あらすじ
舞台はなんと女子刑務所!
「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!
神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――
惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。
二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。
「受刑者は私だったかもしれない――
そんな想像を読者に抱かせる本書を
心からお勧めします」
村木厚子さん(元厚生労働事務次官)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
女性刑務所に赴任した女医と看護師。
懲役者を診察すると、懲役者の心の声、犯罪に至った経緯まで分かるという不思議な聴診器。
それによると懲役者に同情する場合もある、犯罪者ではなく被害者かもしれない。
刑を終えた出所後が大切な事もよく分かった。
面白くて一気に読めた、他の作品も早く読みたい!
・女子刑務所少ない 交通犯も殺人犯も一緒
・女性刑務官離職率高い 20を〜30代
4割が1年未満 7割が3年未満
・女性受刑者1/4が60歳以上
介護や看護の訓練を受けてないが対応
Posted by ブクログ
主人公の医師が配属されたのは刑務所。そこにいたのは、恵まれない環境にあり、社会のひずみと偏見、無理解により犯罪に追い込まれた囚人たち。重いテーマをユーモア溢れる語り口で、軽快に、赤裸々に、詳細に描いている。DV被害者美帆の章は、秀逸。
Posted by ブクログ
女子刑務所に派遣された、医師の香織と看護師のマリエ。患者の心が読める聴診器を通して、刑務所に収容されている人たちの心を聞く。どんな人も、やむにやまれず罪を犯した。もし置かれた環境が違えばこうはならなかったのかもしれない。お節介な香織は、彼女らの無念さを晴らすため、家族に会ったり、偵察を頼んだり。どの人たちも皆生きる希望が出てくる。
いい話
Posted by ブクログ
罪を犯した女性達
罪を犯したからと、始めは偏見を持っていた女医が心の中が見える聴診器を通じて、罪を犯さざる得なかった状況に同情し、助ける物語。罪を犯した経緯、女性としての生きづらさが丁寧に描かれている。
読みやすく、ハッピーエンドになるから、読後は清々しい。
でも、そんなに上手くいくものか?物語だから良いかwww
Posted by ブクログ
男子の長期受刑者の刑務所では、周りもみんな長期か無期かですから、気持ちが安定してくるんです。ですから共同作業では互いだ打ち解けて、刑務作業で作り上げる製品の質が高く、ダントツの売り上げを誇ってる刑務所もあります。それが生き甲斐となっているようです。
女性刑務官の4割が一年未満で辞めてしまいます。3年未満だと7割です。
まるで介護施設ですよ。私たち刑務官は、看護や介護の訓練を受けていませんから、病気や障がいのある受刑者の対応も難しいんです。
「人生は努力次第だ。努力すればいくらでも人生は好転する。だから同情の余地なんかない。それどころか税金を使って無料で3度の飯を食えるんだから、随分といいご身分」私もはっきり言語化してしまえばそう思っていた節はある。
刑務官にずっと見張られながら一日8時間も働くのは容易ではない。トイレに行くにも許可がいる。もちろん、ここでも私語は禁止だし、賃金はその後の生活を保証できるほどのものではない。
「鍋で小豆をコトコトと煮るような幸せな日々もあったのだった。」刑務所でたまに出るスイーツを見て受刑者がふと思う。
歳をとるごとに気弱になっていく。盆正月などには子や孫に囲まれて、堂々と食卓の采配を振る立派なおばあさんになれると信じていたのはいつ頃までだったか。
私だって朝生には迷惑をかけたくない。だけど身元引受人がいなければ、出所後の生活を立て直すのは不可能に近い。お金もないし保証人もいないとなれば、住む所もパート仕事も見つけられない。
同じ舎房にいる五十代の「幸せ二人組」は、待っていてくれる家族がいるから、きっと満期を待たずに出所できるだろう。しかし彼女らは傷害罪だが、私は四百三十円の惣菜を盗んだだけなのだ。
早く出たところで行く所がないのなら、満期出所どころか一生ここにいた方がいいのかもしれない。
でも・・・・・・狂おしいほど自由が欲しい。
自由気ままに街を歩きたい。
幼い頃私を追いかけて泣いた愛らしい朝生が、今では私に会いたくないと思っている。こっちは会いたくてたまらないのに。
じゃあいったい誰が悪いのか。ギャンブル好きの夫なのか、それとも夫の愛人なのか、それとも貧乏人が浮き上がれない社会の仕組みそのものなのか。
