小説・文芸の高評価レビュー
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以前から磯田さんのファンなので、2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に関する本がたくさん書店に並ぶ中、私は本書を選びました。「はじめにーー歴史から得られるヒント」の、〈歴史学者の細かすぎる史実集と、小説家のフィクションの混じった人物評の二つだけでは、なんとも惜しい〉〈しっかり、古文書なり良質の史料を読み込んできた歴史学者が、人物評価の要点を提示して正面から論じる「史伝」が必要〉という文章を読み、やはりこの本で正解だったと確信しました。
実際、目から鱗が落ちました。こんな〈秀吉のハンディ〉があったとは知らなかったし、秀吉が松下加兵衛という人に仕えて信頼されていた経緯や、のちに秀吉がその松 -
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一言、「読んでよかった」に尽きる。
描かれているのは、本人の日々。
なんでだろう?と自分に向き合うことから逃げない主人公。言語化が難しい心の淡いところにも向き合う主人公。私の勇気になりました。
以前より、NetflixのLIGHTHOUSE で源さんとの対話を聞いていて、共感ポイントも多かった若林さん。
たりないものを満たすのは、自分が足りないと思うものを反対に持っている人の言葉で埋まる、埋めると思っていたが、たりたいものを埋めてくれるのはシンパシーを(勝手ながらですが)感じる人の言葉でもあるのだなぁと感じた。
朝井リョウさんの解説まで良かった、、、
作家的評論と知人であることの視点 -
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最初は2人の喧嘩?のようなとこから始まり、なんだこれはこんな仲悪いの?とびっくりしたけど、読み進めていくうちにせつなさんの優しさとか気遣い、薫子さんの真面目さ優しさなどを感じることができて心がじーんとしました。
2人のやり取りも面白くていいコンビだなと思いました。
私は料理を作るのが正直あまり好きじゃないし得意でもないけど、誰かのために料理を作るということはその人を幸せにすることが出来ると当たり前だけど忘れていたことを思い出しました。それでもやっぱり料理は好きじゃないけども笑
カフネという言葉の意味を初めて知りましたが、とても素敵な言葉ですね。 -
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この本は医療ビジネスの闇の部分を見事に曝している。
医療を受けるということは、よい生を全うすることと必ずしもイコールではなく、医療ビジネスの餌食となる可能性を秘めていることを実感させられる。
透析だけでなく、人がどう死に向かうべきなのかを考えさせてくれる本として、患者や家族、医療・介護現場で働く人は心して読むべき本だと思う。
仕事上多くの透析患者さんと接する機会がある。透析患者さんはわがままだったり健康管理の意識が皆無の人が多くて、医療介護職から厄介者扱いされやすいと感じている。
著者の堀川さんのご主人のように仕事をバリバリしたいからと食事制限を含めた健康管理をキチンとされている人はなかな -
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映画界隈では戦国×ミステリーという異色の作品である黒牢城がマイケルに轢き殺されている中、戦国ミステリーの手本と言えるような本に私は出会ってしまった。本作「幸村を討て」は戦国最後の大決戦である大坂の陣を舞台に繰り広げられる様々な武将の思惑の交差、真田幸村を中心とする謎、といった戦国の醍醐味をミステリーというジャンルに落とし込んだ作品である。戦国ファンなら誰もが思いを馳せた歴史の隙間に作者の解釈が見事にはまる。なぜ幸村を名乗るに至ったかなどたまらない要素が謎解きに組み込まれていて心を躍らせてくれる。500頁超の大作であるがどんどん引き込まれていくストーリーの展開に唸る。戦国物のエンタメとしてこれ以
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ネタバレ読み終わってみると、人間の善性が煌めくお話だったとつくづく感じる。かの国もめっちゃいい役回りじゃないか。
下巻も試練の連続だが、NASAを頼れない一人きりの状況になるとワトニーが生き生きし出す気がして(勿論仕方がなくなのだが)、可笑しかった。
てっきり地球に帰還してからのエピソードなどもあるのかと思っていたら、手に汗握るピックアップ作戦の完了とともに、そのまま物語も幕を閉じて驚いた。
同僚との再会に感極まるワトニーをみてこちらも気付いたら号泣していたし、きっと皆んなで地球の土を踏めたと思うので、これ以上の描写は野暮なのかも。
ここまで2作とも半端ない面白さなので、『アルテミス』も絶対面白