あらすじ
警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。(解説:村上貴史)
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Posted by ブクログ
Aサイド Bサイド
正義感をどう捉えるか?
話しの流れはモヤモヤしつつ解決に?
(途中星4つペースが)
と思っていたが、
やっぱり柚月ワールドにしてやられた
月下のサクラ積読して良かった
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同級生が薦めていたのを思い出し、手に取ってみた。映画「孤狼の血」を観てこの血なまぐさいストーリーを書いた柚月裕子さんに惹かれ盤上の向日葵を読んでうまく表現できませんがこの作家は凄いと感じました。そして朽ちないサクラをよんでやはりこの作家は凄いと確信しました。月下のサクラを明日買いに行こうと思います。
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残りのページが少ないのに関わらず
最後の最後まで 気が抜けない
スリリングな作品だった
何が正義なのか?!
そして人とは 組織とは
やはり自分たちの利益に向かってるんだな
と…
やっぱり そうだよね…と思う気持ちと
さみしい気持ちが
続刊の月下のサクラで どう変化するのか
楽しみだ
初読みの作家さん。大当たりでした
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柚木裕子さんの本は二冊目。
緊張感があって怖さもあるのに
ページをめくる手が止まらない
中毒さにトリコになります。
そうそう、こういう警察小説大好き、
なんだか腑に落ちないなあと思ったら
最後のどんでん返し圧巻でした。
次作も楽しみ。
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初の警察小説として、これを選んだ。
正解だったかは分からないが面白く読めました。
最後の方は色々と矢継ぎ早に起き、目まぐるしい展開です。ただこの決着はどうなんでしょうか?
これってあり?ラストの冨樫課長と同じく自分自身読みながら「唐突な推論」としか思えませんでした。確かに世の中には様々な闇があるとは思います。それは分かるんですがねぇ〜。
とはいえ面白く読ましてもらったので星四つです。森口泉のキャラクターは良く、映画の杉咲花さんはイメージぴったりだと思います。
是非、続編も読んでみたいと思わせる作品です。
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初めての柚月裕子さん。
友人がすすめてくれた一冊。
主人公の広報広聴課の森口泉が親友の死をきっかけに、真相を追及する。
「世の中には、知らない方がいいこともある」
この言葉の意味する壁を突破しようとする泉
厚い壁に阻まれても彼女は朽ちないどころか
さらに闘志を燃やし新しい決断をくだす。
彼女に寄り添い、力を貸してくれる磯川の存在が嬉しい。
そうか、映画では杉咲花さんが泉役を
萩原利久さんが磯川役をやったのか。
今さら、今ごろだけど観てみたくなった。
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Audible で見つけて、ワクワクして、一気に聴きました。ただ第五章からがすんなり入らず、解決のためには『月下のサクラ』を聴かなければと思い、ダウンロードしました。
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読み応えのある警察小説
一つの事件からどんどん背景が大きくなっていく。
犯人がわかり事件解決かと思いきや、推理は三転。
そして主人公泉が決心したことは、、、
続けて次作を読みます。
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事件の真相にはモヤモヤするが、主人公である泉が警察官を目指すというラストは気持ちがいい。続編は泉が刑事になっているので、気になりますね。
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柚月さん作品久々でした。
続編があるようですが、まさしく数巻ものの第1巻という感じで終了。
脳裏には『to be continued・・・』と。
続編に期待
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最後ページ少ないのにそこから黒幕暴かれるからテンポ良いのかサラッとしてるのか何ともって感じやった。
公安絡みやったら非現実感凄過ぎてあんまりピンとこんかった。
ストーリーは面白かった。
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3.6
柚月裕子さんの作品はなんだかんだ面白い。
警察内の刑事と公安の正義の違いを描きつつ、納得のいかない主人公の純粋さが良かった。
犯人が捕まってか、『犯人が津村を疑ってたのは何故』って思た自分を褒めたいw
