小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
作者様のインスタで途中まで読んでいて、本が出るのをとても楽しみにしていました。
私にも愛鳥がいて、本当に本当に大切で大切で・・・いつかを思っては涙が止まらなくなる夜がよくあります。
読む前からわかっていたことですが、号泣、嗚咽するほどに。
愛鳥を思って、いつかを思って、あの子達を思って・・・涙が止まらない。
コッコちゃんの気持ち、健気さ、飼い主さんの深い思いと絆に涙が止まらない。
悲しいだけの涙ではないです。
出てくるセリフも胸打つセリフ(面白いセリフも)がたくさん。
登場人物もとっても可愛い!
設定がすべてあったかくて・・・天国が優しく美しくて泣けて仕方がない、本当に。
こんな世界があ -
Posted by ブクログ
切ない。紛れもない怪奇小説であると同時に、世間の普通の基準から外れた“片輪者(原文より)”への乱歩からのラブレターであるようにも感じた。
特筆すべき点は、当時は性的倒錯者としてみなされていた同性愛者が、多面的で魅力的なキャラクターとして物語の中心人物を担うところにあると思う。
本作には奇怪な身体的障がいを持つ人々が登場する。
そして見た目で判別できないとしても、同性愛者は同じように嫌悪の対象だったという描写がある。
そんな立場である諸戸が探偵役として華麗な推理を見せることで、世間の偏見との間に齟齬が生まれ、必然的に他の“片輪者”たちに対する偏見を薄れさせる。
所謂奇形の人々が読者を恐怖さ -
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Posted by ブクログ
日本敗戦の転機になったと言われるミッドウェー海戦の詳細が、筆者の丹念な取材を元に描かれている。
大戦のなかの一つの戦いにすぎないので、映画や本でも切り取りの情報ばかりだか、上巻では立案から空母炎上までが事細かに描いてあり、点と点が線や面になって生き生きと現れてきた。
映画ミッドウェーに唐突に出てくる映画監督も何者なのかわかってスッキリした。
アメリカ側の作戦や行動もしっかり描けており、ベスト大尉が出てきた時は嬉しかった。
様々な人の生の声を聞いて、今までの南雲忠一観が変わった。
上巻のラストは多くの死者が描かれており、半分エンタメとして見ていた姿勢を正された。 -
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Posted by ブクログ
何かを呼びよせてしまうという特異体質があるせいで2週間ごとに居場所を変えなければならない「呼人(よびと)」をめぐる連作短編集。
自分の立ち位置と折り合いをつけて達観した人と、そのクラスメート、特異体質が判明したせいで母からうとまれ、そのことがトラウマになってしまった人、今まさに自分が呼人であることが判明してうろたえる人、呼人を支援する役所の人、男を引き寄せてしまう人と、なぜかそこに寄ってきた女の子、鳥を寄せてしまう人。
あらゆるシチュエーションの呼人が描かれ、語り手の視点もさまざま。そうすることで、人とちがうことの不便や屈折した思い、まわりの人のとまどいや、浅薄な理解、簡単に口にされる励まし -
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