小説・文芸の高評価レビュー
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藤岡陽子さんの作品が好きです。これまで13冊読んでいますが、どの本も読み始めたら止まらない。そして、大概最後は涙。この本も最終章は涙が止まらず、泣きながら読みました。
主人公の岡崎成道は、父のような看護師になることを目指して大学に進学します。7年前、家族で出かけた帰りに交通事故に遭い、看護師だった父を亡くしました。5歳下の弟には歩行障害が残り、引きこもりに。母はシングルマザーとして働きづめで、成道は母に代わって弟の世話や家事も担っています。
そんな状況でも、大学で学び、実習に励む成道。
正直、私は成道の母親や弟に何度も腹が立ちました。「それでも母親か?」「弟、わがまますぎるやろ」と。何も -
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石持浅海の連作ミステリ作品『女と男、そして殺し屋』を読みました。
石持浅海の作品は、昨年4月に読んだ『風神館の殺人』以来ですね。
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奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。
殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。
人気シリーズ第4弾!!
人知れず副業で殺し屋稼業を営む富澤允と鴻池知栄。二人のもとに届く殺害依頼はいつも謎めいている。
畑に人形を埋め続けるターゲット、死体に椿の花を添えて欲しいというオプション、“夏休み”期間限定の殺害──。
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2025年(令和7年)に刊行さ -
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「グラスホッパー」、「マリアビートル」、「AX」に続く殺し屋シリーズ。今までの話を読んでなくても楽しめるけど、未読なら「マリアビートル」を読んでから読んだ方が面白いかもしれないです。
今回は出入り口が限られるホテルが舞台。
スピード感ある展開に独特の言い回しが一気に読ませます。相変わらず運の悪い殺し屋の七尾だけど、不運にもすっかり慣れてきてる感があるのも面白い。簡単に人を殺して死体がたくさん出来上がるけど、個性的なキャラたちによって重さを感じません。マクラとモウフのコンビとかネーミングが好き。敵も時代名がついていて登場人物が多いので、若干の読みづらさを感じるけど、スリリングな映画を観ているよ -
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どこにでもある田舎町、白日町に母親の介護を理由に戻って来た江南とマキオ夫妻。その町は田舎町独特の青年団や婦人部などが存在し、クセのある人々が暮らし、それぞれに今日も老若男女がやかましく、生活していた。
めちゃくちゃ面白かった。クセの強い爺さん、婆さん、おっさん、おばさんばかりで、みんないいキャラしている。
時代遅れの「男だから、女だから」を連発し、女性を見下し、天罰が下る。気分爽快ながら、ちょっとダークな面もあり。
都会育ちの心優しいマキオが潤滑油としていい味を出している。
この町のゴタゴタをもっと読みたい気分になった。
大阪在住の寺地さん。心温まる話もいいけれど、こういったドタバタ -
小説・文芸ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子
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『探偵小説の黄金時代』のマーティン・エドワーズが選んだ、本にまつわる英国ミステリ・アンソロジー。
各作品の前にある作家紹介や解説も良かった。作家の背景や当時のことを知ってから読むと味わい深くなる。
古典英国ミステリ好きにはたまらない一冊だった。
特に印象に残った作品(面白かった順)
■ロイ・ヴィカーズ『ある男とその姑』
断トツの1位。倒叙が好きでこれまで読んできたけど、ここまで見事な作品にはなかなか出会えない。
コロンボの〈あの作品〉を彷彿とさせる、誰にも文句の付けようのない綺麗な鋭いオチ。
単にトリックを見せるための物語ではなく、「焦るがゆえに余計なことをしてしまうよね」という人間心理 -
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安定の青山さん
7つの短編、共通項はなんらかの悩みを抱えた方々が神社でハチワレでお尻に白⭐️マークの黒猫ミクジに会う事、ハチヨウの葉っぱに出会った方しか見えないキーワード、お告げ?が書いてあるものを拾う事。
現状を変えたい…諦めないで前に進む力のきっかけ、背中を押してくれるものとしての黒猫、ハチヨウ葉っぱのお告げであるが、なりたい自分になれたのはやはり自分の変わろうと努力した結果である…
青山さんさんの短編は、年齢性別問わず、ちょっとしたきっかけと行動で人生楽しくなるからの諦めないで…というメッセージ性を感じるものが多く前向きになれる効果あり…
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