ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • この星降る天国で

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    作者様のインスタで途中まで読んでいて、本が出るのをとても楽しみにしていました。
    私にも愛鳥がいて、本当に本当に大切で大切で・・・いつかを思っては涙が止まらなくなる夜がよくあります。

    読む前からわかっていたことですが、号泣、嗚咽するほどに。
    愛鳥を思って、いつかを思って、あの子達を思って・・・涙が止まらない。
    コッコちゃんの気持ち、健気さ、飼い主さんの深い思いと絆に涙が止まらない。
    悲しいだけの涙ではないです。

    出てくるセリフも胸打つセリフ(面白いセリフも)がたくさん。
    登場人物もとっても可愛い!
    設定がすべてあったかくて・・・天国が優しく美しくて泣けて仕方がない、本当に。

    こんな世界があ

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    2026年08月07日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    切ない。紛れもない怪奇小説であると同時に、世間の普通の基準から外れた“片輪者(原文より)”への乱歩からのラブレターであるようにも感じた。

    特筆すべき点は、当時は性的倒錯者としてみなされていた同性愛者が、多面的で魅力的なキャラクターとして物語の中心人物を担うところにあると思う。

    本作には奇怪な身体的障がいを持つ人々が登場する。
    そして見た目で判別できないとしても、同性愛者は同じように嫌悪の対象だったという描写がある。

    そんな立場である諸戸が探偵役として華麗な推理を見せることで、世間の偏見との間に齟齬が生まれ、必然的に他の“片輪者”たちに対する偏見を薄れさせる。
    所謂奇形の人々が読者を恐怖さ

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    2026年08月07日
  • クリムトの盗まれた女

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    現時点で今年読んだ本の上位に来る作品だった。
    「婦人の肖像」に関する少しの事実からこれだけのフィクションが生み出されるとは!

    構成も巧みで、徐々に明かされる秘密にページを繰る手が止まらなかった。
    投資と靴磨きの少年。知っている人はニヤリとする話が初っ端から出てきて、掴みまで最高。

    海外作品であることを忘れるくらい自然な訳で読みやすい。翻訳ものが得意じゃない人もぜひ読んでみて欲しい。
    人物相関図を書きながら読むのをおすすめする。

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    2026年08月07日
  • 容疑者Xの献身

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    ネタバレ

    追悼の意を込めて読んだが、久しぶりに本で泣いてしまった。
    石神の靖子への愛が綺麗すぎる。石神の心が綺麗すぎる。
    「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」なんて文章なのか。東野圭吾天才すぎる。そりゃ泣きますよ。

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    2026年08月07日
  • エレファントヘッド

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    すごい話だった。
    最初何の話か現実なのか空想なのかわからなかったが、話の流れを理解するとよくこんな複雑なストーリーと場面転換を思いつくな、、と思うような仕掛けと伏線回収がすごくてほかの小説では感じたことの無い感覚になった。

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    2026年08月07日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    うわあああああ。
    動けないくらい苦しくて煌めいていて尊い。
    ゾワゾワする。
    読んでるというより、歌ってる。

    光の中に、溶けていたいよ。

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    2026年08月07日
  • ミッドウェー戦記(上)

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    日本敗戦の転機になったと言われるミッドウェー海戦の詳細が、筆者の丹念な取材を元に描かれている。
    大戦のなかの一つの戦いにすぎないので、映画や本でも切り取りの情報ばかりだか、上巻では立案から空母炎上までが事細かに描いてあり、点と点が線や面になって生き生きと現れてきた。
    映画ミッドウェーに唐突に出てくる映画監督も何者なのかわかってスッキリした。
    アメリカ側の作戦や行動もしっかり描けており、ベスト大尉が出てきた時は嬉しかった。
    様々な人の生の声を聞いて、今までの南雲忠一観が変わった。
    上巻のラストは多くの死者が描かれており、半分エンタメとして見ていた姿勢を正された。

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    2026年08月07日
  • ウォッチメイカーの罠

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    今作も面白い
    前振りとして複雑だと言っているので伏線として出てくる事件が全部関わってくるんだろうなと言うのは想定できるが、ラストは想定外だった
    ライムが証拠分析を超えて超人すぎてちょっとどうかと思う部分はある

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    2026年08月07日
  • ゲーテはすべてを言った

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    「Love dose not confuse everything, but mixes Goethe」
    ティーバックに書かれたこの一文から紡がれるストーリー。
    登場人物の人となりや関係性も目に浮かぶような描写の数々。
    簡単な内容ではないものの、心地よいリズム感で前のめりに読んでしまう、そんな素敵な本でした。

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    2026年08月07日
  • はくしむるち

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    ネタバレ

    舞台が沖縄というより,沖縄そのものを感じた.戦争時代と敗戦後の大伯父視点,現代の高校生ユキオ視点.壮絶ないじめあるいは暴力,弱い者へ向かうやりきれなさ.たくさん出てくる古い映画やヒーロー物が憧れや悲しみに同化し物語を支えている.そして美辞麗句で犠牲を強いる多者の圧力の恐ろしさがじわじわと迫ってきて息苦しいほどだった.

