ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    前シリーズの時計館とそんなところで繋がっていたのか!というところも含め、面白かった。
    あー今回は割とわかるな…と慢心していたらまんまと騙された。

    0
    2025年12月02日
  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋で見かけて気になり、直感で、一目惚れのごとく買った本。
    読み終わったら売ろうと思っていたのに、気づけば手元に残しておきたい1冊になっていた。それほど、心に残る内容だった。

    「本を読むということは、現実逃避ではなく、身の回りのことを改めて考えるということだ。」
    わたしがまさに思っていたことそのままで嬉しくなった。著者のように、誠実に、ひたむきに、夢中で仕事ができたら幸せだろうなぁ。

    0
    2025年12月02日
  • 四つの署名

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     シャーロック・ホームズシリーズ第二作(にして、私のホームズ強化月間の4冊目)!
     別名・ワトスン君結婚おめでとうスペシャル。彼女が財宝を受け取らないと分かってからプロポーズをするその男気に拍手でした。

     物語としては、第一作の「緋色の研究」ほどではないにしろ、犯人の告解パートで別物語が展開される形式でした。アグラの財宝の描写には目が眩む思いでした。個人的には、名犬(?)トビイや、テムズ川のボートレースのシーンがお気に入りです。

    0
    2025年12月02日
  • 砂漠

    Posted by ブクログ

    読み終えた時、「ああ、終わってしまったか」と思える程、余韻が心地よかった。

    「モラトリアムの贅沢さと滑稽さ」をテーマに書かれたこの小説は、主人公を含め5人の男女メンバーを中心に大学生活における、麻雀、超能力、通り魔や恋愛など沢山の要素を含んだ青春小説である。

    登場人物が個性的且つ魅力的で、共感できる台詞やハッとする台詞が必ずあると思う。

    多くの感想やブログにも書かれているだろうが、登場人物の一人、西嶋の言葉に胸打たれる読者も少なくないはず。

    誰にでも薦めることができるが、今、大学生の方には特に読んで欲しい一冊。

    0
    2025年12月02日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近読んだ作品の中でもトップに入る面白さだった!
    夫を埋めるシーン、緊迫感があって読んでる最中に鳥肌が止まらなかった。
    薔薇は主人公にとっての生命、作中に散りばめられた数々の薔薇の香りに、うっとりしながら“感じる”そんな作品でした。

    0
    2025年12月02日
  • とわの庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    表紙はほんわかだし、盲目だけれど大切に育てられてる子だと思ってたらどんどん雲行き怪しくなり…よくぞ生きてたと思うような辛い状況…何度季節は巡るの、早く誰か助けてと思いながら読んだ。
    後半幸せそうでよかった。殺されなかったこと、壮絶な中で生き延びたことに意味があると思えた。

    0
    2025年12月02日
  • われら闇より天を見る 下

    Posted by ブクログ

    終わりから始める人々の物語。

    連続する悲劇。抗えない残酷な運命。
    自分の意思を強く持ち、弱さを隠し、そして誰かを支えることに人生を捧げる、ダッチェスとウォークの人生。
    救われる気持ちになれるわけではない。光が見えるわけでもない。だが、人生に必ず何かをもたらしてくれる物語である。

    0
    2025年12月02日
  • 国宝 下 花道篇

    Posted by ブクログ

    これぞ国宝 上巻だけでもすごかったのに、下巻も圧巻。でも少し寂しかった。若い頃をふりかえる描写も多く、孤高になっていく様もあり。でも円熟した人物が絡み合っていき、読みごたえは抜群。家事の最中は上巻同様オーディブルに頼み、菊五郎さんの朗読にまた没頭。最後は衝撃的だったが、喜久雄は幸せだったと信じたい。ラストの3行、いいですね。拍手を送ります。

    0
    2025年12月02日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    河野万里子さん訳 集英社の池澤夏樹さんの訳に比べて、文末や会話が柔らかい感じ。
    私は先に池澤さんのを読み、あとから河野さん。
    初心者が読みやすいのは河野さん、深く世界観にひたるなら池澤さんかなぁ。
    とは言え、やはりお話大好き。どちらの訳でも好き。

    0
    2025年12月02日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

    Posted by ブクログ

    切ない 原作→映画→原作。話は原作が良い。映画は最初のほう感情移入が追い付かない。最後は原作からの映画が泣けた。

    0
    2025年12月02日
  • おおかみこどもの雨と雪

    Posted by ブクログ

    すごく好き 活発な姉の雪、気弱な弟の雨、ふたりのおおかみこどもが葛藤しながら成長していく姿が切なく愛おしい。結末も寂しいけれど満たされる。

    0
    2025年12月02日
  • 変な家 文庫版

    Posted by ブクログ

    恐ろしい だんだんと深いところに落ちていくようなミステリー。謎は解決はしても、怨念は根深くそうそう解決しないものだなと、恐ろしさが残る。

    0
    2025年12月02日
  • その本は

    Posted by ブクログ

    本と思わず、みんなに読んでほしい まず絵が良い。ヨシタケシンスケさん、ほんと大好き。お話もおもしろく、よく分からないものもとにかく楽しい。古い宝箱を開く感じで、時々開いてる。

    0
    2025年12月02日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    あたたかい気持ちになる 派手さはないけれど、おばあちゃんの優しさと自然の美しさ、そして結末に、読んでいてあたたかい気持ちになる。

    0
    2025年12月02日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    どんどん読めた 共感するところも応援するところもないんだけど、人の交換日記をのぞいてるようで、ちょっとドキドキしながらテンポよく読めた。暇潰しの読書にはピッタリ。

    0
    2025年12月02日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

    Posted by ブクログ

    終わりたくない! 上巻から一気読み。でも8区辺りから、終わってしまうのがイヤで、読みたいけど読みたくない!と初めての感覚。箱根駅伝好きにはたまらないと思います。情景が浮かびます。

    0
    2025年12月02日
  • 高宮麻綾の退職願

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。
    懲戒免職が取消しにならないか期待を持つところとか無茶苦茶リアルな感情だった。
    前巻よりも感情の描写が共感出来た。

    まだ24歳なのが羨ましい。
    これからまだまだチャンスがあるし、こういう人が出世するんだろうな。
    私はもう手遅れで組織で偉くなる事は無く、羨ましい。

    0
    2025年12月02日
  • 二十四の瞳

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「二十四の瞳」→12人の子供たちの目の数
    →12人の子供たちの「思い」や「視点」に
    筆者は重きを置いているのかなと想像。

    教え子が夢を追えず、男子は生きて帰って来れるか分からない戦へ出かけなければならないという、戦争への怒りが非常によく伝わってきた。
    戦後80年になった現在こそ、
    当時のリアルを知る為に読むべき小説だと思う。

    0
    2025年12月02日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

    Posted by ブクログ

    こ、これは令和の猛毒小説!
    特に最高なのは「老は害で若も輩」。
    どこの職場でもあるあるなのに殺傷力が高い三者揉めw
    主人公の狂っていく様、決して大事じゃなくてちっぽけな逆襲なのがまたいい!
    全章共感できた私も猛毒!?w

    0
    2025年12月02日
  • ハウスメイド

    Posted by ブクログ

    評判通りの面白さだった。
    500P超えの本を1日で読み切ってしまったのは初めて。
    とにかく先の展開が気になって夢中で読んだ。

    微妙にネタバレになるかもしれないが…

    最後、諸悪の根源が明らかになったとき「やっぱりね…」と思うと同時に、やりきれない思いでいっぱいに。
    完全な悪も完全な善も存在しない。

    0
    2025年12月02日