ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    分かっちゃいるけれど、人生には正解なんてないんだろうなということ。

    韓国という、日本よりもさらに激しい競争社会の中で、客観的には成功したヨンジュ。大学まで行ったけれど、社会の中でうまく居場所を見つけられなかったミンジュン。そもそも大学へ行かないことを選んだミンチョル。

    この本には、ある意味で、決められたレールから少し外れた人たちが出てくる。でも、彼らは別に負けた人として描かれているわけではない。悩みながらも、自分の選択を少しずつ受け入れて、自分のペースで日々を過ごそうとしている。そこがとてもよかった。

    大きな成功をすることや、誰かに認められることだけが、人生を豊かにするわけではないのかも

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    2026年07月08日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    「あなたはここにいなくとも」
    この題名のように、出会いと別れの短編集。
    その一つ一つから別れのあり方や、向き合い方がまるでドラマを見ているかのように繊細に描かれており、情景や主人公の心理を想像しやすく、どっぷりと物語に引き込まれたような感覚がありました。
    町田その子らしい、温かな言葉の数々に心が温まり、別れを描いているはずなのに、どこか前向きな気持ちにさせてくれるとても良い作品でした。

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    2026年07月08日
  • 拷問依存症

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    浜真千代の行動理念がシリーズ毎に異なっていると感じるのは何故か。
    真に彼女を理解しきれていないからだろうとは考えるが、あまりにも緻密且つ大胆。何の弊害や被害も受けてこなかった私では考えも及ばない計画を立て、更にはそれを完全遂行できる確固たる意志と行動力、人脈がある。
    真千代の人心掌握術たるや、これまで観て、読んできたどの作品の人物よりもおぞましい。こんな人間がいてたまるかとさえ思う。
    何が彼女をここまでさせるのか…

    最後に、全シリーズの根源たる彼女に敬意を表する。

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    2026年07月08日
  • 777 トリプルセブン

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    それぞれ別で始まった物語が交差する時。
    そこには加速度的にエネルギーが生まれる。
    最初のスタートは平坦だった。
    退屈でもあり、時間がかかった。
    しかし、いざ天道虫がページをまたいだ時、
    私の手は止まらなくなった。
    伊坂幸太郎。今回初めて手にしたが、
    吸引力が凄まじい。羽のない扇風機みたいだ。
    私が次にまた、文字の沼に浸かりたくなったならば、
    それは伊坂の文章であろう。チープな言葉には
    なるが、面白かった。

    P.S. アイネクライネナハトムジークも伊坂幸太郎だとは。タッチが異なり、気づけなかった。確かにあれも連投物ではあったな。失敬失敬。また、お願いします。

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    2026年07月08日
  • 一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。

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    いや天才かてこの作者
    初めて本でなきましたわ
    やっぱ最後に手紙あるのはずるいわ
    手紙には勝てんわ
    大好きな作品になりました
    いい感じの長さで物語がスパスパ進むからよみやすかった
    これから本にはまっていくとおもわれる

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    2026年07月08日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    多田さんも行天も、結果的によかったなという第3弾
    本当に大団円でした。
    行天きみはやさしいよ、変だけどな、誰かを故意に傷つける変人さじゃないよ、はると行天が打ち解けていく描写が好きすぎた。
    そして小指が飛ぶことをあんなにこみかるに、だけど残酷に書けるのは、やっぱり三浦しをんさんしかいない。

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    2026年07月08日
  • ある編集者の主観

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    こんなにも強く、美しい人がいるんだと同じ女性として著者の小寺さんを尊敬します。自分自身を愛し、みんなを愛したい、読者に対しても一緒に仕事をする人に対しても、関わる全ての人に愛を持って接している小寺さんは、みんなから愛される存在じゃないかと思います。特に今を大切に生きる、常に死を考えて生きる、という思考が印象的でした。いつ相手か自分が死ぬか分からないからこそ、今を全力で生き、伝えたいことはきちんと言葉で伝えることができる。私も常に頭の片隅に入れておきたい。

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    2026年07月08日
  • 十戒

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    方舟から十戒。

    設定がまた面白くて、発想がすごい。
    サクサク読めて、犯人を推理していくが、なるほどと思ったらまさかの展開。

    本当によく思いつくなというラスト。
    伏線回収がすごい。

    本編も面白かったが、最後のプロローグ。
    鳥肌がたった。
    まさか、、?!と声に思わず出してしまいたくなる。

    1度読みだけで終わらせない。
    何度も読むことによって、よりのめり込める。
    飽きない小説。
    また、違った角度から読んでみたい。

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    2026年07月08日
  • ユートロニカのこちら側

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    情報を公開する権利、そしてその価値、そしてそれによる行動の変化。個人の情報、そして信用が価値を持つ世界になるというのは日本SFの中ではかなり前の作品からの頻出事項だったと思うけれど、それのみに正面から取り掛かった作品はあまりない印象。そういった意味でも価値ある作品。
    意識、そして「ユートロニカ」についての扱いは、 ハーモニー、伊藤計劃からの流れを強く感じる。
    日本SF、ポスト伊藤計劃への回答をどかんと叩きつけた一作。

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    2026年07月08日
  • 国宝 下 花道篇

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    やっと読み終えることができました。

    素晴らしいの一言!

