【感想・ネタバレ】懲役病棟のレビュー

あらすじ

舞台はなんと女子刑務所!

「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!

神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――

惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。

二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。


「受刑者は私だったかもしれない――
そんな想像を読者に抱かせる本書を
心からお勧めします」
村木厚子さん(元厚生労働事務次官)

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Posted by ブクログ

なぜかわからないけど、何度か涙が出て来た。
シリーズの中で今作品が1番好きだ。と,思ったら次が出ているらしい。次も読まなければ…


女子刑務所に入らざる得ない彼女たちの背景。日本の社会への問いかけにも感じる。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

以前、「後悔病棟」を読んで、不思議な感動を覚えた。
「希望病棟」はまだ読んでいなく、先にこちらを読んだ。

不思議な聴診器で、心の内を覗くことができる。
今回は、女子刑務所が舞台。
金髪のキャラ濃い香織と看護師のマリ江の掛け合いが、
何とも楽しかった。

女子刑務所という、普通の人はほとんど知ることのないリアルを、とても細かく書かれている。
女性受刑者が少ないので、殺人から万引きまで、刑の重さや年齢に関係なく一緒の部屋で過ごす。
高齢で認知症などの介護が必要な者もいる。
海外では介護施設で過ごす国もある。
刑務官の過酷な仕事もとてもよく分かった。

なんといっても、村木厚子さんの解説文にさらに感動した。

この本の中に出てくる受刑者たちは、ある意味被害者としての部分もある。
家族に捨てられ貧困の末の万引き。
夫によるDVから子供を守るための殺人。
恋人に騙されての麻薬常習。
自殺した孫の復讐のための放火。
聴診器を通して知ってしまった香織とマリ江の、
とんでもない「おせっかい」により、
はたまたルミ子や摩周湖の協力のもと、
いい方向に導かれていく。
ワクワクしながら読み進んだ。

はやく、「希望病棟」、読まなきゃ!

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

今回は金髪元やんの留美先生が女子刑務所の医者になる話。3巻目なのに引き続きたのしい。次も楽しみ。梢の話続いてほしいなー

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

女子刑務所のリアル

そこにいる人は、家庭環境、悪い男、夫、傲慢に振り回され、住む家や頼れる人のいなくなった被害者たち。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

女性刑務所に赴任した女医と看護師。
懲役者を診察すると、懲役者の心の声、犯罪に至った経緯まで分かるという不思議な聴診器。
それによると懲役者に同情する場合もある、犯罪者ではなく被害者かもしれない。
刑を終えた出所後が大切な事もよく分かった。
面白くて一気に読めた、他の作品も早く読みたい!

・女子刑務所少ない 交通犯も殺人犯も一緒

・女性刑務官離職率高い 20を〜30代
4割が1年未満 7割が3年未満

・女性受刑者1/4が60歳以上 
介護や看護の訓練を受けてないが対応

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

主人公の医師が配属されたのは刑務所。そこにいたのは、恵まれない環境にあり、社会のひずみと偏見、無理解により犯罪に追い込まれた囚人たち。重いテーマをユーモア溢れる語り口で、軽快に、赤裸々に、詳細に描いている。DV被害者美帆の章は、秀逸。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

楽しみにしていた第三弾。
リアル感が満載でやはり面白かった。
次の続編が早く発売されないか
待ち遠しいです。

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

女子刑務所に派遣された、医師の香織と看護師のマリエ。患者の心が読める聴診器を通して、刑務所に収容されている人たちの心を聞く。どんな人も、やむにやまれず罪を犯した。もし置かれた環境が違えばこうはならなかったのかもしれない。お節介な香織は、彼女らの無念さを晴らすため、家族に会ったり、偵察を頼んだり。どの人たちも皆生きる希望が出てくる。
いい話

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2025年03月09日

匿名

病棟シリーズで1番好きです。
医師の香織先生と看護師のマリ江さんむちゃくちゃ良いコンビです。女性が罪を犯す理由、加害者というより被害者という人が多いのでは?というのは納得です。最近国のむちゃくちゃな政治のせいで貧困がゆえにどうにもならなくて老若男女捕まる人多そう。

#感動する #深い

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

男女はどこまでいっても日本社会において平等ではない。男性は結婚しても子供が産まれても変わらない、変わる必要もない。一方で女性にそれは許されない。だからこそ女性に産まれてしまったら、結婚までの生き方が大事なのであるということを受刑者の生い立ちや犯罪を犯すまでの追憶を読み感じる。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

香織先生とマリ江さんやりとりが好き。
マリ江さんの押しが強いところが良い。

ストーリーは強引なところもあるけれどお話的にはスッキリして読後感良し。

次は誰の元に聴診器がいくのかな?
楽しみ!

