【感想・ネタバレ】懲役病棟のレビュー

あらすじ

舞台はなんと女子刑務所!

「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!

神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――

惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。

二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。


「受刑者は私だったかもしれない――
そんな想像を読者に抱かせる本書を
心からお勧めします」
村木厚子さん(元厚生労働事務次官)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい。感情移入して泣けた。現代社会の問題などリアルで勉強になった。登場人物の生い立ちや背景も違和感がなく、同情した。すごく良かったです。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

病棟シリーズ第3弾。今回の主人公は、過去2作品の主人公ルミ子と摩周湖の先輩医師太田香織。そして、今までのシリーズにも出ていた看護師の松坂マリ江。
舞台は、女性が収容されている刑務所。香織は、暴走族あがりで一念発起して医師になったが、暴走族の時に仲間内に金を巻き上げられたりして、そんな奴らが刑務所に入っているだろうと、端からきめつけていた。
しかし、診察をして見ると囚人の女たちは、夫に暴力を受け、子供にも暴力をふるう夫を殺害したり、妻帯者の男にだまされ覚醒剤にはまり、風俗店で働き金を巻き上げられる女などが多く、生きるためにやむなく犯罪を犯してしまった普通の人がほとんど。考えを改めた香織。
マリ江とともに、囚人達の出所がうまくいくように、家族を呼び出したり、後輩医師を使い、囚人家族や彼氏を偵察させたりする。
大金持ちの放火犯、梢さんの家に何人かで住むことになり、お互いがお互いに犯罪防止効果に繋がるようになるなど、話は上手い方向に転がるが、一つだけ死体遺棄は皆目をつぶる感じで終わってしまいました。

香織医師だけでなく、今回はマリ江看護師も聴診器を使うようになる。2人で聴診器を奪いあったり、一緒にご飯を食べる時はマリ江は香織に高級食材買わせたり、料理が上手いマリ江に囚人からの手紙を読ませるかわりに、弁当を作らせたりするやり取りが面白かった。次の絶縁病棟も早く読みたいです。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

シリーズ三作目、一作目も二作目もとても楽しませてもらったたけど、これも笑ったし、心にジンときた。順番に読むのがお勧め。
女子刑務所に半年赴任した香織先生と看護師のマリ江。このコンビのやり取りが最高。ほんと、参りました。
4人の受刑者の物語、結末がお見事で、気分がスッとする。
一作目から遡って読み始めたので、やっと最新作の四作目が読める。既に購入済み、楽しみ。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

すごく面白かった。
自分には縁がない…(と信じたい)刑務所のお話。
刑務所には縁がなくでも、
被害者になり、加害者になり。
は、よくわかるし、
一度でも刑務所に入ったら,その後が大変だ…ってのもよくわかった。

テンポよく面白く読めました。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

すごい取材力、そしてすごい解決力。小説だし物語ではあるけれど、こうなったらいいなと強く思う解決策を提案してくれている。
犯罪を犯した人を、違う次元にいる人たちと切り捨ててしまえば、いざ自分が犯さざるを得ない犯罪を犯してしまった時に、世間から切り捨てられる現実は変わらない。やり直すチャンスも与えられないのは厳しすぎる。微力ながら、何らかの方法で関わることができればいいなと思い始めた。刑務所製造品などを探してみようかな。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

面白くて一気読みであった。キンパツ先生×マリ江先生の相性が良く帰宅後の夕飯時に話して消化している様子も良かった。社会の闇や現代の福祉問題も取り上げており考えられる作品。加害者であり、被害者である女性たち。私たちも他人事ではないだろう。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

なぜかわからないけど、何度か涙が出て来た。
シリーズの中で今作品が1番好きだ。と,思ったら次が出ているらしい。次も読まなければ…


女子刑務所に入らざる得ない彼女たちの背景。日本の社会への問いかけにも感じる。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

以前、「後悔病棟」を読んで、不思議な感動を覚えた。
「希望病棟」はまだ読んでいなく、先にこちらを読んだ。

不思議な聴診器で、心の内を覗くことができる。
今回は、女子刑務所が舞台。
金髪のキャラ濃い香織と看護師のマリ江の掛け合いが、
何とも楽しかった。

女子刑務所という、普通の人はほとんど知ることのないリアルを、とても細かく書かれている。
女性受刑者が少ないので、殺人から万引きまで、刑の重さや年齢に関係なく一緒の部屋で過ごす。
高齢で認知症などの介護が必要な者もいる。
海外では介護施設で過ごす国もある。
刑務官の過酷な仕事もとてもよく分かった。

