逃亡者は北へ向かう

逃亡者は北へ向かう

2,090円 (税込)

10pt

大震災直後に殺人を犯し、死刑を覚悟しながらもある人物を探すため姿を消した青年。自らの家族も被災した一人の刑事が、執念の捜査で容疑者に迫る。壊れた道、選べなかった人生――混沌とした被災地で繰り広げられる逃亡劇! 『孤狼の血』『盤上の向日葵』の著者が地元・東北を舞台に描く震災クライムサスペンス。

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逃亡者は北へ向かう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中盤からハラハラしながら一気に読み終わった
    最後は泣きながら祈る、誰も死なないでほしい
    どうしてと思う不条理もやりきれない事も言い訳にはならない
    それでも救いを求めるのが人間であり、救われる瞬間は必ずあると思えた
    最後にこれを読んだすべの人が直人くんの未来に幸せを祈らずにはいられない
    また時間が経っ

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    真柴亮、直人、その父圭祐、刑事陣内康介。トラブルに巻き込まれ犯罪を犯す男。何も語らない子供。妻亡くした男。娘を亡くした男。それぞれが震災で家族を亡くしたり、住むところを亡くし、全ての登場人物が行き場の無い気持ちを抱える。切な過ぎる!

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    切ないお話でした。
    犯人の真柴亮が不憫でした。本当のことを知っていたら違う人生だったような気がします。
    震災の描写も辛かった。
    生き延びることができた人たちには幸せになって欲しい。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    幼少期に不幸な生い立ちを過ごした青年が不運にも人を殺めてしまった後、自分自身の出自である父を探して逃亡という名の旅をする。
    社会が幸せな子供を守ることが、犯罪を減らすのだと思う。厳罰化ではなく、その子、人の癒しを大切にしたいと思った。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    すべて東北被災地の現実がリアルに描かれているのは、作家さんが岩手県の出身地であり、山形県在住だからなんでしょうか。

    遺体が多すぎて二十四時間稼働している火葬場。
    遺体安置所で身元確認により感情的になった人がいても、野次馬で人垣ができないくらいみんなも同じ状況。
    毎日悪夢を繰り返す後遺症など。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    とても悲しいお話しでした。
    柚月さんは東日本大震災で家族を亡くされました。
    その想いがつまった小説でした。
    読んでいて、どんな想いで書かれていたのか、
    胸が苦しくなりながら読み終えました。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    人気の本だったので、読んでみた。

    東日本大震災前後に、罪を犯して逃亡した犯人のこれまでの人生や、捜査する警察官の人生などが語られていく。

    かなり分厚くて、そこそこ読むのに時間がかかったが、同じ話を立場を変えて語っていたりして、それほどの内容はないかと思った。
    犯人は恵まれない境遇とは言え、そんな

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    作者は岩手のご出身で震災被害の当事者とのこと。覚悟の作品である。
    北へ向かう真柴亮。彼を追う刑事陣内。陣内は自らが被災し娘を亡くしており、そのために家族との関係が崩れかけている。
    亮は愛情を受けることなく、幸せの記憶のないまま、生きる以上のことを望まない人生を生きてきた。彼の選択は、ことごとく彼の望

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    柚木裕子さん著「逃亡者は北へ向かう」
    芥川賞、直木賞共に受賞無しと物議を醸した第173回直木賞の候補作だった作品。

    物語の背景は2011年の東日本大震災。
    調べてみたら著者は岩手県出身で津波でご両親を失ったとのこと。
    『より当事者寄りのひとりの人間として、真正面から小説に向き合う』という覚悟で描か

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    想像した通りの結末で涙涙。

    児童養護施設で育った亮にとって、毎日が同じ単純でささやかな生活に不満はない。
    喧嘩に巻き込まれ捕まり、3.11の震災中釈放されるが、偶発的に2人を殺してしまった。自分を捨てた父親に会うべく逃亡する中、5歳の男の子直人に出会う。何故か亮に懐きついて来る直人を見捨てることは

    0
    2026年02月15日

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