ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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     あまりミステリー小説を多く読んだことは無いのですがとても面白く、一気読みしてしまった。一度犯人がわかったとなった後、少しだけ実は違って話の展開がひっくり帰るところや、全てがFになるという意味も、ああなるほどと唸ってしまった。

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    2026年03月17日
  • Aではない君と

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    自分の子供が加害者や被害者にならない保証なんてない。
    殺人を犯した我が子やその罪、そして被害者遺族とどう向き合うのか、更生するとはどういうことなのか、その先に何が見えるのか、痛いほどに考えさせられる。
    薬丸岳作品を読んだ後は、様々な少年犯罪を思い出し、その後の関係者がどのように暮らしているのかずっとずっと考えてしまい苦しくなる。
    けれど、こうして社会全体で考えてゆくことが大切なのだと改めて思う。

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    2026年03月17日
  • 文化の脱走兵

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    紫式部賞の川上弘美さんのコメントを読んで、奈倉さんのことを知った。というくらいで、まだあまりよく知らないかた。
    クルミの住人、柏崎に古民家を見にいくお話、あとがきを読み、お人柄に賛同している。賛同はするけれど、なかなかわーっと売れたり有名になったりは…本だけでは少々インテリ感が濃すぎて難しい気もする。コメンテーターとかなさらないのかな。

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    2026年03月17日
  • 密やかな結晶 新装版

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    いろんな感想があるのかもしれないけれど、私の感想としては、悲しい話であり怖い話であり、どこか「今リアルに起きていること」の話。
    なくなっていく現実に鈍感になっていくのも怖いけど、最後までなくなっていく現実に抗えないラスト1人になるのも怖いな。

    川上弘美さんと同じくで昔からあれこれ読んできた作家さんだけれど、小川洋子さんの話の多くには救われない人やネガティブな現実から脱するのを諦めた人が出てくる(私の印象)。元気なときに読んで悲しみと美しさに浸るのは幸せだけど、元気がないときに読むとけっこうキツい。

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    2026年03月17日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    久しぶりに羅生門を読みたいと思って買ったのですが、羅生門以外も良かった…!羅生門は教科書で読んだ時はぼんやりと読んでましたが、今読むと情景や人間味のある悪がすごく分かりやすい作品だと感じた。
    あと個人的には芋粥が一番良かった。五位の「いけぬのう、お身たちは」のひと言は読んでた時もとても印象的でしたが、作品解説でこの嘆きを聞きとる芥川の優しさがあるといった事が書かれていて、たしかにこれも優しさだなと。あと全体的に会話文が、昔の人の口調だからか、言葉が丁寧なのも好き。
    予想外に芥川にはまってしまい、他の作品も読んでいます。

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    2026年03月17日
  • 芝公園六角堂跡 狂える藤澤清造の残影

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    ネタバレ

     西村賢太は世界で唯一のそして最も純度の高い「藤澤清造原理主義者」である、ということを表明したような4編が収まっています。

     主人公の北町貫多は、名のある新人文学賞を受賞し、アルバイトと称したテレビ出演などといったメディアにも呼ばれ、顔も広がり交友関係にも華やかさが出てきています。
     ある著名なミュージシャンのライブに特等席で招待され、ライブ打ち上げにも参加するような人生が、彼を待っていたなんてあのクソみたいな日常を送っていたころの貫多には想像できていなかったでしょう。
     著者曰く、本連作は読者へのサービス精神は一切捨てたと言っています。たしかに、きっぷの良い暴言や理不尽なバイオレンスは出て

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    2026年03月17日
  • テミスの剣

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    登場人物の多さに加えて、言い回しもなかなか硬派。
    読めない漢字や気になる言葉が多くて、気づけば付箋だらけの一冊になりました。

    「高邁を画餅と断じるのは妥協ではなく迎合だ」
    …こんな言葉、人生で一度も口にしない気がする。

    語彙の豊富さに頭は少し疲れるけれど、それも含めて重厚。
    骨太の社会派ミステリーを読んだ、という満足感が残る作品でした。

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    2026年03月17日
  • 看守の流儀

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    めちゃくちゃ面白い。内容も完全に悪い人がいないから心がざわざわしないし、みんな信念を持っているのがジーンとくる。最後にそういうことだったのか!と思ってもう一回読み直した。次のシリーズも読みたい。

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    2026年03月17日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

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    シリーズ5作目。なんと会話には度々出てきていた、秋宏の初恋相手、出口さんが初登場。離婚を経験し、みつばへ引っ越してきた。
    今回も心あたたまる話ばかりでした。。

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    2026年03月17日
  • ジャスティス・マン

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    ジャスティスを日本語に訳すと、「正義」や「公正」とされ、本作の主人公の価値観に基づく正義や公正を貫き通す。健康体操など自らを厳しく律し、私生活から職場であるホテルマンとしても、自己価値に基づく判断を下し、管理者として部下や外国人労働者を厳しく指導する。ただし、主人公の「正義」な名のもとに正当化する独善的な判断は、強烈なハラスメントして上司や部下から忌避される。また、自己陶酔した価値観は妻への過干渉による人格否定となり、妻は木人化(木偶・でく)して、私生活にも支障を来す。鬱積(うっせき)した感情は、自宅の破壊活動を起こし、行きつけの本屋でのカスタマーハラスメントとして爆発し、鬱憤(うっぷん)を晴

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    2026年03月17日
  • 踊りつかれて

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    『インザメガチャーチ』でガツンとやられたところにこれ…途中読んだ『逃亡者は北へ向かう』も相まって身が持たない。