愛する人に愛を与えられなかった時に最大の罪悪感を覚える。誰を愛して生きてきたのかがわかる計測器のようなもの。愛すればこそ罪悪感がある。
優しい人は、誰かに優しくできなかった時に、強烈に罪悪感を覚える。罪悪感は愛の量に比例するの。
そのときふっと、息子夫婦や孫たちが休日の公園で遊んでいる姿が思い浮かんだ。
実際に見たことがあるわけではないから想像に過ぎないのだが、それでも少しずつ心が穏やかになっていく。
私は息子家族にとって迷惑な存在に違いない。逆の立場を考えてみれば簡単にわかる。親族が刑務所に入っているなんて、誰にも知られたくなくて当然だ。世間の人はその事実を知った途端に、息子家族を色眼鏡で見るだろう。ムショに縁のない生活を送っていた昔の自分だってそうだった。私がムショに入っていることは、さすがに息子の妻だけは知っているだろうが、孫たちや妻側の親族にはひた隠しにしていることだろう。
優しいおばあちゃんになれると思っていたのは遠い昔のことだ。今や息子の人生を邪魔する魔物に変わり果てた。きっと息子夫婦は思っているだろう。心の中から抹殺してしまいたい、もう思い出したくもないと。
「息子家族を遠くから見守る・・・・・・確かにそうですね。私にはそれで十分です」
秋月の言う通り、私なりに精一杯やってきたつもりだった。しかし、それを息子が否定的に提えていたとしても、私にはもうどうしようもないことなのだ。
身元引受入のことは潔くあきらめよう。満期出所でも仕方がない。そして、ダメ元で生活保護の申請をしてみるところから人生をやり直すのだ。
罪とか罰とか法律とか刑務所とか、もう何が何だか訳がわからなくなってきた。
そもそも法律ってなんのためにあるんだっけ?
そもそも刑務所って何のためにあるんだっけ?惣菜四百三十円で懲役2年。
匿名
病棟シリーズで1番好きです。
医師の香織先生と看護師のマリ江さんむちゃくちゃ良いコンビです。女性が罪を犯す理由、加害者というより被害者という人が多いのでは?というのは納得です。最近国のむちゃくちゃな政治のせいで貧困がゆえにどうにもならなくて老若男女捕まる人多そう。
Posted by ブクログ
シリーズ、第三弾。
今回の舞台は女子刑務所。
神田川病院の太田 香織医師と看護師の松坂 マリ江。
ひょんなことから、2人は女子刑務所に派遣されることに。後輩から授かった不思議な聴診器を胸に当てると、、、
・万引き犯
・殺人犯
・覚醒剤事犯
・放火犯
・受刑者からの手紙
最初は怖いと思っていた受刑者たちは、それぞれ悩みを抱えて、苦悩する姿があった。
そこで、2人は、医師と看護師の仕事を超えて、問題解決に乗り出すことに。果たして、その結果は?
Posted by ブクログ
病棟シリーズ第3弾!
今回の舞台は女子刑務所。
そして心の声が聴こえる聴診器を持つのは、
今までのシリーズで先輩医師として登場した
太田香織医師。
女子刑務所には
色んなことを抱えたチョーエキ達が。
万引きや放火などの罪を犯した人々がいるが、
なぜ罪を犯してしまったのか、
刑務所に入らなければならなかったのか、が
書かれていてとても読みやすく面白かった!
確かに罪を犯すのは絶対にダメだけど、
そうなってしまった背景はとても辛くて
どうしようもなかった場合があるんだなと
感情移入してしまった。
そしてラストには診察をしたチョーエキ達からの
手紙が届く場面が。
香織医師と看護師のマリ江とのやり取りが
とても面白くていいコンビだなと思いました!
シリーズ第4弾も楽しみです!!
Posted by ブクログ
病棟シリーズの第3弾です。今回の舞台は女子刑務所です。ここまでくると、不思議な聴診器の設定になにも違和感を感じなくなっていました。
相変わらず、重いテーマを重くなりすぎずに描くのがとても上手いと思います。読者としては、楽しく読むことはできるのですが、後にそのテーマの社会問題について調べてみたり興味を持つきっかけになる、ちょうど良さです。
患者さんである受刑者に対して、努力や忍耐により、避けられた犯罪だったのでは、と思う気持ちも確かにあります。でも、自分が同じ立場に立ったときに、追い詰められているときに、これしかないと思い込んだ道筋が犯罪につながっていたら、私は本当に踏みとどまることができるのか。もちろん、まったく同じ状況でも過ちを犯さない人はいます。意志がそこまで強くない自負がある自分はどうなのだろうか。そう考えると、犯罪が他人事ではなく自分事になるように感じました。
一度過ちを犯した人は、出所したとしても、頼れるひとがいなくなっていて、住む場所さえなく、生きるための仕事や生活保護さえ難しい。これを事情も知らない人が、自業自得の一言で終わらせるのは、あまりに乱暴だと思います。
Posted by ブクログ
刑務所に入った犯罪者が全て原因を作っているのではなく、環境因子も大きく関係してくることを改めて理解した。
刑期満了後の生活を意識したサポートは必須だ!
