ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

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    ミステリ作家の三馬太郎が自然豊かな八百万町ハヤブサ地区に移り住んではや4年。すっかりハヤブサ地区に馴染み、作家だけでなく、地元消防団の一員としても忙しい日々を過ごしていたとき、太郎は消防団員として、ある若い女性の水死体を引き揚げる。彼女の死は自殺なのか、他殺なのか。真相究明がなかなか進まない中、太郎はとある文学賞にノミネートされる。最大のライバル候補は、今をときめく美貌の歴史ミステリ作家・北原未南。だが、未南に不可解な疑惑が持ち上がる。

    前作以上に面白かった。

    女性の死の謎。北原未南の疑惑。若き町長、様々な謎、疑問が解明されていく様が、まるで絡まった紐がスッと解けていくよう。田舎ほど周りの目が気になり、世間体を気にするんだよね。

    穏やかで美しい自然がたくさんあるハヤブサ地区。そこにも過去には悲しい出来事があり、その歴史背景はとても勉強になった。

    今回もハヤブサ消防団員が大活躍。特に、宮原分団長がいい味出してて、憎めないんだよなぁ。

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    2026年09月30日
  • 現代生活独習ノート

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    どの短編が好きかで延々語ることができる一冊。
    私は『粗食インスタグラム』が一番好きだった。

    本当に疲れている時には、料理をしたり買い物をしたりすること以前に、何を食べたいか分からないし判断することも億劫になる。

    おにぎりをもらって、だし巻き卵をもらって、味噌汁をもらって、少しずつご飯が充実していくシーンを読んでいると、自分も救われたような気持ちになった。

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    2026年09月30日
  • 異常に非ず

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    実際にあった事件(大竹市強盗殺人事件・三菱銀行人質事件)をもとに描かれたフィクション。銀行立てこもり犯の男と、彼を取り巻く母と女を追う。戦争の傷跡がまだ生々しく残り、人権意識も希薄だった昭和の時代に、男と女の業が連鎖していく様はどうしようもなくかなしい。逃れたくても逃れられないやるせなさのなかで、其処此処にじっとりした生活感のようなもの、人間臭さにじみ出る様子はエンタメとして正に一級品だった。男を中心とした人間関係ではあるが、男だけが悪者でその生涯を負うという構図ではなく、どちらかといえばその隣にいた女(母・恋人)の側から真相に迫る様子が面白かった。

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    2026年09月30日
  • 対岸の彼女

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    現在35歳、子供1人と夫の3人家族
    小夜子のパーソナルと重なる部分も多くスラスラと読み終えました。
    30代女性は何かしら苦労や悩みを抱えてるなんて良く耳にしますが
    みんなそれぞれ悩みながらも自身の心地よいを探してもがいているんだなと感じた。

    なぜ私たちは年齢を重ねるか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。
    現状のまま生きていく選択をするだけが人生ではないよな、まだまだこれからたくさんの出会いを求めて新しいことにチャレンジすることを忘れないでいようと思えたことば。

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    2026年09月30日
  • PRIZEープライズー

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    ずっと気になっていたけど、読めて良かった。
    こういう裏側が知れる作品、大好き。
    直木賞に対する執念がしっかりと描かれていて、今までの直木賞ってどんな作品が選ばれてたんだろ〜?って調べたりもした。

    「言われてみれば、確かにこの2人ならこうなりそう」と思えて、ラストを読んだことでむしろ2人の解像度が増した感じ。
    個人的には、この終わり方が一番完璧な落とし所だと思った。

    人間臭さが集約されていて、読み応え抜群。

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    2026年09月30日
  • 総長さま、溺愛中につき。11.5 最強男子たちの本音

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    ネタバレ

    男子目線からの視点が新鮮で、読んでてとっても面白かったです!
    一番印象に残ったのは、春ちゃんと由姫の昔のエピソードです!春ちゃんがどんな理由で由姫を好きになって、どういう経緯で浮気を始めたのか詳しくしれて楽しかった♡ʾʾ´͈ ᵕ `͈ ♡°◌̊
    海くんの昔の話もけっこう衝撃的でした!

