ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 図南の翼 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白くて涙出る。ここまで夢中になったシリーズは初めて!風の万里で珠晶が登場した時は生意気な小娘とか思っていたけど、今回で好感が湧いた。その生意気さも可愛いとまではいかないが、一理通るものもあって納得させられた。頑丘がいい奴すぎてその後どうなったか気になった。
    利広が只者ではないとは薄々勘づいていたけど、まさか宋国の王太子だとは、、こう言う点も含めて珠晶が王になることは定められてたんだな〜と思った

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    2026年09月29日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    納棺師(遺体を美しくする仕事)の話
    涙、笑い、ちょっと恋愛ありの話
    朝宮夕さんの文章が綺麗、特に空の描写
    同期夕宵と朝未の関係性がいい

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    2026年09月29日
  • ソ連兵へ差し出された娘たち

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    やっと今になって明らかになる真実というものがあるのだ…と気持ちがずんと沈みました。今だ男性(女性も?)の意識変わらず…。そのことこそが問題。
    女性の"性"は、どう扱われるべきなのか?を問われていると思いました。

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    2026年09月29日
  • しずく

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    西加奈子のコミカルさとあたたかさが全開。
    一つ一つの短編が素晴らしく、かつ、短編集全体としてのまとまりも素晴らしい。
    「長編ほどの読み応えがない」のは当たり前。短編集だからね。
    しかし短編集としての魅力がものすごいと思うので星5つ!

    6つの短編はすべて「女2人」の物語。
    全て良い。「漁港の〜」を思い出させるような母と娘の物語『シャワーキャップ』も最高だし、雌猫2匹の目から飼い主カップルのドラマを描く『しずく』も素晴らしい。

    けど、ひとつ選ぶなら、恋人の連れ子マリの相手をする34歳女性の苦闘を描いた『木蓮』を挙げたい。ただただハートの温かくなる物語も良いが、西加奈子の「鋭い毒舌からのハートウォーミング」はクセになるのだ。

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    2026年09月29日
  • ブレイクショットの軌跡

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    『ブレイクショットの軌跡』は、エンタメとしてとても面白い作品でした。さまざまな登場人物の物語が描かれ、一つ一つの章がどう繋がっていくのか、読み進めている間はほとんど予想できませんでした。それぞれ独立した物語のように見えていたものが、少しずつ重なっていく構成がとても面白かったです。

    そして何よりすごかったのが、最後のエピローグです。単なる物語の締めくくりだと思っていたら、ここでこれまでの伏線が一気に繋がっていきます。エピローグを読むことで、それまで読んできた物語の見え方まで変わり、このエピローグがあって初めて作品全体が完成するように感じました。読み終えた瞬間の、いや、すごい……という驚きと余韻が忘れられません。577ページという長さを感じさせないほど夢中で読み進められ、最後まで読んだからこその面白さを味わえる作品でした。

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    2026年09月29日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    自分が習ってきたお茶のことを淡々と語っている。
    しかも、けっこう挫折して辞めようともしている。
    しかし、その度にお茶の魅力を発見し、踏みとどまり、20年以上続けてきた著者。
    著者がお茶の魅力を語るなかに共通していたことに、『自然を感じる』ということがある。
    今、私たちは意図的にやらないと、ただぼんやりと雨の音を聞いたりすることがない。
    お茶は、様々な作法を通して、自然を感じ、繋がる体験なのかもしれない。
    私は山に行って歩いていると、割とぼんやりとしている。
    「あの石は踏んだら危なそう」「この声、何の鳥だろう?」「山頂のススキはどんな感じかな?」
    色々と、そのばその場で思うまま考えている。
    そして山歩きが終わると、なんだかスッキリしている。
    町中であれこれ考えているのとは、まるで違う。
    思うに、町中で考えていることは、過去や未来のことばかりで、どうにもならないことだ。
    しかし自然の中にいると、ただその場で思うことを考える。
    だから、安心できるのだと思う。
    自然と繋がる感覚。
    今の人間には、もっとそれが必要なのだ。

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    2026年09月29日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#4

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    ネタバレ

    紫苑の中にはNo.6そっくりな冷たい部分があるけれど、本人も怖がるそれをネズミが受け止める、そばにいると言葉にして言ってくれて本当によかったね…!という気持ちになった。状況は不穏だけれどふたり一緒にいたらきっとなんとかなるんじゃないかと思える。イヌカシとシャラメの掛け合いも賑やかで面白かった。

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    2026年09月29日
  • 告白

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    ネタバレ

    とにかく読みやすい
    最後に森口先生が少年Aの母親を殺したが、復讐したいと思っていた少年Aの感情が気になる
    登場人物のキャラが濃い
    イヤミスこれからも読みたい

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    2026年09月29日
  • 硝子のマンション

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    面白かった。

    「このマンションは、今まで物騒なことは起きていないんです。治安がいいのが自慢です」

    きゃー。

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    2026年09月29日
  • 夜明けのはざま

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    葬儀社で働く人の話なので、読んでいてつらくなるシーンが多いけれど、死と生について考えさせられた1冊。読んで良かった。

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    2026年09月29日
  • 俺ではない炎上

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    「六人の嘘つきな大学生」が類を見ないほど面白く、朝倉秋成作品の虜になって手に取った本作。

    ある日突然、SNSでなりすまし被害に遭い、身に覚えのない冤罪でネット上の「悪者」に仕立て上げられていく主人公。今や誰もが日常的にSNSを使う時代、いつ自分の身に起きてもおかしくないリアルな恐怖に、始終ハラハラしながらページをめくった。

