ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    愛情深いと思っていたママが束縛と感情の起伏の激しい女性であった、とか冷淡だと思っていたお母さんが宙のことを愛そうとしていたりとか、宙の同級生の子が、相手が思い通りの人でなかったらショックだと言っていたり、人にはいろんな面があるのにそのときの自分にとって都合のいいバイアスで相手を判断してしまうことに注意を促しているように感じた。

    家族なのに(家族だから?)みんな不器用で言葉が足らなくて、でもそれぞれに愛情だったりはあって、すごくリアルだなと感じた。

    ママとお母さんか登場するけどどちらの母親も何かがあって何かが足りない。普通のお母さんがよかった、というセリフが何度か登場する。母親になる人物も1

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    2026年03月18日
  • 中原の虹(3)

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    宣統帝溥儀が退位し、ついに清国が滅びた。

    中華民国、旧清国、東北勢力の三竦みの構造の中、どの勢力がどのように台頭していくのか楽しみ。

    クライマックスまで、気が抜けない。

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    2026年03月18日
  • 瞬きすら許さない

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    人工知能による情報処理の無機質な描写がありつつ、ハードボイルドな警視正と対立と交流を深めていく
    映像化して欲しい

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    2026年03月18日
  • ファラオの密室

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    第22回このミステリーがすごい大賞受賞作。自然にエジプトの世界に入り込める力作。素晴らしかったです。

    アメンホテップ4世は他のすべての神々を否定して、アメン神を崇め、アクエンアテンと改名したが、アクエンアテンは死んだ。

    王墓は生前より作られていたが、上級神官書記だったセティは王墓の盗掘をしやすいようにと花崗岩からすり替えられた柔らかい砂岩の崩落に巻き込まれて死んだ。のみならずセティはナイフで胸を突かれていた。
    心臓の一部と殺された時の記憶が欠損しているために、冥界から戻されて心臓の欠陥部を探してくるように命じられた。

    現世に戻ると半年が経っていた。ミイラを作った親友と神官の言では、5日前

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    2026年03月18日
  • わたしたちが光の速さで進めないなら

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    めちゃくちゃ面白かった。

    SF短編集なのですが、個人的には「館内紛失」が一番すき。
    母娘関係を題材するとどうしても暗くて重たくなるんですよね。なぜなら、してもらえなかったことに言及せざるを得ないから。
    それをここまでやさしく汲み上げたのはすごいなと思った。

    どの作品もあたたかな読後感が素敵。

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    2026年03月18日
  • 願わくば海の底で

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    当たり前が壊れるのは簡単だといういうことがわかりました。いなくなってから知りたくなった。後悔のないよう生きていきたいと思いました。

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    2026年03月18日
  • 浮雲

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    ネタバレ

    4分の1まで読み進めた時点で、「不倫話としてあるあるな話だな」と話の展開にどん詰まり感を感じながらも、この先物語はどう転じていくのだろうと気になってしまい読み進めてしまった。

    富岡がクズすぎる。クズすぎると思えるくらい富岡の心情変化が丁寧に描かれていた。
    富岡と関係を持った女は誰一人として幸せにならず死を迎える。ただ、ゆき子が富岡と心中しなくてよかった。なぜ男は自分の世界を終わらせる方法を、女を殺すことで果たそうとするのだろう。女を己の死の道具にするのだろう。
    ぜひ富岡には、すべての女に死なれ置いていかれ、虚しさの中で生き長らえて老いていってもらいたいと思った。

    このクズさは、敗戦直後の虚

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    2026年03月18日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった。岡田、後半全然出てこないのにどんどん好きになっちゃってるよ。サキさんが岡田っていうの最高。毒島さんが人を生かしてるのは意外すぎるけど、第一章で岡田は甘いものに目覚めるし、サキは早坂さんちの娘の名前だし、これはもうハッピーエンドに決まってる。

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    2026年03月18日
  • 消費される階級

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    著者と同世代ゆえか、内容・切り口、ひとつひとつに頷かされてしまいます。著者の文章の文末表現には、何冊読んでもいまだに慣れませんが、それでもついつい手に取り、読んでしまうのは、著者独特の視点に惹かれるからなのだろうと自己分析しています。

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    2026年03月18日
  • すべてが円くなるように

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    予約して楽しみに待っていたマハさん新刊。
    届いて待ちきれず読み切ってしまった。
    140頁程の単行本なので小一時間で読み終わるのが
    残念な程でした。タイトル通りの真珠に纏わる
    エトセトラ的な短編集で、いつも通りの
    優しいマハさんの文章に魅了されたまま
    終わりました。
    飾っておきたくなる装丁もさることながら
    素敵な1冊でした。

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    2026年03月18日
  • 蛍たちの祈り

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    町田そのこ作品そのもの。
    親に恵まれなかった中学生の男女二人が、蛍を前にお互いの秘密を胸にする。そこからすべての物語が始まる。
    各章でそれぞれの境遇に悩み苦しむ登場人物が、蛍の小さくわずかな光に導かれるように前に進もうとする。
    そして、最後に導かれた登場人物たちが繋がっていき、優しさとは、親とは、繋がりとは、家族とは何なのかと感じ心に優しい光が灯されるような作品。
    読むことが苦しくなる背景や描写も多いが、最後には必ず優しさでほっこり包み込んでくれる町田そのこ作品は安心して楽しめる作品だ。

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    2026年03月18日
  • 探偵チームKZ事件ノート 美少年カフェは知っている

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    ネタバレ

    私的にはとーっても悠飛が好きです❤️
    悠飛が、今回告ったシーンがとっても好きでした
    藤本先生、悠飛が活躍する本、もっと書いてください!!

