ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 怪物の祈り

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    とても心を揺さぶられた。

    こんなに順調に人の心って動いていくものなのか…?とは思いつつ、すごくよかった。

    生死について、赦すこと、赦されることについて、深く考えさせられる作品だった。

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    2026年08月07日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    強盗という殺伐とした単語を一切感じさせないスマートな一味。この人達の仲間になりたいと思ったが、嘘がばれてしまうので無理か。

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    2026年08月07日
  • 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇

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    カレー100人前頼んだり覚醒剤中毒だったりとなかなか破天荒な印象がある安吾だけど、これを読む限り彼ほど真面目な人はなかなかいないと思った。どれも全部面白かった!あと、好きな短編の「私は海をだきしめていたい」が入っていて、久しぶりに読めて嬉しかった。

    中原中也や牧野信一が出てくるのも面白い。当時の文壇についてもっと勉強して読み返したい!

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    2026年08月07日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    おもしろかった。つい笑っちゃう
    本人が自問自答しながら書いてるのがおもしろい
    さくらももこのエッセイを読んでみたくなる
    おなかが弱いって本当に大変そう

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    2026年08月07日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    ブレイディみかこさんの知識とお子さんの素朴な視点で日常のさまざまな出来事を見つめるなかで“多様性”について問いや気づきを与えてくれる一冊でした。

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    2026年08月07日
  • わたしを庇わないで

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    痛快でした。日ごろ頭に来ることがあった時に、心の中だけで繰り広げる世界そのもの。そこまであけすけに言っちゃって大丈夫?炎上しない?と心配になるくらいでした。

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    2026年08月07日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    ついに西太后と光緒帝が亡くなってしまった。ここに至るまでの西太后他の苦労を思うと本当に感慨深い。そして辛い。蘭琴も再登場して胸が熱くなり、後半は一気読みした。ひとつの歴史が終わってしまった寂寥感。

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    2026年08月07日
  • 嘘をついたのは、初めてだった

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    講談社MRC編集部・編『嘘をついたのは、初めてだった』講談社文庫。

    『黒猫を飼い始めた』に続く講談社MRCのショートストーリー・アンソロジーの第2弾。

    29作品全てが『嘘をついたのは、初めてだった。』という1文で始まる競作ショートストーリー集。

    『嘘をついたのは、初めてだった。』という1文は一人称表現であるが故に、私や僕といった一人称の短編ばかりが並び、嘘の対義である正直に言及しているのは、嘘に対する後ろめたさの現れか。

    『黒猫を飼い始めた』の方が格段に面白かった。嘘をつくことに怯えているのか、構え過ぎたかのような捏ねくり回した作品が多く、面白くない短編ばかりだった。


    須藤古都離『

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    2026年08月07日
  • 今度は異性愛

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    ネタバレ

    相変わらず設定が絶妙で、書きたいテーマを効果的に表現する巧妙な構造に舌を巻いた。

    主人公は趣味でBL小説を書いてきた50代の女性。しばらく執筆から遠のいてきたが、今度は趣向を変えて異性愛ものを書いてみよう、と試みる中での創作ノート兼日記という体裁になっている。同性愛、異性愛、だけでなく、女性に対する眼差し、男性に対する眼差し、性欲、魅力の感じ方など、観察と思索が仔細かつ留保なく書かれていて、普段深く考えず「そんなもんなのかな」と思っていたり、「私だけかな」と思っているほんとにありふれたやり取りについて、あっ、と思わせてくれることが多かった。創作ノートという体裁を取ることで、何か独り言のような

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    2026年08月07日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

     巻き込まれるように滅亡回避を託された中学科学教師が、別の星の同様の任務を背負った異星人と、究極に孤独な宇宙で遭遇し、ミッション完遂する物語。
     主人公は罵られる。”あなたは臆病者。ずっとそうだった。書いた論文を認められなかったからキャリアを捨てる、そしてクールな先生だと崇拝してくれる子どもたちという安全圏に逃げ込む、失恋がこわくて本気でつきあった人もいない、疾病のようにリスクを避けている”―――これは罵られるようなことだろうか。私はそうは思わない。そんなのあたりまえだ。心を守りたくてあたりまえだ。生きやすいように生きて何が悪い。自分を生かせる場所で生きて何が悪い。臆病者であることは平和で穏や

