ひこ・田中の一覧
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ユーザーレビュー
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ぼくの気持ちになって、新しい本を読む体験が出来る。読書嫌いに勧めたい!
3冊目に手に取った本の題名に思わず笑った。
泥沼にはまりそうな予感。
Posted by ブクログ
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5歳になったレッツくんのお話。
読み聞かせしてもらうところから自分で読書する移行期のお話。
パパとママの寂しさも、レッツの不安も、うまく表現されていて面白かった。
Posted by ブクログ
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テーマは一人で出来るようになる。今までお父さんお母さんに読んでもらったけど一人で本を読めるようになったレッツ。ちょっとずつできることが増えるのはたのしい。
Posted by ブクログ
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なりたて中学生三部作2冊目。
中学での”自分の立ち位置”を探ってゆく成田鉄男。
広報委員に入り学校の紹介をすることになった鉄男は、インタビューに持ち歩いたデジカメと録音セットの自分の考えも吹き込んでいく。みんなが部活動を決める中自分は決められなくて、とりあえずは中学ってものを考えてみる。
先生が授
...続きを読む業ごとに違う意味は?社会科って何をするの?苦手教科を克服するか得意教科を伸ばすか?
悩める鉄男の目線で、中学校ってなんだろう?をわかりやすく書かれている本。
先生たちもわかりやすく”中学”を教えてくれるし、生徒たちは入御中にも遠慮なく先生にツッコミまくる、先輩たちは学校でやりたいことをみつけている。
鉄男は広報委員に入るのだけれど、広報委員と新聞部の違いはなんだろうとか、委員の意見ってどこまで入れていいのかとか、どのくらいの人が読んでくれているのか、読者が知りたいのはなにかなどを先生や保護者たちとも一緒に会議したり、かなり積極的な委員会活動をしていますね。
中学生ってこんなにしっかり”自分の立ち位置”を考えるのかーと思いながら読みました。
Posted by ブクログ
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小学6年生にお勧めの本を探して出会った1冊。「なりたて中学生 中級編、上級編」の三部作の1冊目です。
6年生児童にもお勧め、親にもお勧めです。
舞台は関西(たぶん大阪)で、鉄男の一人称語りも、登場人物たちの会話も関西弁でポンポン進む、全体的に軽妙で読みやすくて楽しい。
成田は不安でもいじけてしまう
...続きを読むことがあっても一人ボケツッコミなので、思春期の深刻な悩みであっても、まあくよくよ考えてもしょうがないというような前向きさも感じる。
隣の学区に引っ越した、というところが微妙で、全く知らない環境というわけでもない、隣だから小学校時代はお互いライバルだった別の小学校の生徒たちのなかに一人で突っ込まれてしまったという心境。
他の生徒たちもそれぞれ中学校生活を始めている。
小学校で仲良かった菱田や小谷もそれなりにスタートを切り、今後自分はどうやって立ち回っていこうかなんて考えたりする。
小学校同士で揉めていた瀬谷小学校出身の後藤は、鉄男がいるのでちょっとびっくりしつつ、まあ中学校では小学校同士の諍い引きずってもなあと適度な距離を保ったクラスメートになりそう。
たまたま知り合った女子二人組のアンリとツグミは、微妙な立ち位置にいる鉄男を丁度いいからかい相手と見定めたようす。
最初はみんな、小学校とは違う学校生活に戸惑いを覚えることもある。
生徒手帳が配られたときには自立の第一歩みたいでちょっと緊張した。
新しく始まる教科も色々ある。数学って算数とどう違うんだろう?技術・家庭科?美術?
鉄男も、小学校の行事にはもう参加できないんだなって思ったり、だから最後にランドセルを背負ってみたり、まだまだなりたて中学生でゆっくり進んでいこって思ったらなんだか楽しくなってきた。
出てくる大人である両親や先生や近所の人たちも鉄男たちのことを子供ではない、でもまだ思春期というほどでもない、ヤングアダルトとして扱ってくれる。
ボケツッコミでノリの良い母ちゃんの言葉もよい。
<中学生になったら、どんどん大きくなって、親にも腹が立つことがぎょうさん出てくる。先生や学校にも不満がでてくる。その不満は、正しい時も、間違っているときもある。けど心がざわついて、イライラしてくるのは、それでええ。
それでええ言うても、私は私が納得行かない時は、これまでどおりテツオを扱う。ただし、だんだん子供扱いをしないようになるから、今までより厳しくなるし、尊重もする。先生方もそうやろうと思う。みんな、中学時代を経験しているからな。P120>
Posted by ブクログ
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