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Posted by ブクログ 2016年10月22日
幼年向けの動物物語だけど、子どもに遠慮してない。
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「やつら、まとめて、むし焼きとしよう。」と、イタチはつぶやきました。というのは、ひとりぐらしの者がよくそうするように、イタチは、いつもひとりごとをいっていたからです。
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なんて、するどい描写がちょいちょいあって、にやりとさせられる。
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Posted by ブクログ 2011年12月14日
森に暮らす働きもののグレイ・ラビットとその仲間たちの物語。
どの登場人物(動物)たちもそれぞれがいきいきと描かれ、お話の展開もテンポもよく、なるほど面白い。
幼年文学の傑作といわれ、後書きで訳者の石井桃子さんもつくづく述べているように、やはり、アリソン・アトリーの力量が見事。
実は、大人になってか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月13日
世の中にはとっても有名なうさぎが何匹もいるわけですが、KiKi にとって最も馴染みの深いうさぎちゃんは月に住んで餅つきに励んでいるうさぎちゃん。 2番目がこの物語の主人公のグレイ・ラビット。 そして3番目にようやく顔を出すのが、ピーター・ラビットです。 イマドキの女性なら恐らく順番は逆(しかも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月23日
たださんの本棚で見つけました。
古典的(と言っていいのかしら?)な児童書です。
翻訳が、なんと贅沢な!石井桃子さん、中川利枝子さんではありませんか!
森の暮らし、小さな家で暮らす三匹(人)のつつましく
あたたかな様子。
森の情景にはうっとりとなります。
でも、グレイ・ラビットには「がんばりすぎ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月06日
表紙からも分かるとおり、服を着た動物たちが、自然豊かな地で、人間のように暮らす物語に、当初はシルバニアファミリーを連想させられたが、内容は決して楽しさだけでは無い、現実世界の厳しさも感じさせられて、共に生きていく事の大切さを教えてくれた、児童文学作品(1929~1932年)です。
灰色うさぎの「グ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月17日
小さな動物たちのくらしをのぞいてみよう。
働きもののグレイラビットは、森のはずれの小さい家に、野ウサギのスキレルやリスのヘアとすんでいます。
小川からやかんいっぱいに水をくんだり、ヒナギクの花でお茶を作ったり、木の実やスイカズラのジャムを食べたりしておだやかにくらしています。
でも、ある日、グ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月01日
動物擬人化の物語は数多くありますが、似ているようでいてそれぞれの味があるものです。
今作でもほのぼのとしているようでいて、意外と弱肉強食の世界があっさりと描かれていて驚かされたりします。
はじめグレイ・ラビットが同居している野うさぎのヘアやリスのスキレルからこき使われていて不憫に思ったのです。しかし...続きを読む
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