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

男女関係なく、罪を犯して刑務所に入っている人たちと、自分(や家族や友達)は、全く関係ないと思いがち。
運悪く被害者になることはあっても加害者になることはない。
と、世の人で思っている人は多いと思う。

実際は誰でも犯罪者になる可能性はある。

この本の犯罪者は犯罪者だけど、よく知れば、自分も同じだったかも知られない。という犯罪者ばかりだけど、そんなこと全く思えない犯罪者もいるだろう。

その場合の香織先生たちの診察、判断も読みたかった…かな。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

聴診器をマリ江さんと共有したり、入所者近辺の調査を同僚にお願いするのはどうかと思いましたが、まあ、そこは元暴走族の香織先生だから許されるとこですかね。

個人的には香織先生とマリ江さんに詰められる刑務官に同情してしまいました(笑)

後日談を期待してしまう作品でした。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

シリーズの中で1番好き。受刑者それぞれの人生を知り、周りを巻き込みながら受刑者の人生を前進させていく。 かおりとマリ江の掛け合いも良かった。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

シリーズ、第三弾。
今回の舞台は女子刑務所。

神田川病院の太田 香織医師と看護師の松坂 マリ江。
ひょんなことから、2人は女子刑務所に派遣されることに。後輩から授かった不思議な聴診器を胸に当てると、、、

・万引き犯
・殺人犯
・覚醒剤事犯
・放火犯
・受刑者からの手紙

最初は怖いと思っていた受刑者たちは、それぞれ悩みを抱えて、苦悩する姿があった。
そこで、2人は、医師と看護師の仕事を超えて、問題解決に乗り出すことに。果たして、その結果は?

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

病棟シリーズ第3弾!
今回の舞台は女子刑務所。
そして心の声が聴こえる聴診器を持つのは、
今までのシリーズで先輩医師として登場した
太田香織医師。

女子刑務所には
色んなことを抱えたチョーエキ達が。
万引きや放火などの罪を犯した人々がいるが、
なぜ罪を犯してしまったのか、
刑務所に入らなければならなかったのか、が
書かれていてとても読みやすく面白かった!

確かに罪を犯すのは絶対にダメだけど、
そうなってしまった背景はとても辛くて
どうしようもなかった場合があるんだなと
感情移入してしまった。

そしてラストには診察をしたチョーエキ達からの
手紙が届く場面が。
香織医師と看護師のマリ江とのやり取りが
とても面白くていいコンビだなと思いました!

シリーズ第4弾も楽しみです!!

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

病棟シリーズの第3弾です。今回の舞台は女子刑務所です。ここまでくると、不思議な聴診器の設定になにも違和感を感じなくなっていました。
相変わらず、重いテーマを重くなりすぎずに描くのがとても上手いと思います。読者としては、楽しく読むことはできるのですが、後にそのテーマの社会問題について調べてみたり興味を持つきっかけになる、ちょうど良さです。
患者さんである受刑者に対して、努力や忍耐により、避けられた犯罪だったのでは、と思う気持ちも確かにあります。でも、自分が同じ立場に立ったときに、追い詰められているときに、これしかないと思い込んだ道筋が犯罪につながっていたら、私は本当に踏みとどまることができるのか。もちろん、まったく同じ状況でも過ちを犯さない人はいます。意志がそこまで強くない自負がある自分はどうなのだろうか。そう考えると、犯罪が他人事ではなく自分事になるように感じました。
一度過ちを犯した人は、出所したとしても、頼れるひとがいなくなっていて、住む場所さえなく、生きるための仕事や生活保護さえ難しい。これを事情も知らない人が、自業自得の一言で終わらせるのは、あまりに乱暴だと思います。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

いつもの垣谷さん的なんだけど、知らない世界だった。聴診器のくだり、違和感なく読めてしまうのが凄い。読んで良かった。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

刑務所に入った犯罪者が全て原因を作っているのではなく、環境因子も大きく関係してくることを改めて理解した。
刑期満了後の生活を意識したサポートは必須だ!

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

金髪の先生がたまたま拾った不思議な聴診器から、聴こえる心の声を聞いて解決?していく、このシリーズ好きだなぁ

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

本作もやはりいい話でした(イヤな話だとそれはそれでイヤなんですが)。
実際、刑務所に服役するような人というのは、もちろん正味の悪党もいるでしょうが、本作の登場人物のように生きていくためにやむにやまれず犯罪行為に走ってしまった、という人も結構いるんじゃないかと思いました。
けど、そういう人に限って出所後ロクに住むところもなく職にもつけず結局再犯して刑務所に逆戻り、というケースがかなりあるんじゃないでしょうか。
そうならないようにするためのセイフティーネットをもっと充実させるべきだと本作でも語られていましたが、全くその通りだと思いました。
それが犯罪を減らす一番の近道になるんじゃないでしょうか。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目と言う事で、知っているキャラクターが登場するのが楽しい1冊。
多分実際にも「女の犯罪者は被害者」の場合が多いんだろうな。と考えさせられた。

