俺俺

俺俺

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作品内容

なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった俺は、気付いたら別の俺になっていた。上司も俺だし母親も俺、俺ではない俺、俺たち俺俺。俺でありすぎて、もう何が何だかわからない。増殖していく俺に耐えきれず右往左往する俺同士はやがて――。他人との違いが消えた100%の単一世界から、同調圧力が充満するストレスフルな現代社会を笑う、戦慄の「俺」小説! 大江健三郎賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
ページ数
326ページ
電子版発売日
2013年04月26日
紙の本の発売
2013年03月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

俺俺 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月07日

    俺俺って、そういうことか~。例の詐欺に絡んでのひと悶着かと思いきや、電話で完結する狭い世界に止まらず、もっと壮絶なディストピアに向け、物語はひたすら広がっていく。世界の均質性に疑義を突きつける、読んで楽しいエンタメだけど、考えさせられもする作品でした。

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    Posted by ブクログ 2014年06月21日

    この本での「俺」ってなんだろう。
    クローン?コピー?
    はじめは分からないまま読んでいた。
    しかし、読み進めていくうちに、
    「俺」には色んな一面があるんだと気がついた。
    くだらないことも考える、
    真面目なことも考える。
    他者よりも優秀でありたい、
    でも疲れた時にはだらけていたい。
    そんな面を誰しも持ち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月28日

    実存に断片化を強いて、交換可能な名前をつけて以て適当な「何か」としてしまう。「何者でもない」という完全は否定態の内に実存することを許さない。芸術家は殺されすべてを市民俗物にしてしまう。そんな原初的な暴力の影としてしか、現代という時代はその在りようが無くなってしまっている。

    誰も彼もが自分から離れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月08日

    安易にオレオレ詐欺に手を出していとも簡単に成功してしまう冒頭、道徳的に過ぎるラストはどうかと思った
    チンケなオレオレ詐欺こら人類創世、個の誕生まで読ませる

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    Posted by ブクログ 2019年04月30日

    映画をみてから興味を持って読んでみました。主人公のおれおれぶりが活字の場合、また違った勢いを伴っていて面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2016年07月15日

    ありえない、と一蹴することもできる反面、いままさに、そんな現実に直面しているとも言えるのではないか。

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    Posted by ブクログ 2016年02月03日

    ファーストフード店で、たまたま隣り合った男が携帯を「俺」のトレイに置き忘れていった。なんとはなしに、その携帯の持ち主になりすまして、その携帯の持ち主の親からお金の振込もしてもらい、俺俺詐欺のような話になったところで異変が起きる。金を振り込んでくれた「親」がアパートにやって来て、まるで最初から「俺」が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月02日

     出来心で詐欺を働いた日から増殖していく俺。始めは元の自分が何者であるか分かっていたのに、次第に記憶も曖昧になり、いつの間にか別人の名前を語り、別人の記憶と境遇を生きている主人公俺がとても不気味だ。
     他者を心の中で疑いながら自らの役割を演じているというのは怖いけど、同じようなことを日常的に行ってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月27日

    パラレルワールド系の話かと思ったら全然違った…あんまりSFを楽しむって感じじゃなくてちょっとお説教臭い感じ。大人になったらまた読みたい。

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    Posted by ブクログ 2013年11月27日

    もっとオレオレ詐欺をこねくりまわす話を想像していたが、オレオレ詐欺はほんの導入なのですね。
    話はどんどん『世にも奇妙な物語』に…。だんだん俺が増えて、俺の口で語られる記憶も別の俺に浸食されるがごとく変わっていくしで、読んでるこちらも「あれっ?そうだったっけ…」と混乱させられる。
    ただ、途中放棄するど...続きを読む

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