小説・文芸の高評価レビュー
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結婚休暇を終え、いつもの業務に復帰した森若さん。一方、天天コーポレーションでは業務改革が進み、営業部の担当替えや女子ロッカー室の移転など、社内のあちこちで変化が起き始める。
森若さんのいる天天コーポレーションが帰ってきた!
前巻が少し特殊な一冊だっただけに、まずこの感覚が嬉しかった。しかも、休暇中に起きていたことの引き継ぎを受ける形で、森若さんと一緒にいつもの日常へ戻っていく。この入り方がとても自然で、あっという間にこのシリーズの世界へ引き戻された。
森若さん自身は変わらなくても、「結婚した」という事実によって周囲は変わる。気を遣われたり、配慮されたり、これまで森若さんに集まっていた責任 -
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もっと早く読んでおけばよかった。こんな世界が、パラレルワールドとしてどこかに存在しているのではないかと思うような素朴さとリアルさ。ルースとキャシーの関係は、私には奇妙に見えた。自分の感情の根っこを見つけるのがキャシーは上手。ルースは不器用。トニーもいい奴。「使命」という、少し誇りを孕んでいるよう言葉を使わないと、彼らも読者も、その宿命を受け止めるのは困難だと思った。余白も絶妙で、読後の満足度も高い。少し厚めの本だけど、読みやすすぎて一気読み。
昔ドラマをやってて、それが良かったのでその後原作を買い、そこから積んでいたので……相当眠っていたな。
すごく美味しい食べ物を食べた後って、お腹が満たされ -
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新しい世界に飛び込む勇気をくれる本。
誰しも現状維持バイアスが働いて、変化を恐れてしまう。
変な人に絡まれたり、嫌な思いをするなら今のままでいいやって思ってしまう。
私もその一人。
著書は夫婦関係の亀裂をきっかけに、やってみたいこと、興味のある方へ行動したからこのような成功があったんだと思う。
本をおすすめすることで、人を幸せにできる、他者貢献になるという部分は、とても興味深い。
人を助けるってことは、介護や医療、弁護士など資格や高度な知識が必要と思ってた。
だけど、自分が少しでも知識がある・得意というだけでも、それが誰かのためになる点は思ってもみないことだった。
また、商売をする人にも参考 -
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ネタバレ宇佐美まこと第二弾!
辛かった…
昨日の夜寝る前に真ん中辺読んじゃって、怖くて眠れないかと思った!!!
そしたら夜と昼しか眠れなかった!
でもそうだよね、ほんの少しのなにかが分けるよね。残された方は一生後悔するよね。
一緒にするなと怒られてしまうけど、夫は自殺未遂した時睡眠導入剤を大量に飲んで車の中で練炭を燃やしたの。でも苦しくなって車から這い出して朦朧とした意識の中彷徨ったらしいの。もちろん携帯の電源は切っていて、私は鬼のように電話を掛けていて、繋がらなかったんだけど。そしたら電源入れた夫から電話がかかってきた。どこにいるかわからない、車もどこにあるのかわからない。と言う。娘たちも小 -
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ネタバレ<備忘録・ネタバレあり>
ふとした言い回しが可笑しくて、随所でクスりと笑える。
学生時代や日常の出来事を、よくもこんな事細かに覚えているなぁと感心する。
祖父友蔵が死んだときのことをかいた『メルヘン翁』は、不謹慎極まりないのに悪気なく悪意なく愉快で、さくらももこの手腕というかんじがする。
“ズルくてイジワルで怠け者で、嫁イビリはするし、母も自分も姉も散々な目に遭った”という祖父の死を笑いに変換できるのは、心が憎しみに支配されていないからだなぁと思う。事実を受け取るだけで、感情がシンプルなところがとても魅力に感じる。
『その後の話』でも「私や姉や母に対して愛情がなかったことは事実である。だか -
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1994年の近鉄バファローズを描いたスポースノンフィクション。
西武ライオンズとの開幕戦、ノーヒットノーラン目前の野茂から、まさかの赤堀へのスイッチ。伊東の逆転満塁ホームラン。草魂鈴木啓示監督と選手たちの気持ちの綻び。
監督とエース野茂、主砲石井、ほか吉井、佐野、金村など選手の確執。シーズンオフは複数年契約、代理人交渉を求める野茂は、まさかの任意引退。
翌年のドジャースでの活躍は後の日本人メジャーリーガーへの道を創ることとなる。
残念ながら鈴木啓示監督への取材はかなわないが、猛牛戦士ほか野茂と対戦した名打者にも取材し、1994年の近鉄バファローズの様子を再現する。
野茂英雄なかりせば -
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予想以上の作品でした『デフ・ヴォイス』。
手話通訳者が裁判で活躍するお話かと思っていたら、ぜんぜんぜん違いました((*゚Д゚)ゞ
主人公は色々あって 卑屈な性格なところからはじまるのですが、読む手が止まらない!
毒っ気がチラホラする、好きな感じ。
全11章なので、短くエピソードが纏まって面白いのは作者の腕ですね!
作者丸山さんには伝えたいテーマがはっきりあって、読み手にどストレートで伝わる描き方が
11章立てで伝わりやすい!
「衝撃のラスト」と帯にはありますが
「納得のラスト」でした、わたしには。
いやぁ、久しぶりに自分の
無関心かつ無知さに心臓ドキドキでした。
ろうの方が言います、 -
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ネタバレ「印刷会社はメーカーだ」
著者、出版社、印刷、デザイン、データ制作、製本。本が造られるまでにどのような人たちが関わっているのか、その人たちは何を考えているのか。印刷会社営業の浦本を中心として彼らの仕事と矜持を描くお仕事小説。
40年作家をやっていても自分の本が造られる過程を知らなかった。作中で一条早智子が語った内容だけど、読者である自分にとっても考えてもみなかったことだった。作品名であるところの本のエンドロール:奥付も読んだことなかったし、そこに書かれる会社名の奥にこんなに熱い想いを持った人たちがいるんだと思うと、ますます本が好きになりそう。特に『世界でいちばん透きとおった物語』については読ん
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