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視聴率が低迷し始めたTBNの報道番組『ニュースイレブン』。そのテコ入れとして、栃本という男が関西の系列局から異動してきた。一方、これまで幾つものスクープをものにしてきた番組の名物記者・布施は、なぜか十年前に町田で起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せていた。この件の継続捜査を、警視庁特命捜査対策室のベテラン刑事・黒田が担当することを知った布施は、いつものように黒田へ接触を図る。テレビ報道の本質とは? 事件の奥に潜む意外な真相とは? 大人気スクープシリーズ第4弾!!
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Posted by ブクログ
飄々としてて不思議な魅力の魔法使いみたいな布施さんの魅力が絶妙だと思う。鳩村さんには、苛立ちを感じたりしてしまったが結果的にはいい感じに落とし込まれている。テレビ業界はもはや斜陽産業なのだという焦りもあったり、ニュースイレブンのメンバー達のまとまっていく姿も変化していくところも感慨深い。『一流の職人...続きを読むは手を抜かない。一流でない者は慣れに甘える』 実際、検挙されているのは、犯罪性を疑われる遺体の数の5%に過ぎないっていうのは信じがたく何か隠されている気配を想像してしまう。 「私たちにはもう、それしかやることがないのです」被害者の両親の言葉が切なく悲しく胸に痛みを感じた。 犯人の心理については詳しくなかった。
布施さん、黒田さん、谷口さんの、阿吽の呼吸。 誰が誰かに使われてるんじゃなくて、見事な連携。 そして、誰も、自分の功績だと囀らない。 アンカーの、最後の言葉で、頑張った人達が、幸せを噛みしめる。
#ほのぼの #切ない #ドキドキハラハラ
1日で400ページも読み終えてしまった。要するに、止められない面白さだった。 未解決事件を記者と捜査員がそれぞれ追っていくことから始まる物語。結末がまたとてもいい。
ある未解決事件が、解決に向かうまでを あるテレビ局の番組側、そして警察側から描いている。 展開の早さに一気に読み終えるほど面白かったです。 ジャーナリズムとは、報道が伝えるべきものとは、 視聴者がネットに移る今だからこそ考えなければいけない大切なことも書かれていました。
今野敏『アンカー』集英社文庫。 『スクープ』シリーズ第4弾。今年2月に文庫化されていたのに見逃していた。 警察とマスコミの駆け引き、報道番組を巡るテレビ局内での軋轢といった状況の中を自由に泳ぎ回る布施のキャラが立っていて非常に面白い。物語のメインストーリーは10年前の未解決事件の犯人と真相が明ら...続きを読むかになるのかということなのだが、マスコミの報道の在り方や未解決事件への警察の捜査体制、被害者家族など、現代社会の抱える問題にも深く触れている。 報道番組『ニュースイレブン』で数々のスクープを物にして来た記者の布施は、未解決の10年前に起きた大学生刺殺事件に関心を持ち、独自に取材を進める。警視庁はこの事件の継続捜査に新たに特命捜査対策室の黒田と谷口の2人の刑事を任命する。布施は、さっそく被害者の両親や黒田と谷口にアプローチするなど独特の嗅覚で謎の動きを見せる。こうした中、『ニュースイレブン』の視聴率低迷に関西の系列局から栃木という男がサブデスクとして送り込まれる…… 本体価格740円 ★★★★★
報道番組『ニュースイレブン』の名物記者・布施は、十年前に起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せる。この継続捜査を、警視庁特命捜査対策室の刑事・黒田が担当することになるが、謎は深まるばかり。一方、番組の視聴率低迷を受け、関西の系列局から栃本という男が送り込まれた現場には、不穏な空気が漂い始める。報道...続きを読むの本質とは何か。そして、事件の意外な真相とは。
アンカー 10年も前の殺人事件から、それを起点に他県警本部警察署管内の連続殺傷事件解決に、ニュースイレブンのテレビ関係記者と警視庁捜査一課との連携が功を奏した。特に仲良しこよしの連携ではなく、互いのプロ意識を貫いた、あうんの呼吸と見た。それゆえに事件解決後の居酒屋『かめ吉』での談笑が、ほのぼのとして...続きを読む心地良かった。また、次作を読みたい。
初めての作家さんの作品、作風も分からず地味な展開が終盤まで続き、正直面白味を感じていませんでした。 驚くような出来事やどんでん返しもありませんでしたが、地味な積み重ねが結末につながる様は、若手刑事がやりがいを感じたり、編集デスクの憑き物が取れた心境のように、すっと腹落ちしました。 後書きを見て主人公...続きを読むを知り、シリーズものだと分かったので他のシリーズも読んでみたくなりました。 ただ、サブデスクの関西弁は最後まで違和感を感じました。
スクープシリーズ4冊目 ニュースイレブンに関西系列局から出向の栃本くる。町田の事件。アンカーパーソン
視聴率を視野に入れつつの報道番組のあり方と、日本のキャスター/アンカーの役割と、事件の解決へのスカッとが重なる小説だった。布施はフワフワしているような取材でしっかりポイント押さえて動いていて肩肘張ってない感じがおもしろい。ただ、結局動機はなんだったのかが少しモヤモヤした。
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