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    2026年09月30日
  • 宝石のこえ

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    主人公の選択は安楽死のようだなと思った。
    大切なものが増えて、それを愛しく思うほどに、それらを持っている自分がしっくりこなくて愛しいものは自分の手から離れて欲しいと思うことがある。主人公もそうだったのだろうか。

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    2026年09月30日
  • 探偵チームKZ事件ノート 恋する図書館は知っている

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    久しぶりに大乱闘だったけど、その辺の描写はほぼなく。頭負傷に、上杉腕折れてるとか。今後も骨を折る事は知ってるだけに。もしやカルシウム不足なのでは?と思わずにいられない。若干古めのヤンキーを彷彿とする行動だけど、今の若い子に刺さるんだろうか?余計な心配すらしてしまう。

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    2026年09月30日
  • くもをさがす

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    ずっと読んでみたかったエッセイ

    作者のありのままの姿が素晴らしかった
    怖いものは怖いで良い

    色々気づかされた

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    2026年09月30日
  • わたしたちが光の速さで進めないなら

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    韓国のSFははじめてか、、?
    キムチョヨプさんのSFが面白いって話題になってるので。

    宇宙のまだ見ぬ謎や宇宙人の住む星なんかがたくさん短編で出てきてワクワクが止まらない。
    言葉が通じないのに意思疎通できた喜びや、亡くなった母の意識と接続できる未来が羨ましい。嘘でも良いからその存在に会いたい。

    宇宙を意識すると今目の前にあるものや悩みはなんてちっぽけで、なんて愛おしい存在なんだろうって泣きたくなった。

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    2026年09月30日
  • 〔雨ニモマケズ〕

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    この詩を読むと本当にその情景が思い浮かびます。なれなかったからこその憧れだったんだろうなぁと思います。

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    2026年09月30日
  • わざわざ書くほどのことだ

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    普段エッセイはあまり読まないのですが、これは大変面白い。私も心の中に密かに抱える「自分は変人でありたい」という欲望を持つ筆者に共感しきり。関根に泣かされ、ご主人に癒され、いい読書時間を楽しめました。頑張りすぎている人に、肩の力を抜いていいんだよ、と勧めたい一冊。

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    2026年09月30日
  • 生殖記

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    尚成に刺激されて、お菓子作り(趣味だったけど子どもが生まれて遠のいてた)と運動(グアム旅行が決まって、水着を着るから)を始めた。我ながらそこじゃないだろっていう影響の受け方。感想クソ長くなりそうだったからちょいど良いや。

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    2026年09月30日
  • 本日は、お日柄もよく

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    「広く一般に受け入れられない限り、言葉の効力って限定的なものだろ」「言葉っていうのは操れなくちゃダメなんだ」感銘をうけた、言葉の力は扱う人によって変わる。
    選挙という舞台で、スピーチライターとして言葉を通して人々の心を動かしていく話に感動した。
    言葉を大切にしたいと思った

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    2026年09月30日
  • 風の歌を聴け

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    風の歌を聴け
    なんかやりとりや台詞回しがおしゃれなかんじするし、疾走感があるけど、話はよく分からないし何が言いたいのかも

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    2026年09月30日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    稀な一流ルポ。徹底的な取材と実体験が書かれており、よくある犯人の心境なんかにスポットを当てるような真似もなく、一貫して犯人を追い詰める。小説のような文章力も圧巻であるし、これほど納得がいくルポは存在しないのではないか。あれば教えてほしい。

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    2026年09月30日
  • 舟を編む

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    辞書、めっちゃ分厚い、箱に入ってる、鈍器。
    そのように連想してしまう自分がすごく恥ずかしい。1つの辞書を作り上げるまで、昔から使われてきた言葉、それにコツコツと日常で触れる言葉を集め、言葉の意味やイメージが伝わるか何回も見直し、いろんな分野の専門家にも取材をし、紙の質感や装丁のデザインからなにから何まで時間と労力をかけて作り上げていく。情熱を感じる作品だった。

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    2026年09月30日
  • あなただけに許す距離

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    読み終えていいタイトルだなぁとしみじみ。指先が触れる距離、相手の匂いを感じる距離、全てを許せる距離。恋のいいところだけじゃない、寂しさと苛立ちも落胆もあって、喜びや安らぎも確かにある。登場人物の揺らぎに気持ちが乱されつつ、最後には整っていく感じと一木けいさんの文章が好きだと気づいた。

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    2026年09月30日
  • 暁星

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    暁星のタイトル回収良すぎた。

    湊かなえ作品は毎回、自分が思っていた真実とは違う真実を最後にぶち込んでくるから終盤にかけての頁を捲る手が止まらなくなる。

    宗教二世についても考えさせられる作品だったと思う。

    金星を読んだら、暁闇も読み返したくなって無限ループの沼に嵌ります。

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    2026年09月30日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    幼なじみが女を犯すやつで
    宿敵のドイツ狙撃兵が敵国の女性を愛し決して市民を襲わない男で

    戦争が人を変える様

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    2026年09月30日