ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 地雷グリコ

    Posted by ブクログ

    ゲームの展開が気になり通勤時間に少しずつ読むつもりが一気読みしてしまった。頭を使いながら読める作品で通勤時間があっという間に感じられた。

    0
    2026年07月09日
  • 大人の友情

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若松英輔・山本芳久『危機の神学』で、現代の私たちにとり「コスモロジー的な生き方」が重要であるという示唆を得た。また、河合隼雄『明恵 夢を生きる』を読み、それは「出会うできごと全てが、自分と意味のある関係がある」と受け入れる人生態度のことだと理解した。
    そこで、この考え方をより身近な観点で深めたいと思い、以前読んだことのある本書を再読した。

    まず、本書における「友情」の範囲の広さが改めて印象的であった。
    著者は、いわゆる「同性の友達」だけでなく、男女、夫婦、家族、上司と部下、師弟関係にも友情は働いているという。それだけでなく、石やぬいぐるみなどの「もの」、ペットや植物、そして「神」との間にも友

    0
    2026年07月09日
  • 天上の葦 下

    Posted by ブクログ

    いやいや、間違いなく名作!すごいな。久しぶりにこんな感動した。基本はミステリーなんだけど、そこに現代社会の問題、起因する歴史の問題…見事なまでの伏線回収。3部作読み終わっちゃいました。次は太田愛さんの他の著書を読んでみます。

    0
    2026年07月09日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    分かち合う、受け継がれる優しさ。欲や打算ではなく。
    ヨウムの「ネネ」を中心に、辛い現実から抜け出す為の人たちが見守ってくれる。
    一気読み必須とプレイリストを作成したくなる?the who!クリムゾン、レッチリとアグレッシブな楽曲!
    「Give it Away」

    0
    2026年07月09日
  • 告白撃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハネムーンソングの歌詞「君を縛るやつから奪い去ってやる」
    千鶴のハネムーンソングの捉え方はp.24から
    「ずっと、私が自由にしてもらうことばっかりイメージして聴いてた。今、響貴を私から自由にしてやりたい。」
    響貴のハネムーンソングの捉え方はp.240から
    「この(ハネムーンソング)歌詞を聴く度に、あいつを思い浮かべる。恋愛とか、家庭とか、そこにいるのは俺じゃなくてもいい。あいつが、そんなのに縛られない安心できる場所でありたい。人の為じゃない、俺が望んでる。」
    ここから学生時代は千鶴は響貴に自由にしてもらってて同じ道を進んでたけど、大人になった今、響貴は変わってなくて、千鶴はそんな響貴を解放して

    0
    2026年07月09日
  • ハウスメイド

    Posted by ブクログ

    海外文学が本当に苦手ですが翻訳が素晴らしいので一気に読めました。
    この本を知ったきっかけが、第一芸人文芸部という部活動で、芸人さんのピストジャムさんのプレゼンが良くて「読んでみようかなぁ」と思って手に取りました。

    0
    2026年07月09日
  • 卒業生には向かない真実

    Posted by ブクログ

    中盤から衝撃の展開になって、不安で不安で仕方なかった、、
    こんなミステリ初めてで。
    1番言いたいことは警察がとんでもなく無能なのに、なんでピップを追い詰めることに関しては有能になるの?ってことかな。
    犯罪者を野放しにしてそいつらの表の顔しか見ないで。
    深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いてるって言葉が過ぎった。
    1度踏み入れるとそれがどこまでもまとわりついてくる感じ。
    警察がやらなきゃいけないことをなぜ毎度毎度ピップがやらなきゃいけないのか憤りをずーっと感じてた。
    最低すぎる。
    ピップとラヴィと仲間たちの絆が素晴らしかった。

    0
    2026年07月09日
  • 改訂完全版 奇想、天を動かす

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    島田荘司さんの小説で2冊目に読んだ小説の再再読です。初読の時は衝撃でした。
    社会派吉敷の誕生とも言える本だと思います。社会、日本、日本が関わった世界に関する暗い部分が関わる一冊。トリックから出来事全てが本当に奇想天外で、でも人生に於いて起きない奇跡でもないこともわかります。
    いろいろな意味で衝撃的な作品で、そして忘れられない素晴らしい一作です。何度でも読み直してしまいます。

    0
    2026年07月09日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これぞ春樹ファンタジー。

    p276 想像していいかな?-いいとも。想像というのは鳥のように自由で海のように広いものだ。誰にもそれを止めることはできない。
    p311 これは私の偏見だが、私はハンカチを持っている男をあまり信用しない。私はそのように数多くの偏見にみちているのだ。だからあまり人に好かれない。人に好かれないとますます偏見が増える。
    p341 親切さと心とはまた別のものだ。親切さというのは独立した機能だ。もっと正確にいえば表層的な機能だ。それはただの習慣であって、心とは違う。心というのはもっと深く、もっと強いものだ。そしてもっと矛盾したものだ

    0
    2026年07月09日
  • 罪過の代償 警視庁文書捜査官

    匿名

    購入済み

    今の時代ならではの盲点。

    前作のラストからの、警視庁内での人事異動の予感からのスタート。今回は連続殺人と共に消えたデータ探しでしたが、今の時代だからこその「盲点」だったと感心しました。このシリーズでは珍しい、上からの圧力や過去作からの再登場、予想外の展開の数々に読み入ってしまいました。そして、シリーズ第一部完結。今から続編が待ち遠しいです!

