小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ久しぶりに読むヴォネガット。
だんだんどういう話か分かってきて、後半になるにつれおもしろくなっていく。
ざっくりいうと、「アメリカの超金持ちが、金関係なく他者を愛そうと試みる話」。コメディだけど、すごく悲しみも感じる物語だ。
主人公のエリオット・ローズウォーターは、ローズウォーター一族の資産を管理する財団の代表に就任し、とても使いきれないほどの大金を手にする。彼が何もしなくても金は増えていく。
戦争を経験したエリオットは、ある出来事をきっかけに「キじるし」になってしまったといわれている。敵兵たちが潜んでいる工場を見つけ、先頭を切って手榴弾を投げ込み、煙の中で数人を仕留めた。しかしそれは、 -
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Yahoo!ニュースの記事タイトルに「「超発掘本」は原田宗典が「ジェット・ストリーム」のために書き下ろした短編集」とあったのを見つけ、同番組を毎晩聞いていたのはもうだいぶ昔のことだけれど、大好きな番組だったのですぐ手に取りました。
たしかに、城さんのお声を脳内で再現しながら読むとものすごくしっくりきたし、異国に浸れた。城さんを知らない若い世代の方は、もちろん大沢たかおさんや福山さんのお声で読んでも良きかと。
せっかくの本屋大賞超発掘本受賞だというのに、たしかな名作なのに、版元がちゃんと販促しておらず(一応プレスリリースは出てるけど、肝心の「ジェットストリーム発」という部分が書かれてない)、書 -
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とにかく圧倒的情報量!
…素晴らしかった。
掌編ぐらいのお話がたくさん出てきて、全てのお話が色々と絡み合います。それぞれのお話は時系列も登場人物もバラバラなので、全てのお話を覚えておくのがすごく大変でした。
そして、推理パートで出てくる歴史的資料などの出典が多いこと多いこと…。知識量が多すぎて『ダヴィンチコード』かよと思うほどでした。
これがデビュー作なんですよね。しかもカクヨムで投稿されてたとか…かなりすごいと思います。
佐々木事務所シリーズに出てくるキャラも登場します。このシリーズを追いかけているなら、必読の作品だと思います。
全てのお話がまとまっていく感じがすごく気持ち良かった -
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男でもないし、AV見ない。だけどAV監督二村ヒトシさんの言葉には真理があり、付箋を貼る箇所が多数ありました。
数々の名言から私の得た知見。
「男は支配欲やめい!(ロリコンもなくなる)
尊敬する女を愛せるように成長せよ。」
「女は今まで不利だったけど、自分のやりたいことやって発散せよ。子供に自分投影するのやめい!」
以下読書メモ
。。。。。
【男】
性器外に出てる、かわいがる
チン以外の自分の体に無知
マザコン
現役アピール
友達いない
妻より母親が好きで、母親亡き後はたまに母親を求める
いつまでも褒めてほしがる
ロリコン
見下す相手に欲情する
かわいい→支配できる対象
→尊敬する相 -
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ネタバレ17歳のときに両親を事故で亡くして以来、喪失感のなかで生きてきた大学生の霜介。偶然出会った老人に導かれて、水墨画の世界に入る。無心に絵を描き続けていくなかで生きることに目が向くようになり、絵師として歩み始める。
水墨画の世界がこれほど豊饒なものだとは知らなかった。感嘆して著者略歴を見ると、水墨画家。なるほどである。これから水墨画を見る目が変わる(とはいえ、鑑賞眼があるわけではないが)。
いい人しか出てこないが、そこはあえてそうしたのだろう。霜介の成長もとんとん拍子でご都合主義といえなくもない。しかし、そういうことが枝葉末節としか思えないくらい、描写が素晴らしい。
水墨画を観たくなった。 -
- カート
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試し読み
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下巻では、それまでに築かれた関係性が行動として試されていく展開が印象的であった。ロッキーとの信頼は単なる協力を超え、「バディ」と呼べる強い結びつきとなり、物語の中心を担っていく。互いに命の危険を承知で相手を助けようとする姿からは、利害や義務では説明できない真の信頼関係が感じられた。
終盤における選択も心に残る。主人公は強制ではなく自らの意思で道を選び、その決断にはロッキーとの関係が大きく影響している。また、地球でのストラットとの一件で抱えた葛藤や負担も、ロッキーとの日々の中で少しずつ和らいでいったのではないかと感じた。過酷な状況の中で互いに支え合う時間は、主人公にとって心の拠り所となっていた
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