乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

2,420円 (税込)

12pt

大学の先輩後輩、江戸川乱歩と杉原千畝。まだ何者でもない青年だったが、夢だけはあった。希望と不安を抱え、浅草の猥雑な路地を歩き語り合い、それぞれの道へ別れていく……。若き横溝正史や巨頭松岡洋右と出会い、新しい歴史を作り、互いの人生が交差しつつ感動の最終章へ。「真の友人はあなただけでしたよ」――泣ける傑作。

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乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若き日の、杉原千畝と江戸川乱歩が、こんな出会いをするとは、発想が斬新すぎる!
    え?たまたま風が吹いて、乱歩の顔にかかった新聞から、とんとん話が進んできて、もう目が離せない!

    杉原千畝は、歴史上、大勢のユダヤ人を救った素晴らしい外交官としか知識がなかった。
    フィクションとはいえ、一人の人間として、生

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩という名前にだけ惹かれて購入。探偵小説が好きなので、登場人物にニヤニヤしながら読み終わった。江戸川乱歩と杉原千畝がもし出会っていたら…という一作であったが、二人の人生を通じて色々なストーリーが見れてとても爽快感のある読後だった。

    読み終わった後作者が、昔話シリーズの人としり驚いた。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ


    江戸川乱歩と杉原千畝は早稲田の先輩と後輩。調べるまでもなくこれは事実だろう。2人はそれぞれの人生の節目節目で影響しあう。その感じが絶妙。乱歩と横溝正史の関係も面白い。大正末期から戦後までの時代を生き抜いた偉人たちの若者らしい葛藤が描かれていて思いがけず、面白かった。また江戸川乱歩(平井太郎)のふざ

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    良すぎた
    ほぼほぼフィクションなのわかってるけど、そこでこう来るか、の史実や登場人物の織り込みでストーリー巧みすぎる

    自分は中高時代にミステリにハマり、江戸川乱歩の作品、初期の乱歩賞受賞作品読み漁り、大学時代に杉原千畝知り『六千人の命のビザ』を読み感銘受けていたので、なおさら琴線揺さぶられすぎてハ

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    どこまでがホントでどこからがフィクションかわからないけど、知ってる作家がたくさん出てきてキャラクターもみんないきいき描かれていて作家同士の関係性も楽しく、本当にこんなだったらいいなって思いながら面白く読みました。タイトルの2人の切っても切れない深い繋がりもよかった。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    『似てるんだよ。進む道は違えど、似てるんだ。だから私たちは生涯に、数えるほどしか会わなかったとしても、心が離れることはなかった』推理怪奇小説界の巨匠、江戸川乱歩にこう言わせた相手は、何千人ものユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝。

    二人の大物たちを作者は繋いでいきます。

    こんなこといったい誰が考

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    これは凄い。史実かどうかは置いといて、乱歩と千畝の友情。波乱万丈、壮絶、勇気、優しさなどなど盛りだくさん。登場人物も、推理・探偵小説の大家がどんどん出てくる。
    そして、何よりこれは泣ける。 今年最高かな?
    あのマスクをあの人がもらったのはウケる!

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    ──それは、肩を並べて歩く、二つの男の影に見えた。
     
     
     
    第173回直木三十五賞候補作。先日、今回の直木賞と芥川賞はともに受賞作無しとして、メディアで話題になっていましたね。

    物語は創作系歴史小説とでも言いましょうか。旧制中学と大学の同窓生という繋がりをもつ『平井太郎こと江戸川乱歩』と『杉原

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩こと平井太郎と「東洋のシンドラー」杉原千畝は同郷で、高校、大学の先輩後輩だった。

    この意外な事実のみを手掛かりに作り上げた二人の(架空の)交遊録。

    作者の手にかかると、千畝の人生の重大な岐路には太郎が、太郎のものには千畝が関わっていることになっている。

    本書は同時に乱歩の千畝の評伝に

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    この本はノンフィクション?と、わからなくなってしまう位、リアリティ溢れる大作。
    乱歩と千畝が本当に出身校が同じというのはビックリ。あまりに生きる世界が違う人だから、今までそんな共通点を感じることかなかったので。
    2人以外にも作家、歌手など有名人がこっそりと多数登場。それがさらっと出てくるので、「あれ

    0
    2025年11月15日

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