ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 涙のような雨が降る

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    おばあさまああああああああああ

    登場人物が全員、こんなにも粋というか
    かっこいいというか、、芯が強いと言うか、、
    読んでいてすごく楽しかったです( ; ; )!

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    2025年12月26日
  • 怪物 江川卓伝

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    あの江川卓の評伝。作新学院での先発デビューから雨中の延長サヨナラ押出し四球。六大学野球から通算135勝プロ野球まで。
    太陽とそれに翻弄される惑星のように、江川卓という存在に良くも悪くも人生を変えられる選手たち。
    江川自身より対戦相手や同僚の話が中心なのが良い。
    間違いなく一時代を築いた名投手。高校、大学など対戦相手が一番凄かったと言う姿も見てみたかった。

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    2025年12月26日
  • 竜馬がゆく(八)

    購入済み

    似て非なる竜馬と龍馬


    いよいよ最終巻。竜馬は暗殺され、満31歳で亡くなった。🐉著者司馬は、本シリーズにおいて、主人公名を実名の龍馬ではなく、架空の竜馬としている。🐉史実での龍馬は薩長同盟と大政奉還が功績とされる。しかし、本シリーズの竜馬はこの二つの実現に関して意外にも活躍が乏しい。前者は西郷隆盛に「長州がかわいそう」という感情論をぶつけた程度で、後者は発案が勝海舟ら幕臣、調整は概ね後藤象二郎だ。🐉司馬は龍馬の事績の眉唾さを理解の上、小説仕立てのヒーロー竜馬を創り上げたのだろう。🐉

    #切ない

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    2025年12月26日
  • 星系出雲の兵站-遠征- 3

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    シリーズ長いのにどの巻もちゃんと面白いからすごい。
    今回は播種船に関する話がめちゃ気になる。
    (たぶん敷島には出雲行きと別れた兄弟播種船の入植先だったとかなのでは? それかどちらかの惑星が実は地球でしたみたいな展開もあるかもしれん? など色々思いつくけど合ってる気がしない)

    宇宙SFは生物学知識がすっごい適当ということが多くて辟易させられるのが常だったが、本作は生物学方面の考証もそれなりに頷ける説得力があり、読んでいて醒める描写がないのが良い。

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    2025年12月26日
  • 竜馬がゆく(七)

    購入済み

    竜馬大活躍

    七巻の竜馬は忙しい。貧窮の中で海援隊を設立したものの、持ち船いろは丸が衝突事故で沈没し、スッカラカン。と思いきや、事故相手の紀州藩から大金を奪うが如くゲット。それから、維新を見据えて船中八策を立案、大政奉還を打ち上げる。🐉ところで、著者の司馬は人物評が巧みだ。竜馬の盟友中岡慎太郎について、「俊敏な時勢感覚と果断な性格」を持ち、他者の「話に対する理解の早さ、即応して別な議論を展開するみごとさ」があると評する。司馬らしい警抜秀麗な書きぶりがたまらない。🐉

    #タメになる

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    2025年12月26日
  • 自分以外全員他人

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    ここに書かれているのは僕でもあります。

    これは自慢ですが、最近自分の選ぶ本が少しだけ洗練されていっている気がします・・・いや、早いわ!!齢29で何を言うとるんだという感じです。すみません。

    もう少しだけ余生を楽しみます。いつここからいなくなれるだろう。

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    2025年12月26日
  • おいしいごはんが食べられますように

    購入済み

    要領良いヤツってどうよ。

    凄く読みたかった芥川賞小説だ。文庫化したので、喜んで手に取った。🥘要旨は、職場で要領良く煩瑣事から逃れるどうにもイケ好かない奴とのつきあい方を考えるものだ。🥘そんなヤな奴はイジメて大人しくさせるのか。それは得策でない。要領の良い相手だから当方が悪者になる。🥘実際のところ、上司に可愛がられることも、同僚達に上手く厄介事を振ることも、なかなか難しい。要領良く立ち回るには、才能も努力も必要なのだ。職場では「誰でもみんな自分の働き方が正しいと思ってる」ことを念頭に置きつつ、世渡り上手には、その才能と努力を認めて、つきあうことが正解なのだろう。🥘

    #タメになる

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    2025年12月26日
  • 告白

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    1つ事件を様々な人の視点から描いた、作品でした。関わった人の心情やドラマがパズルのように組み合わさって、徐々に物語が進行してく、「バッカーノ」(ラノベ・アニメ)に近いような感じだと思います。
    私もこの事件に関わっていたらどんな感情を抱き、どんな行動を起こすのか、、、読み終わった後、虚無感と共に考えさせられます。
    内容はやや酷ですが、とても読みやすい作品で一気読みできてしまいそうなくらいです。

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    2025年12月26日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    美人ばかりが得をするのか

    前半はストーリーパート。特に県警広報室と地元新聞社のせめぎ合いがエキサイティング過ぎる。両者の落としどころには、感涙と喝采で心が激しく揺さぶられる。👮後半はネタバレパート。数十年前の痛ましい事件の真相や警察等関係者の真意が次々と明らかになる。本作の巧みなミスリーディングは脱帽するほかない。👮ところで、女の幸せは顔面偏差値次第なのか。果たして、美人ばかりが得をするのか。もしそう思うなら、本作を読めば、ルッキズム偏重の見方が、少し変わるのかもしれない。👮

    #深い

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    2025年12月26日
  • 満願(新潮文庫)

