ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ふたり、この夜と息をして

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    美しい描写を表現するときの日本語が本当に淡麗で素敵。誰もが思い付かない、そんな描写表現ではないが、バックトゥバベーシックのようなそんな原点回帰の描写。
    美しい青春、青年同士の春を青年が書いたそんな物語の話であった。美しい。

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    2026年05月18日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    登場人物が魅力的で、各場面の情景も鮮明に思い浮かべながら読むことができた。
    章ごとに見ると、「泣き女」のエピソードは中途半端に感じたし、「館」の話も推理にやや強引さを感じるなど、どこか消化不良な違和感が常に残っていた。
    しかし、それらが最後に一気に回収され、全体として非常に完成度の高い構成で読後の満足感が高い。
    同時に、なんとなくの気持ち悪さをうまく受け流しながら読まされていたことに対する、作者への悔しさのような感情も残った。

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    2026年05月18日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    とにかく、登場してくるスイーツが美味しそうで気持ちがあたたかくなり前を向けるような言葉が添えられていて、素敵な一品だなと感じた。「ファースト・アンド・オンリー」が特に大好きだった。甘酸っぱくて心にふわっと優しさがじんわりと広がる、青春も感じるとても素敵なお話でした。私もスイーツとともに、自分に甘い時間をプレゼントしたいと思った。

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    2026年05月18日
  • 探偵チームKZ事件ノート 消えた美少女は知っている

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    NHKでアニメ化されたからか、ここから1冊の厚みが増す。後半このままだと結末までページ足りないのでは?と思ったけど最終的にどうなったか詳しく語られぬまま終わるし。肝炎あれ感染したら一大事なのでは。
    美少女の親がテスト問題入手出来る環境もどうかと思うけど。大人の不正多すぎて、大人ってどうしようもないな。と思ってしまうわ。

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    2026年05月18日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    またやられた()
    今作は倒叙集で犯人視点の物語だけど、やっぱ犯人視点でも翡翠ちゃん目線で読んでしまう笑
    城塚翡翠は色んな意味で最強の探偵だなと読んでて思った、今まで読んできたミステリーの探偵の中でも1番凄いんじゃないかなと個人的には思った、今作も最後はえ?って少し混乱したしほんとにやられた、面白かったー、シリーズ最終作のinvert2もこれから読み始めるから楽しみ!

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    2026年05月18日
  • グレタ・ニンプ

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    なんかもう型破りすぎる1冊!

    ページの中で、登場人物の言葉があえて明朝体以外で印刷されてたりするの。
    それがすごい絶妙で、声が聞こえてくるような気がする。
    妊娠・出産の、期間にすると1年くらいの様子を追っているんだけど、途中にほんとに声を上げて笑いたくなるシーンがたくさんあったり、深く考えさせられたり、と濃い1冊でした。

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    2026年05月18日
  • 時をかけるゆとり

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    つい見逃してしまいそうな日常をコミカルに切り出してしまう朝井さんのセンスと着眼点に感心しつつ、大口開けて笑いながらすいすい読んでしまった。ここで笑いを取りたいんだろうというポイントでまんまと笑ってしまって悔しい、、おもしろかった、、

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    2026年05月18日
  • 変な地図

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    令和的ホラーミステリーを書かせたら右に出るものはいない、雨穴さんの最新作。

    雨穴作品の常連の栗原さんがとことん主役の古地図をめぐるドキュメンタリー。気がつけばどんどん不思議な世界の穴の中に陥っていく。

    緻密なプロットと、一癖も二癖もある登場人物たち。
    すべてきっちり回収して、満足ながらもなんともいえない切なさが残るストーリーはさすがとしかいえません。

    雨穴さん初体験の方にもおすすめです!

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    2026年05月18日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    読み始めて毛利元就の15本の矢!3本の矢はあまりに有名な話だが…これは史実か?そんなのは正直!どうでもいい!面白い!

