あらすじ
クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。その途中でいろいろな事件に遭遇します。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載! こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通した〝大きな謎〟も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません! 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者による世界の童話をベースにした連作短編ミステリ!
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Posted by ブクログ
表紙を見てこの本を読もうと決めた。タイトルで想像するよりももっと内容は面白かったd( ̄  ̄)
あまりミステリーは読まないが、このシリーズはどハマりした!
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ちょっとドライで心の中で悪態をつく赤ずきんの性格も魅力的。
魔法が使える世界だけど、ちゃんと納得できるミステリーでとても面白かった。しかも読みやすい。
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世界の有名な童話がもとでシンデレラや、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女などがもとになっていて短編小説なのにつながっているという面白い小説です。童話が知らなくても一つ一つ説明が入っていてこうゆう話しなのかなどしれたり赤ずきんが犯人を突き止めるとこが面白いです。赤ずきんが旅をしているのには殺したい相手が居るからで·····
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今回は世界の童話をモチーフに事件が起こります。この本は連作短編のミステリーなのに非常に物語に入りやすく必ずどんでん返しがあり、本当に面白いです!
読書が苦手な友達に教えるなら断然この本です。有名な童話がプロットになっているので物語に入りやすいです。そして、1話完結なのでまた読みやすい!
皆さんも読んでみてください!
匿名
とっても面白かったです。
本屋さんでタイトルと表紙を見て気になっていたところ、Netflixで実写化がされていてそこでハマってしまいこちらを購入させていただきました。
全て繋がっていないようで繋がっていて、考えさせられました。とても面白く飽きずに最後まで読めました。
他の死体シリーズも購入して読みたいです^ ^
Posted by ブクログ
「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」
ミステリー小説だけど、童話の世界をモチーフにしているので所々ほのぼのした空気感があって世界観が面白かった。
昨日購入したばかりなのにもう読み終わってしまった。
Posted by ブクログ
面白くて読みやすかった!
登場人物たちが私の知ってるキャラとギャップがあって面白かった。赤ずきんが冷静に事件を解決していくところも良い☺︎
ただ、カタカナの名前が多過ぎて誰が誰だか分からなくなる時があった。
Posted by ブクログ
再読!
サクッとテンポよく読めるミステリー(?)
どの話もコミカルな感じで描かれてるけど、ちょっと悲しかったりゾッとしたり…
特にヘンゼルとグレーテルは想像を膨らませながら読むとゾワゾワした。
Posted by ブクログ
子供の頃に読んだ童話のミステリー短編集です。
童話といっても子供の頃に夢見ていた憧れの童話の世界ではなく、登場してくるのは探偵の赤ずきん、性悪なシンデレラ、眠れるたぶん美女なオーロラなど…愉快なキャラたちです。
内容は読みやすくて、面白かったです。他のシリーズも読みたいと思いました。
子供でも読めるとは思いますが、童話の世界観を壊したくなければ、大人になってからダークファンタジーとして楽しむのがおすすめ。
シンデレラやオーロラ姫のメルヘンな世界観が好きな方はおすすめしません…!笑
Posted by ブクログ
◾️サマリー
・めっちゃ頭がキレる赤ずきんちゃん
・世界の童話がミステリー小説に進化
・箸休めの一冊にもってこい
◾️所感
赤ずきん、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女といった誰もが一度は幼い頃に読んだ童話が、ミステリー小説で生まれ変わった本書は、本が苦手な人でもグイグイ読めそうなくらいおもしろい。
