小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
●感想
出雲ひのみさき灯台、本を読んで行ってみたいなと思い、調べてみたら、とても美しい灯台。
静かで芯のある物語。ミステリー要素もあり、最後まで惹きつけられた。他人のことは、永遠にわからない部分があること、今ある自分の幸せを噛み締め、足るを知ること、人は偶然に他人と知り合い、影響を与えたり受けたりしながら人生を紡いでいくこと。言葉にしてみれば当たり前のことなのだけど、この作品を通して、だれの人生も偶然の出会いや別れや選択によって織りなしているのだなぁと思うと、なんというか、自分もそうやっね生きてきた、これからも生きていく、ということが前より少し素敵なことに思える、そんな作品だった。
●本概要
牧野康平、62歳。中華そば屋を休業し、ひきこもり中。
亡き妻の知られざる過去を追い、男は初めての一人旅へ――。
人生の価値を照らし出す感動長編
中華そば屋を営む62歳の康平は、妻を急病で失って以来、長い間休業していた。だが、ひきこもりのような生活を送る中で偶然、妻宛ての古い葉書を見つける。30年前「知らない大学生から届いた」と言っていた妻は、なぜその葉書をとっておいたのか。差出人は何者で、描かれた地図は何を意味するのか。妻の知られざる過去を追い、康平は初めての一人旅へ出る――。人生の価値を照らし出す感動作。
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Posted by ブクログ
ネタバレ初めてこの人の作品を読んだんだけど言葉がすべて綺麗すぎてびっくり。和希の性格や考え方が素敵で同じ10代と思えない心の広さと綺麗さに圧倒された。それは七緒や三人の友達も同じ。みんなが相手のために行動しているシーンが感動。家族のシーンが切なくてやばい。高津の優しさや家族の優しさを知って感動した。和希が、自分も海に沈もうとしてるところとかそう思ってたんだってなった。人一倍辛い思いをした和希だからこその世の中の見方みたいなのが心に残ってる。高津の過去も実はあの胸像が、昔の「マレバト」?だとしって高津の深い愛が感じた。未来のその人に向けて、なにかを残そうのいう思いが砂高津の話もっと聞きたいって思った。
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Posted by ブクログ
初めての村山由佳さん。バレエの話とだけ認識して読んでみた。
若い2人の編集者がバレエの振り付け師にインタビューをする。
そこで語られるのは凄惨な戦争の経験。
過去と現在、久我氏と翠の話を行ったり来たりするのだが不思議と読みやすいし、誰の視点の話でも中弛みする事なく引き込まれる。
続きが読みたくて仕方なくなり、結構分厚いから時間がかかるかなと思っていたのに3日で読んでしまった。
戦中戦後の話は本当に恐ろしく臨場感に溢れていたけれど、それはイメージでしかなく、経験した人達が昔はそこかしこに居たんだな…と改めて認識した。
他の作品も読んでみたいと思う。
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