    ここまで証拠が揃ってしまったら、もう挽回なんて不可能では…と主人公とともに何度も絶望に叩き落とされる。が、真の凄みはそこからの展開だった。

    怒涛の伏線回収とともに明かされる真相。えっ!この人が犯人!?と思いきや、嘘でしょ〜そっち!?と、二転三転する事態に翻弄されっぱなしで、最後まで犯人の目星がまったくつかなかった。

    期待を遥かに超える面白さだった。

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    2026年09月29日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    最初はわかるくらいの共感だったが最後は共感の嵐で涙だった。ストーリー性も高くておすすめしたくなる本。男性にもおすすめ
    ご飯も美味しそう!
    前作の元カレ埋葬委員会も気になる!

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    2026年09月29日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    児童文学である。
    …児童文…学…?と首を傾げたくなるが、レッキとした児童文学である。だって生々しい描写ないし(そういう問題ではない)。


    なんとなーく、刑事のように「薄々怪しい」と思いながら読み進めていき、ことの真相が明かされるのである。


    私はただの素人読者に過ぎないが、児童文学という点で感想を述べよう。
    小学生や中学生でこの本を読んでたら、きっと価値観がひどく揺さぶられたと思う。
    特に、タイトルである「幸せな家族」とは何か?について。
    この家は新しい家に引っ越してきて傍から見たらまーそれは仲良い幸せな5人家族に見えるが、実際は父はふんぞり返るし兄はしゃしゃり出るし母はNoといえないし姉はいい子過ぎて心配になるし本当に幸せか?と思ってしまう。

    そして次々と家族が死んでいくんだけど、、、

    読み終えると、多少の歪みはあるものの別に健全な範囲内ではないか?それぞれのコンプレックスはありそうだけど、家族間で何も無い方がむしろ難しいのではないか。むしろ、観天望気のことは特にそうだけど、嫌いなところはありながらも憎んだりはしてないごく普通の家庭だったのではないか?そして愛してるから、正常に狂ったお母さん。これは泣ける。

    今は30代も後半になってそう解釈できる。
    でもこれを10代で読んだら幸せな家族ってなんだろうってずっと考えてしまう。その先もずっと。
    出会わなくてよかったのかはわからないが、ただ、もしこの本に出会えてたら、私の人生は、もしかしたら変わってたかもしれないと思う。

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    2026年09月29日
  • クロエとオオエ

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    装丁がめっちゃ可愛い
    ラブコメ。胸キュンやけど心の中の
    一言がめっちゃめっちゃ面白い
    クロエのオーダージュエリー欲しい!
    1ページ1ページ大切に読みたくなる本

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    2026年09月29日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    面白かった。あと、他の方の感想で見たけど
    「『クララとお日さま』の裏」
    みたいな表現がしっくりくる。
    愛されたいと思うことは、悪なのか。愛されて愛を返せないことは、罪なのか。そんなことを考えてしまった。

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    2026年09月29日
  • エピクロスの処方箋

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    つい最近、昔からお世話になってる内科の先生とひさびさにお話する機会があった時に「わたしは、壊れたものを直すことしかできないから」と言っていたことを今でも覚えている。気の利いた返しができず、もごもごしていた苦い記憶もおまけで付いているのが少々厄介な点。
    その時先生は、新しいものを生み出すような職業を素晴らしいことだとも言っていた。その意見にはまさしく同意するが、それと同時に医療のような、当たり前を創る医者という職業も、同時に尊い存在だと私は思う。
    当たり前が続くことの幸せに、取り返しのつかない局面になってやっと気付くような私たちを支えてくださる、そんな尊い職業に就く方々の心の内を知れる貴重な本だと思う。本という、誰でも物語の一人称になれるような媒体だからこそ、読んでほしい作品だ。

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    2026年09月29日
  • 博士の愛した数式

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    80分間しか記憶を保てない「博士」、家政婦の「私」、その息子の「ルート」。この3人の互いを思いやる空気感がとにかく優しくて心地よくて心に沁みるし尊い。数字が繋ぐ温かい絆に涙。
    私も人に優しくありたい…。人間の良心を思い出させてくれた一冊。

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    2026年09月29日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    長いが1行で伏線回収めちゃくちゃ面白い
    これ以上に面白いと思う本はない!
    王道のクローズドサークル
    文章は硬く難しめ

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    2026年09月29日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    自分が比較的保守的なせいか
    奔放に生きている(当人はそうは思ってないかもしれないが)女性にとても憧れる

    ヴィオラ母さんは私の理想

    著者と妹は
    現代ならネグレクトで通報されてしまうような子ども時代を過ごし
    いろいろ大変だったろうが
    母さんの育児日記ひとつ見ても
    本当に愛情を注がれて育ったのだと分かるし
    過保護に何もかもやってあげるだけが愛情ではないと気づかせてくれた

    ほどほどに自由に子育てをできている人なら顔をしかめるかもしれないけれど
    様々なことに縛られている私のような人には
    うらやましい生き方だと思う

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    2026年09月29日
  • さがしてみよう みつけてみよう

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    2歳7ヶ月、最初は難しくてイマイチできていませんでしたが、それでも毎日読みたい!というのでコツコツやってきたところ、今ではすっかりハマっています。これが五味太郎の魅力…!!!
    迷路が結構細かくて難しいのですが、飽きることなく楽しんでいます。

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    2026年09月29日