なんといっても、村木厚子さんの解説文にさらに感動した。

この本の中に出てくる受刑者たちは、ある意味被害者としての部分もある。
家族に捨てられ貧困の末の万引き。
夫によるDVから子供を守るための殺人。
恋人に騙されての麻薬常習。
自殺した孫の復讐のための放火。
聴診器を通して知ってしまった香織とマリ江の、
とんでもない「おせっかい」により、
はたまたルミ子や摩周湖の協力のもと、
いい方向に導かれていく。
ワクワクしながら読み進んだ。

はやく、「希望病棟」、読まなきゃ!

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2026年01月30日

匿名

病棟シリーズで1番好きです。
医師の香織先生と看護師のマリ江さんむちゃくちゃ良いコンビです。女性が罪を犯す理由、加害者というより被害者という人が多いのでは?というのは納得です。最近国のむちゃくちゃな政治のせいで貧困がゆえにどうにもならなくて老若男女捕まる人多そう。

#感動する #深い

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2024年03月03日

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ネタバレ

「 何回言ったらわかるんだ。プロサッカーの選手になれる確率が何パーセントだと思ってるんだ。なれるわけがないんだ。時間の無駄じゃないか」
「別にプロになれなくても、楽しければ、それで」

香織先生「 あのね、部長、想像してたのと全然違ったんだよ 。ほとんどの女性が犯罪者というより被害者だったんだ」
田部長「だろうな」

解説 村木厚子(元厚生労働事務次官)
ほとんどの読者さんはこの物語を、香織先生の側 、罰する側や避難する側に自分を置いて 読み始めると思います。ところが、読み進めるうちに 「同じような状況になったら、もしかしたら自分も罪を犯してしまったかもしれないな」 とか、「早く身元引受人が現れないかな」と、いつしか受刑者の女性たちの気持ちになりながら読んでいる。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

女子刑務所に入ってしまった女性と再犯させない為に奮闘する医師と看護師の物語
どんな罰で?
犯行前に何があったの?
どうなったの?
罪を償ってから、保護司の方と二人三脚で取組むと同時に、入所している時から心の中の声を聞き出して再犯を防ぐ方がより効果的だと思いました
特に生活に直結していて、突発的・やむを得ずにしてしまった罪に関しては効果的な気がします

2人の行動は、聴診器から聞こえる〜と現実的ではありえないが、一般論ですが女性は「聞いてもらいたい」と思っている人が多いので、うまく誘導してあげると本音を話す人が多いのでは⋯⋯ぜひとも実社会でも取り上げてもらいたいです!!
2025/3/20

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

第三弾。
読み応えバッチリ。
今回は刑務所です。
また、あの魔法の聴診器の出番です。

話の内容もさることながら、刑務所のリアルが描かれている!
と、最後の解説で、収監されてい方がが豪語するほどに、リアルな世界だそう。

女性の刑務所は被害者が多いのだそう。

本当に運がなかった。
親がひどい。
会った男が悪かった。
など、
自分でもどうしようもなく犯罪に走る人も多いのだとか。
だから。案外普通の人が多いんだそうだ。

刑務所の中の様子もとってもリアルだと解説されてて、こんな感じなんだなぁ。
と、読みつつ思った。

なんだかなぁ。
なんか本当報われないなぁ。と、思う受刑者ばかりだったけれど、ラスト少しだけ光が差し込んだ形で終わってよかった。

犯罪を犯す、その一歩は誰の一歩でもおかしくはないんだな。と、思った一冊でした。


#垣谷美雨
#懲役病棟
#魔法の聴診器

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2026年08月12日

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金髪の女医としっかり者の看護師が、女子刑務所に派遣される。
心の声が聞こえる聴診器でそれぞれの事情を知って奮闘する心温まる本でした。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

病棟シリーズ3作目。半年間の期間限定で女子刑務所病院に派遣された医師の香織と看護師のマリ江が不思議な聴診器から聞こえる声をヒントに更生できるようアドバイスする。収容されているのは加害者になる前に被害者だったというには驚き。よくよく聞いてみるとなるほど、納得。半年の勤務を終えた二人の元には出所した人からの御礼の手紙がどんどん届く。病気を治すのも医者の仕事だが患者をよく知ることが先決だと感じた。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