Posted by ブクログ
不祥事のネタ元はどこか、記者の千佳は死ぬ前の数日間どこで何をしていたのか、生活安全課の辺見はなぜ被害届を受理しなかったのかなど、多くの謎が提示された上で物語は展開していく。それらが少しずつ解き明かされて繋がり、真相が見えてくる。
警察小説でありながら、主人公二人は最前線で捜査を進める捜査一課の刑事ではないので、素人探偵モノの側面もある。しかし二人とも諦めることなく執念で糸を手繰っていく。
柚月裕子作品は誇りや矜持を抱く警察官が多く登場するところが良い。
最後に正義の鉄槌が下され巨悪が打ち倒される、その予想を覆されたのは理不尽ではあるものの新鮮で面白かった。
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読もうと思ったきっかけは…たまたま行った本屋さんで、サイン入り文庫が売っていたから笑。でもこの選択は間違いではなかった。一筋縄ではいかないのだろうと思って読んでいたけど、やっぱり…という感じ。
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柚月節、唸る。 柚月裕子作品の良さは、決して八方丸く収まらない、現実に即したところだ。
裏の裏を描き切り、例え理不尽に感じることであってもそれを明日への希望につなげる終わり方で描く。
本書でもそれが余すところなく出ていて、事件が解決しかかったと思わせて真の黒幕を匂わせる、というとんでもない手法に出た。
もちろん、その黒幕が罰されることはないのだが、主人公のまっすぐな気質と生真面目さが、いつか必ずやってくれるだろうと期待をさせてくれる。
ただ、後半、泉の出番が少なくなってしまったのが少々残念。しかしこれもまた、リアリティ追求の結果なのだから仕方がないと思う。
Posted by ブクログ
読みやすくて面白い。警察モノで犯人探しの物語ではあるのだけど、最後少しズレたところに着地したような。ズレてもないのかな、、
柚月裕子さんの作品らしい感じで、この作品自体が、主人公の森口泉の物語のプロローグのように思えました。続編見据えた終わり方って感じでもあるし、実際に続編あるようなので、続編に期待。
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親友の死の原因は自分なのか?警察の事務で働く主人公が、親友に漏らした情報。親友を信じられずに仲違いしたまま親友が殺されてしまう。警察官なみの行動力と推理力を発揮し、死の真相にせまる!ほんとこの人は警察官になれるーて言う素人ではない追い詰め方がスリル(* 'ᵕ' )☆
Posted by ブクログ
なんだかもやもやする終わり方やなと思ったら、泉さんは刑事目指すのやね。
「月下のサクラ」を先に読んでしまったから、そういうこと!と納得だけど、なんだかやるせないなぁ、国家警察てそうなん?
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ラストの件は良かったし、主人公の新たな決意の想定外で良かった。けど、少しばかり、警察組織の闇というか深みが感じられなかった。勿論、あまりそこを深くすると、新たな決意が嘘っぽくなってしまうので、こんな感じが良いのかも。
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伏線があるので途中から結末は簡単に予想できる。後半は、それをどう回収するかを読んでいく感じだった。登場人物のうち、何人かは描写や情報、回収が足りない部分があるのが気になる。
物足りなさは感じるけど、エンタメとしては面白いので星3つ!
Posted by ブクログ
杉咲花を想像しながら楽しく読んだ。
残り少ないページでどう解決するのか…と思ったら、しなかった。。。
まあそれが逆に現実的。
解決なんてしないんよね。
でもそれでいいのかエンタメ小説。
続編が実質後編なのか。
それはこれから読むのでまだわからない。それ次第で評価が変わりそう。
だけど、映画はこれで完結してるだろうし消化不良にならんのかしらん。
Posted by ブクログ
複雑な裏が明らかになっていくところは面白かった。
心理描写はさほど深くなかった。
ドラマっぽい展開に感じた。
続編があるそうなので、ストーリーの発展に期待したい
Posted by ブクログ
サクサク読めた。ラストがあっさりしてる気がするので、月下のサクラも読んでみたい。読んでる時にwowowで放送してた映画も録画してるので、そちらも観てみようと思う。
Posted by ブクログ
⭐︎2.8くらい
オウム真理教やサリン事件を思わせる教団が出てきて、興味はそそられたが、公安のあり方に持って行く感じがあまり好きではなかった。
Posted by ブクログ
警察の事務職員の泉が親友の死亡事件を調査解明していく話。経緯が何度か書かれていて、分かりやすい方にはわかりやすく、なかなか展開が進まないと言えばすすまないのかな。でも、最後のあたりまで誰が犯人か読めませんでした。事務職員が主人公のミステリー初めて読んだので一気に読んじゃいました。おもしろかったです!