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    2026年08月07日
  • 神様のカルテ3

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    本作で初登場の女性、栗原より十歳上の小幡先生がすごい。できる上に研究熱心。ところが少しずつ問題を抱えて起こす。そして、栗原が意見しようとすると、「あなたには失望した」とくる。すさまじい展開だ。そして栗原は結局、新展開へ。
    1、2、3と来て絶好調。漱石からの引用がピッタリハマっている。

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    2026年08月07日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    おもしろくてとても楽しんで読めました。
    テクニカルライターという職業の魅力がよくわかり、登場人物が魅力的でやり取りも軽快でおもしろく、さらに主人公の咲良ちゃんが歴女で三国志ネタも出てきて、かなりポイント高かったです。

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    2026年08月07日
  • ライオンのおやつ

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    とても良かった。
    タイトルにも納得だし、本当にライオンの家があるなら私もそこで終えたいと思えた。死ぬことがどんな感覚なのか、どんな気持ちでそこに向かうのかなど、出てくる人が素敵な人ばかりで、色んな人が考える"死"に対する向き合い方がどれも良かったです。爆泣き

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    2026年08月07日
  • 多類婚姻譚

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    ネタバレ

    良かった
    結婚って全てにおいて言えるのは
    最初の1話でお母さんが言っていた
    「いい大人がなにも気遣いしないで円満にやれることはないの。気遣いは譲り合いだし我慢ってこと。」
    に通ずるのかもしれない。

    -誰もが自分を偽らず自由に生きていきたいけれど、気遣いを忘れればそれはただの無礼者で、無礼者の主張なんて誰も聞かない。気を遣っていることを悟られないように気を遣うのが気遣いの真髄ー

    2 Beautiful Dreamer
    読んでいてつらくなった

    3 小鳥たち
    書店のお客さんがあったかくて良かった

    4 Position Talk
    同じ女性でもこの自己主張激しい女性はしんどい…

    5 Cest

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    2026年08月07日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    夫が若い頃に読んで面白かった記憶があるというので読んでみたら、すごく面白かった。
    ミステリー作品!
    丁寧に描かれているし、構成もよく考えられている。あれこれと想像しながら読み進め、答え合わせもできる。
    上下巻ともに楽しむことができた。
    他の館シリーズも最初から読んでみたいと思った。

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    2026年08月07日
  • 黒い家

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    本の方が映画よりも映像が浮かぶってどういうことだ…!?
    映画もカルト的で好物だけど、原作本の正統派な怖さは段違い。また、映画よりも痛そうな描写が多くて何度もヒエッとなった。

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    2026年08月07日
  • 天使の囀り

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    グロいと聞いたけど、そうでもないな…?と読み進めると、終盤でめくるめく地獄絵図が……
    種明かしされればなんてことない、シンプルな筋書きなのだけど、専門知識の補強が凄いのでまるで本当にありえる話に見えてくる。
    最高に怖いし気持ち悪かった。

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    2026年08月07日
  • 朝が来る

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    「家族」というものの在り方をまずは考えさせられた。物語の構成も2人の登場人物の人生と心象を詳細に表現していた。家族の幸せな姿、夫婦が満喫している生活を序盤で読ませ、その中心である子どもの本当の方母親についての、残酷な人生の内容も本人になったように感じ取れた

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    2026年08月07日
  • 禁忌の子

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    オーディブルにて。
    オーディブルなので関西弁が気になったけど、内容は面白かった。
    作家さんが現役医師なんですね。
    ちょっとわからないとこもあったので本で読もうかなと。

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    2026年08月07日
  • エンブリオ 下

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    ネタバレ

    カズオ・イシグロのわたしを離さないでを思いだした。倫理的に問題があっても希望する患者がいる、そして自分にはその腕がある。法を犯さなければ。中絶した胎児を臓器、卵子を育て必要なタイミングで融解して使用する。パーキンソン病治療のため自分の子の脳を使う。他人の卵子を使う事と、臓器移植、IPS細胞、など医療に無知な自分からするとすべて神の領域に思える。都合が悪くなると殺害するのは岸川医師が悪だが他については立場によるかもしれないと考えた。単行本で2014年既読、今現在はどこまで可能なのか気になる。続編があればいいのに。

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    2026年08月07日