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舞台はなんと女子刑務所!
「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!
神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――
惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられていたり、夫からの執拗なDVに耐えきれず殺害に及んでいたり、はたまた悪い男にそそのかされ、クスリに手を出していたり、と彼女たちの切実な事情が見えてきた。
二人は受刑者たちとは個人的に接してはならないという禁を破り、あっと驚く方法で解決に乗り出してゆくが……。
「受刑者は私だったかもしれない――
そんな想像を読者に抱かせる本書を
心からお勧めします」
村木厚子さん(元厚生労働事務次官)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
病棟シリーズ第3弾。今回の主人公は、過去2作品の主人公ルミ子と摩周湖の先輩医師太田香織。そして、今までのシリーズにも出ていた看護師の松坂マリ江。
舞台は、女性が収容されている刑務所。香織は、暴走族あがりで一念発起して医師になったが、暴走族の時に仲間内に金を巻き上げられたりして、そんな奴らが刑務所に入っているだろうと、端からきめつけていた。
しかし、診察をして見ると囚人の女たちは、夫に暴力を受け、子供にも暴力をふるう夫を殺害したり、妻帯者の男にだまされ覚醒剤にはまり、風俗店で働き金を巻き上げられる女などが多く、生きるためにやむなく犯罪を犯してしまった普通の人がほとんど。考えを改めた香織。
マリ江とともに、囚人達の出所がうまくいくように、家族を呼び出したり、後輩医師を使い、囚人家族や彼氏を偵察させたりする。
大金持ちの放火犯、梢さんの家に何人かで住むことになり、お互いがお互いに犯罪防止効果に繋がるようになるなど、話は上手い方向に転がるが、一つだけ死体遺棄は皆目をつぶる感じで終わってしまいました。
香織医師だけでなく、今回はマリ江看護師も聴診器を使うようになる。2人で聴診器を奪いあったり、一緒にご飯を食べる時はマリ江は香織に高級食材買わせたり、料理が上手いマリ江に囚人からの手紙を読ませるかわりに、弁当を作らせたりするやり取りが面白かった。次の絶縁病棟も早く読みたいです。
Posted by ブクログ
女子刑務所に入ってしまった女性と再犯させない為に奮闘する医師と看護師の物語
どんな罰で?
犯行前に何があったの?
どうなったの?
罪を償ってから、保護司の方と二人三脚で取組むと同時に、入所している時から心の中の声を聞き出して再犯を防ぐ方がより効果的だと思いました
特に生活に直結していて、突発的・やむを得ずにしてしまった罪に関しては効果的な気がします
2人の行動は、聴診器から聞こえる〜と現実的ではありえないが、一般論ですが女性は「聞いてもらいたい」と思っている人が多いので、うまく誘導してあげると本音を話す人が多いのでは⋯⋯ぜひとも実社会でも取り上げてもらいたいです!!
2025/3/20
Posted by ブクログ
第三弾。
読み応えバッチリ。
今回は刑務所です。
また、あの魔法の聴診器の出番です。
話の内容もさることながら、刑務所のリアルが描かれている!
と、最後の解説で、収監されてい方がが豪語するほどに、リアルな世界だそう。
女性の刑務所は被害者が多いのだそう。
本当に運がなかった。
親がひどい。
出会った男が悪かった。
など、
自分でもどうしようもなく犯罪に走る人も多いのだとか。
だから。案外普通の人が多いんだそうだ。
刑務所の中の様子もとってもリアルだと解説されてて、こんな感じなんだなぁ。
と、読みつつ思った。
なんだかなぁ。
なんか本当報われないなぁ。と、思う受刑者ばかりだったけれど、ラスト少しだけ光が差し込んだ形で終わってよかった。
犯罪を犯す、その一歩は誰の一歩でもおかしくはないんだな。と、思った一冊でした。
#垣谷美雨
#懲役病棟
#魔法の聴診器
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小説・文芸
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