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    2026年03月18日
  • ノーサイド・ゲーム

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    ラグビー好きにはたまらない一冊です。
    日本で行われたラグビーW杯の前に発売されたタイミングも素晴らしかったですし、この本でラグビーファンになった方も多いと思います。
    ドラマも観ましたが、ドラマも同じくらい良かったです。
    ルーズベルトゲームとカブる部分ははありますが、それでも十分楽しめました。
    2、3枚目は府中に遊びに行った時に、ドラマの役者さんたちの色紙があったので、思わず撮りました。
    4枚目はW杯日本対サモアの試合を観に行った時の写真です。

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    2026年03月18日
  • ガニメデの優しい巨人

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    「星を継ぐもの」の驚きの余韻を引きずりつつ、シリーズ第二部。
    ガニメデの氷に埋もれて発見されたガニメアンの宇宙船、それを前に侃々諤々の科学者たち。ここからまた真相を探っていくのかと思いきや…
    なんとここにガニメアンご本人登場。急なファーストコンタクトパート突入で、ここからは俄然勢いがついちゃう。

    かなり進んでるガニメアンの技術・AIゾラックのおかげで、意思疎通がスルッスルに進んでストレスなし。
    争いという概念をもたないガニメアン。なかなか「戦争」「武器」等を理解できず、結局「頭がどうかしちゃったんか」でムリヤリ納得するところ、争いの絶えない地球の民としてはなんとも微妙な気分です。

    ガニメア

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    2026年03月18日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    戦国時代末期の石見銀山で生きるウメの苦悩に満ちた生涯。
    銀山で働く銀掘りの男たちの過酷な生き様。

    400年以上も前の石見銀山の生活や山の風景が生き生きと描き出され、目の前に広がるように見える描写が本当に素晴らしいなと思いました。

    生活のために、銀を掘り、命と引き換えに生きた人々、支えた家族。
    運命に抗えない重苦しい哀しさが読んでいてつらかったです。
    今は世界遺産となった石見銀山。
    そこには数えきれないくらいの病と哀しみがあったことを知りました。

    いつか石見銀山に行きたいです。

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    2026年03月18日
  • かがみの孤城 下

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    「かがみの孤城」

    様々な理由で学校での居場所をなくした子供たちが、不思議な城に集められる。城の中にある鍵を見つけられれば願いが叶うらしい。

    めちゃめちゃ刺さりました( * ॑꒳ ॑*)
    後半は涙腺が崩壊します

    感情移入がヤバかった。
    子供時代に多かれ少なかれ似たような経験をした人は、彼ら彼女らの苦しみや辛さが痛いほどに伝わるのでは。そしてだからこそ下巻での絶望感や期待感に引き込まれました。

    ファンタジーっぽいけどミステリ?

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    2026年03月18日
  • 蒼穹の昴(4)

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    単行本で読んだ作品を2年ぶりに再読。文庫本は解説もあっていい。忘れている部分も多いが、大まかな流れは分かっているはずなのに、やっぱり感動。

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    2026年03月18日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠、出産、育児、を経験したことがなく、将来的に子供が欲しい(授かれたらいいな程度)と考えている私の率直な感想。
    こ、怖すぎる。
    世のお母さんたち凄すぎるって。
    自分には無理なんじゃないか。
    という不安な気持ちと
    私がいまこうして存在していることって
    当たり前なことではないんだな。母って偉大!
    という尊敬の気持ちになりました。
    かなりリアルに書かれてるからこそいい。
    今後、妊娠したタイミングや出産したタイミング、子育て中などのタイミングで読み返すと、きっと今と違う読み方ができるんだろうな〜
    と今から楽しみでもあります。
    読書初心者の私からするとページ数が多いのと、感情移入しすぎてしまい、読むの

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    2026年03月18日
  • 海嶺(上)

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    すごい物語です。平穏な日常を経ての前途洋々の船出、嵐に翻弄される恐怖の船上、永遠に続く苦しい漂流、陸地が見えた歓喜と苦難の道のりを予感させる上陸と、展開や描写が素晴らしく一気に読まされました。とても印象深かった同じく実話を基にした吉村さんの「漂流」を思い出しました。海の漂流から次は世界を漂流することとなるのでしょうか。楽しみです。

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    2026年03月18日
  • 三浦綾子 電子全集 海嶺(上)

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    すごい物語です。平穏な日常を経ての前途洋々の船出、嵐に翻弄される恐怖の船上、永遠に続く苦しい漂流、陸地が見えた歓喜と苦難の道のりを予感させる上陸と、展開や描写が素晴らしく一気に読まされました。とても印象深かった同じく実話を基にした吉村さんの「漂流」を思い出しました。海の漂流から次は世界を漂流することとなるのでしょうか。楽しみです。

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    2026年03月18日