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Posted by ブクログ
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早稲田にある蕎麦屋・三朝庵で江戸川乱歩が、杉原千畝と出会うところから物語は始まる。大正八年、二人はまだ何者でもない若者だった。
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(紹介文より)
江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら…
と言う〝もしも〟のお話
とっても面白かった!
激動の時代を生き抜き、それぞれの才能を存分に発揮した人生と、二人の友情に胸が熱くなる。
そしてなんと言っても登場人物たちが魅力的!
乱歩の変人っぷりは子供のようで、思わず笑っちゃう。
何かあると押し入れに閉じこもったりするの。
一方、千畝は真面目を絵に描いたような人だけど、胸の内は熱いのよ。
どちらも人間味溢れる人物で目が離せない。
そして二人が才能を発揮できたのは、妻たちの存在が大きいんだろうな。
乱歩の妻・隆子はバイタリティに溢れていて頼もしい。乱歩同様、変わり者だとは思うけど。
千畝の妻・クラウディアと幸子は、孤独になりがちな千畝の理解者。
「この先、何か迷うことがあったら、優しいと思う選択肢を取るのよ」
と、力強くて優しい言葉をかける。
ラストも良かったなぁ( *ˊᵕˋ )
フィクションとは言え、乱歩と千畝がどんな人生を歩んだのかを知れたのも収穫だった♪
Posted by ブクログ
同じ高校同じ大学、6歳差。これは事実の様だ。
「二人が友人であった」仮定で、出会いから人生の大事な時期にいつもお互いがkeyとなる。
どこまでがノンフィクションで、どこがフィクションなのかがわからなくなる。主人公たちとそれぞれの豪快な妻たち、周囲の友人たちを大げさ過ぎるほどの個性を引き立て表現されており、楽しい。
当時の政治家たち、当時活躍し始めた推理小説作家たち、等等、そんなに都合よく知り合いになるはずないでしょ。ツッコミつつ、飽きずにあっという間に読んでしまった。
大正から昭和にかけての歴史的な事実も、二人がどの様に関わってきたのか心情を思うと哀しくなった。
江戸川乱歩
何十年ぶりに読んでみるか。
Posted by ブクログ
虚構と史実を入れ混ぜて(おそらくおお方が虚構だとは思うのだけれど)、江戸川乱歩と杉原千畝の接点と交流を描いている。杉原千畝の功績も丁寧に描きながら、江戸川乱歩を初めとするミステリ愛に満ちた作品。政治家としては広田弘毅、松岡洋右などが登場し、作家では横溝正史や松本清張、ちょい役では三島由紀夫、美空ひばりなど錚々たる登場人物。
読み始めは、作り物めいているのが鼻についた。特に、乱歩と千畝が一緒にいる時に飛んできた紙が千畝の顔に張り付いてしまう場面。その紙が外交官募集のチラシだったこと。それがきっかけで、医者になりたくなかった千畝が外交官への道へ歩みだすきっかけになったと。
しかし読み進むに連れて引き込まれていき、虚構だとは分かっていながらも、ワクワクさせてくれた。
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