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    2026年05月18日
  • 言語化するための小説思考

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    存在は知っていたが、なんとなく読む気にならなかった。

    だが、最近少しずつ、小説の力、物語の力を感じるようになり、それについて描かれた本書が気になり始めた。

    しばらく積読の期間があったが、ちょうどタイミングよく目に留まったので、読み始めた。やはり本は目につくところに置いておくのが良い。(先週ブックスタンドをいくつか購入して目につくところにまだ読んでいない本を並べるようにしたのだ)

    で、本書。小説を書くときの具体的な思考のプロセスを描いていて、タイトル通りの内容であった。

    そして、それは最近自分が小説に注目しているところをまさに表現していた。つまり、小説という具体的な物語を表現することで、

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    2026年05月18日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    下巻もエグい面白い。

    目の前の事象に対して論理立てて解決していく様がとても気持ちよくて面白い。そしてその体型だった仕組みを用意した作者は天才だなと思った。

    トラブルのレベルもどんどん大きくなってくるし、それをギリギリのところで回避していく様も一気に読んでしまう勢いがあった。バディのふたりがお互いを助けるために互いの環境にボロボロになりながら入っていくのが好き

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    2026年05月18日
  • 水車小屋のネネ

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    ネタバレ

    理佐も律も、一生消えない傷をつけられたのに。でも彼女たちには、悲劇のヒロインぶる余裕なんてなくて、1日1日の食べ物のことを考えながら、必死に生きた。手を差し伸べた大人たちの優しさを、彼女たちは独り占めせずに、次の世代へ繋いでいく。思いやりや優しさって、地道に、ちゃんと世界をよくしていくのだと、久々に感じられたような気がする。

    「しばらくの間、自分という人間がおらず、何もしなくていいように感じることを気分良く思いながら、律は去っていった守さんや杉子さんや、この場にいない藤沢先生のことを思い出していた。

    むしろ彼らや、ここにいる人たちの良心の集合こそが自分なのだという気がした。」


    人に振り

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    2026年05月18日
  • 風と共にゆとりぬ

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    くそおもろい。
    エピソードトークみたいな感じで合間合間に読める気軽さもある。
    電車で読んでたら思わず笑っちゃいそうになって口元が歪む笑
    肛門紀が面白かった

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    2026年05月18日
  • スメラミシング

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    啓蒙の光がすべての幻を祓う日までは、世界の仕組みを疑いたくなりました。社会のルールや自然の掟など、土台からひっくり返される感じがしました。また、ひっくり返すための道筋も驚きでした。矛盾に気づけるなんてすごいなあと。人々の知的欲求や疑問を解決しようとする姿勢にドキドキしました。

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    2026年05月18日
  • 華麗なる一族(下)

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    面白かった。人間の業、所詮は自分のため、自分の信念のために人は生きる。奢れるものも久しからず、栄枯盛衰、生きているうちに栄華など長い目でみるとかわいいもの。

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    2026年05月18日
  • プラハの古本屋

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    共産主義チェコスロバキア時代に、本を手に入れるべく古本屋通い。
    言語学者として興味津々の著者に、本を与えたり、話を聞かせたり、プラハ周辺の人々のあたたかさも感じる。

    チェコ人の奥さまとの間に産まれたお子さんのバイリンガル教育も、かなり興味深かった!

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    2026年05月18日
  • 漂流

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    どんな苦境に立たされても、希望を持つことが、何よりの原動力になるのだと感じさせられました。出会えてよかった作品です。

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    2026年05月18日
  • チョコレート・ピース

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    青山美智子さんの本は短編であってもそれぞれのピースがどこかで繋がっていて読んでいてワクワクする。
    チョコにまつわる話も普通に短編としても面白いし、後半になってここが繋がっていたのか!という発見があるからなお楽しい。キュンもありつつ心が温かくなる一冊。

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    2026年05月18日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    面白かった!!イッキ読みしてしまいました!!
    子どもの頃から、冤罪系(?)やってないのに「お前がやっただろ!」って周りから言われちゃうのってめっちゃ可哀想で苦手で、、だから冒頭は本当に読むのがしんどくて、絶対に冤罪が晴れると信じながら読み進めた。
    途中からは犯人探しが楽しくて、ページをめくる手が止まらない!
    奥さん怪しいな、、小五の娘が?!いや殺せなくない??からの大どんでん返し!そうきたかー!
    って感じで楽しみました
    この叙述トリック!最高です!!気持ちいい!!

    SNSは便利だけれど、付き合い方を考えていかないといけないなっていうのを改めて、、
    RT一つで自分が無罪の人を殺人犯に仕立て上げ

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    2026年05月18日
  • それから(新潮文庫)

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    三十歳、無職、親の金でぶらぶらと自由に生きる代助。生活に困窮する友人平岡との再会。そして次第に平岡の妻・三千代に惹かれていく…。

    ぐずぐず進む前半とは違って後半の急展開とそして最後の1ページの表現に衝撃を受けました。

    漱石のイメージ(私だけが思っていたイメージなのかもしれませんが)がいい意味でぶっ壊された感じ。こんなにもストレートで熱を帯びた文章を書いていたんだ!と驚きました。

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    2026年05月18日