頭がめちゃくちゃキレる赤ずきんちゃんが、名探偵となり事件を解決する。
キレキレ故に、他人の発言の矛盾に気付きやすく、揚げ足取りを母親から戒められる少女が、本作の主役である。そんな名探偵は、ある目的を持って旅に出かけるが、ゆく先々で死神の如く死体に出会う。
4つの短編が繋がっているため、最後に伏線が回収されるとき、とても気持ちが良い。
読みやすさから、若者向けかなーと感じた。
◾️学び
・悪事を働けば、やがて報いを受ける。
・お金儲けには、背徳があってはならない。
・正しい道を指し示してくれたら、素直に従う。
Posted by ブクログ
サクサク読んでいける、読書を始めてみたい&でも飽きっぽい(続かない)人にはオススメ。
元の童話を知ってるからキャラクターに対するイメージが掴めず飽きるとか、難しい関係性を考えるとかもないから楽に読める。
私も、まだ読書に慣れてないから他の本は理解しながら読むのに結構時間がかかったけど、これはすぐに読み終える事が出来、そして面白かったです。
Posted by ブクログ
赤ずきんちゃんが探偵役となり「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「マッチ売りの少女」の物語の中で謎を解いていく。よく考えてみると、「ヘンゼル~」と「マッチ売り~」は物語の一部分しかしらなかったためネットで調べながら読んでみました。実写映画の方は酷評で埋め尽くされている様ですがしっかり橋本環奈さんで脳内再生しましたよ。それにしても最後のマッチ売りの少女ことエレンはだいぶヤバい子でしたね。まぁそれまでの生活が彼女の心根を捻じ曲げてしまったのかもしれませんが。最後はちょっと悲しかったな。
Posted by ブクログ
赤ずきんが主人公の探偵役になり、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテルなど海外の童話の登場人物と出会いながら様々な事件を解決していくミステリー物。特長は、トリックに魔法とかファンタジーの要素が絡んでいること。
こう書くと、トリックに納得できないこともあるのでは?と思いがちだが、童話の世界であることが前提になっているのと、そこまで無双な魔法は登場しないのでシラケたりすることはなかった。
Posted by ブクログ
世界の童話をモチーフとしたパロディ探偵小説です。探偵役は赤ずきん。連鎖短編かと思ったら長編小説なんですね。それくらい話はパキッと分かれています。赤ずきんが旅の途中で事件と出会い、解決していくストーリーです。
取り上げられる童話は、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠りの森の美女、そしてマッチ売りの少女。当然ながら元本とは違い、みんな人間の汚さや下衆な面も丸出しで、それが動機になっていたり。芥川龍之介や倉橋由美子の童話のように、予想以上に複雑で残酷な大人の世界なのです。
ラストのマッチ売りの少女の話では、赤ずきんの旅の目的もわかり、それまでの話が伏線となっていたり、最後まで楽しめます。
童話調の書き方で設定の違いを楽しむ小説なので人物描写や推理方法はあまり深く考えず、いうなればミステリクイズの本を読む感じの軽さで楽しいですね。
Posted by ブクログ
ワインの瓶と手作りクッキーを入れたバスケットを抱えて旅に出る赤ずきんの行き先は、病気のおばあさんのお家ーではなく。
冒頭から魔法使いに靴を泥だらけにされ憤る赤ずきん、その先で出会うシンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女。
ライトな構文でスラスラ読めるミステリーだけれど、この世界線の男性陣ってろくなやつがいないな…童話の世界観に、現実の人間味というより強欲さががものすごい。
最後のマッチ売りの少女は他の章とは明らかに色が違いました。もしも彼女がマッチ売りで出会った男性が心優しい紳士だったなら、こんな事にならずに済んだのに。。牢獄については監視も気付かないものか?色々うまく繋がりすぎじゃない?と色々気になったけど(お菓子の家の密室トリックもなかなかに…)総じて面白かったです。
個人的にはグレーテルには本当に幸せになってほしい。
シリーズ化の次作も読んでみたいです!
Posted by ブクログ
作家・青柳碧人が描く、童謡×ミステリー の第1弾。
昔話×ミステリーを書かれた著者の世界の童話編といった感じの物語。
童話赤ずきんがある目的で旅をしている途中でたどり着いた街で、
事件に巻き込まれていく連作短編集。
それぞれの街では、誰もが知っているであろう有名な世界の童話が展開され、
そこに、赤ずきんが登場しているという、不思議な展開。
赤ずきんってのは、赤ずきんを被った少女が祖母の家に届け物をしに行くと・・・
といった物語。その主人公がある目的のために旅を開始するのですが、
その目的とは何なのか!?
