ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界99 上

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    ネタバレ

    ほのぼのした”神去なあなあ”の後に読んだため(対極すぎて)ダメージ倍増
    主人公は自分の意思がないような究極の八方美人で関わる世界毎にキャラを切り替えて生きる”コンビニ人間”の進化形な感じ
    村田先生の小説でよく出てくる”性行為や妊娠出産の外注化”や”欲望むき出しで自分のことしか頭にない登場人物ばかり”で読んでいて気持ち悪く心がどんどん削られていくけど嫌いではない世界観だし展開は読めないし下巻も早く読みたい
    ”自殺したのではなく心を殺されたので体をそれに合わせただけ”という印象的なフレーズ
    上巻では世界1~8が消えて世界99に統一されていくところで終わっておりこれはこれで終わりにできなくもない

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    2026年03月17日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    楽しい、おいしい思い出がいっぱい。
    椹野さんの笑顔とともに届けられる食のエッセイ。
    暖かいお料理の湯気の向こうは誰だろう。

    「赤い赤いゼリー」
    お母様と一緒に作ったゼリーの思い出。

    (あの頃はプリンも手作りだったな)
    と、読者の私の思い出も引き出してくれる。
    今より不便な時代。
    母親たちの苦労が伝わってくる。

    読み終えて、ほろりとしてしまうのは
    私も椹野さんと同じ時代を生きて
    共感するところが多いからだろうか。
    この先も美味しいものをたくさん食べてください。

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    2026年03月17日
  • 高宮麻綾の引継書

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    以前から気になっていた本。ただの高宮の仕事に関する話だけでなく、ミステリー風なところもあり最後まで楽しめた。仕事に打ち込む楽しさを思い出させてくれる本だった。続編も読んでみたい。

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    2026年03月17日
  • 二分間の冒険(文庫)

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    映画会の準備をサボるため、悟は保健室にとげぬきを届けることを思いつく。これがすべての始まりだった。「すぐにもどってくるんだぞ。二分間以内だ。いいな。」

    保健室へ行く道中、悟は黒ネコの「ダレカ」に誘われ、別世界に迷い込む。悟は「この世界でいちばんたしかなもの」を見つけ、元の世界にもどることができるのか。二分間の冒険を成功させるには、知略、勇気、そして協力が鍵となる!

    竜とのなぞかけの戦いで、言ってはいけない言葉「なぜ」をいかに竜に言わせるか知略をめぐらせる場面にワクワクしたし、「この世界でいちばんたしかなもの」の答えを悟とかおりが導き出す哲学的な対話にも知的な面白さを感じた。

    ーーーおまえ

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    2026年03月17日
  • カラフル

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    中学生の時この作品で読書感想文を書いた。久々に読みたいなと思って再読。
    人には色んな側面があって、一部分だけを見て判断してはいけない、その人を知った気になってはいけないなと思うと同時に、自分にも色々な側面があって、色んな可能性があるんだなと何だか前向きになれる、優しく心に染みる作品。

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    2026年03月17日
  • 忍びの国

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    ⭐︎4.5
    とても読みやすくて面白かった。
    現代の忍者のイメージとは異なり、残虐非道、残忍酷薄、名も故郷も持たずに幼い頃から戦に明け暮れ、それでいて目先の銭に対する損得勘定でしか物事を判断できない伊賀者の描き出しが興味深かった。
    そんな中で、知略謀略によって戦国を生きる十二家評定衆の者たちや、“外れもの”として描かれる甲斐平兵衛や無門、逆にTHE・伊賀者である文吾たちの存在が非常に小気味良く、決して一枚岩とはいえない両者(伊賀国vs織田信雄軍)それぞれの人間譚としても楽しくハラハラしながら読むことができた。

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    2026年03月17日
  • 一線の湖

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    特に心に残ったのは、子どもたちが指で花を描いていく場面です。
    教えられることなく心のままに描き、自由に広がっていく表現の中で描かれる花は、整った形ではなく乱れた線でありながらも、不思議な美しさがあることが伝わってきます。
    上手さではなく、今この瞬間を描いているような表現だからこそ、生きているものとして強く伝わり、心を動かされました。

    また、霜介が過去や未来ではなく今を見つめ、一歩ずつ進んでいこうとする姿に成長を感じました。
    大きな変化ではなくても、一歩を積み重ねていくこと自体に意味があり、それが線を引くことにつながっているのだと思います。
    母に花を捧げたいという想いと、それに応えるように子ど

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    2026年03月17日
  • 君のクイズ

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    クイズには疎いけど楽しめた。
    読んでいて残ったのは、クイズに正解することが、ただ知識を当てることではなく、自分の人生がその答えに届いていたと肯定されることでもある、という感覚だった。

    仕事でも何でも、人は挑戦の過程で、自分の積み重ねまで否定されたように感じることがあるし、逆に報われる瞬間もある。この作品は、そうした感覚がクイズの世界にも確かにあるのだと見せてくる。門外漢の題材なのに、他人事ではなかった。

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    2026年03月17日
  • 夜の道標

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    面白かった!遅ればせながら初めてこの著者の本を読んだ。丁寧な人物や心情の描写と流れるような物語の動きがすーっと入ってきて、深いところにいったい何があるのか気になって2日でイッキ読み。人の生殖を管理すること、罪人と悪人、親の愛、、登場人物たちそれぞれの揺れる想いや上辺からはなかなか見えない深層を丁寧に掬い取り、深く考えさせられる重いテーマの秀逸なミステリー。山田詠美さんの解説もさすが。他の作品も読んでみよう。

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    2026年03月17日
  • 時をかけるゆとり

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    馬鹿げていて面白い。これに尽きる。
    この本の特徴として、かなりラフな文体で書かれており、朝井先生自身の雰囲気を知っているものからするとかなり朝井先生だな〜と感じる人が多数と思う。そのため非常に読みやすく、内容も便の話だったり自転車で東京京都間を移動する話だったりと非常に馬鹿げていておもしろい。初めて活字だけを見て声に出して笑った経験になった。

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    2026年03月17日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    題名にも「働いていると」と書かれているのに、なぜか9割ほど読書について書いている本だと誤認していた…!

