
    いったいこの人たちは何に囚われてるのか、何を恐れているのか、なぜ踏み出さないのか。
    本から手を離している瞬間でさえも、頭の中では無窮堂の灯りを探していた。読み始めてからずっと、この世界から抜け出せずにいる。
    続きを捲るために早足で帰宅し、早々に寝る準備を済ませる。それほど心奪われていた。
    読後、私はまだ黒い木々に覆われた旧家の灯りを門前から眺めている。
    またすぐに読み返す。

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    2026年02月08日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    ネタバレ

    陰陽師は私の中でさらりと読める好きなシリーズ。⭐︎5にしたのは、あとがきの追記を見て。もうそんな設定あったの覚えてないです先生!笑 おかげで今確認作業のために1.2巻探してます!それくらいもう初期の設定が薄れるくらい彼のキャラは今のキャラで固定してるのだなと。
    今回の内容でいくと一番飛びついたのが梅道人。これに食いついた人は多分同志です笑 今まであまり気にしていなかった相棒2人の関係性。梅道人を読んでえ!そういう仲だったの!とものの見事に思ってしまった。晴明を戸惑わせる博雅、流石だよ。すぐさま真実を確かめるべく、先生のインタビュー記事を探しあて安堵笑 でもあとがきでそのワードについての先生のコ

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    2026年02月08日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    最初はすごく読みづらい。
    でもそこを粘って読み進めると、知能を高めていくことによるチャーリーの心境や取り巻く環境の変化、周りの人との関係性の変遷を楽しむことができた。人間関係、特に恋愛において、知的程度が同じであることの大切さ、知能と愛の交錯が秀逸に表現されていて心に沁みる作品。
    後半、知能を失うことに自身が気づき、それからのチャーリーの行動や知能を失う過程に涙が止まらなかった。

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    2026年02月08日
  • [よりぬき] 今日もていねいに。BEST101

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    共感するところ、そうでないところ、それぞれあってこそだと思う。
    ずっと入ってきたのは。1人時間/逃げ込む先としての本もある。内容を覚えないと、と勉強のようなスタンスで臨む必要はなく、本の世界に入り込む時間を作るだけでも大きな意味がある。
    つい、内容をしっかり抑えようとしがちな読書生活だが、肩肘張らずに続けていこうと思う。

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    2026年02月08日
  • まぼろしハワイ

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    ネタバレ


    ハワイが舞台の3つの短編集

    個人的に1つ目の【まぼろしハワイ】が
    1番好きです。

    両親を亡くしたオハナちゃんと
    旦那を亡くしたあざみさんが抱き合って泣いてて、その姿をみてしばらくそっとしておいてくれるマサコさんの母親のような優しさと

    レストランで泣き出した2人を包み込みながらお店の店員さんに、「この子達親を亡くしたばかりなんだ。ステーキを出すのあと10分遅らせてやってくれ」と気遣ってくれた男前すぎる山本さんの姿と
    それに対して優しく頷いてくれるお店の人と

    全ての人が物凄く温かくて、沢山愛を感じられた。

    私もオハナちゃんと同じで、
    母を自殺で亡くしているからこそ
    共感というか…どこか

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    2026年02月08日
  • 私が愛した余命探偵

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    2026/1/30-2/1 ラスト30ページはボロ泣き必至。マンガ化された作品の冒頭を広告で試し読みして、原作に移った。ケーキ屋さんという人を幸せにする舞台にいながら、主人公の双葉は愛する夫、一星の治らない闘病と向き合いながら季節は移ろう。出てくるケーキの数々、お客さんのエピソード、双葉の気持ち、双葉と一星の関係性が本当に沁み入るように心に入ってきた。限られた結婚生活の中でも、そこで築かれた思い出、楽しさは消えることがない。残された人は、逝ってしまった人を思い出すとき楽しく温かい気持ちになる。自分や自分の大切な人が命のリミットを突きつけられたとき、こんな関係性や、こんな気持ちで生きられたら本望

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    2026年02月08日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    今していることが正しいかはわからない。けれど、その先を信じて行動していこうと心から思える作品でした。
    最後に一気に涙腺が崩壊しました。こんなに本に感情移入したことはありません。最高の世界と巡り合わせてくださりありがとうございました!

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    2026年02月08日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    布施さん、黒田さん、谷口さんの、阿吽の呼吸。
    誰が誰かに使われてるんじゃなくて、見事な連携。
    そして、誰も、自分の功績だと囀らない。
    アンカーの、最後の言葉で、頑張った人達が、幸せを噛みしめる。

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ #切ない

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    2026年02月08日
  • 銃口 下

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    上巻最後のすぐ続きから始まり、物語は戦争一色へと一気に姿を変えていく。

    無慈悲に竜太に襲いかかる悪夢のような現実に、映画「私は貝になりたい」を観ているときのような、逃げ場のない不吉さと息苦しさを思い出した。
    けれど、嫌だな、嫌だなと思いながらも、不思議と頁をめくる手は止まらず、むしろ上巻以上に走り抜けるように読み進めた。
    散々と言うほどの理不尽に苛まれ、こんなことがあっていいのかと思うような現状があるのに、どういう訳かそこに完全なる絶望がないからかもしれない。

    作中、坂部先生が竜太に「竜太、人間が人間として生きるというのは、実に大変なことだなあ」と言うシーンがある。
    無実でありながら、正し

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    2026年02月08日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    これが「異邦人」か。ムルソーが不条理な人物なのだろうか、不条理な男が不条理な殺人を犯した話なのだろうか。生まれたら死ぬのが宿命だ、それを人為的に行うのが不条理なのだろうか。
    44歳でノーベル文学賞を受け、当時活躍中のサルトルと並んでさまざまな見地から評される作品を書いた。
    「実存主義に沿った作品かそうでないのか」当時、難しいサルトルの哲学をあてはめてよいやら悪いやら、という風潮もなかったとは言えないが、カミュとして、彼の作品はそういったサルトルの思想とは関係ないと断じている。

    裁判に入り、ムルソーに対する裁判長の言葉はあながち間違っているわけではない。冒頭の「きょう、ママンが死んだ」にしても

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    2026年02月08日
  • かわいそうだね?

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    絶対もう一度読む。
    綿矢りささんにもっと深くハマった作品。
    著者の書く細かくて鋭い描写がとにかくリアルでクセになる。とってもスキ。

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    2026年02月08日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    誰もが知ってる童話をベースに進んでいく。短編ではあるが主人公は通して赤ずきん。それぞれ短い中にミステリーのいろんな要素が入りつつ、また童話ベースなのにしっかりとした事件が起こることに引き込まれました。

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    2026年02月08日
  • 境遇

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    最後の最後でひっくり返るとは。繋がってるようで繋がってなかったものが最後の最後で繋がった。真実を公表するという自分にとって苦しいことを覚悟をもって行う勇気も凄い。しかし、あのようなことがなければ本当に正しい真実も隠れたままであったことも事実。この境遇はどう受け止めればよいのだろう。

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    2026年02月08日