小説・文芸の高評価レビュー
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大きな戦の後片付け回(たぶん違う)
林冲と秦明好きさんは見逃せない回ではないかと(あらすじとは?)
秦明のくだりがラブコメっぽくて好き!楊令も思ってたんかーい!笑
馳星周氏の解説がまた良き。パワーワード連発で個人的にツボすぎる……ッ!
もうね……ラストがすごくてさ……いやもう……
鄧飛と楊林の会話がめちゃくちゃ良くてさ……「正しいことなんてよ、人の数だけこの世にあるんだ」(p368)で泣いたよあたしゃ……。
とか思っていたら、扈三娘!晁蓋との会話!こちらはギャグかな?みたいなやり取りするし!振れ幅がすごくて最高
解珍と秦明のやりとりも好きだし、王英のエピソードもカッコいいし、魯達の立ち居 -
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ネタバレホラーではない。これは「恐怖」「怖い」についての物語。ストーリーは単純。視点人物である女性が、同棲しているパートナーを置いて、最近亡くなった(会ったこともない)曾祖母の住んでいた限界集落(と思しき)岡山の山村へ、相続関係の手続きの一環として赴くというだけ。章立てもなく(時間が飛ぶところはあるが)、視点人物の見聞きした物事、思考、他の登場人物との会話が延々と続き、特別事件や怪異は起こらないまま300頁以上進む。件の集落、別段因習もオカルトめいた秘密といった横溝正史的要素は何もなく、集落へ至る途中の心霊スポットとされる隧道も怪異とは全く関係ない。かといって退屈かというとそういうわけではなく、会話や
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一気読みしてしまった。
どうにも止まらなかった。
冒頭から主人公であるはずの弁護士がなぜか死体を運ぶところから始まる。
どうやって死体を処理しようか考えている。
しかも「死体に触れるのは、これが二度目だった」と。
まさかの前科持ち。もしくは現役の殺し屋兼弁護士なのか?
いきなり混乱する状況下で、国選弁護人として殺人事件の弁護をするためにの調査から物語が展開していく。
最高裁裁判のシーンからラストまでの逆転に次ぐ逆転劇は、本当に息をするのも忘れてしまうくらいの怒涛の展開だった。
人の思い込み、偏見、差別。
最後は何だかいろいろと考えさせられもしました。 -
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○本のタイトル『グラスホッパー』
○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
○『殺し屋』シリーズ 1作目!
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○感想
復讐を誓う元教師の鈴木を主人公に、自殺を強要する鯨(クジラ)とナイフの達人・蝉(セミ)の視点で進んでいく。
初めの部分では、それぞれの殺し屋の仕事の様子が細かく描かれ、容赦ない残酷さの中に精神的な恐怖が漂っている。
殺し屋は依頼された仕事を感情に惑わされずに冷静にこなし、ターゲットに対して恨みや私情を持たない。
その結果、仕事に関連する感情が気にならず、重くのしかかることがない。
こうした要素のおかげで、ストーリーをスムーズかつ快適に楽し -
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ネタバレ今回の読書体験は、マジックをタネや仕掛けが気になりつつもエンターテイメントとして楽しむ自分にとっては非常に楽しいひとときでした。
結末を知ると、大切なことは誰がやったのかという犯人探しではないような気がします。なぜやったのかと言う動機も、人が理解をしたいがために知りたくなるものだと言うような事が書かれていますが、まさにその通り。
マジックのトリック自体は非常にシンプルだし、ストーリー展開も非常に面白い。
でも最後まで読んでしまうと、結末を知りたかったような知らなくても良かったような、そんな気持ちになりました。勿論、知らないままだったらモヤモヤしただろうが、知らないほうがいい事、知らなくてもいい -
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「戦争トラウマ」とは、戦争や紛争の加害と被害、空襲体験や避難生活など、「いのちの危険を強く感じる出来事」によって、心に深い傷を負うことを言う。これまでの日本では、被爆や空襲などの被害の歴史に目を向けてきたが、戦争トラウマにはほとんど関心が払われてこなかったのではないか。
本書は、元日本兵の過酷な戦争体験によるトラウマだけではなく、沖縄戦、原爆、東京大空襲など、一般市民の戦争の被害と加害の多様な聞き取り調査を重層的に検証する。政府や上官による秘匿命令や自己抑止など、抑圧された加害や被害に苦しみは、無気力、飲酒と家庭内暴力(DV)、性虐待(近親性交)など心身に深刻な影響及ぼし、世代間連鎖してい -
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1940年代前半のアメリカ史におけるifを描いた、歴史改変小説と言える作品。F.ローズヴェルトやリンドバーグといった実在の人物たちに、フィクションとして新たな役割が与えられ、彼らの行動が「あり得たかもしれない」歴史となるように巧みな計算のもと物語が作られている。(巻末には彼らの実際の年譜も収録されていて、物語との違いを見比べるのも興味深い。)
その中で何より引き込まれるのは、ユダヤ人迫害の中で翻弄されるロス一家の姿である。小説は少年ロスの視点で語られていて、平穏だった彼らの日常がいとも簡単に崩れ去る様が描かれる。政治的な対立が家族の間に亀裂を生み、やがて自分たちが差別や迫害の対象となっていくこ
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