ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 時をかけるゆとり

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    生まれ変わったら彼の文才が欲しい。

    ちょうど今大学生だから親近感があって面白かった。でもでも、それと同時に私の人生つまんな!とか、現役なのに、もうすでに日々のこと覚えてないな、とか、たびたびエッセイの凄さを体感した。

    物語は何個も読んだことあって、今回朝井リョウさんの素顔が見れてとてもよかった!

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    2026年04月08日
  • ひきこもり家族

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    ひきこもりの年代も背景もバラバラな人たちが、ブラック企業のような施設に送り込まれるという設定がまず衝撃的で、「これ、現実でもありそう…」と妙にリアルに感じました…グループホームとかね。

    5人が結束していくきっかけも、決して前向きなものではないけれど、そこから物語が動き出していって目が離せませんでした。

    それぞれが抱えているものや弱さが少しずつ見えてきて、変化をしていく姿に引き込まれます。重たいテーマだけど、ただ暗いだけではなく、人と人との関わりの中でしか生まれないものも描かれているように感じました。

    最後は思わず泣いてしまって、なんとも言えない余韻。
    簡単に「良かった」と言い切れないけど

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    2026年04月08日
  • 受け手のいない祈り

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    ネタバレ

    基幹病院が崩壊し医療崩壊した地域の唯一、救急を受け入れる病院に外科医・公河が勤務している。

    長時間の連続勤務による極度の疲労で狂気を表出。天体の運行、そして本能と生理に逆らった労働に脳髄が消耗、何十時間も横にならなかったら縦になっている内臓が押しつぶされていくのだ。
    患者は見捨てられないが、院是の『誰の命も見捨てない』の中に医者の命は含まれていない。患者は弱さを振りかざして自分の命を搾取してくる。

    奥内は自分より悲惨なミイラ少年のために働くことができていた。あらゆる境界を見失い震撼する二元性が表されている。

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    2026年04月08日
  • イクサガミ 天

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    Netflixで予告だけ見ていて、頭に映像が浮かんでいたので読みやすいし入りやすかった。元々るろうに剣心が大好きなので、その感じもあったので興奮した!
    早く続き読んで映像化のやつ観たい。

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    2026年04月08日
  • 白魔の檻

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    白いコンクリートに覆われた病院は、まるで白い檻。その白い檻には、闇がある。医者を使い潰しながら延命しているここの医療。霧と硫化水素で陸の孤島と化し大地震もおき命の危機と隣り合わせの極限状態の病院での殺人事件。

    過疎地特有の医療体制の厳しさや災害やパンデミック等の医療従事者たちの使命と葛藤が物語の背景。

    ステフィン・カリーの『僕は決して、大事な瞬間を恐れたりしない』が胸に響いた。たとえ先に滅びが待っているとしても今を捨てるわけにはいかない。前を向くしかない。未来がどうなろうと、今を生きて、全力を尽くすしかない。

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    2026年04月08日
  • ラッシュライフ

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    伊坂幸太郎、オーデュボンの祈りに次ぐ2作目。

    5つの異なるペア(犬含む笑)が複雑に絡み合い、終盤にかけての伏線回収はお見事であり、騙し絵の世界が見事に表現されている。
    5つのペアの中でもリストラ中年男性豊田と老芝犬が愛してやまない存在であり、何となく殺伐とした物語なのに何だかほっこりとする不思議…自分が動物好きだからかわからないが最後まで豊田と老犬の幸せを祈りながらハラハラしながら読んだ。
    最後の戸田のカケに豊田が乗らなかったことに涙した…
    伊坂さん、あきらかに弱くて、不器用だけど善悪に葛藤しながら懸命に生きている方々を記憶のなかの格言やどこからともなく聞こえてくる助言で救済している。生き

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    2026年04月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    たくさん戦争映画を見て、そのたびに調べて学んできたけど、この本を知るまで大戦時に女性兵士がいたなんて知らなかった。読んだ後、題名が強い意味を持った。敵とは何か、と考えさせられた。固い信念を持ち、戦う目的を抱いている人はきっと迷いがないのだろうと思った。守りたいものの存在が人を強くさせるんだろうな。

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    2026年04月08日
  • 地雷グリコ

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    みんなが知っている遊びにルールを追加するだけで、さらに楽しめることが分かる。
    単純に楽しいという遊びから一変して、ハラハラする対戦になることとこれを考えている作者が、ただただすごい。映像化や続編が出ると良いなと思うほどイメージが浮かびやすい作品だった

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    2026年04月08日
  • 墨のゆらめき

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    Audibleにて拝聴。面白すぎて、終わってほしくないと思いながらも、ほぼ一気に聴いてしまった。
    性格も育った環境も異なる2人が、お互いを少しずつ理解していくストーリーが美しい。私の頭の中では、チカと遠田の物語がまだ続いていて、むしろここからが本番な気もする、、!
    しをんさんと櫻井さんのタッグ、また聴きたいです!