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    2026年08月07日
  • 星を編む

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    素敵な本でした。
    この方の本を読むと、『多様性』とか『ダイバーシティ』とか『優しさ』『思いやり』といったコトバが表層的な極薄な、ハリボテのように感じ、思い知らされます。

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    2026年08月07日
  • これが生活なのかしらん

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    実家暮らし、寮で暮らした寮生活の日々、友人と3人で暮らした日々、一人暮らし、恋人との二人暮らしが書かれているエッセイ集。
    全て家のことというわけではなく、何気ない日常を切り取ったものや出会いと別れ、恋の話、特別なできごと、といった色々な「生活」が詰まっていた。
    現実感があってとても好きだった。

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    2026年08月07日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    角田光代氏のエッセイ最高!
    オレンジページで20年間連載していたものを一冊に集約、いつもながらクスッと笑える言葉の数々、そうそう!と同意している自分、笑
    旅の多い角田氏らしい着眼点も楽しい

    ローカルごはんや、各地の「これなんだろう?」的料理の話、美容院移動など知らないことを知れたり、同意したり、懐かしんだり。
    食いしん坊の方々の雑誌から食の話が多いところも楽しい!
    シリアスな小説が多い方だから、楽しいエッセイとのギャップがいつもながら最高です!

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    2026年08月07日
  • みずいらず

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    青山美智子さんの本を読んでいるような、ジーンとほっこりで心和む内容でした。初読み作家さんで、映画で「正体」を観たことしかなかったので、こんな作品も書く方なんだな、と思っていたら、最後に種明かしが。シングルは実話なのかな?実話だったらいいな。
    青山さんを例にしてしまいましたが、こういう内容は女性作家さんが描かれているものを今まで多く読んできたので、知らず知らず女性目線が多かったのかもしれず、本作は男性目線で書かれていたからか、目新しく感じた。

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    2026年08月07日
  • スーツケースの半分は

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    作品を読めば読むほど好きになっていく近藤史恵さん!
    旅をしたくなるのはもちろん、自分自身が自分の気持ちを大切にするのが大事だなと思わせてくれる作品だった。

    最終話以外主人公が女性というのもあって、自分の人生に悩み不安になる気持ちにすごく共感した。
    自分自身パスポート持ってないけどやっぱり海外旅行は憧れるし、海外でも逞しく動ける女性になりたいと思った。
    高いホテル代を払ってでも丁寧に扱われたくなる気持ち、あるよね。

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    2026年08月06日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    成瀬あかり!大好き!私も弟子にしてほしい!
    みゆき!ゼゼカラでいてくれてありがとう!

    この話の世界が愛おしい。私も成瀬に会いたい。

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    2026年08月06日
  • 呼人は旅をする

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    何かを呼びよせてしまうという特異体質があるせいで2週間ごとに居場所を変えなければならない「呼人(よびと)」をめぐる連作短編集。
    自分の立ち位置と折り合いをつけて達観した人と、そのクラスメート、特異体質が判明したせいで母からうとまれ、そのことがトラウマになってしまった人、今まさに自分が呼人であることが判明してうろたえる人、呼人を支援する役所の人、男を引き寄せてしまう人と、なぜかそこに寄ってきた女の子、鳥を寄せてしまう人。

    あらゆるシチュエーションの呼人が描かれ、語り手の視点もさまざま。そうすることで、人とちがうことの不便や屈折した思い、まわりの人のとまどいや、浅薄な理解、簡単に口にされる励まし

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    2026年08月06日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    特捜部Qにハマってしまい二作目にも手を伸ばす。
    こちらもまた読み応えがあって面白かった。
    カールよりアサドがだいぶ優秀ではないか!?
    と思ってしまう。

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    2026年08月06日
  • ストーンサークルの殺人

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    これは面白かった。
    残酷な描写もあるけれど、読み応えは抜群だった
    分厚いのに、サクサクと読み進めれる翻訳と
    読み手を引き込んでいくストーリーがかなり良かった

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    2026年08月06日
  • 星を編む

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    長い人生の中で色々な事があり、皆が懸命に生きようとしている。お互いに支えあえる人に出会えた幸せ、そこに辿りつけた先に待つ幸せ、誰に何を言われようと自分たちにしか分からない幸せ。色々な葛藤の中もがいたり苦しみながらも必死に生きている強い人たち、物語の煌めき、美しさ、素敵な登場人物たちの壮大な人生を読み終えた達成感がある。

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    2026年08月06日