小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
すごい。すごすぎる。こんなに美しい文章に出会ったことはないんじゃないかな。
途中から、完全に作者の虜になってしまった。
理不尽に消滅していく世界、受け入れる主人公と拒むR氏。
受け入れちゃいけない、と頭では分かっていても、心が追いつかない。
主人公の心がゆっくり消滅していくのと同時に、読んでいる私も理不尽を受け入れているように感じた。
消滅の前に書き上げたタイプライターの小説。途中までは分からない事もあったけれど、最後が見事だった。消滅してゆく著者が、消滅を受け入れる小説を書き残したこと、悲しかったな。
おじいさん……。優しくて大好き。 -
Posted by ブクログ
((単なるつぶやき))
以前から妻から聞いていた、雑誌に連載中の中村仁美さんのエッセイ、
すごく面白いと、いつも楽しみにしていると、本出さないかなーと、、よくいっていた。
「だんなの大竹(よびすてm(__)m)があなたとそっくり、わかるーっ!」って
その妻待望の本が、ついにほんとに出た。
発売前日に、在庫ありとなってる書店にいって、見つからないので店員に聞いて出してきてもらって、Getしてきた。
その本を僕が読んだ・・・たしかに似てるかなとは思う、、や、だいぶ似てるかもと思う。面白かった。
妻は中村さんと一緒に飲みにいきたいって言ってる。そんなに共感してる。。
(妻と11差で男子ふたりでひとり -
Posted by ブクログ
朝井リョウの小説は、現実、そして現代そのものだなと痛感しながら読み進めた。
主人公がどん底に突き落とされた状態で、もがき苦しむ最中に物語は終わる。
改心したり、明るい未来が来ることがなく、もしかしたらそんな未来が訪れるのかもしれないが、現実はそう甘くない。
明るい未来が見えることはなく、今よりは良くなるかもしれない未来を生きていくしかない主人公たちに、自分の人生を重ねたりしながら、たまに思いを馳せたいと思った。
自分の思い描いた人生に起こるはずのない事が起こっても、訪れるべき幸せが訪れなくても、道が外れてしまっても、受け入れて生きていくしかない。
そうすることで、受け入れられずに誰かを犠牲 -
Posted by ブクログ
一人の歌舞伎役者の生涯を凝縮した圧巻の作品でした。
主人公だけでなく、取り巻く登場人物すべてが強かな信念と覚悟をもって生きる様、ぎりぎりの選択肢の中で芸道を追究する姿勢からは、安穏と生きる自分とおなじ日本という社会で生きる人間なのかという衝撃とともに、痛いほどの感銘をうけました。
ストーリーやエピソードひとつひとつがどれをとっても重厚で、また方言を使い分けることでシーンごとの雰囲気を一転させるところがまた巧妙で印象的でした。メインが大阪弁なこともあり重苦しいシーンでも軽快でテンポがよく、吐き出す言葉の潔さ、深さに心の底から賞賛せずにはいられませんでした。
クライマックスでは物語の最高潮を迎 -
竹書房怪談文庫編 / 碧絃 / 青葉入鹿 / 薊桜蓮 / 犬飼亀戸 / 雨水秀水 / 浦宮キヨ / 大谷雪菜 / 岡田眞弥 / おがぴー / 御家時 / 怪談を千話集める人 / 隠人籠屋 / 影絵草子 / 影野ゾウ / 千稀 / 烏目浩輔 / 鬼志仁 / 黒野洋司 / 小祝うづく / 佐々木ざぼ / 佐藤健 / 瑞雲閣華千代 / 錫鳴奇壱 / 雪鳴月彦 / 高倉樹 / 高崎十八番 / 月の砂漠 / 天堂朱雀 / 中村朔 / 墓場少年 / 八の通り / 花園メアリー / 柩葉月 / 筆者 / ホームタウン / 真合流 / 沫 / 宿屋ヒルベルト / 柳下どじょう / 大和かたる / 肜 / Yuki / 吉田六5.0 (1)
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。