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    万灯が傑作

    心を掴まれるミステリ全6短編。特に「万灯」は傑作。仕事で若さを費やし、その仕事への情熱の余り、中年となって道を踏み外した男の物語は、とても他人事とは思えなかった。🪔なお、東野圭吾は事実関係に照らして「万灯」はミステリとして不成立という旨の批判をしているが、この批判に疑問を呈し、米澤はギリギリのところでミステリを成立させている旨の反論もある。🪔東野は精緻なトリックが得意で、米澤はトリックを通じて叙情豊かに人間を描くことが得意だ。東野は作風の異なる米澤に狭量過ぎないか。渡辺淳一と同じ轍を踏んでどうするのだ(笑)🪔

    #感動する

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    2025年12月26日
  • 64(ロクヨン)(上)

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    正邪と利害の間の煩悶を描く

    警察組織の人間模様をエモく描いたミステリ。👮日本の勤め人たちは、仕事や職場において正邪と利害の狭間で日々煩悶している。そんな勤め人たちの苦しい胸の内を抉りつつも、明日出勤する活力が湧き上がる入魂作だ。👮また、なぜ美女は得をするばかりとは言えないのか、なぜ社会問題の協議にあたって当事者参画が叫ばれるのかなど、処世において脳裏に揺蕩う疑問に関し、簡明直截に解答を示す。優れたハウツー本でもあるのだ。👮

    #タメになる

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    2025年12月26日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールなので、それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。

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    2025年12月26日
  • 富嶽百景

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    太宰はやっぱり只者でない

    何十年も前の高校教科書掲載の記憶が薄っすらと残っている。超名文句「富士には、月見草がよく似合ふ」のくだりは、心に沁み入って未だに色褪せない。🏔️とはいえ、改めて全文をよく読むと、デカダン太宰らしさに苦笑を禁じ得ない。冒頭から富士山をディスりまくりだし、兎にも角にもいい加減で財布も落とすし、結末では若い娘らに対して随分なことをやっている。こんな話だったっけ。🏔️それにしても、誰しも賛嘆する富士山の美しさを、すんなりとは受け入れない太宰の只ならぬ感受性には、恐れ入った。🏔️

    #深い

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    2025年12月26日
  • 月の立つ林で

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    12月の2025年も残すところわずかのこの時に、本書を読もうと決めていた。結果的に、その判断は間違っていなかった。この一年、わたしは心が疲れていた。一年前に思い描いた2025年のなりたい自分になれていないと感じていたのもある。
    『お天道様』は、そんなわたしの胸にすぅーっと入りこんだ。仕事納めのその日の電車内で込み上げる。目を真っ赤にしていたのだろう。ちらちらと周囲の視線を感じた。こんなに人の目が気にならない日はない。いつもより職場の人へも優しくなれた。

    「来年はもっと楽していいよ」

    そう自分につぶやいてみる。

    『ウミガメ』にある、下記の表現が気に入った。
    [人は出会うとすぐ水滴がくっつく

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    2025年12月26日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    ほんっと面白い!子育て経験者は、わかる!が多いと思う。後半はややマンネリしてたので、前半が特にオススメ

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    2025年12月26日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくの続編の位置付けだけど、2冊で1
    つの作品であり、また、2冊に分けないと意味をなさない。とても凝った構成だと思いました。
    前作は切ない場面が多く、ちょっと暗い気分になったりしたので、正月に読むのは向いてないかと思い、年末に読み切るつもりで始めたら、この作品は違う。
    何だろう、登場人物全員の輝いていて、前向きにさせてくれる。
    一気読みでした。

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    2025年12月26日
  • 五年霊組こわいもの係(13) 四十六の想い、天を翔ける。

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    ネタバレ

    佳乃ちゃん、、、!本当に素敵でした。さすが
    「闇を射抜くもの」梨崎佳乃。歴代の
    こわいもの係・「れーこ」こと麗子、
    「ちぃちゃん」こと千波、「ゆーか」こと優香、「あびぃ」ことアビゲイル、「あーたん」こと
    亜香里、「ももたん」こと桃子、「みぃちゃん」
    (レジェンド オブ レジェンド)こと美月、
    「りんりん」こと美涼、「ふーみん」こと
    神代 文、「ともとも」(レジェンド)こと友花、「はるるん」こと春。個人的には友花と春の
    恋バナが最高級でした。そして、春の名言!
    「〜の劇作家、〇〇はこう言ってるよ。
           -------------------ってね。」
    最高すぎます!

    八ヶ月後の物語も

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    2025年12月26日
  • ディリュージョン社の提供でお送りします

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    主人公森永美月のポンコツ野生児具合と探偵モードの冷静さの塩梅が良い。
    児童書作家さんなだけあって非常に読みやすい文。何年経っても好きな本。

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    2025年12月26日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    難解な原文をみごとに訳してくださったと思う。
    さまざまな作家さんの訳を読み比べたが、結末の一文はやはりこの新訳が最も好き。

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    2025年12月26日
  • 東大生はなぜコンサルを目指すのか

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    本書では、「成長」や「ポータブルスキル」をキーワードに、そもそも成長とは何か、なぜ私たちは成長に囚われるのかを問うています。時代背景やコンサル勤務者へのインタビュー、「ゆるい」職場や「ブラック」職場の実態などを通して、「成長」との向き合い方を問い直すきっかけを与えてくれる本です。

    東大生に関わらず、昨今のビジネスパーソンは「成長したい」という思いがあり、それを最短て叶えてくれる業界が「コンサル」だと本書では指摘します。

    しかし、人々が言う「成長」という定義をよくよく突き詰めていくと、結局「お金が欲しい」「安定したい」という欲望や不安の裏返しにすぎません。【終身雇用の時代は終身成長の時代へ】

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    2025年12月26日