    読んでみて自分の働き方について考えさせられた。
    仕事をしていた時、本を読もうと思えなくて仕事で精一杯だったから、「ノイズ」のないアプリゲームをしたり好きな動画を無心で見たりしていた。その後、燃え尽きて仕事を辞め、心が元気になると読書がどんどん楽しくなった。

    これからも本を読み続けたいと思う。
    なので、どうやって「半身」で働いていくかを考えていきたい。

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    2026年03月17日
  • 夜市

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    淡々と書かれているのに、ぐっーと不思議な世界の境界線に一気に立たされる感じがすき。気がついたらしっかり異世界のなか。最後の一文で、心を掴まされた。

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    2026年03月17日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ドラ.マールと瑤子、時を超えてピカソに心を奪われた二人の物語。
    続けて2回読みました。

    一私たちは断固戦う。戦争と。テロリズムと。負の連鎖と。私たちは、ピカソの遺志を継いで、アートを通して戦うのだ。

    今こそ指導者たち、私たちは〈ゲルニカ〉と向き合う時ではないかと感じます。

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    2026年03月17日
  • 謎の香りはパン屋から

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    漫画家志望で貧乏学生の小春は売れ残りのパンが貰えるため、パン屋でアルバイトをしている。親友による推しのライブのドタキャン、同僚がフランスパンにだけクープを入れられない。何でもない日常の謎が、小麦の柔らかくて甘い香りと共に小春の日常を彩っていく———

    良かった
    物語はそれぞれに、ベストな出会うタイミングがあると思っていて、この物語は今出会えたからこそ心に深く刻まれたと思う。かつて読んだ小説で、自分には刺さらなかった小説でも、読み返してみれば今の自分には刺さったりするし、モチロン逆もある。その時、自分がどんな物語を求めているかを、完璧に把握するのは難しいけど、最近それができるようになってきたと感

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    2026年03月17日
  • 木曜日にはココアを

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    登場人物たちが色んな場面で繋がっていきますが、それぞれのストーリーが温かくてにこにこしながら読んでいました。言葉の紡ぎ方も優しくて、読みやすいです。ココアが飲みたくなりました。

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    2026年03月17日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    タゴサクと類家の会話の展開にハラハラしてページをめくる手が止まらなかった!
    事件の全体像が分かったときの驚きもありつつ、そこに至るまでの関係者の経緯を想像し、ミステリ要素だけでなく物語要素にも引き込まれた。

    様々な視点が登場するなかで、勧善懲悪物で語られるような絶対的な正義と現実の人間の持つ正義との差分にも思いを馳せた。後者が悪いということではなく、普通の人間の正義なんて、どう転ぶかいつ爆発するか分からない爆弾のようなものなのかもしれないなと思った。

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    2026年03月17日
  • 国宝 上 青春篇

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    時間を忘れるほど、想像以上に面白かった。
    尾上さんの朗読も素晴らしい。
    今更だが、映画を観に行きたい。

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    2026年03月17日
  • ×ゲーム

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    グロいシーンはあるもののサクッと読める内容であり、最後の最後でどんでん返しがあるのではと期待してしまった。

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    2026年03月17日
  • 哲学なんていらない哲学

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    あのちゃんは常に孤独と戦っている人というイメージだけれど、こんなにも人より辛い出来事を経験して自ら険しい道を選んで、圧倒的になるために覚悟を生きている本当に強い人だと思った

    「復讐」という言葉もよくあのちゃんから聞いていたけれど、それは直接相手を攻撃するのではなく、自分が成り上がる事で幸せになることが最大の復讐だという言葉に涙がでました

    そして何も分からないからこそ、の章を読んで本当にポジティブな人だと思った
    無知からの災難や遠回りも全て学びだと良い事だと捉えて前向きに生きる姿はとても健気で根は明るい人間なんだと感じた。

    私はあなたの幸せを心から願っています。
    私も何故かずーーっと孤独と

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    2026年03月17日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

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    おばあちゃんと孫のロンドンお姫様旅。

    ティムを始めとしてホテルスタッフの心のこもったおもてなしが素敵だったし、おばあちゃんが孫に伝える人生の教訓は、自分に自信のない私にとって学びの多い1冊だった!

    「もっと綺麗になれる、もっと上手になれる、もっと賢くなれる。自分を信じて努力して、その結果生まれるのが自信よ。」

    「謙虚と卑下は違うものなの。自信がないから、自分のことをつまらないものみたいに言って、相手にみくびってもらって楽をしようとするのはやめなさい。それは卑下。とてもみっともないものよ。」

    「楽をせず、努力をしなさい。いつも、そのときの最高の自分で、他人様のお相手をしなさいよ。オシャレ

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    2026年03月17日