小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレできること、できないこと
『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』で、「もののあはれ」を感じたと書かれていたので気になって。
プロローグから、スティーブンス執事への愛おしさがすごい込み上げてくる!冗談を言ってくるアメリカ人の主人にどう対応するか、悩む様が可愛らしい。終始、話が回りくどくて長いのもいい。
定義するって、言葉でその言葉を説明するのではなく、具体的な出来事等から、その言葉の意味を抽出したり感じたりすることなのかもな。「品格」についての定義を読んでいて思った。
旅の間中、ダーリントン卿を救えなかったことやミス・ケントンがいなくなってしまったことについての出来事を思い返す描写 -
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本屋大賞を受賞の話題作ってことは半年ぐらい前から知っていた。
芥川賞って私には理解できないことが多いんだけれど、直木賞と本屋大賞はちゃんと面白いと感じられる作品が多い気がする。だから本作もきっと面白いはずだ、と感じながらも何となく読んでいなかった。
感想としては、一般社会に溶け込んで、「個性がない」「空気を読む」ことが当たり前になっている多くの登場人物と、それに対して「一切空気を読まない、忖度しない成瀬」の構図ができあがっている。それだけ聞くと、最近よくある話だね、で終わってしまうところだが、本作の魅力は成瀬がヒーローを気取ろうとしないところだ。大きなことを成し遂げても眉ひとつ動かさない。 -
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ネタバレ直前に小石川御薬園を舞台にした小説を読んでいた縁で手に取りました。
初めて読む作家さんです。
期待以上に良かったです!
少しずつ真相を探っていく短編連作。
主人公と同じく疑惑を深めながら読み進めました。
ラストは、黒幕の想いが若干拍子抜け感はありましたが、読後感は良かったです。
同僚や上司、看病中間など、主要な登場人物が魅力的でした。出番はあまりなかったけれど、北町の同心・水分様がお気に入り。
長三郎がほのかに想いを寄せるおそのちゃんとの仲も気になります。
なんとなく続きがあってもおかしくない終わり方でした。
まだまだ長三郎の成長を見届けたいので、シリーズ化を希望します。
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ついついクスッとしてしまう
ニヤニヤしてしまうので人前で読むのがちょっと怖いエッセイ
インザメガチャーチで本屋大賞を受賞した朝井リョウさんの「何も得られない読書体験」を提供する1冊
読書って
何かを得なくちゃ
とか
感動しなくちゃ
みたいな圧みたいなものが、動画や漫画とかのコンテンツより強い気がしています
しかし、このエッセイからはそういうものは感じず、おもしろいから読むという娯楽としての読書を体験できます
言ってみれば無駄な読書体験ですが、人生って無駄を楽しんでこそだと思うので、すごく楽しめました
無駄というよりは贅沢な時間を過ごせた気がします -
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ネタバレ読後ややしばらく、ほーっとなり、山下りんの生涯に思いを馳せた。この本は日本で初めてのイコン画家 山下りんの物語である。あまり知られていないかもしれないが、ハリストス正教会の聖堂にはイコン画と言われる、聖書の一場面や聖人などの肖像画が飾られており、それを描くのがイコン画家だ。
1857年幕末に生を受け、維新を経て、家禄の少ない士族として母と兄、祖父母とほそぼそと暮らしていた16歳のりん。当時は女は嫁ぐことと決まっていたが、幼いころから絵を描くことが好きだったりんはその道を行かず、画家として生きる道を選ぶ。
自分が「こう!」と思ったらまっすぐ突き進む。どんな軋轢も、困難も、貧困ももろともしない。 -
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ミステリーや探偵小説が嫌いなわけでも苦手なわけでもないのですが、何も考えずにパーっと読み進めてしまうせいであまり推理を楽しみきれなくて普段はあまり読まないんです。
でも乱歩は、「読者諸君はお気づきだろうか」とか「ここまで読んだ諸君はもうお分かりだろうが」とたまに読者に語りかけてくるので、何か見落としているのではと慌ててページを戻ってみたりして、自分も推理に参加しているような気持ちになれる。
そして文章から漂ってくる独特の不気味さ。
これから何が語られるのか、どう終わるのか、最後まで気になった。
「心理実験」が好き。
それでもやっぱり推理ものより印象に残ったのは「芋虫」。
言葉にしにくい重苦し -
Posted by ブクログ
前作も良かったですが、今作もほんっとうに良かったです。目頭熱くなるページが沢山ありました。前作よりグッとくるポイントが多く、若者にオススメしたいです。いや、老若男女皆さんにすすめたいです。私の胸に刻みたい言葉があったページはまずP、168そして、P175・176…もう自分の悩みなんてちっぽけに思えます。そして、P、262…若くしてこんなこと思う人いる?いやでもいるんだろうな(;;)このような感情の境地を持てる人は素晴らしいと思うと同時に私自身はこの境地は母になってやっともてた感情だよー^^;と思いました。あと、P、281…ここのページで、若者に失敗の素晴らしさを感じてほしい、失敗は学びと経験を
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