ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 彼女が天使でなくなる日

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    北部九州出身として、海がにおってくる作品でした。作品にはどれも重要な人物が出てきてましたが、なぜか後半押しかけて来た人物が、こんなにチープな人か、となぜか逆に印象深かった。

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    2026年04月29日
  • 君のクイズ

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    最近読む本は、おすすめはしたいんだけど、「おもしろい」と一言で言うには複雑すぎる感情になって、言語化が苦手なわたしににとっては感想を捻り出すことが多かった中、この作品はただシンプルに、おもしろかった!!!!と言える。

    特に主人公の脳内描写がすごくリアルで、クイズ一問一問への連想がおもしろいけど、その連想の仕方に共感できてで楽しかった。
    アンナ・カレーニナのくだりは電車の中で読んでいて、笑い声を漏らしそうになった。

    最後の展開も、あ〜良い話まとめに入ったな、と思いきや、、、えっ!?となって、自分の視野の狭さというか、人を表面でしか判断できていないことにも気付かさ

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    2026年04月29日
  • キノコがわたしを呼んでいる(小学館新書)

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    私の敬愛するSF作家、梶尾真治先生の本が遂に出た。しかし、それは本来のSF小説ではなくキノコの話。しかも小学館新書からの出版である。毎年、facebookのお誕生日メッセージには、新作の発表を心待ちにしておりますと投稿し続けてきたが、よもや突然本書キノコの本を含めて一気に3冊(本書、「もののけエマノン」、「おさご幻奇譚」)も出版されるとは思ってもみなかった。もう驚きしかありません。あと、出版の可能性があるとすれば、「白岳」で有名な高橋酒造のHPの「お知らせ」(特にコラム名はない)で連載されているショートショート?をある程度纏めたものかな。4/1現在で第258回だから、そろそろ第1弾出版の話が出

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    2026年04月29日
  • ハウスメイド

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    2部までは予想してた通りだったけど、3部はまさかの展開だった
    エピローグ読んだら次回作もすぐに読みたくなりました

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    2026年04月29日
  • 虐殺器官

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    ネタバレ

    なんとか虐殺器官を読みきった。
    最後までSAN値をガリガリ削られ続ける作品だった。

    ジョンポールと主人公が会話する辺りから
    虐殺の文法を主人公が最後継承するのだろうと
    予想したが、その通りだった。

    救いがないのが主人公もジョンも正気で 犯行動機が愛する者の喪失ということだ。

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    2026年04月29日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    芥川龍之介の「藪の中」を思わせる群像劇。大河ドラマのべらぼうの時代とほぼかぶっていて、江戸時代のサブカルの世界が、蔦重とは別の世界で地続きに繋がっているような感覚。物語は、「仇討ち」ではなく「あだ討ち」であることに読者が気づいた時点で、一気に加速する。謎が解けるにつれて、主人公が不条理な世界から解放されていく展開が良かった。

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    2026年04月29日
  • 言語化するための小説思考

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    論文のような文体
    1冊であり1報である

    思考が凝縮されており多様なアウトプットに有益

    小説を読む時の新たな視点が増えた
    面白さパラメーターが増えたような感じ
    今後の読み方、選び方が変わるだろう

    将棋のAI形成判断のところ、
    美容室のくだりの『小説だな』は面白い

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    2026年04月29日
  • ある編集者の主観

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    ⁡田中みな実さんの写真集をきっかけに知った編集者の小寺さんが本を出版社された

    すぐに買いに行った
    サイン本は売り切れていた
    そうだろうとは思っていた

    壁一面に並べられていた本と
    帯に書かれた小寺さんの文字が光って見えた
    (実際ゴールドに反射するデザインではあるが)
    「ストーリーでよく見てた筆跡だ」
    と脳が認識したのだろう

    『お仕事の話も恋愛の話も、どちらからも小寺さんの感覚を感じられて嬉しい♡』
    一番の感想である

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    2026年04月29日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    クトゥルフ神話の世界観に興味を持って読んでみたらこれは楽しい。
    歴史的ホラー作品を楽しいと言ってよいのか分からないけど、でも楽しい。仰々しい文章表現は新訳のおかげでそこまで読みづらくなくて、逆にクセになりそう。特に表題作が気に入りました。
    他のクトゥルー神話作品も読みたい。

    ■エーリッヒ・ツァンの音楽
    老いた弦楽士の奏でる妖しい旋律に導かれて、気がつけば暗黒の恐怖に囚われて狂っていくお話。暗さと妖しさと芸術味のある世界観がイイ。

    ■狂気の山脈にて
    南極の奥地に太古の禍々しいモノを見た学者達が狂っていくという設定からワクワク。
    名状しがたい匂い、想像しがたく口にしがたい悪夢、古の秘密に満ちた

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    2026年04月29日
  • レーエンデ国物語

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    最後の方、話の展開が急に早くなったのが気になったが、人物や風土が丁寧に描写されており、その点は非常に良かった。

