ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 夜は短し歩けよ乙女

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    森見ワールド全開の不朽の名作。
    自由奔放な黒髪乙女と彼女を追いかける阿呆大学生の愉快な日常の物語。

    独特で軽快なリズムと言い回しで綴られる夏の一節は思わず笑ってしまうような奇怪な出来事ばかり。

    どこかズレていてドタバタで、それでいて楽観的な素敵すぎる登場人物たちが我々の静かなはずの読書の旅を騒がしいものにしてくれること間違いなしです!!

    読めば飲み歩いて馬鹿をしたくなる最高の本です!!
    愛すべき阿呆どもに今宵も乾杯!!

    「ただ生きているだけでよろしい。」

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    2025年12月02日
  • わたしの知る花

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    生きるって、切なくて苦しいこともたくさんあるけどいつもその中に救ってくれるあたたかい愛情がある。町田そのこさんという作家さんがまた大好きになった。

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    2025年12月02日
  • 月と散文

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    又吉さんの言葉が好き
    関西弁がスラスラ入ってくるのもすごい
    ただの日常をただの特別にしているのもすごい

    何回でも読む

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    2025年12月02日
  • 美しすぎた薔薇(新潮文庫)

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    美しすぎた薔薇は一体誰なのか。
    くわがきあゆワールドの人物は何故こうも癖が強いのか。
    歪んだ価値観をあたかも平然と押し付けてくる登場人物にドキドキしてしまう。最後の最後まで読み手に裏切り感情を抱かせるなんて。
    薔薇の棘で出来た傷さえも愛おしい。私の狂気の、根底はただそれだけ。

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    2025年12月02日
  • 好きな食べ物がみつからない

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    まるで自分のことのよう。書いてあること全て「わかる!」と思ってしまった。ユーモアがあってとっても読みやすい。久しぶりに本を読みながら声を出して笑った。

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    2025年12月02日
  • 赤毛のアン

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    女の子だったころ、夢中になって読んだ本。シリーズ読破。読んだら脳内にアンが住み着いて、考え事がいちいち「おぉマリラ!」から始まってしまい困った。いちご水に憧れたなぁ。なんであんなに夢中で読んだんだっけ?いつも大袈裟で真面目くさって、目を輝かせたり、プリプリ怒ってすぐに絶望してみたり、そんな主人公に憧れたのかな。

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    2025年12月02日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    最後の伏線回収がすごくて、本を置くことができませんでした!ちょっと長いかなと思ったけど、途中から止まらなくなります。本当に面白かったからぜひ読んで欲しいです。

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    2025年12月02日
  • 何者

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    これめっちゃ好き。
    映画が好きだったから購入。

    映画とはまた違う、自分の想像で読めた。
    だけど、佐藤健や有村架純、菅田将暉、二階堂ふみが頭にずっといて、映画を文字で読んでるみたいだった笑

    でもやっぱりこの書籍は好き。
    自分も就活で悩んだ分、リアルで良かった。

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    2025年12月02日
  • しずかな日々

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    おすすめです!
    何か大事件や魔法のようなことは起こらず、ただ淡々と過ぎていく日常の中で丁寧に丁寧に時間が流れていき、それを一緒に追っていく中でじんわりとしてきて、最後には感動して泣いている自分がいました。人に薦めたところ、その人も今までで一番良かったといってほかの人にすすめていました。

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    2025年12月02日
  • アフターブルー

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    納棺師という職業がテーマの小説。
    率直な感想は心を動かされたということ。納棺師という職業は特殊で、さまざまな職業と距離を置いて見られることもあるかと思います。
    しかし、本作を通じて人の為に尽くす尊敬すべき職業というイメージを抱きました。
    ご遺体の施工は故人のためだけでなく、遺族のためでもある。故人の最期を納得した形にすることで大切な人を失った遺族の方々が少しでも早く日常に戻れるように後押しをする役割でもある。
    僕が読んできた中で一番死というテーマに向き合っている作品でした。

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    2025年12月02日
  • 流浪の月

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    面白かったです。個人的には「汝、星のごとく」を読んだときに「面白い!」と思ったが、この本はさらにおもしろかった。自分の思う「常識」「非常識」とは何だろう。そこに思い込みや押しつけ、視野の狭さやバイアスはないか。そんなことを考えさせてくれる一冊だった。

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    2025年12月02日
  • 赤と青とエスキース

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    一つ一つのお話にも感動していたけれど、
    赤鬼と青鬼からのエピローグのゾワゾワと言ったら!