Posted by ブクログ
本作もやはりいい話でした(イヤな話だとそれはそれでイヤなんですが)。
実際、刑務所に服役するような人というのは、もちろん正味の悪党もいるでしょうが、本作の登場人物のように生きていくためにやむにやまれず犯罪行為に走ってしまった、という人も結構いるんじゃないかと思いました。
けど、そういう人に限って出所後ロクに住むところもなく職にもつけず結局再犯して刑務所に逆戻り、というケースがかなりあるんじゃないでしょうか。
そうならないようにするためのセイフティーネットをもっと充実させるべきだと本作でも語られていましたが、全くその通りだと思いました。
それが犯罪を減らす一番の近道になるんじゃないでしょうか。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目と言う事で、知っているキャラクターが登場するのが楽しい1冊。
多分実際にも「女の犯罪者は被害者」の場合が多いんだろうな。と考えさせられた。
そんなに上手くいったら、本当に良いのにな〜。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。1番、読む手が止まらなかった作品だったと思う。今回も面白かった。
フィクションといえども、バックグラウンドが重たい人の後悔で、読み進めるのに辛いところもある。でも、病棟ターンで一気に明るく、軽くなるのが今回のマリ江と先生のペア。とても楽しかった。
自由で、希望に満ちている今の生活を目一杯楽しもうと思った。なにより健康に。
Posted by ブクログ
感想
香織のキャラが、奥田英郎の伊良部さんみたいに見えてきた。
あらすじ
刑務所の常勤医を、香織は頼まれる。香織は元暴走族の変わり種。刑務所に赴任するにあたってルミ子から心の声を聞ける聴診器を渡される。
最初は清子という65歳の囚人。お金がなくて万引きを繰り返して収監された。息子に手紙を出しても無視される。香織はその事情を聴診器で聞き、息子を説得して、清子の出所後の受け入れ先に目処をつける。
DVに耐えられず夫を殺害した美帆は、子供に手紙を送るも返ってくる。香織はこれを聞き、岩清水医師を夫の実家に派遣して説得する。子供たちは美帆の実家に引き取られ、美帆に安堵が訪れる。
ルルは覚醒剤で捕まった。親は頼れず、彼氏を頼っている。彼氏に覚醒剤を教えられたが、自分だけ捕まった。その事情を察した香織は、同僚医師に調べさせて、彼氏には妻子がいることを突き止める。ルルは彼氏と別れる決心をする。
最後は孫のイジメを見過ごして揉み消した教育長の家を放火した秋月夫人の話。秋月夫人は身内がもうおらずに生きる気力を無くしていた。香織は、生きる気力を持たせるために介護房へ行かせて、介護体験をさせて自分が他人に迷惑をかけないように感じるように仕向ける。秋月はその思惑にハマり前向きに活動し出す。
出所した面々は秋月の家に住むことで居場所が見つかり、更生の道を歩んでいた。香織宛に手紙が届く。
Posted by ブクログ
女性刑務所で、またまた心の声が聞こえちゃうんですよね(笑)
罪を冒してしまった彼女たちの本当の思いに寄り添ってくれる先生と看護師さん。
素敵なお話でした。
Posted by ブクログ
期待を裏切らない垣谷美雨。
個人的にはいつもよりはのめり込まなかったんだけど、それでも読み出したら止まらない。
他の受刑者のエピソードも知りたいとな思ったら、これが第三弾らしいから他のも急いで読もう。
解説が村木厚子さんでびっくりした。
のめり込み不足だったのは第三弾から読み出したからかな?