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    2026年04月29日
  • 私たちの世代は

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    感染症の流行により、普通の小学校生活を過ごすごとができなかった冴と心晴。
    そんな二人が大人になるまでに経験する悩みや成長を描いた小説。

    序盤は、教育熱心な母に翻弄される小晴、学校でイジメられる冴の姿に、心が重くなりました。

    小学生の頃は親が言うことが全て正義。
    親が間違っていようが、正しかろうが、全て正義で、それに抗うことは小学生には困難。

    物語を読み、小学生の子どもを育てる親として、自分の意見を子どもに押し付けるのではなく、子どもとともに考え、選んでいかなければいけないと改めて思いました。

    イジメも物語の中で描かれています。
    私の学生の時にもイジメは学校にありました。

    集団があった

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    2026年04月29日
  • 夜のピクニック

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    あまりにも青春。
    母校に歩行祭みたいな行事があったら、あれもこれも話せたのかなと妄想が膨らんだ。
    自分も貴子や融たちと一緒に歩いてる気分になって、すごく楽しかったです。
    仲間っていいなぁ!

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    2026年04月29日
  • 死にたいって誰かに話したかった

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    たぶん現実でこの作品の登場人物とは誰とも仲良くできないと思う。
    だけど全員魅力的でした。
    キャラクターに共感できないところも多くて、なんでそんなことするの?とかなんでそんな風に思うの?ってひっかかるのに読むのをやめられなかった。
    読んでるときも読み終わっても嫌な気持ちが少しあるのに読んで良かったと思える作品。不思議。

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    2026年04月29日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    この下巻を読むと、上巻はいかに大掛かりな仕掛けを体にくくりつけて、それを起動させるかをただ書き連ねた様なものに思える。そしてこの下巻で物語は大きく立ち上がり始める。

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    2026年04月29日
  • 新章 神様のカルテ

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    神様のカルテ、第五作目。
    どんどんストーリーが面白くなっていく。
    一止と榛名夫婦の仲睦まじいやり取りも、冷徹だが芯のある「パン屋」御家老、利休、番長等等新しいブランド人物も個性的で魅力的。
    早く次作が読みたい。

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    2026年04月29日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    今回は福助さんのプライベートなことが明かされたり、雑誌の取材を受けたり90歳超えても元気な美寿々おばぁちゃんがかっこよかった

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    2026年04月29日
  • 斜陽

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    読みながら本の角を折ってできたドッグイヤーの数や計り知れず、どの描写、台詞、手紙や遺書、本当に文学の寵児なんだなと納得するしかない素晴らしい描写ばかりで、よくこんなもの書けるなと感動しました。
    家族、恋や不倫、病気、中毒やテーマとして何を書いてるかはっきり際立ってるけど、同じことを太宰治以外の人が書いたらこんなには心打たないんじゃないかと思うくらい感情を剥き出しに書く才能がすごい。とにかく人の様子を美しく文章にする才能がすごい。唯一無二の文章だと思った。
    私が好きなサリンジャー、カポーティ、村上春樹、そして今太宰治加わっちゃいますが、「ストーリー」が面白いとかじゃなくて(いや面白いんだけど)、

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    2026年04月29日
  • 人生を変えたコント

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    せいやがカッコよすぎる!

    いじめられて、体が悲鳴をあげている中で、自分を守る方法が"それから逃げないこと"だったなんて、胸が張り裂けそうになった。

    たくさんの苦悩や葛藤。復讐に闇落ちしない精神力。裏切りの背景を受け入れる懐(ふところ)の深さ。どん底から這い上がった経験。それら全てが今のせいやの優しやお笑いに繋がっていて、「あぁこの人はなるべくしてテレビに出て来た人だ」と、心底納得した。

    痛みを知ってる人が発信するクリエイティブは、揺るぎなく誰かを救ってくれるし、心に響く。

    一生お笑いやってほしい!
    せいやがもっと好きになった!!

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    2026年04月29日
  • アキレウスの歌

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    『イリアス』に登場するアキレウスと、従者パトロクロスに焦点をあてた物語。2人に焦点をあてていることは一貫していて、純愛といってよいほどの関係に驚いた。パトロクロスは今回初めて知ったのだけど、アキレウスにそんな解釈があったのか…!
    アキレウスとアガメムノンが決裂した後からのストーリーの緊張感と、その先の悲劇の予感が高まっていく様が感じ取れる書きぶり(翻訳も素晴らしい)は白眉といってよいのではなかろうか。アキレウスとパトロクロスがイチャついているシーンよりも心に残っているくらい。アキレウスが誇りと名誉を重んじるが故に、味方の兵士から彼が憎まれることを恐れるパトロクロス。パトロクロスは心から優しい男

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    2026年04月29日
  • 謎の香りはパン屋から

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    とても読みやすく、美味しそうなパンを何度も想像してしまった一冊でした。パン好きにはたまらないパンの美味しさをこれでもかと表す描写、そして微笑ましいミステリたち。パン好きの私にとっては幸せなひとときでした。次巻がとても楽しみです。

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    2026年04月29日