    歌舞伎の何たるかも、わからない私でさえ小説の中の、歌舞伎の舞台へと引き込まれていくのでございます。

    映画ももう一度観てみます。

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    2026年07月08日
  • 葬送の仕事師たち(新潮文庫)

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    『ほどなくお別れです』を読んだ後、葬儀社の人達の仕事を知った。けれど、それ以外にも葬送に関わる人達がいる。

    様々な死に方をした人がいる。望むと望まざるに関わらず、人間の体は亡くなった時から腐敗が始まる。亡くなってすぐに葬儀が行われ、荼毘に付される方はいい。亡くなって、すぐに見つけてもらえず腐敗が進んだご遺体、事故や災害でまともな状態ではないご遺体。それを復元し、家族に最後のお別れをさせてあげられるのが復元師、エンバーマーと言われる人達だ。著者の井上さんは、彼らに取材し、その仕事ぶりも、彼らの仕事に対する意識の高さもていねいに書かれていた。

    エンバーミングは、アメリカで南北戦争の際、亡くなっ

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    2026年07月08日
  • 流星の絆

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    初めて長編ミステリーを読んだ。展開もイメージしやすくのめり込みやすい一冊。ラストは衝撃だった。
    人間誰しも大小問わず嘘をつくことがあるが、それを隠し通すことはできず、なかったことにはできないのだと感じた。犯した過ちを見過ごせるほど、器用な人はいないのだろう。

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    2026年07月08日
  • 劇場(新潮文庫)

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    これ天才的な文をしている、これストーリー的には平凡なカップルの話なんだけど主人公の心情がうまくかれてて、なんかひねくれすぎた人の思考回路がちっとだけわかたって自分もその片鱗があるんだなって自覚してしもた、カップルってずっと一緒にいて、わらったりしてるけど、細かく見るとちっとずつのすれ違いで、とんでもないことになるんだなって初めて実感できたキがすふ
    最後はなんとなくおわったけど、この後の2人の関係を想像すると、さいごは主人公がつくった演劇のように別れちゃうんだなっておもうとかなしくなった火花もよんでやろっと

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    2026年07月08日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    ネタバレ

    本当によかった。ここ最近読んだ本で1番好き。読書初心者の方や普段医療ものをあまり読まない人こそお勧めできると思います。非常に読みやすく、そこまで普段本を読まず、読むのが遅い私でも3日ほどで読み切ることができた。
    地方の高齢者医療を巡る医療の在り方という重いテーマに対して、重くなりすぎずそれでいて多様な考え方を示している点が印象的であった。特に、死神と呼ばれる谷崎医師の考え方は物語が進んでいくにつれて真剣に考えるべき意見であると思うようになった。私自身まだ身近な家族の死というものを経験してきていないが、そのような時にどのように身内の死を受け入れるのか考える一助になると思った。あとは、月岡美琴と桂

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    2026年07月08日
  • 火花

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    これも天才的な文をしとるんだよね、劇場よりは、重い感じではなかったけど、うれない芸人の一般人には伝わらないくらいの熱とおもしろさってのは何なのかを考えさせられた、ストーリーは平凡すぎて、なんもおきないけど、日常をおもろしろおかしく話す芸人もおんなじ人間やなっておもたよ、おもろかぅた

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    2026年07月08日
  • 監禁依存症

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    目には目を。歯には歯を。
    毎日報道される悲惨な事件の報道を目の当たりにする時、私たちは他人事でどこか現実離れしていると感じる。対岸の火事とはよく言ったものだ。
    被害者の痛みが分かるのは、身内、そして同じ経験をした者のみだ。
    他人の痛みを知ろうともしないことが罪であるなら、この世は罪人で溢れている。それを恥じるどころか、自分の身に起こらなくて良かったと安堵さえしてしまう。
    痛みがわからないのなら、お前も同じ目にあえばいい。
    果たして彼は理解できただろうか、自分の罪深さを。

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    2026年07月08日
  • 人間失格
    小説・文芸
    3.9
    (35)

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    これおやすみぷんぷんなみの鬱要素がまんさいだ
    誰も信用できない主人公がだんだんと酒や女や薬に毒されて毒されている間はなんとか人を忘れることができなんだろ考えなくてすむからすがるようにやっている主人公は惨めでありなんとも儚く美しかった
    こんな惨めな男でもプライドだけは一丁前にあり男ってプライドでできているなともおもえた
    太宰治の弱さを最大限にみせており弱みを見せる鬱陶しくもありなんだか愛おしさもかんじる人はこいつの魅力だなっておもた楽しかた

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    2026年07月08日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

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    キャシーの回想から始まるこの小説。序盤から強く引き込まれる。介護人、提供者、どれも聞き慣れない言葉。
    彼女達が幼い頃を過ごした学園。幼き頃の思い出はとても鮮やかなもの。些細なことで友人と喧嘩したり、仲良しグループで固まったり、実は気があることを悟られぬようようこっそり異性の友達と落ち合ったり、どこにでもある、私たちにでもあるような子供時代。だけどとこか私たちとは違う。
    少しずつ浮き彫りになっていく学園と自分たちの未来の真実。
    学園で過ごした側の立場と、運営側の立場の違い、それ故の残酷さが、なんとも言えなかった。人間らしく扱うことに意味があると思っている側と、だうせ提供されるのなら教育も道徳も無

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    2026年07月08日
  • ノックの音が

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    これめっさいいね、読みやすさ半端ない、YouTubeでべてらんちが紹介してて、読んでみようとおもったんだけど、どれも結末がいがいなやつばっかでなんかふふって、にちあに微笑みをくれる本だった
    俺が好きなやつは、暑い日の客
    和解の神、職務、しなやかな手、財産への道、人形

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    2026年07月08日
  • なぞとき

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    比較的元気に謎を解く若旦那(*゚∀゚)♪それにしても、しゃばけファミリー増えたな〜(・∀・;)増えた分だけ謎解きも楽になるかと思うがそうでもない(-_-;)食費がかさむだけ?食べ物たちが動いて逃げるのは面白かったな〜(*´▽`*)

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    2026年07月08日