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    2026年04月08日
  • 刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち

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     岐阜県黒川満蒙団の悲劇は、2018年8月に放送された「綾瀬はるか『戦争』を聞く」という番組で知った。以降、2冊の関連書籍を読み、2025年に上映された映画「黒川の女たち」を鑑賞した。本書は、映画「黒川の女たち」の監督、松原文枝氏の作品であり、映画では理解できなかった細かい内容も書籍で細かく把握することができる。
    アジア・太平洋戦争では、多くの日本人が国策により満州に渡った。満州では、現地人の住居や土地を接収し、日本人入植者が占領した。収奪・占領された中国人の怒り、生活苦は想像に耐えない。1945年8月9日より、満州にソ連軍が侵攻し、8月15日に敗戦を迎え、それまでの占領者から立場が変わり、中

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    2026年04月08日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    テクニカルライターという職業を知るきっかけになった本!
    専門用語が多いのかと懸念していましたが、分かりやすい小説でした。
    著書の方がテクニカルライターなので、分かりやすく書かれている小説!
    読書初心者の方にお勧めしたいお仕事小説。

    仕事で文書作成をする事がありますが、分かりやすさに特化して書くようにしようと改めて思う事ができました。

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    2026年04月08日
  • 死刑執行のノート

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    エドガー賞受賞作品。

    死刑囚のアンセル
    母のラヴェンダー
    元妻の双子の妹ヘイゼル
    捜査官のサブイ

    アンセルの死刑執行が近づくにあたり、彼の死刑執行に複雑な感情を持つ女性達の過去と現在の描写が素晴らしい。

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    2026年04月08日
  • 人生劇場

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    猛夫みたいな人が身近にいたら、ほんとにもうどうしようもない奴だと思ってしまうんだろう。
    妻子を得ても、理容師としての腕や店を得ても、どうやっても満たされなかった猛夫の飢えみたいなものは、もし駒子と結ばれていたとしても満たされることはないんだろう。
    絶対叶わないものを求め続ける姿に人間の業を感じた。

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    2026年04月08日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    所々は推測できても、全問正解するのは難しいんじゃないだろうか、という真相だった。

    一つ一つの疑問にきっちり検証と答えがあり、納得できる種明かしだったのだが、その分良くも悪くも綺麗にまとまっていて、目玉のトリックがぼやけてしまった印象。
    最近、ラストでどんでん返しをくらって最早爽快感すら覚える作品を読む機会が多かったから慣れてしまっていただけで、本作のようなギッチギチに条件が整えられた舞台の謎を地道に解き明かすのもミステリの醍醐味だと思い出した。

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    2026年04月08日
  • 日陰者ジュード

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    ネタバレ

    日陰者ジュード
    キリスト教
    運命、自然主義
    学歴、結婚、収入、
    とても現代的な貧困小説。キリストの歩みではないか。誰よりも、ジュードが。
    たくましいアラベラ。哀れなスー。
    キリストの人生を歩めず、放浪へと飛ばされるスー。
    女性の疎外という現代的なテーマ。

    これは一体なんだ。今でいう高学歴貧困か。
    知識と学歴、そして収入は比例しない。大学は金持ちにのみ開かれている。女性がどれだけ結婚や不倫という通俗から反発しようと、社会から埋め込まれた罪の意識は消えない。自分の人生が惨めになれば、罪の意識は高まる。キリスト教よりも、道徳という宗教がスーを縛り付ける。そしてお金と仕事は、ジュードに永遠の大学への

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    2026年04月08日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    とっても面白かった!
    シジュウカラにこんなに素敵な言葉の世界があったとは!それに魅せられて人生を注いでる鈴木さんもすごい!そして書き方が上手い
    おもしろかったのは白米生活、過保護なご両親、ルー言葉
    お先にどうぞがかわいかった

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    2026年04月08日
  • 鹿の王 2

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    ヴァンとユナの体に起こった変化はそういうことだったの!? え、そこでサエが出てくる? あぁぁぁぁぁ、あの人の安否はどうなったの???
    というところで、第3巻へ続く。

    感染症の正体が少しずつ明らかになり、そこに政治も絡んできて、話はいよいよ佳境に入っていきます。

    もう、これ以上、余計なことは語るまい。今日も朝日が眩しいぜ。

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    2026年04月08日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    シジュウカラと言えば
       「ツツピーツツピー」の声
       胸に黒いネクタイが特徴
       わりあい よく見られる鳥だ。

    そんな彼らが 言葉を、“シジュウカラ語”を話して仲間たちと 親子で コミニケーションをとっていたなんて!

    驚きの大発見をするまでの シジュウカラ愛あふれる行動、生活、研究の全てが。

    軽井沢の大学の山荘(一泊500円と格安、築50余年木造平屋、風呂なし、シャワーなし、インターネットなし、自炊)で何ヶ月も一人で滞在して。

    時には一カ月 お米だけで過ごすことに。その時のメニューが、 1. ノーマルご飯(そのままのご飯) 2.お湯ご飯(お湯をかけて) 3.水ご飯(水道水をかけ

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    2026年04月08日
  • のち更に咲く

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    面白かったー!
    最初はどこに向かう話なんだ?となったけど、後半の展開出来になって一気に読み切った。
    歴史的にはいたなぁって人たちの話なんだけど、澤田さんの内面の描き方がすごく好き。

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    2026年04月08日
  • I

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    ネタバレ

    道尾さん スゴすぎる〜〜!!
    「N」の衝撃再び!って言われてるけど、完全にN越えてた!

    2つの章からなる物語。
    読む順番は自由。
    だけどその選択により 結末が大きく変わる。
    どちらかの順で読むと 主人公達を含め、多くの人が命を失う。
    別の順で読むと 人が全く死なないわけではないけど、救われる人が増え主人公達も生き残る。

    殺すか救うか あなたの選択で人の生死が決まる。


    私はというと、、殺す方を方を選んでしまった〜⤵(○ ◽︎ ○)⤵
    結末が変わる物語、でも読んだ直後は色々分かってないとこもあって、また初めに読んだ方を読み返したりした。
    そして紙にまとめたり、、で、ほぼ理解できた時

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    2026年04月08日