    #ドキドキハラハラ #切ない #ドロドロ

    0
    2026年07月09日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    再読
    オランジュリーにてルソーを大量に浴びてまたどうしてもこの興奮の余韻で読みたくて現地で2冊目を買った、贅沢ってこういうことな気がする
    ルソーは私の中でずっと気になる存在、好きとはまた違う感情の、なにかずっと気にかけていたいと傲慢ながら思う、ずっと恋焦がれてきた絵が数センチ先にあるという経験
    だけど1回目の感動は越えられなかったなー
    これは本物を見たがゆえなのか、初読の感動を美化してしまったせいなのか
    momaにも行きたい

    0
    2026年07月09日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    感情豊かな著者の「カラフルなガラス玉みたいな」エッセイを読みながら、自分の幼少期を思いだしながらトリップした感覚になった。
    読んでいて楽しい!は初めての経験だ。

    「泣いたって変わらないと言われたりするけど、べつにそんなつもりで泣いているんじゃあないもんね。この胸にあるのは、言葉にできるものばっかりじゃあないもんね」
    ほんとその通り!
    嬉しくてぽろぽろ、悲しくてぽろぽろ、悔しくてぽろぽろ、不思議な気持ちでもぽろぽろ。わたしもよく昔は、泣いているのを見られたくなくって、下ばっかり向いていたことを鮮明に思い出した。
    その時は恥ずかしく、悔しいと感じていたけど、いまは読書以外心がほとんど動かず、全て

    0
    2026年07月09日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    期待していたハッピーエンドとは違ったけど。
    読み進めていくうちに、落ちていったIQをほどほどに留めておけたら、そこら辺にいる大学生のようにうわべの政治論争や学問の会話もできるし愛する人と同じレベルで過ごせのに…と思った。

    そして、チャーリーゴードンが体験したことは、誰にも当てはまることだなと思った。
    一度学んで、当たり前にできていたことが、認知症や歳をとりできなくなることで、いらいらしたり、当たったり
    歳をとるってことはみんな平等に巡ってくるから、チャーリーゴードンの体験は、他人事ではないし、いつか少なからず自分も、文字が書けなくなったり、言葉がうまく発せなくなったりして、気を

    0
    2026年07月09日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    一般的に「悪魔の証明」を反証するのは、極めて合理的な反論がないと難しいとされている。しかし、この作中では依頼人が語った過去の事実のみでロジカルに反論をやってのけている。
    本作の主人公である上苙丞は「その可能性はすでに考えた」と放ち、巧みに相手を反証している。その快刀乱麻っぶりはなかなか気持ちがいいものだ。とはいえ、次々と対戦相手が出てきて、戦っていく様はまるでRPGゲームをやっているのかのような興奮感すらあった。
    この男が、この探偵が、次はどのような推理バトルを繰り広げるのか楽しみである。

    0
    2026年07月09日
  • スモールワールズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【ツミデミック】で一穂ミチさんの短編集に興味を持ち、そこからしばらく経ちましたがついに【スモールワールズ】を手にとりました。
    とっっても好きな作品でした

    『花うた』の後半あたりは電車の中で読んでいたので気を緩むと涙ぐんでしまって『魔王の帰還』に戻りつつ読み進めました(後日読み直しました)。
    また『ネオンテトラ』のラストへの持っていき方。ほっこり結末にもできるはずなのに、、やはり一穂ミチさんならではという感じでやはりこれも好みでした。
    『愛を適量』は特に読んでいて情景が浮かびやすい。このお話は鮮明に映像を観ていた気分になりました。
    そして『式日』はラストエピソードに相応しいなと。

    【スモール

    0
    2026年07月09日
  • 書く仕事がしたい

    Posted by ブクログ

    職業ライターとして、文章術以上に、商業人としての心構えや技術が、経験をもとに生々しく書かれていて非常に面白かった。ライターと関係ない人でも、仕事観の本として面白いと思う。
    個人的には最後のエピローグが衝撃的だった。

    0
    2026年07月09日
  • タイム・アフター・タイム

    Posted by ブクログ

    初恋が成就する確率は1〜5%だという。

    オッソーとクオン──尾崎颯と久遠愛の恋がどうかその僅かな確率に触れますようにと願いながら533頁を読み終えた。

    高校で出会い、互いに惹かれ合った二人。
    突然の不幸が尾崎を襲い、二人は逃避行のように沖縄へ向かう。

    好きという気持ちだけを頼りに走り出すそのひたむきさに胸が一杯になる。

    出会いと別れ、そして二十年後の再会。

    長崎、沖縄、東京──移りゆく風景の中でも、オッソーとクオンの心根は変わらず、二人の息遣いまで聴こえてくるようだった。

    切なさと愛が静かに満ちる、たおやかな恋愛小説。

    0
    2026年07月09日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

    Posted by ブクログ

    棟方志功、全く興味がなかったはずが、読み終えたら作品を検索している。弘前弁の話しっぷり、志功の人柄が伝わってくる。
    妻チヤ子の献身ぶり、妻あっての芸術家志功。

    0
    2026年07月09日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝に興味がなかったけど、この本を読んで関東の大学を中心とした大会なんだ~とかテレビで映像として放送されていることの凄さとかを知って、今年は、見てみたいと思った。逆境から返り咲くのか、下巻が気になる!サクサク読めた。

    0
    2026年07月08日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    Top Note/Floral Note/Chypre Note/Woody
    Note/Spicy Note/Citrus Note/Animal Note/Last Note

    香りを嗅ぎ分ける能力が、人として超越した次元にある小川朔。彼のもとで働き始めた若宮一香
    朔のこだわりをたんたんと見ていく一香
    二人の不思議な空気感に惹き込まれる
    ふと気づくと、行間から色々香っている気がする
    そして「淡々と」ではなく「たんたんと」と表現されるのにも不思議な味わいがある

    この物語の世界は好きです

    0
    2026年07月08日