小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレガリレオシリーズはドラマと映画で見ていたため小説は読んでいなかった
映画も何度か見たしトリックも知っていたがやはり小説でも読んでみたいと思い購入
分かっていたが泣いた
■湯川と石神と草薙
映画版を先に見ているためどうしても福山・堤・北村が思い浮かぶが、それぞれドラマ・映画版との違いがあり楽しめた(当たり前だが)
小説の石神は本当に冴えない見た目だから堤真一合わないよなぁと思うがあの演技を見せられては、、、違う俳優の方だったらだいぶ評価変わっていたのでは?
もし自分が先に小説を読んでたら文句言いながら映画見に行ってぶちのめされるのが目に浮かぶ(笑)
湯川もドラマ版の方が強めに偏屈押し出されてるな
小説の方がちゃんとコミュニケーション取れてるし草薙との友情も深い
■献身
広辞苑には『一身を捧げ尽くすること。自己の利益を顧みないで力を尽くすこと。自己犠牲』と書かれているらしい
まさに献身。安っぽい惚れた腫れたではなく、ただの身代わりではなく、献身。
死体入れ替えで靖子のアリバイを崩せなくすることに加え自分の退路も絶つ
ただ靖子に惚れたのではなく靖子と美里の親子二人に生きる意味をもらった
彼が人生をかける数学と同じく手を出してはいけない崇高なものだと感じる
(そうなると余計小説版での美里の行動を石神が知ったら、、、辛すぎ)
■ラストシーン
湯川も石神も靖子も全員が辛いラストとなった
映画でも小説でも号泣
多分何度見ても泣く
世の中理不尽だよなぁ
じゃあ冨樫をどうすれば良かったんだ…
あの時点じゃ警察も動いてくれないだろうし
よしんば逮捕されて刑務所入ったところで出てきたらまた付きまとわれる
それで起こる殺人なんてニュースで山ほど見るじゃないか
やりきれない…
ドラマから入ったので劇場版は陰鬱な雰囲気でかなり戸惑った記憶
ただ、シリーズ物としてではなく1本のストーリーとして、ミステリーとして完成している作品だと思う
ガリレオシリーズ他の小説も読みたくなった -
Posted by ブクログ
ホラーミステリー、になるのか。後ろが振り向けないようなゾッとする怖さではないので読みやすい。(私はホラーは苦手です)
謎解きの気持ちで読んでいたが、そうゆうストーリーではなかった。暗喩だらけの印象で、何を訴えたいのか、モヤモヤしながらラストの解説を読むと、分かりやすくて満足。
要所要所に、残りわずかな学生生活への憂いや、制限された学校という場所への閉塞感、勉強学歴への疑問など、様々な思いを感じる。
これは何歳の人でも読めるし、何度読んでも考えさせられる。
生徒数や素行などは昭和を感じ、それがまたこの物語の世界観を作り出す要素になっている。
まだ、アレは続いてるのかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2007年8月22日、8回裏一死満塁、3番副島の打球が阪神甲子園球場のレフトスタンドに吸い込まれていくのを見て、当時現役高校生だった自分はテレビの前で立ち尽くした。
自分と同じように学校で勉強し、夕方から夜にかけて部活動をして家に帰っていくという生活をしているはずの田舎の県立高校の同世代が、夏の甲子園優勝という偉業を成し遂げたことはとても信じられなかった。
そんな甲子園最大の逆転劇の裏に、1本の映画やドキュメンタリーにできそうな、監督と選手たちのやり取りがあったとは。
「強豪校には絶対的な指導者がいる」
「歯向かったり楯突くと干される」
という風潮はこの頃まだあったと思う。
少なくとも地元のバスケ界の強豪私学はそうだった。
「監督のために。自分の欲や意見、やりたいことは二の次」のようなチームが強いのだと思っていた。当時、自分も所属チームに権力のある指導者を求めていた。
佐賀北は選手が野球日誌を毎日書いて監督と部長に提出する。時には「やけくそなサインを出さないで」や「チームを私物化しないで」などと辛辣で切実な言葉を指導者に投げかけた選手もいた。でも、指導者は「そこまで言うなら本気なんだな。それならこっちもそれなりに課すぞ」と、指導者もストレスをかかえながら選手たちと向き合ってチームを育てた。
県内のいい選手が集まったチームであることも強い理由ではあるけど、日誌だから言えた言葉もあったと思うし、学業にも力を入れていて、教養のある生徒が通う学校だからこそ、気付き、大の大人に向かって勇気を出して言葉にできた想いもあったと思う。
今年の8月22日、佐賀北優勝の日から丸19年が経ち、夏の甲子園で準優勝した高崎健康福祉大学高崎高校の青柳博文監督は言った。
「監督は、誰がやってるかわからないくらいがいいんですよ。」と。
絶対的な監督に包囲されたチームではなく、ルールの中で主体性が育まれたチームが強いのだ。
全国の公立高校球児、目指せ全国制覇!!!
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