    もう一回読んだら見えてくるものとかもあるんだろうな〜と思うと再読必須。きっと色々なことが散りばめられているはず。こぼさず読んでみたい。

    青山さんの本からはいつも、
    繋がりを感じさせられているけれど、
    今回も繋がりがすごかった…
    気づくまでに自分は少し時間がかかってしまったけれど気づいてからの繋がりの凄さが…

    素敵な一冊でした。

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    2025年12月02日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

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    おもしろかったー!!読み終えたくない気持ちで最後ツラかった…
    正直、「神話大系」のみだと他の森見作品(有頂天、夜は短し)の方が好みだったけど、「タイムマシン•ブルース」を含めると「四畳半」が一番好きだ。
    「神話大系」は話の性質上『私』と小津がメインで他のキャラが深堀りされていないように感じたのだが、「タイムマシンブルース」により明石さんをはじめとした他のキャラ達も魅力的に動き回り読んでいてワクワクした。
    『私」というフィルターを通さない城ヶ崎、相島の二名がとても魅力的に見えたのは個人的に面白かった。特に城ヶ崎先輩がユーモラスで彼の活躍をもっと見たい。樋口・羽貫・城ヶ崎の大学時代?のエピソードと

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    2025年12月02日
  • 約束

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    短編で読みやすい。読んでよかった。世の中にはつらいことが沢山ある。しかし下を向いていた視線をふと上げると周りにはたくさんの優しさがあふれている。それに気づき勇気をだして前向きになろうと思わせてくれる本。

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    2025年12月02日
  • 君の膵臓をたべたい

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    どうしようもない人の命とどうやって向き合い、目の前の人とどうやって生きていくか、考えさせられました。

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    2025年12月02日
  • 帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目。

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    全ての人が主体的に生き方を選択できて、かつその選択を互いに尊重する社会であってほしい。まだまだ遠い。
    2人の怒ったりイライラしている顔がものすごシワシワでわろてまう。好き。
    小林聡美と小泉今日子主演でやってた「団地のふたり」というドラマを思い出したりしながら読んだ。

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    2025年12月02日
  • 兇人邸の殺人

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    めちゃくちゃおもしろい。
    映画化してもおかしくない。
    殺人鬼もただの殺人鬼ではない。いろんな理由がある。
    最後の最後まで楽しませてもらった。

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    2025年12月02日
  • 帰れない探偵

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    短編連作のなかで、幾重にも重なる時間の揺らぎ。
    いるよ、みてるよ、と存在を伝える者。失われた場所への眼差し。遠くへ音楽を届けようとする人々。
    探偵が触れる謎と、解かれない謎。
    読み終わるのが惜しくなる、長い旅をした気になる本。

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    2025年12月02日
  • もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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    この物語のように人と上手く付き合っていく事は簡単ではないと思うが、実践してみたくはあるなと思いました。

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    2025年12月02日
  • 幻庵 上

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    【書名と著者】
    幻庵 上
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。

    【読後感】
    複数の世代に渡る囲碁サーガ群像劇。
    囲碁のルールをほぼ知らなくても(最初は辛いが)読めてしまう。
    ある意味、例えるなら小説版ヒカルの碁といってよい。
    他の百田尚樹の著作に比べると説明が難解かつ、コラム的に外出ししているのは囲碁を知らない人を楽しませる工夫なのかなと感じた。
    (一般に説明を会話で読ませる傾向あり)
    名人を諦めたものの碁界の壁として立ちはだかる義父の一代記、少年時

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    2025年12月02日