ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 警官嫌い

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    警察小説の草分け的作品と言われているらしい「87分署シリーズ」の一作目。
    雰囲気が最高に好き。リアリティがすごい。当時のNYの警察署に本当にいそう(架空の街設定だけど

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    2025年12月02日
  • それでも光に手を伸ばす【電子限定特典付き】

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    今年一番の推し本です。

    生きづらさというテーマを扱う書籍は多いですが、感覚的・論理的・詩的な文体といいますか、そのバランス感覚が凄まじく、ひとつひとつの短いエッセイから受け取れる情報がとても多く、感動します。

    著者が音楽家・詩人という経歴だからでしょうか。 文章の呼吸、改行のタイミング、言葉の温度感が、エッセイだけではなう「詩」や「音楽」に近いです。黙読していても、脳内で心地よいナレーションが再生されるような感覚になります。

    内容は重いテーマ(うつ病や絶望)も扱っていますが、文章のリズムが軽やかなので、不思議と重苦しさがありません。 意味を理解しようと必死にならなくても、ただ文字を目で追

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    2025年12月02日
  • 方舟

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    方舟と呼ばれる地下施設に閉じ込められる中、殺人事件が起こる。一人を犠牲にすれば、他の全員が脱出することができる。その犠牲を犯人に負わせるべきだという結論になる。そこで犯人見つけようとする話。

    最後まで読むと鳥肌が立った。そこから犯人の動機が語られると納得のいくものになって、今までの話がひっくり返り、素晴らしい話だった。今でも余韻が残る内容だった。

    ミステリー好きにはおすすめの一冊

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    2025年12月02日
  • エピクロスの処方箋

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    『スピノザの診察室』の続編。
    期待を裏切らない満足感に暫し酔いしれる。

    大学病院を去り、地域病院で外来、病棟、訪問診療所と多岐にわたる業務をこなす雄町哲郎ことマチ先生だが、甥っ子の龍之介を引き取って3年経った。

    医療が人を救うのではなく、人が人を救うという姿勢は変わらない。

    今回は、マチ先生の力量を惚れ込む花垣から難しい症例が持ち込まれるも彼らしいと思う挑み方に感心した。

    生と向き合う医療でもなく、死と向き合う医療でもなく、第三の道を目指すというマチ先生らしさにこれも哲学なのかと思う。

    研修医の南先生から見えるマチ先生というのは、特別貫禄があるというわけではない。熱意や使命感に溢れて

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    2025年12月02日
  • デスチェアの殺人 上

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    ネタバレ

    ワシントン・ポーシリーズを読むのは初めて。カルト教団内の殺人事件。テンポがゆっくり。少しずつ事件が明らかになっていく。次々と色んなことがおこるのもおもしろいが、こういう展開もいいだろう。キャラクターも個性派ばかり。上巻の終盤に急展開する場面がある。

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    2025年12月02日
  • いつかみんなでごはんを 解離性同一性障害者の日常

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    小説を読んでいるよう 書き手のスキルが高く表現が綺麗だ。それで地獄のような苦痛を和らげてくれてるのでどうにか読める。ただし、様々な被害を受けた経験のある方は読むのは控えた方が良さそう。
    ここまで辛い経験があるのに、人間の脳は生かそうとする仕組みがあるのだと思わせられる。特に解離性障害は、強い防衛能力なのだとこの本で感じた。親による兄弟差別の虐待は、大人になっても続くのか。
    筆者の親は、法の裁きを受けた方が他の兄弟の為にもなる気がする。虐待は繰り返されるだろうし。

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    2025年12月02日
  • ポンコツ一家

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    本当に好きなんだな 涙がこぼれてしまうほどショックだったシーンが沢山あったのだろうけど、面白いエピソードで兎に角愛おしい気分になる。
    そんな書き方ができる西岡すみこさんは凄いし、素敵だと思う。ずっと読み続けていたい。
    そう思わせる読み物!

