小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレあまりにも、私の好きな小説だった。
特に「死神と藤田」が好きで、「旅路を死神」「死神対老女」も好きだった。
インタビューでは、「最初以外は全員"可"にすると決めていた」と伊坂さんが話しているけど、話によっては読んでいてもハッキリと結末が分からないものもあり、「死」を扱った暗くなることが想定できるストーリーにも関わらず光や希望のようなものが確かに存在していた。
特に「死神と藤田」では、私の大好きなバンドの大好きな曲の歌詞「いつかは終わってしまうけど少なくともそれは今じゃないぜ」が思い浮かんで、それもあってものすごく好きだと思った。
最後の「死神対老女」のラストシーンでは鳥肌が -
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やっと手元に来た予約本。ずっと心がざわざわするような感覚、面白かった!
欲望、欲求、自分の心をさらけ出す天羽カインが強烈!そこまで言う?ってほどに人に当たる口の悪さも驚き…みんなが隠したいと思っている心の中を、すべて引っ張り出して言葉にしている作者がとてもすごい。
一文を残すか残さないかで余韻が変わっていくことがわかり、編集者の大変さと難しさも分かった一方で、この一冊が出来上がったことの凄さもよくわかる!
たくさんの作家が生み出す小説のほんの一部しか読めないけど、色んな過程を通して形になった一冊をしっかり受け取って読んでいきたいという気持ちにもなった。 -
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■第1章
・主人公は結珠と果遠という2人の女の子。物語は彼女らが小学2年生の頃から始まる。
・結珠は医者の家庭で裕福な暮らしはしていたものの、特に母親との関係に問題を抱える。
・果遠はシングルマザー家庭で育ち、過激なオーガニック思考の母親の影響で周囲から色眼鏡で見られる。
・「光のとこにいてね」は果遠から結珠に伝えた台詞。
■第2章
・2人は進学した高校で再会を果たす
・名門女子校に外部の特待生として入学してきた果遠は、容姿端麗で運動神経も良く、生徒たちの憧れの対象となる。「人生全部盛り、何でも楽勝で手に入れそう」と囁かれる果遠に対して、その複雑な家庭環境を知る結珠は内心「楽勝なんかじゃない -
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自然豊かな場所に身を置き、人間関係に悩まず、自由で気ままにいられる。そんな生活いいなって、本書を読んでいて思った。
私が実家に帰った時も、地方ということもあり、山があり田んぼがあり時には白鳥や狐がいる。自然が日常になると、心身共に浄化された気持ちになる。緑ってそれくらい影響あると思う。
とにかく田村さんの懐が奥深過ぎて、裏表が無い純白な人だな〜って思った。本当にかっこいい。あ〜こんな人がいる環境で、自然に囲まれながら気ままに美味しい空気を吸って生きていけたらどんな幸せなのだろう。
私の今の心情が千鶴と重なっている部分があった。千鶴の様に死にたいとは一切思わないが、仕事で上手くいかない、人 -
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ネタバレ後半、面白かった。
しゃーないけど誰喋ってるかは少し頭使う必要あり。ハタチのこの前で浮気再現どないやねんと思ったけど安心しました。
また、組分けあるとき咲本サイド行くの不思議やったけど納得しました。
その辺踏まえて頭から読んだら、あーという部分ちょこちょこあるね。
とんでもないレベルの秘密かと思いきや、全部ありそうなレベル。あかんけど個人的にはどれも、ごめんねで済む内容。
読んだだけだと、カッパ見たかったんやろなー。って同じ結論になっちゃうな。
ラスト、この舞台は、リカちゃんはどうしてたんかな。名前載ってないしリカちゃん人形でいったのかな。
羽鳥には、新人公演のやつリメイクして一般にも理解で -
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恐らくだけど、この物語はすごく単純なんだと思う。
でも、不思議で、曖昧としていて、実体の掴めないぼやけた会話の応酬に頭がぼーっとしてきて、とても複雑な話のように錯覚してしまうんだと思った。この伊坂幸太郎を初めて読んだ人は特に。
自分も今回、恐らく3回目にはなろうかという回数を重ねて、ようやくゆっくりと、しっかりと理解できて、そして、こんなにも面白い小説だったんだと分かった。
どうしてああいう会話が思いつくのか不思議でしょうがないし、その発想力はとんでもないと思う。
全てが伏線のようでいて、でも実はそうでもなくて、どうでもいい会話のやり取りが重要だったりする。
本当に細かいところまで調べて -
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京都の方言や地名や祭りの名称など、言葉が難しいのだが、なぜかスラスラ読み進めることができた。それは物語の内容が凄く面白いからだと思う。展開が早く、作中様々な出来事が連続して起こる。読んでいてこちらまでヒヤッとする展開で面白かった。
原田マハさんの言葉遣いが綺麗で、京都についての知識も増えた。また、自分の宝物である絵と、同じく宝物である家族そして新しい命。主人公菜穂が何を犠牲にして何を取るのかという展開が気になり、早く続きを知りたいと思い読み進めていった。人生の大きな難しい選択に何度も迫られながらも、菜穂のサバサバした性格が気持ちよかった。強く生きる女性は素敵だなと感じた。一方ただひたすら一輝が -
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ネタバレ東京の空の下オムレツのにおいは流れる、に続く本作。1963年度にニホンエッセイストクラブ賞を受賞したとか。シャンソン歌手として活躍した著者は、海外生活とそこでの料理や食事をいくつかのエッセイに書き残した。本作はそのうちの一作で、初版は1963年。
著者は1952年に、フランスはパリへ訪れ、モンマルトルのナチュリストというクラブと契約を結び、そこで1年間毎晩歌い続けたという。
その後の作品も同様だが、文章のやわらかさとみずみずしさが読みやすい一方で、他人に対する観察眼や描写はなかなか鋭く感じる。カフェはキャフェ、バターはバタという表現もおなじみだ。たまの贅沢な食事はもちろん、日々のちょっとした
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