ムギと王さま 本の小べや1

ムギと王さま 本の小べや1

幼い日,本のぎっしりつまった古い小べやでひねもす読みふけった本の思い出―それはエリナー・ファージョンに幻想ゆたかな現代のおとぎ話を生みださせる母胎となりました.みずみずしい感性と空想力で紡ぎだされた,国際アンデルセン賞作家の美しい自選短篇集.

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本の小べや のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ムギと王さま 本の小べや1
    880円 (税込)
    幼い日,本のぎっしりつまった古い小べやでひねもす読みふけった本の思い出―それはエリナー・ファージョンに幻想ゆたかな現代のおとぎ話を生みださせる母胎となりました.みずみずしい感性と空想力で紡ぎだされた,国際アンデルセン賞作家の美しい自選短篇集.
  • 天国を出ていく 本の小べや2
    1,155円 (税込)
    幼い日,本がぎっしりつまった古い小べやでひねもす読みふけった本の思い出―それはエリナー・ファージョンに幻想ゆたかな現代のおとぎ話を生みださせる母胎となりました.みずみずしい感性と空想力で紡ぎだされた,国際アンデルセン賞作家の美しい自選短編集から,この巻には13編を収めます.

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ムギと王さま 本の小べや1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    少し不思議な十一編の短編集です。読後はなんとも形容し難い気持ちになれます。

    現代とは違う感覚で書かれた物語ですね。まぁこファージョの作風で当時からそうだったのかもしれませんが。

    ≪ねんねこはおどる≫は今だとヤングケアラーだと批判はされるかもしれません。「小さな仕立屋さん」は、いい意味で裏切られま

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    なかなか秀逸な一冊だった。面白さ、楽しさ、怖さ、不思議さ、どれもバランスがいい。夢を見られるし、現実の厳しさも見える。ファージョン。他のお話も読んでみたい。

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    童話でもない。昔話でもない。おとぎ話ともちょっと違う。ファンタジーというほどの現実離れでもない。ものがたりという感じでしょうか。独特の、味わい深い世界観。宮崎駿さんが好んで読んだというのも頷けます。
    著者自身が子どもの頃からいろんな本を読んでいたようで、そのときに著者の血肉となったものが熟成されこの

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    子供の頃、友だちと分厚い本を読む競争をしていて、気付けば競争を忘れて引き込まれていました。競争をしていた時読んでいたのは「ファージョン作品集」ですが、本棚の幅を取るという大人の事情で、こちらが今手元にあります。
    子供の頃こんな物語に触れられるなんて、今思えばとても贅沢なことでした。
    お気に入りは「ヤ

    0
    2019年12月12日

    Posted by ブクログ

     子供に読ませたい本・小説との決めつけは厳密にいうと誤りだろう。

    本物のファンタジーストーリーは大人“も”ではなく、

    大人“を”心底感動させ、

    「子供に読ませるべきものだ」と彼らに

    信じ込ませるだけの魅力に満ち満ちているからだ。


     この物語たちのなんと愛らしいこと、

    なんとロマンチック

    0
    2016年09月27日

    Posted by ブクログ

    短編集。子どもができたら、毎晩少しずつ読んであげたい。声に出して、耳から聞きたいおはなしばかりでした。

    0
    2012年08月22日

    Posted by ブクログ

    この本、一つ一つの物語もキラキラしていてとっても素敵なんだけど、それよりなにより惹かれてしまうのは挿絵です。  どれ1つをとってもため息ものなんですよね~。  モノクロ(表紙は彩色されているけれど、それでも色数をぐっとおさえてある)なのに、色が浮かび上がり、静止画なのに空気や風が香り立つような感じ・

    0
    2011年12月27日

    Posted by ブクログ

    挿絵も何もかもたまらんです。
    特に好きなお話は「ムギと王さま」「 月がほしいと王女さまが泣いた」「 金魚」「 西ノ森」「 七ばんめの王女」…って全部ええなあ。

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    「わたくしが子どものころ住んでいた家には、わたくしたちが『本の小部屋』とよんでいた部屋がありました。…」こう始まるこの前書きの挿絵は、独特で繊細な味わいのあるペン画のエドワード・アーディゾーニによるもの。壁一面の本棚から溢れた本がうず高く周囲に積みあがられた中で、一心に本に読みふける小さな女の子の姿

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    2年生の娘には味わい深すぎるのかまだわからない話が多い。私が愛してやまない『小さな仕立て屋さん』を読んでやったらやっと目をきらきらさせて聴いていた。1年前には途中で飽きちゃったのにね。『小さい仕立て屋さん』はどんでん返し、のまたどんでん返し、が素敵。貧しい少女が王妃さま・・・にはならない素敵さが大人

    0
    2009年10月04日

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