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    2025年12月02日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    1寸意味不明 これは小説の中の小説なのか?そうじゃないのか?
    が分からなくなる件があって。私の読み落としが原因なのか、読解力失ったのか謎
    アナグラムネタまたここにも突っ込むのかと思いつつも、最後の原稿みて、えやっぱりもしや?と思ってしまう。アナグラムネタに嵌められたような気がしてならない。
    カバーが面白すぎるでしょ。

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    2025年12月02日
  • ポンコツ一家2年目

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    読みながらニコニコしてしまう! 西岡すみこさんの思いやりってやつが「愛情」なのだろうと。自分自身が親を思いやってなにかしてあげたいと全く思えない状態にあるので。この本を読むと羨ましくもある。
    2024年7月のあと書から1年がたった。お母さん元気かな。まるで自分の親みたいに気になってしまう。

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    2025年12月02日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    想像することが楽しい! 科学や宇宙の情報でワクワクする人は、これ読んだ方がいい。映画の予定もこれからあって、あのオデッセウスを上回るSFっぷり。
    また、主人公のポジティブなキャラがいい!!

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    2025年12月02日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    映画観る前に読むべきだった! そこ、もう少し詳しく。って場面を埋めてくれた。なんだったら、映画結構忘れてて、また読みたくなる!

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    2025年12月02日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    上の終わり方が絶妙 下読まないと、日常生活をきたす。度重なるラッキーが多すぎる気がするけど、生きて帰って欲しい気持ちでいっぱいになる。

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    2025年12月02日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    今回もハッピーエンドでしょ? 宇宙の人がそうだったので、今回もと思い込んでいたけど。まさか最後の最後でそんなトラブル??しかも、ヘタレな主人公がそんな選択??面白かった。凄いっ

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    2025年12月02日
  • 謎の香りはパン屋から

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    それもフラグだったのか!! 読んでる側にもたくさんのヒント散りばめて謎解き楽しめるように書いてくれてはいるけど。
    もう少し詳しく状況解説お願いしたい。最後綺麗にまとめられてて読みやすくて。
    知らない知識も散りばめられてて面白かった。
    チョココルネ!

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    2025年12月02日
  • 掟上今日子の鑑札票

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    やっと?! 長らく放置されてきた今日子さん自身の話に触れた内容だったけど。何処まで信じて良いのやら。想像斜め行く内容だったし、まともな環境での会話じゃなかったこと考えると、空想じゃないとも言いきれないよね。

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    2025年12月02日
  • 不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか

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    道徳は誰のためのもの? 私も不道徳お母さんだった。
    日本の偏った教育の原点が分かる。男らしさ女らしさの教育は今後必要ない理由もわかる。

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    2025年12月02日
  • 書楼弔堂 待宵

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    失われていくもの 木版や昔の言語や文化の消滅。発見を永久に残すための方法が語られてて。この世から消えても、ちゃんと引き継がれてゆくものなんだなと実感させてくれる内容だった。
    弔堂を見続けてきたせいか、火事って話が出てきた時はとてもショックだった。お気に入りになりすぎだ!

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    2025年12月02日
  • 密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック

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    これは読みやすい 東川篤哉先生の本を読んだことがある人なら、絶対ハマる。随所で笑えるシーンはあるし、密室殺人について考えさせる内容になってた。
    今回も、犯人外しまくりで切ない。

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    2025年12月02日
  • 掟上今日子の設計図

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    タイトルヒント 毎回気にもかけずに本を読んできてたことを思い出した今回。
    タイトルにどんな意味があるのか?考えれば、もしかしてら簡単に結末を予想出来たかもしれないのに。
    相変わらずの読みやすさで、1日かけずに読み終わることが出来たけど。盲導犬いるのに実は必要ない聴覚障害の方って実在するんだろうか?

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    2025年12月02日
  • JK、インドで常識ぶっ壊される

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    JKだからの書籍化って… JKじゃなくてもあっても。インドで起こってる出来事を伝えるのは大事だと思う。

    けど、インドほど酷くなくても、日本でも親からの虐待死。権利の侵害を受けて家出して連れ戻される。少年院出の再犯高い。
    目に付きにくいだけなんだけど。

    そここら、さらにもう一歩踏み出す話が今後出るといいなぁと期待だけしてしまう。

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    2025年12月02日