小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
小樽かな?と思う町にある、オルゴール屋さんのお話。つつましくてささやかで良かった。
第1話 美咲は悠人とオルゴール店に入った。悠人は耳が聞こえないのだ。だがぴったりの曲を選んでくれるというので任せた。悠人は先天性の難聴で手術を勧められている。
第2話 順平はお皿を探していたが、廃盤だと言われる。同棲相手の梨香は故郷でお見合いをしている。
第3話 旅の記念にお揃いの何かを買おうと、水原、萌、歩美は探すがなかなか決まらない。オルゴールにみんなでバンドでやっていた曲を入れてもらうことになった。
第4話 三郎が飛行機を降りたら寒かった。父が亡くなった法要に向かっている。
第5話 香音は幼稚園の教会を訪れていた。十字架が小さくなったような気がする。
第6話 瑞希は喫茶店に勤めていて、お向かいのオルゴール店主をムカイさんと呼んでいる。
第7話 絹子が脳血管障害で入院した。康則は旅行中の義姉に配慮して、帰国してから知らせることにした。 -
Posted by ブクログ
星3➞星5
いやぁ~やられた!!!!!
長い長い先入観、、1人でやらかした、、。
かなりの長編小説、、最初は、目線が言葉があちらこちらに飛び交い、すごく読みにくく、疲れた、、。
ミステリ要素を感じたが、わたしは、まだ飲み込まれてはいないと、、思っていたが、、
430ページくらいかに、、 え?
結構最初の方で、名前をしり、いつしか、私の中で、そう呼び合うようになった、、あたりから、
もうすでに、騙され?ミステリの渦に入り込んでしまったようだ、、
一言、、悔しい、、。
最近沢山本を読み始めたわたしは、、この長い長い話にただ長いなぁ~展開来ないかなって、、あぐらかいていた、、悔しい。
最初から読み直してもなお、はてな?の所はあるものの、わたしが、やらかしたのだとやはり思い直す、、。
最後までよんで、この本は星5と化す!!!
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Posted by ブクログ
過激な動物愛護団体「DOG」が、謎の生物を使って起こすテロ事件。ペット業者主催のイベント会場を舞台に、中学生、事件に巻き込まれた人々、そしてDOG、それぞれの視点から事件の真相を描く物語。
パニック小説ではあるものの、恐怖だけではなく、動物愛護や倫理観、差別、いじめなど、さまざまな社会問題を織り交ぜていたのは、さすが葉真中顕さん。ほとんど1日の出来事で構成されていて、展開も早く、読む手が止まらなかった。
「DOG」の掲げる理念には考えさせられた。ペットとして愛される動物も、食用とされる動物も同じ命。人間の都合で「殺していい命」と「いけない命」を線引きしているという事実を突きつけられる。
だからといって、「動物も人間も同じ命だから」という理由で、人間を殺すことが正しいとは思えない。正解のない問いだからこそ、考え続けることに意味があるのかもしれない。
怖さやどんでん返しだけではなく、「命」や「正しさ」について深く考えさせられる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
コナン・ドイルはシャーロック・ホームズ物語を『最後の事件』で終わらせたがその発表から八年後に、『最後の事件』より二年前の出来事として発表された長編。この時点ではコナン・ドイルはまだホームズを完全復活させるつもりはなかったはずなので、今までのホームズ物語とはちょっと違うのかな?
こちらの新潮社の版は昭和29年初版のため言葉遣いも若干古めかしいところが雰囲気があって良いです。
ホームズとワトスンはモーティマー医師から訪問を受ける。それは最近死んだチャールズ・バスカヴィル卿の遺産相続に関する相談だった。
バスカヴィル家はデヴォンシャーの旧家で、「地獄の犬」の言い伝えがある。それは数代前の当主ヒューゴー・バスカヴィル卿の乱暴非道さ、そしてそんなヒューゴー本人が巨大な野犬に食い殺されたことにより、子孫たちに言い伝えられた伝説だった。
年月は経ち、社会活動に勤しんでいた当主チャールズ・バスカヴィル卿の死体が見つかった。そばには巨大な犬の足跡が残されていた。
そしてバスカヴィル家の跡取りとして、甥のヘンリー・バスカヴィル卿が外国から呼び寄せられることになった。しかしロンドンに着いた途端に尾行者が付き、「バスカヴィル屋敷に行くな」という脅迫状が届く。
こうなったら魔犬だとか呪いみたいなもんではなくて生きた人間の仕業だ!と早速調査を引き受けるホームズ。しかし自分はロンドンに残り、デヴォンシャーにはワトスンに先発して身辺の報告をしてくれるように依頼する。
バスカヴィルの屋敷の周辺は荒れ地で底なし沼があり一人で歩くことも危険だ。夜になると、屋敷の窓からランプの合図を送る屋敷の執事、監獄を逃亡して荒野に潜んでいるらしい殺人者、そしてある晩ワトスンとヘンリー卿は、目を輝かせて火を吐く巨大な魔の犬を目撃する…。
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探偵物語というより冒険小説のようだが面白かった。舞台が荒野なので、見渡す限りの寂しさや、発生するとあたりが見えなくなる濃霧や、その中から現れる光る巨大な犬、底なし沼に引きずり込まれる動物の最後の鳴き声だとか、オソロシイ雰囲気たっぷり。
前当主チャールズ卿の死の真相、現当主ヘンリー卿が狙われる理由や犯人は中盤でわかるので、後半は雰囲気たっぷりの荒野で罠を張ったり魔犬と対峙したりの冒険活劇風味です。
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