Posted by ブクログ
2023年出版。心の声や過去が見える不思議な聴診器シリーズ、今回は金髪で天才肌の女医さんが中心。女子刑務所が舞台で、女囚は犯罪者と言うよりも、男や社会からの被害者が殆ど!と云う啓蒙的な?内容でもある。
被害の経緯や相手の醜悪さなども描かれているので、それなりに不快で重かったが…。テンポ良い展開と、ちょっとクスッと笑える締め方で読後感は良かった。
Posted by ブクログ
病棟シリーズ第三弾。
あの魔法の聴診器が、今度は元暴走族で金髪、でもお嬢様育ちという太田香織女医に渡る。
香織は一時的に女子刑務所に半年間、看護師の松坂マリ江と一緒に派遣されることになった。
それで、聴診器の力を知る後輩が香織に渡したのだ。
なんでこんな古びた聴診器を使わなければいけないのか…と訝る香織だったが…
最初に抱いていた受刑者の印象と実際に接した受刑者の違いに驚く。
受刑者というが、彼女たちは被害者でもあったからだった。
個々が抱える過去や様々な事情を知った香織とマリ江は、医師や看護師という立場を超えて、色々と奔走する。
刑務所という場所に行かざるを得なかった女性たちのことを、重くなりすぎずユーモアを交えて描くことが出来る垣谷さんは、やっぱり凄い。
2025.1.27
Posted by ブクログ
垣谷美雨さんの書き方の表現が大好きで、いつもどんどん展開進むのが楽しくてあっという間に読み終えてしまいます。
懲役病棟も楽しく読ませてもらいました。
Posted by ブクログ
垣谷美雨さんの小説は、読み始めるといつの間にかのめり込んでしまう。そして読後にはいつもさわやかな気持ちにさせてくれる。
ファンタジーな部分もそう思わせない展開に天晴れ。
Posted by ブクログ
なぜ私が懲役を食らわなきゃいけないのか…そんな女性服役中の面々をパツキン女医&ベテラン看護師が月々に救ってゆく。
ある意味、ムショ内の勧善懲悪ストーリーだが共感出来る。
Posted by ブクログ
医師の香織と看護師のマリ江が半年だけ、刑務所に派遣されていた間に診察した受刑者たちの過去と立ち直りを描いたストーリー。
4人の女性受刑者を通じて、女性たちが罪を犯さざるを得なかった環境や、刑務所内の暮らし、出所後の自立の難しさなどを知ることができた。
一方で、重くなりそうな内容も、香織とマリ江のバカバカしいともおもえる掛け合いで、苦笑しながら読めた。
小説の中では、刑務所内で同室となった4人が、年代もバラバラながら、出所後も一緒に暮らしながら助け合える関係を築けるような人たちでよかったが、弱者に手を差しのべられない今の社会が、必要以上に犯罪者を生み出すことに繋がっているのかもしれないと思った。
匿名
読みやすい
読みやすく、おもしろいので、あっという間に読み終えました。
刑務所の内情なども物語の中で描かれていて、興味深かったです。
Posted by ブクログ
女子刑務所の中の病棟での物語。
刑務所は犯罪者を懲らしめるのではなく、犯してしまった罪の原因を解いて、人生をやり直すために働いたり教育を受ける場所になりつつあるとのこと。
金髪のお嬢様育ちの女医やベテラン看護師みたいな医療従事者が現実世界にも増えたらと願わずにはいられないです
Posted by ブクログ
一作目に近い構成の連作短編。
香織先生が余計なおせっかいをしつつ受刑者が自分を取り戻す、いわゆるいい話。
続きでるのかな?
部長と岩清水であと2冊はいけそうだが。
Posted by ブクログ
舞台はなんと女子刑務所!
「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!
神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――
惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。
二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。
☆3つけてるけど3.5をつけたい
元厚生労働事務次官の村木厚子さんの解説を読んだら とても現実味が帯びてきて 少ない金額の万引きも常習化すると刑務所に入ることになるかもしれないんだ!とちょっと驚いた。
金髪女医の太田香織と看護師の松坂マリ江のやりとりも面白いけど 自分の心の声を聞かれると困るかも…笑!
Posted by ブクログ
男の受刑者は己の欲望に抗いきれず罪を犯すことが多いが、女性はやむにやまれぬ事情で
受刑者となってしまうことが多いそうだ。
(昨今のニュースをみる限り、女性の凶悪犯も増えてるのではと思うが・・・)
もし自分が、家庭に恵まれず食べ物も自由も与えられない環境で育ってきたとしたら
もし結婚生活が暴力とモラハラの夫に支配されたものだったら・・・
生まれる場所は誰も選べないし
結婚してみないと相手の本性だってわからない。
塀の向こう側とこちら側、簡単に入れ替わっていたとしても不思議ではないのかも。
罪を犯すこと、それを裁くこと懲役を科すこととはなんなのか
ゆっくりと考えてみたいと思いました。