ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ゲームウォーズ(上)

    Posted by ブクログ

    ものすごく好み。おもしろい!

    資源が枯渇した世界で、現実に希望がなくなった人々は極めてリアルなメタバース空間「OASIS」で大半の時間を過ごす。もはやそこでのアバターこそが本当の人生になっている人も多い。
    ある日、OASISを作った億万長者のギークが亡くなる。遺言には、OASIS内に仕掛けた謎を最初に解いた人に遺産のすべてを渡すとの記述が。

    世界観の設定が見事。
    メタバース空間のルールや規模、学校まであったりセーブ機能がなかったり。
    自分が愛した80年代カルチャーをみんなに知ってほしい、好きになってほしいっていうギークの気持ちもよくわかる。

    パーシバル、エイチ、アルテミスなどのキャラクターもすごく良い。
    謎解きはよくできてるし、シクサーズの行動には戦慄した。

    続きが楽しみすぎる!

    0
    2026年09月19日
  • 変な家2 ~11の間取り図~

    Posted by ブクログ

    資料を呼んでいる時は怖くて読むのを辞めようと思った。一つ一つの単独の話かと思ってたけど、それらが全てつながりひとつのストーリーに終息していく様はめちゃくちゃ面白かった。

    0
    2026年09月19日
  • 人文知は武器になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良書、
    深い考察多数、よく分からん所多数

    正解を出す力の差ではなく、問いの質の差
    AIは問いを代替えしない
    無知の知でアップデートし続ける
    自分の世界観を当たり前だと思いすぎ
    仕事をやりがいで決める人は増えている
    現代のボトルネックは、面白い問いを立てる能力と出した解を実行する能力
    人は変わらない
    歴史を知らないと失敗を繰り返す
    問いを立てるのが一番大事
    一生勉強すると決めるといずれ到達する
    自分のなかのパズルをはめ込むような読書をしないと時間を無駄にする
    日本でベンチャーが育たない、ベンチャーはロマン、でも日本人なら選べるアメリカいきゃええやん
    ★外圧じゃなく自分で決めればええ

    0
    2026年09月19日
  • トリカゴ

    Posted by ブクログ

    無戸籍という重たいテーマで、ページ数もかなりあるのに、飽きさせず、しっかり読ませる。
    何も知らずに残火を先に読んだのですが、全く問題なかったです。

    0
    2026年09月19日
  • 円卓

    Posted by ブクログ

    なんだこの愛しいガキンチョ。って思って読んでいたら、めちゃくちゃすばらしいお話やんけ〜ッ!まじで良かった。八歳の、この一瞬を切りとるセンスよ。終始読みやすくて、テンポ良くて、でもちゃんとお話が着地してる感じも、等身大のガキンチョがそこにいたことも、とってもよかった。こんなふうに“成長”を描けるってすごいな。

    0
    2026年09月19日
  • ディストピアの片隅で、ひとり缶ビールを開ける

    Posted by ブクログ

    元々旅動画のファンだった、敷嶋てとらさんのエッセイ
    私がアルコールにほぼ耐性がないところ以外はとても共感するところが多く、興味があって手に取りました。
    今まで見てきたてとらさんの旅動画が思い出されたり、活動を始めるきっかけ、活動開始までの生活、お酒へのこだわりなど、新参ファンには興味深い内容でした。
    私も生活の中で一人散歩や一人旅を楽しみながら、しかしその面白さを文章に表したり他人に伝えることになかなか難しさを感じていたので、「なるほど…自分もそういうことなのかも」と一つの解釈を見せていただいた感じがします。

    0
    2026年09月19日
  • 夜のピクニック

    Posted by ブクログ

     高校生の時にこんな経験はしていないはずなのに共感するところも多い。
     読み進めていくにつれて歩行祭もゴールに近づいて、時間の経過による情景の変化を感じていくことがなんとも心地良かった...
     

    0
    2026年09月19日
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散

    Posted by ブクログ

    上木らいちさんの7本の歯ブラシのお話(?)。

    援助交際高校生上木らいちさんシリーズ第2弾。援交相手だったり、その周辺の人たちだったりに関する事件を解決していく連作短編集。

    いきなりおっぱいコピー事件からはじまり、他にも様々な性描写が含まれるため、要注意。
    (私的には何の問題もありませんが)

    エロスがありつつも、ちゃんとミステリーで、ラストにはとんでもないどんでん返しというかまんぐり返しというかちんぐり返しというか、肯定してみたり否定してみたり、ぶんぶん振り回してくる衝撃展開。

    すべて緻密に計算された記述がされていたのだなぁ、と。
    ものすごかったです。

    0
    2026年09月19日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ものすごく面白くて、読むのが止まらなかった。読み終わった後は、パッとせず、スッキリしない、心持ちがモヤモヤするそんな終わり方だった。
    しかし、伏線や読んでいた最中にあった謎は全て綺麗に解き明かされているから、面白い!