4つの連作短編で構成されて、最後の短編はライト文芸かライトノベル的な
感じで、読みやすい反面、ちょっとって思う人もいるのでは?って思いました。
Posted by ブクログ
想像していたよりも面白かったです!
有名な童話が数話あり、綺麗に描かれていた物とは違い闇のある主人公達。本当はこんなお話だったのかもとワクワク楽しく読みました。
簡単な話しから少しずつ複雑さが出てきて、眠れる森の美女のお話しでは名前が覚えられなかった為に2回読みました。そして最終話ではこれまでがただの短編ではなかったように繋がりが出てきてお話も壮大になります。
登場人物達は人間らしく汚い部分も持ち、赤ずきんですら旅の目的はある人を殺すため。
アンデルセンが子供のために綺麗な部分を抜き取っていたなど、あまりに綺麗な夢物語から掛け離れた現実味が気持ちよく、とても楽しかったです。
Posted by ブクログ
赤ずきん、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女。
この5作品にミステリが含まれて、アレンジされた本です。
脱線回収がされてあって、本当に面白かったです!
それから、題名にも一工夫してあり(私が勝手にそう思っているだけかもしれない)、読む前に考察的なのをしてから、読むのも面白いと思いました。
何回でも読みたい本です!
Posted by ブクログ
知ってるおとぎ話がたくさん出てきて面白かったです。
赤ずきんが旅をしている理由を明かすシーンには衝撃を受けました。
『マッチ売りの少女』の話はたくさんの人たちの感情が渦巻き、ハラハラしながら読み進め、クライマックスは「したことって自分に返ってくるんだな」と感じました。
匿名
おもしろかったです。
童話をモチーフにしたお話が、とてもうまくできていておもしろかったです。
それぞれの章が、最後でうまくまとまるところも好きです。
アンデルセンが最後から2番目のお話にでてくるところも、絶妙な感じがしました。
Posted by ブクログ
シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女がテーマの連作短編集。赤ずきんの名推理と、魔法という現実にはあり得ないものをうまく織り交ぜた推理小説。
Posted by ブクログ
4章建ての連作短編なので読みやすい。
誰もが一度は目にした童話をベースに事件が起きて、それを赤ずきんちゃんが鋭い推理で解決するというもの。
読みやすく、章を追うごとにミステリーとしての深みが増していくのもミステリー入門編として最適な一冊だと思う。
Posted by ブクログ
今作は、西洋童話をベースにした連作短編ミステリ。
旅をしている赤ずきんが、旅の途中で様々な事件に出会い、
解決に関わるお話。
4つの童話とミステリーの融合が面白かった!
実写の映画も気になるところ、
Posted by ブクログ
エンタメ系ミステリーかと思ったら、終盤にかけて本格的に。シンデレラやマッチ売りの少女とかの知ってる童話をアレンジして出てくるから読みやすかった!映画化されてるしね、今度見てみよっと。
Posted by ブクログ
赤ずきんが旅の途中で出くわす殺人事件を探偵役よろしく解決していく話。犯人としてシンデレラやヘンゼルとグレーテルだったりが出てくるとんでもないオマージュと言うかなんというか。さらっと読めた。
Posted by ブクログ
誰もが知る童話、昔話が大人のミステリーに。
読みやすい。どんどん読めるが、ラストがめでたしめでたし、、とならないのはちょっと切ない。現実って。。
Posted by ブクログ
ファンタジーの世界観で、普段の世界にない物や魔法等がある中、腑に落ちるトリックで事件が解決されるのが新しくて良かったです。読みやすく、スッと一気見できました!!
Posted by ブクログ
表紙の可愛さで買ったけど中々に面白い本。
赤ずきんの頭が良いのか犯人たちの犯行が杜撰なのか…
トリックの解説の時に毎回へぇ~となってる自分は犯人側の思考回路すらないので、あの世界に居たら確実に殺される側かモブです。