女医、太田香織と看護師のマリエは刑務所に派遣され、同時に聴診器を渡され、受刑者たちの心の声を聞き、女医と看護師のやりとりが最高に面白い。本を見る限り、受験者はそれほど悪い人はいないような気がする。今までいろいろな事情があり、今刑に服している。本当はささやかなことだけど仕方がない。内容が女子刑務所だから仕方ないけど、女性の方が不利のような気がする。この世の中の仕組みしきたりなのでこうする事しかない。刑を終えて出所すれば良いことがあるかもしれない。希望を持って残りの人生を楽しんでいくしかないと思う。1度の人生なので。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

2026/06/21
懲役病棟
垣谷美雨さん

久しぶりの垣谷美雨さん
やはり面白い
聴診器をあてると、気持ちが聴こえてくる

女子刑務所のリアルなお話
みな、罪を犯した犯罪者だけど、
あるいち、被害者?
罪を償う。
償って、立ち直る、環境も
必要なのだと、思った。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

あとがきにも書いてありましたが、女子刑務所のイメージが変わりました。実際には、こんな事実が隠されていると言うか、知らない私達が空想だけて犯罪者と決めつけているのでしょうね。女医さんの人間味(好奇心や人情味)がリアルであり、大変面白いく読めました。

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2026年06月01日

Posted by ブクログ

女子刑務所での暮らしが知れると同時に魔法の聴診器を通して受刑者達の背景が分かる心が温かくなるストーリー。
香織先生とマリ江のやりとりがクスッと笑えて息抜きになる。
この小説を読むまで、犯罪者達を先生と同じく偏見ある見方をしていたが彼女達の境遇を知るにつれて加害者であるが被害者でもあることが分かっていき、早く身元引受人が現れてくれることを望みながら読んでいた。
刑期を終え、その後の住まいの心配がいらないよう救済の制度が整ってほしい。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

素直に面白かった。
シリーズ第三弾だけど、問題なく。
後悔病棟も希望病棟も読んでみたいな。

刑務所の中の病棟。
刑務所内にある美容院は存在は知ってるけど近くにないので行くことはなく。
しかし、刑務所内の病棟はこれまた縁がなく…
あったらあったで色々あるか。

女性刑務所の話は外国のはあるけど、日本ってないよね?知らないだけかしら。
男性版だったら堀の中の面々とかってあったりしたけど。

様々ないことが女医と看護師の活躍で解決できてホッとした。しかし、あの聴診器の謎は教えてくれないのか。
そこは知りたかったなぁ。
続きはないのかな。

解説、村木厚子氏の文も良かった。リアルで。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

『絶縁病棟』を読んで、とても面白かったのでシリーズ作品を全部読もうと思い、今回は『懲役病棟』を読んだ。シリーズとしては、時系列逆で読んでるのかな?(各作品に繋がりはないので問題はなし)。

今回の主役の人物造形も、堪らなく面白い。元暴走族、パツキンの香織医師に漫才の相方のようなマリ江看護師。読んでいて、思わず笑ってしまう。

「走馬灯的人生透視」聴診器が明らかにするチョーエキたちの人生、そこに灯りをもたらす香織とマリ江。

香織のチョーエキたちな対する見方が変わっていくところも、マリ江との掛け合いで面白く読めた。

次は『後悔病棟』を読みます。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

男女はどこまでいっても日本社会において平等ではない。男性は結婚しても子供が産まれても変わらない、変わる必要もない。一方で女性にそれは許されない。だからこそ女性に産まれてしまったら、結婚までの生き方が大事なのであるということを受刑者の生い立ちや犯罪を犯すまでの追憶を読み感じる。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

香織先生とマリ江さんやりとりが好き。
マリ江さんの押しが強いところが良い。

ストーリーは強引なところもあるけれどお話的にはスッキリして読後感良し。

次は誰の元に聴診器がいくのかな?
楽しみ!

