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とっても読みやすくて一晩で完読!早坂先生の患者さんとの関わり方や、いろんな患者さんの色々な人生を見られて面白かったと思う。そしてやっぱり人はいつ急にどんな理由で病に侵されて亡くなるか分からない。自分はもし過去に戻れるとしたらいつに戻るだろう。後悔のないように今を生きたい。
Posted by ブクログ 2024年01月10日
間違えて希望病棟を先に読んでしまったw
でも、正解だったかもw
同じ聴診器から聞こえてくる患者の声に過去に遡り後悔していたことを改めて歩んでみる。
今の人生で幸せだったと感じて人生を終えるってそれはそれで幸せだ。
みんなあの時間違った人生の帰路を後悔するが全てあの判断があったら今がある幸せも噛み締め...続きを読むなくちゃいけないんだなって改めて感じる。
特に第二章のファミリーは家族を持つ人たちに読んでもらいたい
Posted by ブクログ 2023年09月01日
33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の”後悔”が聞こえてくるのだ。
あのとき違う道を選んでいたら・・・死を目前に救われる人も居る...続きを読むだろうなぁ~と。唯一妻が亡くなったら娘が自分の面倒を見るのが当然のじいさんは・・・
他人事ではなかった。
Posted by ブクログ 2024年03月08日
**「過去に戻れる聴診器と開かれる人生」**
「後悔病棟」は、患者の心の声を聞き、後悔に満ちた過去へと彼らを導く不思議な力を持つ聴診器を中心に展開するヒューマン・ドラマです。主人公の早坂ルミ子医師は、この聴診器を使って患者たちが自らの「もうひとつの人生」を見つめ直す旅に出ます。家族、夢、結婚、友情...続きを読むといったテーマを通じて、人生の価値や選択の重要性を問う物語が展開されます。
各患者のエピソードは、日々の生活の中で忘れがちな時間の大切さや、人生の脆さ、そして変えられない過去とどう向き合うかという普遍的な問題を浮かび上がらせます。「tomorrow never knows」――明日がどうなるか誰にもわからないというメッセージを通じて、読者に日常を大切にし、後悔のない選択をすることの重要性を伝えます。
この作品は、多くの女性から支持を受ける著者が描く、深い感動と共感を呼ぶヒューマン・ドラマです。過去への後悔と向き合い、それを乗り越えていく人々の物語は、私たちに時間と日々を大切にすることの大切さを教えてくれます。
Posted by ブクログ 2024年02月14日
「あの時ああしておけば....」という後悔は、誰しも一度は経験があると思う。それを疑似体験させてくれる不思議な聴診器。
後悔している過去をやり直してみて「今の人生で良かった」となるのか「やっぱりあっちの方が良かった...」となるのか。
Posted by ブクログ 2024年02月11日
患者の気持ちがわかる聴診器、患者の意識の中に現れる過去に戻れるドア。
余命を知り、やり直したい過去に戻り、やり直してみた人生を知る。
その結果、今の自分の人生で良かったと思う、というようなお話。
読みやすかったが、個々のエピソードがつながるわけではないのね。
Posted by ブクログ 2024年02月01日
1話完結?の短編だからサクッと読めて隙間時間にちょうどいい。設定はあり得ないけどそれぞれのストーリーが決してハッピーエンドじゃないあたりリアルで面白かった。
全体的に、女って怖いなって印象w
特にmarriageの最後はゾッとした。
Posted by ブクログ 2024年01月27日
インスタでのおススメを見て読んでみました。
末期がん患者を受け持つ医師の早坂ルミ子が主人公。彼女は他者との関わりが苦手で、患者にも配慮のない言葉を口にしてしまう失敗続きの日々。
