小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃおもしろかった。
最近読む本は、おすすめはしたいんだけど、「おもしろい」と一言で言うには複雑すぎる感情になって、言語化が苦手なわたしににとっては感想を捻り出すことが多かった中、この作品はただシンプルに、おもしろかった!!!!と言える。
特に主人公の脳内描写がすごくリアルで、クイズ一問一問への連想がおもしろいけど、その連想の仕方に共感できてで楽しかった。
アンナ・カレーニナのくだりは電車の中で読んでいて、笑い声を漏らしそうになった。
最後の展開も、あ〜良い話まとめに入ったな、と思いきや、、、えっ!?となって、自分の視野の狭さというか、人を表面でしか判断できていないことにも気付かさ -
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私の敬愛するSF作家、梶尾真治先生の本が遂に出た。しかし、それは本来のSF小説ではなくキノコの話。しかも小学館新書からの出版である。毎年、facebookのお誕生日メッセージには、新作の発表を心待ちにしておりますと投稿し続けてきたが、よもや突然本書キノコの本を含めて一気に3冊(本書、「もののけエマノン」、「おさご幻奇譚」)も出版されるとは思ってもみなかった。もう驚きしかありません。あと、出版の可能性があるとすれば、「白岳」で有名な高橋酒造のHPの「お知らせ」(特にコラム名はない)で連載されているショートショート?をある程度纏めたものかな。4/1現在で第258回だから、そろそろ第1弾出版の話が出
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クトゥルフ神話の世界観に興味を持って読んでみたらこれは楽しい。
歴史的ホラー作品を楽しいと言ってよいのか分からないけど、でも楽しい。仰々しい文章表現は新訳のおかげでそこまで読みづらくなくて、逆にクセになりそう。特に表題作が気に入りました。
他のクトゥルー神話作品も読みたい。
■エーリッヒ・ツァンの音楽
老いた弦楽士の奏でる妖しい旋律に導かれて、気がつけば暗黒の恐怖に囚われて狂っていくお話。暗さと妖しさと芸術味のある世界観がイイ。
■狂気の山脈にて
南極の奥地に太古の禍々しいモノを見た学者達が狂っていくという設定からワクワク。
名状しがたい匂い、想像しがたく口にしがたい悪夢、古の秘密に満ちた -
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感染症の流行により、普通の小学校生活を過ごすごとができなかった冴と心晴。
そんな二人が大人になるまでに経験する悩みや成長を描いた小説。
序盤は、教育熱心な母に翻弄される小晴、学校でイジメられる冴の姿に、心が重くなりました。
小学生の頃は親が言うことが全て正義。
親が間違っていようが、正しかろうが、全て正義で、それに抗うことは小学生には困難。
物語を読み、小学生の子どもを育てる親として、自分の意見を子どもに押し付けるのではなく、子どもとともに考え、選んでいかなければいけないと改めて思いました。
イジメも物語の中で描かれています。
私の学生の時にもイジメは学校にありました。
集団があった -
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読みながら本の角を折ってできたドッグイヤーの数や計り知れず、どの描写、台詞、手紙や遺書、本当に文学の寵児なんだなと納得するしかない素晴らしい描写ばかりで、よくこんなもの書けるなと感動しました。
家族、恋や不倫、病気、中毒やテーマとして何を書いてるかはっきり際立ってるけど、同じことを太宰治以外の人が書いたらこんなには心打たないんじゃないかと思うくらい感情を剥き出しに書く才能がすごい。とにかく人の様子を美しく文章にする才能がすごい。唯一無二の文章だと思った。
私が好きなサリンジャー、カポーティ、村上春樹、そして今太宰治加わっちゃいますが、「ストーリー」が面白いとかじゃなくて(いや面白いんだけど)、 -
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『イリアス』に登場するアキレウスと、従者パトロクロスに焦点をあてた物語。2人に焦点をあてていることは一貫していて、純愛といってよいほどの関係に驚いた。パトロクロスは今回初めて知ったのだけど、アキレウスにそんな解釈があったのか…!
アキレウスとアガメムノンが決裂した後からのストーリーの緊張感と、その先の悲劇の予感が高まっていく様が感じ取れる書きぶり(翻訳も素晴らしい)は白眉といってよいのではなかろうか。アキレウスとパトロクロスがイチャついているシーンよりも心に残っているくらい。アキレウスが誇りと名誉を重んじるが故に、味方の兵士から彼が憎まれることを恐れるパトロクロス。パトロクロスは心から優しい男
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