小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレこんなにもワンシーンの情景が映像のように浮かぶ小説は初めてかもしれない。
特に、水曜日の3人での夕食での会話とか。
長回しのフィルムのよう。
誰の日常にもきっとよくある1コマなのに、なんだかとても大切で温かくて切ない。
好きな人と生きる人生の幸せを、じんわりとかみしめる。
別れた夫の弟と交流するという設定以外は、誰にでも起こりうることばかりだし、割と静かに流れていく日常。
ものすごくドラマティックな展開というわけではないのに、美空の揺れ動く心を繊細に描いているから、すごく感情移入して、まるで自分のことのように思いながら読んでいた。
毒親の描写はリアルだなと思った。
ネグレクトでも暴力でも -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ちょっと今から仕事辞めてくる』 を読むのは、これで3〜4回目になります。
結末も展開もすべて知っているはずなのに、今回も途中で何度も涙が溢れ、号泣してしまいました。初読のときとはまた違う深く温かい感情が込み上げ、この本は間違いなく「私の人生を陰で支え続けてくれている特別な1冊」だと改めて実感しています。
最初にこの本を開いたのは、中学1〜2年の頃でした。当時は単純にストーリーとしての起承転結が面白く、「すごく良い話だな」という爽やかな読後感を楽しんでいました。
ですが、今振り返ると、この本との出会いは私の人生の大きな分岐点になっていたのだと思います。
私はその後、中学3年生、高校2年生で -
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Posted by ブクログ
箱根駅伝をさまざまな視点から描いている作品。
本戦に出られなかった学生たちが学生連合チームとしてそれぞれの想いを持ち、走る姿はやはり胸を熱くさせる。そして、ランナー視点だけでなく、それを伝えるメディアの視点からも描かれておりとても新鮮な気持ちだった。
個人的に、こういうスポーツや青春みたいな題材が好きというのもあり、一緒に応援しながら気持ちよく読めた。こんなにのめり込むことのできるものと出会えたら、こんなにも胸を熱くできる仲間たちと出会えたら、そんな時間を過ごせたら、、、登場人物たちがとても羨ましく思える作品でした。
ドラマ化、期待しています! -
Posted by ブクログ
全19巻という長さに少し身構えていましたが、読み始めると梁山泊の男たちと一緒に戦っているような感覚になり、気付けば最後まで夢中で読み進めていました。
梁山泊に集う108人は決して正義の英雄ではなく、それぞれが過去や信念を背負いながら、自分なりの理想を貫こうともがいています。
だからこそ、一人ひとりに感情移入してしまい、誰かが散るたびに、本当に仲間を失ったような喪失感がありました。
戦いや軍略の描写は圧巻ですが、それ以上に印象に残ったのは、人を信じることの難しさと、志を次の世代へ託していく姿でした。
登場人物が非常に多く、前半は人物関係を整理しながら読む必要があり、戦が続く巻では少し冗長に感じる
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