そんなある日、胸に当てると心の声が聞こえる不思議な聴診器を拾う。患者の本心に耳を傾け、後悔のない穏やかな最期に導くべく...続きを読む努力する。
面白くて一気に読んでしまった。家事そっちのけで・・・。コミュニケーションっていつ学ぶんだろ。小さいうちにたくさん失敗出来ると良いのかな。
岩清水苦手って思ってたけど、、、私も鈍感。
Posted by ブクログ 2024年01月23日
末期のがん患者の人生の後悔を魔法の聴診器を使ってやり直させてくれる話。
人生は選択の繰り返しだから、いいこともあるし、悪いこともある。人の人生を一緒に振り返っている感じで、そこまで暗くなく、読み終えた。
Posted by ブクログ 2023年12月31日
Audibleで聴了。
それぞれの末期がん患者が思う”if”
死が迫る中で、思い出すかのようにもし・・・
と頭で考えてしまうのかな。
もし芸能界デビューしてたら、
もし家族みんなが仲が良かったら、
もし娘が結婚していたら、
もし自分があの時の罪をかぶっていたら・・・。
良かったこともあるし、前...続きを読むに進んだこともあるし
しなくてよかったこともあった。
しかも、それを診るのが患者の気持ちが分からないと言われている女医。
でも逆にここまでリアルにもしもを見せられてしまったら、
気持ちが分からない=まっさらな気持ちでその人を診れる
ってことなんじゃないかなーと思った。
Posted by ブクログ 2023年12月21日
患者の気持ちがわからないと言われている医師の早坂ルミ子が、ある日病院の中庭で拾った聴診器を使うようになり、死期の迫った患者の後悔を取り除くというストーリー。
その聴診器を当てると、患者の考えていることがわかるだけでなく、患者自身も過去への扉を開けて、今後悔していることをやる直すべくもう一つの人生を追...続きを読む体験できる。その結果、患者はやはりこの人生でよかったのだと納得し、心穏やかに死を迎える。
4章からなり、それぞれ別の患者を描くものの、後半は少しマンネリ気味だと感じる。
人間誰しも後悔したり、あのときこうしていたらどうなっていただろう、と思うことはある。最期に自分の選択が間違ってなかったと感じられれば、かなり気持ちは楽になるんだろうと思う。
自分は最期に何を思うだろう? 後悔も執着もなく死ねるように、生きたいものだ。
Posted by ブクログ 2023年12月15日
聴診器ひとつで、過去の自分と対面とは。。。
ぐーっとひきこまれて、後悔病棟、絶妙なネーミングと妙に納得。人生やり残したことが必ずしもよい選択だったか実際に体験するといったのが興味深かった。続編の希望病棟、今度はどんなドキドキが待ち受けているのだろう。楽しみ。
Posted by ブクログ 2023年12月15日
過去に戻ってやり直せたら…と思うことはあるけど戻ってやり直したことが今より幸せな結果になるかは…と考えてさせられた。主人公の人柄にどんどん色がついていくような感じが好きでした。
テンポも良くて読みやすかった!
Posted by ブクログ 2023年12月14日
人生の最期、後悔していることをやり直してみる。
誰しも後悔しないことなんてないと思いますが、もしこっちの道を歩んでいたら……っと考えたこともありますね。
四人の人生が描かれていて面白かったです。
Posted by ブクログ 2023年10月30日
余命わずかの患者の思いがわからず、患者さんが怒ってしまうような発言をしてしまう医師の元に突然現れた不思議な聴診器。
余命わずかな患者さんの後悔に思いを寄せ、体は末期患者のままだが、空想の中でもう一度過去をやり直す機会を与えてくれるその聴診器。
やはり、今の現実で良かったと思えることがほとんどだが、今...続きを読むとは別の選択をしていたら自分の人生はどんなものになっていたのだろうかと興味が湧いた。
希望病棟も読んでみたい!
