小説・文芸の高評価レビュー
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最初はよくある「駅伝」を舞台にした走ることが大好きな若者の青春群像劇のようなキラキラとした物語を想像していたが、ひとりひとり走る背景や理由もそれぞれで決してポジティブだけではない、思春期ならではの悩みやその人の価値観などが色濃くじっくりと丁寧に描かれていて、ふとした瞬間に「あぁ、あの頃に戻りたいな」と思わずにはいられなかった。とても眩しい。
設楽、太田、ジロー、渡部、俊介、桝井
この6人が"走ること"を通じて繋ぐ物語をもっと見ていたい。
上原先生にイライラしたり、恐れたり、時に救われたり色んな感情を抱いた。とても不思議な魅力のある先生でこの人がいなかったらこの物語は成 -
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映画化されるらしい。だから読んだわけでもないけれど、ものすごく良かった。今のところ今月暫定一位作品。
平成3年12月、6歳の立花敦之くんが誘拐された後、ほぼ同時期に4歳の内藤亮くんが誘拐された。お金の受渡しはうまくいかなかったが、立花敦之くんは倉庫で生きたまま発見された。3年後に内藤亮くんが帰ってくる。
それからずいぶん経って、担当だった刑事は亡くなる。内藤亮が現在画家をやっていることがスクープされる。あとからわかったが、内藤亮くんが行方不明の期間に家には亮くんからの葉書も届けられていたらしい。抜けた乳歯まで綺麗に保管されていて、誘拐されてから戻ってくるまで、丁寧に育てられていたようにしか -
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デビュー作とは思えない、読み応え満載の本だった。
現役医師の著者だけに、医療現場の様子や、蘇生処置の仕方など、細かく描写され、素人でもわかりすく書かれて読みやすかった。
救急医の主人公が、搬送された、自分と瓜二つの患者、
そこから、怒涛のようなストーリー展開が目が離せない。
名探偵の医師の旧友が表れて、
まるで、ホームズとワトソンのように、
関西弁のなんだかほっこりするやり取りの中に、
暗くて重い謎を解いていく。
一つの命が産まれる、奇跡でしかない。
出生の秘密を紐解きながら、一人一人の人生ドラマが胸にじんと来た。
城崎が主人公の第二弾、「白魔の檻)、読まなくちゃ! -
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作家のアルテイシアさんと弁護士の太田啓子さんが、10代のジェンダー意識について縦横に語り合った内容を読みやすくまとめたのが本書である。「女性専用列車」は、男性にとって差別であるとった言説に、列車内で女性が凄まじい痴漢の被害を受けて来た歴史的経過も踏まえて反証する。男らしさ、女らしさの固定観念について考え、性のモヤモヤと男女交際の悩みについて意見交換をする。夫婦・家族について思うこととして、選択的夫婦別姓や性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルツ・ライツ)についても10代の視点でわかりやすく解説する。最後にジェンダー問題とこれからとして、今後のフェミニズムについて展望する。最初から
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タイトルや帯のレビューから一見音楽の話なのかと思いきや、違った。
いや違わないけど、音楽は確かに大事な要素になってるけど、もっと広く大きく、愛の物語だなと思った。
いやー久しぶりに泣いた。
自然に目尻から涙がすぅーっと落ちてた。
あらたという少年とその母親であるくすかという女性が中心で、章ごとに視点と時代が切り替わる。
基本的に、物語の登場人物を取り巻く状況は暗い。
でもなぜかそこまで暗く感じない。
角田光代さんの絶妙な筆致もあるんだろうけど、ある歌手の歌を、あるいは愛する人を、心の支えにして前を向いて歩くくすかたちの姿が、読者の心をあたたかくしてくれます。
歌も、愛も、広がって -
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ネタバレあまりにも良すぎる…………
主人公の人生が波瀾万丈すぎでしょ……
登場人物の行動も物語の展開も常に予想外でテンポ良いから一気に読んでしまった。
もっと親子のまったりした日々とか書いて読者をのんびりさせてくれてもいいんだぜ!?
登場人物がみんな長い時を経て大活躍するから感動も深いし因果を感じる……
コゼットの婚約者の命を救ったのが、コゼットを昔いじめてた家の子というのが一番、ええええええ!?ってなったとこだなあ。あの子がいなかったら、二人は出会ってないし結婚してないんだよなあ。
警視が川に身を投げたのだけ解せないです。正義感強くて真面目でしごてきなのはいいことやん!
最後はめちゃくちゃ泣いた。遺 -
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ネタバレ初めましての作家さん。
陽と陰、光と影。そんな二人の小説家のお話し。
『陰』である冴理を『神』として追いかける天音。
接点を持ちたいと思いだけで小説家になった天音は冴理を追い詰めてしまう。
半分くらいまでは
なんて天音は嫌な女なのだ!
と、思っていたのに後半の天音の手記を読み
なんて要領の悪い二人なのだ…と歯噛みする。
最後には涙してしまいました。
何かを生み出す職業は本当に厳しい世界なのだろうな。
孤独と闘いながら『自分の中から膿をしぼりだす作業(作中引用)をしなければならない。
壮絶な闘いがこの一冊に封じ込められていました。
読めて良かったです。 -
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ネタバレ素晴らしかったー。なんかふわっと手に取って読みたいやつだ、とすぐにわかった本で、やっぱりすごい吸引力で読んでしまった。
けんちゃんいい!いつも今を生きているんだね。
だけどけんちゃんの中にも色々な感情が吹き荒れてるんだろうなあ。
特に自動販売機のお兄さんを追いかけて行ったら騒ぎになってた時とか。
そしてけんちゃんを取り巻く人々もよかったな〜。
わたしはたまに自分に対してわたしこの性質は障害者と言ってもいいのではないのか、と思うことがある。主に人と違い過ぎる点に於いて。
だけどなんとか擬態して学校でも会社でも、まあ浮いてはいたんだろうけどやってきてはいた。
今は自分でわたしはこういう者です、とい -
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いつも感動をくれる藤岡さんの新作
やっと読めました
こちらもよかったです(゚´Д`゚)゚。
看護師を目指し大学に進学する岡崎成道。
交通事故で父親を亡くし、働き詰めの母親の代わりに車椅子の弟の面倒も見ています。
看護師の世界は女性中心。
大学のクラスの男性は5人で、ほか全て女性。
男の看護学生というだけで敬遠され、担当拒否されたりします。
ただでさえ厳しい道のりに加え、弟の面倒も見なければならず、成道はいっぱいいっぱいです。
もうこれ以上無理と挫けそうになりますが
同じクラスの仲間との関わりや
実習での患者さんとの触れ合いの中で
いろんなことに気づき成長していきま