    まず、諸戸の蓑浦に対する愛情が強烈的で驚いたな。この作品は同性愛があるからこそ、より面白く異常な雰囲気になってるんじゃないかと思う。
    恋人である初代を殺された蓑浦がその仇として復讐を実行するだけではなく、そこに諸戸の異常な蓑浦への同性愛的な恋愛を入れることによって、より世界観がドロドロと奇妙なものになるんじゃないかと…。
    この小説の最後の「道雄は最後の息を引取る間際まで、父の名も母の名も呼ばず、ただあなた様の手紙を抱きしめ、あなた様のお名前のみ呼び続け申候」でもあったように、僕は蓑浦に対して、冷たい人だなぁと思った。蓑浦は事件解決のために諸戸の知能や行動力を頼り、時には無意識に甘えている。異性愛者である蓑浦にとって、諸戸の好意はどこまでいっても「理解を超えた重荷」でしかない。あれほどまでに蓑浦のことを愛している諸戸の愛を少しは受け止めてやっていいじゃないかと…。
    けれど、実際そこが難しいもので…この小説はある意味現実的だと思う…。読者が「諸戸と蓑浦くっつけよ…」と思うのは当然だが、実際は同性愛者じゃなければそれは難しいことだ。どんなに尽くされても、同性同士の恋愛は生理的に無理な人だっている。ハッピーエンドを与えず、読者が気持ちよくなるように書いていない、人間の生々しい部分だけを残しているこの作品が好き。
    しかし、諸戸は可哀想だなぁ…まぁしょうがないのか。

    探偵役である深山木幸吉が殺されてしまう。探偵がまさかの序盤から殺されてしまうことにかなり驚いたな。
    初代を殺した少年軽業師の友之助くん。チョコレートで釣られて事情を話したのが可愛かったけれど、それもすぐにピストルで殺されてしまって、かなりショックだった。
    双生児の秀ちゃんと吉ちゃん。秀ちゃんの雑記帳がかなり重い…。読んでいて、1番きつかったのはここかもしれない…。地獄のような世界でいた秀ちゃんは、助け出してくれた蓑浦と将来共に過ごして、幸せな生活を送れることを願う…。

    諸戸は蓑浦に異常なほど執着していたし、怪しい研究をしていたから、最初はこいつが犯人なのではないかと思ってしまったが、そんな諸戸もかなりの酷な被害者であった。それだから余計に最後まで真の幸せになることができなかった諸戸に同情してしまう。

    洞窟のところもかなり面白くて、読んだら止まらなかった。

    主人公蓑浦もその恋人の初代さんも諸戸も、犯人の丈五郎以外の人たちがただただ可哀想だった。 
    江戸川乱歩の作品を読むといつも思う。乱歩、人の心とかないんか…。(だがそこがいい。)

    いやー、にしても青春だなぁ…って思ってしまうな。僕も洞窟冒険してみてぇ……


    0
    2026年09月19日
  • 月の立つ林で

    Posted by ブクログ

    『月の立つ林』、読み終えて温かい涙がこぼれました。5つの短編それぞれは独立していながら、静かに糸で結ばれていて、最後まで読むと世界がひとつにつながる構成に脱帽です。親子の情、夫婦の情、そして「新月」という目に見えない月が全編を貫く共通のモチーフとして機能していて、見えないものへの信頼や祈りのようなものを感じました。終盤に差しかかるにつれて登場人物たちの選択や想いが胸に迫り、気づけば涙ぐみながらページをめくっていました。青山さんの作品はこれまでも何冊か読んできましたが、今回もまた優しく確かな筆致で、その世界にすっと引き込まれてしまいました。こんな素晴らしい作品に出会えたことに、心から感謝。

    0
    2026年09月19日
  • そして生活はつづく

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ
    最初に読んだ時は、日記みたいなものだと感じた
    星野源は俳優、音楽はすごい。それなのになぜ文筆家も職業の一つとして並べて書くんだろうと思っていた。だって、くだらない(いい意味で)ことを、ツラツラ書いてる日記みたいな内容だったから。星野源の音楽や俳優の魅力に並べて文筆家と名乗るにはたりない気がしていた。
    最初にこの本に出会ってから10年以上経ち、改めて読み返して衝撃を受けた。
    くだらないことをツラツラと書きながら、核心をついてくる文章力に打ちのめされた。ただ、下ネタを並べているだけではなかった。トイレの話やうんちの話をしながら、人生について語っていた。すごい…。
    難しいことを難しい言葉で専門家チックに語る人は多いだろう。気難しい顔をしながら、自分は賢いですよっていうオーラで語る人ならいる。