Posted by ブクログ 2023年10月13日
垣谷美雨さん5作品目。
垣谷美雨さんの話は読後感がよく、ドロドロしすぎることもないので気軽に読みやすい。
自分が今死ぬなら、今の自分は幸せなので、やり直したいとは思いません。
でも、この話を読んで、もしやり直すとするならば、高校生かなとも思いました。高校生の時にもっと本気で勉強していたら一体ど...続きを読むんな人生になっただろう。
自分が死ぬ時に、この話の登場人物のような大きな後悔がないように生きたいと思います。
Posted by ブクログ 2023年09月17日
おもしろかった
この世を去る時に
何の後悔もない人は少ないだろう
あったかも知れないもうひとつの人生を想像することは誰もが経験していると思う
やり直してもやり直さなかったとしても
いいところもそうではないところもあるだろうから
この人生でなかなかよかったと思って最期を迎えられるように生きていき...続きを読むたい
Posted by ブクログ 2023年09月06日
ずっと気になっていた本
後悔している事をやり直すという話だが、
第3章は、やり直しても、
現実とは違う結果になって
以前の選択に本人も納得できたのでは。
続編では主人公がバトンタッチしそうですが
想定外でした。
Posted by ブクログ 2023年08月13日
神田川病院に勤務する医師の早坂 ルミ子。
多くの末期がん患者を診ているが、中々患者の気持ちに寄り添えない日々に悩む毎日。
ある日、病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。
それは、患者の心の声が聞こえて、患者と一緒に過去に戻って体験できる不思議なモノ。
四つの患者の物語。
・dream
・family...続きを読む
・marriage
・friend
女優の母の反対のため、芸能界入りを諦めた娘。30を過ぎてもあの時の男性が忘れられず、鬱々とした独身の日々。
あの時、自分が結婚に反対していなければ、娘は幸せになれたのか?
もう一つの人生は、どんな道を歩むのか?
それぞれ味わい深い4篇です。
やり直した人生が、思っていた内容と異なったのは、中々難しいですね。
人は一本の道しか歩めない。ならば、悔いなきよう、その道を精一杯生きるしかないですね。
作者の声が、聞こえてくる様な気がします。
Posted by ブクログ 2024年04月01日
過去の後悔を聴診器を通じて実際に、その後どうなっていたのかを体験できる。
ファンタジーっぽいけど、現実は思い通りにいかず、今の人生が良かったと思わせるのは現実的だったと思う。
読みやすい作品。
Posted by ブクログ 2024年01月20日
患者の気持ちがわからないと言われ悩む女医早坂ルミ子は患者の心の声が聞こえる不思議な聴診器を手に入れる。
余命宣告をされた患者さん達の後悔を聞いて人生をやり直す手助けを始める。
過去をやり直せたら…誰しもが思う願望。
実際振り返ってみたら意外な気づきがある。
今を大切に、ということが言いたいのかな。
Posted by ブクログ 2024年01月08日
末期がん患者が入院する病院で、医師として働く30代のルミ子。
「空気が読めない」「患者に失礼ないことを言う」と言われていて、患者からも看護師たちからも評判が悪い。
あるとき、病院の敷地で聴診器が落ちているのを見つけた。その聴診器を患者の胸に当てると、患者の心の声、記憶を聞くことができるのだ!
死を前...続きを読むにして、人生の後悔が残る患者たち。
芸能界デビューすればよかった。
仕事ばかりせず子育てもすればよかった。
娘の結婚を反対しなければよかった。
自分が罪をかぶればよかった。・・・
選ばなかった人生を選んだら、どうなっていたのか?