そんなに上手くいったら、本当に良いのにな〜。

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。1番、読む手が止まらなかった作品だったと思う。今回も面白かった。

フィクションといえども、バックグラウンドが重たい人の後悔で、読み進めるのに辛いところもある。でも、病棟ターンで一気に明るく、軽くなるのが今回のマリ江と先生のペア。とても楽しかった。

自由で、希望に満ちている今の生活を目一杯楽しもうと思った。なにより健康に。

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

感想
香織のキャラが、奥田英郎の伊良部さんみたいに見えてきた。


あらすじ
刑務所の常勤医を、香織は頼まれる。香織は元暴走族の変わり種。刑務所に赴任するにあたってルミ子から心の声を聞ける聴診器を渡される。

最初は清子という65歳の囚人。お金がなくて万引きを繰り返して収監された。息子に手紙を出しても無視される。香織はその事情を聴診器で聞き、息子を説得して、清子の出所後の受け入れ先に目処をつける。

DVに耐えられず夫を殺害した美帆は、子供に手紙を送るも返ってくる。香織はこれを聞き、岩清水医師を夫の実家に派遣して説得する。子供たちは美帆の実家に引き取られ、美帆に安堵が訪れる。

ルルは覚醒剤で捕まった。親は頼れず、彼氏を頼っている。彼氏に覚醒剤を教えられたが、自分だけ捕まった。その事情を察した香織は、同僚医師に調べさせて、彼氏には妻子がいることを突き止める。ルルは彼氏と別れる決心をする。

最後は孫のイジメを見過ごして揉み消した教育長の家を放火した秋月夫人の話。秋月夫人は身内がもうおらずに生きる気力を無くしていた。香織は、生きる気力を持たせるために介護房へ行かせて、介護体験をさせて自分が他人に迷惑をかけないように感じるように仕向ける。秋月はその思惑にハマり前向きに活動し出す。

出所した面々は秋月の家に住むことで居場所が見つかり、更生の道を歩んでいた。香織宛に手紙が届く。

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性刑務所で、またまた心の声が聞こえちゃうんですよね(笑)
罪を冒してしまった彼女たちの本当の思いに寄り添ってくれる先生と看護師さん。
素敵なお話でした。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

期待を裏切らない垣谷美雨。
個人的にはいつもよりはのめり込まなかったんだけど、それでも読み出したら止まらない。
他の受刑者のエピソードも知りたいとな思ったら、これが第三弾らしいから他のも急いで読もう。
解説が村木厚子さんでびっくりした。

のめり込み不足だったのは第三弾から読み出したからかな?

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

2023年出版。心の声や過去が見える不思議な聴診器シリーズ、今回は金髪で天才肌の女医さんが中心。女子刑務所が舞台で、女囚は犯罪者と言うよりも、男や社会からの被害者が殆ど!と云う啓蒙的な?内容でもある。
被害の経緯や相手の醜悪さなども描かれているので、それなりに不快で重かったが…。テンポ良い展開と、ちょっとクスッと笑える締め方で読後感は良かった。

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2025年02月27日

匿名

購入済み

読みやすい

読みやすく、おもしろいので、あっという間に読み終えました。
刑務所の内情なども物語の中で描かれていて、興味深かったです。

#感動する #タメになる

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

タイトルだけ見るとずいぶんとおっかなさそうだが、実際にページをめくると読みやすかったので購入。垣谷先生に、やさぐれ女性たちの心の中を書かせたら、右に出る者はいないだろう。この作品も、受刑者たち、ドクター、看護師と、皆がいい具合にやさぐれている。
ただ、この本の展開の仕方、なんとなく奥田英朗先生の伊良部シリーズが頭の片隅に浮かんでしまった。伊良部シリーズがとても好きなので、うーん、、、

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

女子刑務所の中の病棟での物語。

刑務所は犯罪者を懲らしめるのではなく、犯してしまった罪の原因を解いて、人生をやり直すために働いたり教育を受ける場所になりつつあるとのこと。

金髪のお嬢様育ちの女医やベテラン看護師みたいな医療従事者が現実世界にも増えたらと願わずにはいられないです

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

一作目に近い構成の連作短編。
香織先生が余計なおせっかいをしつつ受刑者が自分を取り戻す、いわゆるいい話。
続きでるのかな?
部長と岩清水であと2冊はいけそうだが。

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

舞台はなんと女子刑務所!

「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!

神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――

惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。

二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。





☆3つけてるけど3.5をつけたい
元厚生労働事務次官の村木厚子さんの解説を読んだら とても現実味が帯びてきて 少ない金額の万引きも常習化すると刑務所に入ることになるかもしれないんだ!とちょっと驚いた。
金髪女医の太田香織と看護師の松坂マリ江のやりとりも面白いけど 自分の心の声を聞かれると困るかも…笑!

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2025年05月10日

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