    星野源は、自分のドジな話やくだらない話をしながら、生き方や人生、社会について語っていた。
    10年前の自分はそれに気がつかなかった。

    この人やべぇ…って思った。

    0
    2026年09月19日
  • きらきら眼鏡

    Posted by ブクログ

    泣いちゃったけど、ちょっとウザかったかなぁ。

    立花明海は厚紙加工会社に勤めている。猫のペロを亡くしたばかりだ。先輩の弥生さんと飲みに行く。古本屋で買った本に名刺が挟んであって、メールを送ってみる。返信があった。間違って売ってしまった本なので買い戻したいという。会うことになる。

    本の持ち主の大滝あかねと会った後、デートすることになった。車でふなばし三番瀬海浜公園に行く。敬語をやめることにする。名前も下の名前で呼ぶ。釣り堀で鯉とか鮒を釣る。帰りに飲みに行く。小松菜ハイボールがオススメらしい。あかねさんの彼の裕二さんが入院中らしい。明海はショックを受ける。そして余命宣告を受けているらしい。裕二さんはもうすぐらしいとあかねさんはいう。

    明海は裕二さんと会う。

    0
    2026年09月19日
  • 徒然草

    Posted by ブクログ

    徒然草の全文を読むという夢が遂に叶った。
    予想していたがそれ以上に内容は素晴らしく。
    身の回りの自然や季節の移り変わり、人として生きる心得に加えて宮中内の有職故実についてなど、内容は本当に多岐に渡っていて面白い。しかも全てが現代に通じることばかり。
    読んでいて逐一、今の自分にそれができているかと自省したり。また、季節ごとにあらわれる自然への想いが思いがけず兼好と同じであったりして、嬉しい瞬間もあった。
    哲学、図鑑、面白い漫画、史実を記録、といった要素も含んでいて、最後まで飽きることがなかった。
    全ての段の最後にオチがあるのも良かったし、何より兼好の穏やかで優しい眼差しに癒された。
    もちろん鋭い観察眼も。
    何度も読み返したい名著。長い時間を超えて読み継がれてきた文学の真骨頂だと思う。

    0
    2026年09月19日
  • 朝焼けキッチンカー

    Posted by ブクログ

    病気で部屋から出られなくなってしまい家族皆から心配されている末っ子ちゃん。人と関わるのが怖くて1人で働けるキッチンカーを始めるが、家族から心配だからと注意される事もお客さんからこうして欲しいというお願いも受け入れて改善していくうちに誰かの役に立ちたいと始めたキッチンカーが役に立っていると実感出来る様になる。

    0
    2026年09月19日
  • ウツボカズラの甘い息

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!
    文絵の過去が明らかになった後半からの展開が特に。
    美への欲望だけでなく、金への欲望は人を狂わす。

    0
    2026年09月19日
  • 代償

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじから、事件の犯人である達也に対して、弁護士という立場を逆手に取って圭輔が彼に罪を償わせるというストーリーを想像していたが、終盤で真相が明らかになり、どんでん返しがあって面白かった。
    達也が他者を見下し人をいたぶることに快楽を感じるような人間になってしまった背景について説明がなく、根からの悪人として生まれてしまった達也は可哀想とも思えた。性善説など存在しないのではないかと思わされた。
    真実を明らかにされてもなお少しも動揺する様子もみせず飄々としている姿が描かれていて最後まで達也らしい性格で終わったのがスッキリした。
    圭輔が失った家族のために自分の弱さが招いた悲劇を償い、達也はこれまで自分の手を汚すことなく悪行の限りを尽くしてきた代償を支払う、タイトルの回収が気持ちよかった。

    寿人が聖人で救われた。

    0
    2026年09月19日
  • IQ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バディ物として読後感が実に爽快だった、まったく予想していない爽快感で実に悔しい(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

    0
    2026年09月19日
  • 世界99 上

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香を読むと、なるほど、そういう考え方があるのか、と毎度唸らされる

    いままで男性から言われたことのある軽蔑的されるような言葉たちも、空子のマインドをトレースしたら、少し楽になった。落ち込むのも疲れるし、やめようと思えた

    0
    2026年09月19日
  • 屁理屈と哲学

    Posted by ブクログ

    これとてもよかったのだけど、中身以外でも色々と考えることになった。
    本はそこまで、市場目線で作られていない。中身だけでなくて。御用的意見が強いというかだ。
    売る側が売りたいものを売るために手法が使われきた10年代だった。もうすでにあるものを使って逆転は可能なわけだが。
    これは売るものというより買うものかもしれないと思ったのだ。確かに集英社だなと思った。

    0
    2026年09月19日
  • 花の鎖

    購入済み

    おもしろかった

    3人の女性とある男性がどんな関係があるのか最後まで分からず一気見したくなる作品でした。かなり前に読んだので詳しく覚えていないのでまた読んでみようと思います

    0
    2026年09月19日