人の思っていることがわかるというと、下世話な好奇心を満たしたくなる気がするけど、その点ルミ子はどうだったのだろうか。
ルミ子は、患者が人生の後悔を残さずに安らかに死ねることを一番に考えていたのは本当だと思う。好奇心もあっただろうとは思うけど・・・優しい医師だと思った。
思いがけずガンからサバイブした患者について、なんか生き残ってがっかりしているような?そんなことないか。
ラストでは、小学生の時に別れた実父と聴診器なしに心を通わせることができ、聴診器はもう必要ないと思えたのだろう。
でも、私ならお守り的に持っておきたいけど・・・笑。
聴診器は、ルミ子より空気が読めない摩周湖に渡り、これからこの病院はどうなるのだろうか。
Posted by ブクログ 2024年01月05日
ん~まぁ~、、、
魔法の聴診器で心も治療する女医さんのお話。
自分は?って考えると特に後悔していることなくて人生をやりなしたいと思ってないので、良い人生歩めてるやん!って改めて思えました。まぁ~死ぬ時ってどんなんやろなぁ~なんて
Posted by ブクログ 2023年12月07日
死を目前にした患者たちの過去に遡ってやり直す。あの時こうしておけば良かったという話もあれば、今の生き方の方が幸せだったとわかる話もあり、考えさせられる。
Posted by ブクログ 2023年10月29日
美人だけど不器用で可愛げがなく、女たらしの父のせいで男性不信気味なルミ子。
「あ、コイツルミ子の事が好きだな。ラストでくっつくな」ってわかりやすいイケメン、岩清水。
香織というルミ子と岩清水の仲をからかいつつも時に真剣に後押ししてくれる都合の良いキャラクター。
摩周湖とかいう当て馬…
垣谷先生の...続きを読む作品は前半は重々しいのに後半で事態が好転しまくってハッピーになる。
今回はあくまで患者メインの物語だが、それでも都合の良い展開にお腹いっぱい。昭和のラブコメを見せつけられてるようで読んでて辛かった。一番面白かったのは娘の結婚を反対したのを後悔してる婦人の話かな。
ルミ子に当たりが強かった看護師が「苦労知らずのお嬢さんかと思ってました、すみません」とか謝ってきたのは流石に失礼じゃないかなって思った笑
Posted by ブクログ 2023年10月18日
読み始めてすぐにこれはファンタジー要素強め内容だったら自分にはちょっと向いてないかもと思ったけれど内容は極めてリアルというか選ばなかった人生を体験できる、というようなもので誰しもが考えることでまして癌宣告を受けて余命わずかと知ればその思いも強いはずだ。その体験をして安らかに死んでいけるのであればある...続きを読む意味、良いことをしたとも思える。ルミ子自身も医師として成長できたはず。成長できたからこそ聴診器を後輩に託す決断も自然とできたのだろう。自分なら手放したくないけれど!
Posted by ブクログ 2023年10月09日
「もしあの時、別の選択をしていたら…」ということは、誰でも一つくらいはあるものだろう。
今生きている現実が自分の人生。別の選択をしたからといって、その方がよかったなどということは決してない。自分の選択をよいものにするのは自分次第。
現実にはあり得ない設定から、そんな事を気づかせてくれるお話。
Posted by ブクログ 2023年08月31日
フォローしている方の「希望病棟」のレビューを見て興味を惹かれ、シリーズ物ということだったので最初の巻を買ってきた。
末期のがん患者を診ているが「患者の気持ちがわからない」というレッテルを貼られ悩んでいる女医のルミ子が、病院の中庭でひとつの聴診器を拾ったところから始まる物語。
患者の胸に当てるとその...続きを読む心の“後悔”が聞こえてくる不思議な聴診器を使って、「過去に戻って人生をやり直したい」という患者の心に寄り添うという趣向。
う~ん、あまり面白くなかった。
空いた時間を見つけて毎晩聴診器を当てに行くのは見上げたものだが、全て聴診器頼りで何をするでもない主人公が今ひとつ。
選ばなかった過去の中にも色々な岐路があるはずなのに、それかこれしかなかったような描かれ方で、選ばなかった人生のほうがもっと不幸だったのよという落ち着け方はなんだかな。
二話目は、家庭を顧みず働いてきた我が身からすると身につまされる話ではあるが、話としては普通に過ぎた。
三話目は、あの時娘の結婚に反対していなければ…という悔いの元が、ダメ男と思っていた当時の交際相手が今や会社の社長として成功しているからというのが、とてもさもしい。
四話目は、推理じみた要素も入って多少面白くなるかと思ったが、それほどひねりもなく、治験で生還しない方が良かったような結末に萎えた。
次の巻には行かない見込み。