小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
《人は人との関わりの中で成長していく》
「あと少し、もう少し」のスピンオフ。
以前「あと少し、もう少し」を読んだ時に、みなさまのレビューとコメント欄で教えて頂いた作品です✧*。
その節はありがとうございました♡
今年の新潮文庫の100冊には選ばれていなかったのですが、無事GETしてきました(σ´∀`)σゲッツ!!
タイトルに「夏」が入ってるので夏の間に読みたくて!なんとか滑り込めました⊂('ω'⊂ )))Σ≡
金髪にピアスでふらふらしている俺が先輩の子どもの面倒をみる羽目に。何とかひと夏を乗り切ろうとする16歳の出会いと別れの物語。
これは良すぎた…!
夏の空気と -
Posted by ブクログ
ネタバレ小川洋子先生の不思議な世界観に取り込まれたくて読んだ。
物語2つとも好きだったが、解説が良かった。
身体感覚が薄れていくからこそ、身体感覚を使い切りたいと思った。
『薬指の標本』
千早茜先生の「透明な夜の香り」が好きだったので、調香師→標本制作になったこと以外は似ている部分も多かった。
雇われる女性はもはや「支配」されたくて、だからこそ生まれる「独占欲」。
千早先生は香るくらい徐々にだが、小川洋子先生は澱むくらい。途中目を覚まして!と思っている自分がいつつも、彼女が望んでいることならいいのかと考えていた。
とくに浴槽の底で寝そべるシーンが印象的。
『六角形の小部屋』
元彼との別れの苛立って -
Posted by ブクログ
最近読んだ同じ著者の『空芯手帳』より、私的にはだいぶわかりやすいし面白く感じた!
不眠の描写も、形だけの働き方改革でよりしんどく非人間的な労働環境となっているフルリモートの職場も、微妙に理解が足りないけれど世間的に見たら優しい夫も、読んでいて苦しくなるほどリアル。
仕事のせいでプライベートが侵食され、誰も本気では心配してくれない状況の中で「賢いふりをしながらインスタントな手段を取り続け、ご自身を少しずつ弱らせている」社会人として、この小説が刺さる人は多いのでは。
どんどん技術は進歩し、本来なら働くのは昔より格段に楽になっているはずなのに、どうしても問題は生まれ続けるのだなあ、人の世の悩みは絶え -
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暗い。とにかく暗い。でも今まで読んだ小説の中で一番好きな本。こんな愛の形があるのかと。
途中でレビューを軽く読んでいたら図らずも二人の関係を知ってしまい、悲しく、暗く続く話を読みながらどのように収束するのだろうと考えていましたが・・・
最後の展開には全くついていけず、「えっ・・・?!」と心にぽっかり大きな穴が開きました。
ちょっと、唐突すぎて切なすぎる。雪穂の最後の一言、よく言えたな。普通だったら泣き崩れてしまうだろう。
二人の直接的な接触や言動がなく想像するしかないのに、ここまで感情移入させてしまう書き方がすごい。
でも幻夜を読むと、ただのしたたかな女、と映ってしまっていて残念です。白夜 -
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ひょんなことから婚活パーティーを運営する会社を手伝うことになった主人公(40歳男性 独身)
最初は主人公同様
婚活??ってところからスタートするのに
最後の章の手前辺りからは
もうずっと、婚活パーティーを運営する
ドリームプランニングハピネスを応援して
ずっと、ほっこりあたたかくうれしいたのしいの連続
さすが成瀬を産み出した宮島先生
池田さんが登場した辺りからの
物語のこの転調とも呼べる文章のリズム感が楽しすぎる。
こういう書き方が出来る作者は他にいないと思う
あまりにも楽しすぎた。
もし僕が婚活パーティーに行くことがあれば
好きなタイプのプロフィールの欄には
『宮島未奈先生の作 -
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いやぁ、映画って本当にいいもんですね。
大好きな映画作品のこと、ままならない人生や家族が少しずつ立ち直っていくこと…序盤からかなり泣かされ、終盤もかなり泣き、片桐はいりさんの解説にもほろりとさせられた素晴らしい作品だった。
私は決して映画人と名乗るほどたくさんの映画は観ていないけれど、物語のキーとなる『ニュー・シネマ・パラダイス』や『フィールド・オブ・ドリームズ』は大好きな名作。ゴウちゃんの感想に頷いたり、ローズ・バッドの反論になるほどと思わされたり、とても楽しくブログ『キネマの神様』を読ませてもらった。
物語を最後まで読んで、表紙に小さく書いてあった副題に初めて気付き、また泣いた。
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ラジオ×主人公の人生ドラマが覗ける短編集。
私もラジオが大好きで、悩みが多くて眠れない夜も、仕事に追い込まれてるピンチの時も、憂鬱な通勤時にも色んな場面で耳から聴こえるおしゃべりに助けられてきた。
会ったことないラジオパーソナリティの日常の何気ない出来事をきけて孤独な時間を楽しめたり、自分の知らない知識や世界を想像してワクワクしながら現実逃避できる感覚が好きなんだよなぁって改めてラジオの良さをしみじみ噛み締めた。
この感覚は読書も一緒なんだよね。
作中では、流産をした心の傷を家族や周りの誰にも頼らず1人で抱えつづける時、人生を変えようとマレーシアに来たもののうまくいかなかった時、不妊治療 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回の二作で一番残ったのは、ラストを読んだあとに、最初から読み直したくなる作りだった。
『夏と花火と私の死体』は、読んでいる最中は、「見つかるんじゃないか」という具体的な緊張感がずっと続いていて、それだけでもかなり読ませる。そこからラストで一気にひっくり返される。
読み終わってから振り返ると、「あの冷蔵庫って死体を入れてたのか」「連続誘拐犯、お前だったのか」と、それまで何気なく読んでいた場面の意味が変わってくる。だから結末を知った状態でもう一度確認したくなる。
「優子」はまた別のドキドキがあった。こちらは「次に何が出てくるのか分からない」という不穏さが強い。今見えているものをそのまま信用してい
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