    序盤は歌手と芸人に匿名でネットリンチした人間の素性を公開するところから。

    正義の名をかざしたストレス発散、目の前にいても言えるのか?というような叩きは社会問題だと思っているけど、作家もそこを看過できなかったんだろうなと思った。

    白状すると、突き止める様子が怖くなってとあるネットコメントを全部削除しました。
    その時にフォロー機能があることを知ったんだけど、なぜか何人もにされていて怖くなった。

    インターネットの怖さがわかりやすく、小学生の子どもにも読ませたいと思ってたら、中盤は尼

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    2026年03月17日
  • 名古屋お疲れメシ通信

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    名古屋旅行前に読みました!
    小倉トースト、あんかけスパ、ひつまぶし、、

    「え、そうだったんだ!」というような小話や、全体を通してのストーリーがあって、あっという間でした。

    名古屋早く行きたいー!!となりました!
    名古屋に行ったことのない人も、名古屋に住んでいる人にもおすすめ!ぜひ

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    2026年03月17日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    2作目から100年後。
    蒸気機関車ができ、芸術が盛んになり、近代的が進んでいるレーエンデ。

    前作の主人公テッサの存在が忘れ去られ、帝国からの支配を諦め、不自由を受け入れつつあるレーエンデでテッサの革命を脚本にした舞台を上演し、力ではなく芸術で世界を変えようとした双子の物語。

    天才劇作家の兄と、凡庸な舞台俳優の弟。
    双子で才能に差があって拗れた関係のように見えて実はお互いにとんでもなく大きい愛情を持っていて、不器用にでもお互いを想い合っていることを伝えられてよかった。

    作中度々テッサの話が出てくるので、2作目の思い出に浸りながら楽しめました。
    1作目のユリアとトリスタンもちょっとだけ登場し

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    2026年03月17日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    「たくさんの言葉を、可能なかぎり正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることだ。歪みが少なければ少ないほど、そこに心を映して相手に差し出したとき、気持ちや考えが深くはっきりと伝わる。」
    言葉は日々移ろっていくもので、形として目には見えません。だからこそ、たくさん学んで、知って、使って、自分の考え方や気持ちを伝えることができます。
    馬締さんの恋文も言葉として、理解することは難しく感じたけど、気持ちがこもっているなと感じることができました。
    「好きです」だけでは抑えきれない思いをかぐやさんも感じたのではないでしょうか。
    まだ知らぬ、これから出会う人に自分の気持ちを伝えられるように、日々言葉の

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    2026年03月17日
  • 川あかり

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    葉室麟にハズレなし。ややいつもの小説ほどは重みに欠ける感じはあったが、面白いことに変わりはない。主人公の魅力が今ひとつ伝わらなかったのかもしれないが、いつも通り葉室麟の話をら読んだあとは爽やかな気持ちになる。人間の良いところを再認識できる感じか。葉室麟の話はどれもオススメ。

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    2026年03月17日
  • 目には目を

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    非行少年たちの生い立ちに関する話が非常に興味深いです。

    普通の人生を送ってきた自分がいかに視野が狭く、思慮が浅かったか思い知らされました。

    そして、どんでん返しからのどんでん返し。

    少年の心の成長も所々に伺えてじんわりとし、また真実を知った後にはさらに心にグッとくるミステリー作品です。

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    2026年03月17日
  • ママはいつもつけまつげ ~母・中村メイコとドタバタ喜劇~

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    最高におもしろかった。
    筆者と年代はそんなにもかわらないけれど、こんなにも違う人生を歩んでいる人がいるのかと目から鱗でした。
    居住地も近かったので、昔のその場所の風景が浮かんできて楽しかった。
    そして、豪快な中村メイコさんの生き方に憧れた。しばらく家庭での話題は中村メイコさんでした。
    また読みたい。

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    2026年03月17日
  • 白の鳥と黒の鳥

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    なんだか奇妙な世界の
    ショートストーリー
    リアルな世界のよもやま話だったり
    色や虹が主人公だったり
    どれも童話のような
    幻想物語のような
    ふわふわした感じがする
    解説で春日武彦さんは
    ウインナーソーセージの缶詰から
    出てきたようだと言っている
    いしいさんの世界は
    ヘンテコだけど癖になる

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    2026年03月17日
  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

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    15年前の東日本大震災で、あれほど酷い目にあったのに、どうして今原発回帰の流れなのか。日本のエネルギー政策がいかにゆがめられてきたか。再生可能エネルギーにはまだまだ可能性があるのに、どうして政府は原発ばかりを推すのか。
    悲しいくらいによくわかりました。

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    2026年03月17日
  • 蛍と月の真ん中で

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    素敵な物語でした♡

    夢を抱いて東京の大学にきた匠海は、亡くなった父と同じ写真の道を歩きたいと希望に溢れていた。

    しかし現実は学費と生活費の為にバイトに明け暮れる毎日で次第に心が疲弊していく…

    父親が生前に撮った蛍のポートレートの場所
    そこには匠海が自分を見つめ直すたくさんの出会いがあった!!


    素敵♡(●︎´艸`)ムフフ
    人も景色も素敵♡
    長野県ですよ〜諏訪湖の御神渡りとかね!

    そして匠海と素敵な女性のキュン♡もあります笑
    真面目で素朴な大学生の匠海というキャラ
    出会った人たち
    もう良い人ばっかり!
    癒しの読書ですな♡



    バイト三昧の芸術系大学生……
    裸のあの子で脳内再生されてま

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    2026年03月17日