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2026年02月03日

匿名

購入済み

読みやすい

読みやすく、おもしろいので、あっという間に読み終えました。
刑務所の内情なども物語の中で描かれていて、興味深かったです。

#感動する #タメになる

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

法を犯して 服役する人は加害者でありながら 被害者になっているケースもあるんだなと感じた。
人格は環境によって変化するとよく言われる。
現代、 政府の福利を整っているが個人化が進むなかプライバシーといった観点から容易に人を助けることができづらくなっている状況である。
それが、より一層被害者が 犯罪へと加速させるのではないかと感じた。 そして何より服役後の彼ら彼女らが この世の中でどのように もう一度 関わっていくか というのが大きな課題である。
それについても色々試作 はなされている。
また、世間の人は犯罪を犯した人とどう関わってればよいのかわからない。
だからこそ 一般市民に向けた「 どのように服役した人と共存するか。そして自分たちが何ができるか」といったことを学べるセミナーや公演があればいいなと思う。
できれば 公教育で一度は学ぶ機会があれば自分たちも 犯罪者になりうる可能性もあるし、また犯罪者が世の中に復帰した時に私たちは何ができるかといったことが知識として備わることが 個別化しつつもあたたかい社会になるのではないかと感じた。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

明治大学フランス文学部卒業、高齢化、介護、老後資金、結婚難といった身近でリアルな社会問題をユーモアを交えて描く、日本の女性小説家
なんと女子刑務所!
「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!
受刑者、谷山清子お母さん、児玉美帆お姉ちゃん、山田ルル、能天気二人組、秋月梢おばあちゃん
刑務官、永島香奈
医師、笹田部長、太田香織、岩清水先生、摩周湖先生、ルミ子先生
看護婦、松坂マリ江
第一章 万引き犯
1 谷山清子 62歳 八百二十五番
2 医師・太田香織 37歳

「刑務官の永島香奈と申します」
5 谷山清子 62歳 八百二十五番 

第二章 殺人犯   
1 児玉美帆 40歳 九百七番
2 医師・太田香織 37歳

第三章 覚醒剤事犯   
1 山田ルル 26歳 五百七十九番
2 医師・太田香織 37歳
4 看護師・松坂マリ江 50歳

第四章 放火犯   
1 医師・太田香織 37歳
2 秋月梢 80歳 九百二十六番

第五章 受刑者からの手紙   
1 看護師・松坂マリ江 52歳
2 医師・太田香織 39歳

4 秋月梢 82歳 九百二十六番
6 看護師・松坂マリ江 52歳

それに受刑者一人にかかる年間経費は、人件費を含めるとだいたい二百七十万円だって刑務官が言ってたでしょう」

字は生まれつきだよ。「手の性」と言うんだ。

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神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――

惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。

二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

刑務所の刑務官というのは 決して受刑者達には寄り添うことがない
受刑者にとって 仲間ができるということも必要になことなのかもしれない

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

受刑者だけでなく、医者・看護師・刑務官それぞれの心の動きと行動が良く分かり、一気に読み終えてしまいました。

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2026年05月28日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。聴診器も活躍しながら、刑務所という特殊なシチュエーション。
テンポも良くなかなか面白かった。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

女子刑務所で使われる心の声が聞こえる聴診器。金髪の女医の発言が一般人の思う疑問と同じ。出所後の住まい問題は本当にそう、刑務所内に別棟を作りそこでひとり暮らししながら仕事を探すなどしないとお金も住まいもないから軽微な犯罪で刑務所で暮らす、という選択肢があるのだろう。現状のままだと将来の日本はどうなるんだろう。元厚労事務次官の村木厚子さんの解説がリアルでよかった。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

刑務所や出所後界隈の事情を知ってるがために、こんなに簡単に引受人やらが決まったり家族を説得出来たらいいかと思ってしまった。。お話としては綺麗にまとまって何よりです。

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

audibleで。今までのマリエさんと違う!マリエさんが面白い。これまでの作品では、聴診器を持つ先生を叱ってばかり、、、みたいなイメージがあったけど、今回は自分も自ら聴診器を、、!
女子刑務所の受刑者の物語が、それぞれハッピーな感じにたどり着くストーリーも良いのだけれど、私自身は、とにかくマリエさんの違う一面がみれてよかった。ラストで受刑者から届いた手紙を香織先生と取り合いするのも、ハンサム先生にぽ〜とするのも、作るごはんがおいしいのも、マリエさんの人の良さが出ていた。香織先生とのチームは破天荒で、重いテーマなのに沈まず読めて良かった。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

タイトルだけ見るとずいぶんとおっかなさそうだが、実際にページをめくると読みやすかったので購入。垣谷先生に、やさぐれ女性たちの心の中を書かせたら、右に出る者はいないだろう。この作品も、受刑者たち、ドクター、看護師と、皆がいい具合にやさぐれている。
ただ、この本の展開の仕方、なんとなく奥田英朗先生の伊良部シリーズが頭の片隅に浮かんでしまった。伊良部シリーズがとても好きなので、うーん、、、

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2026年01月30日

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