ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下

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    現代語訳 南総里見八犬伝 下
    著:曲亭 馬琴
    現代語訳:白井 喬二
    出版社:河出書房新社
    河出文庫 古1-3

    ぼちぼちと、八犬士が発見されて、離散集合していくのが、下巻である。

    それにしても、各話の題が、ややこしすぎる。江戸文化の爛熟期に漢字も本来の使い方とはちょっと違う
    半村良の「およね平吉時穴道行」が頭に浮かぶ。当て字、漢字遊びですか。 ちょっと辞書にも読み方がない。
    あいかわらず、漢文が官公庁の言語であったが、庶民は、かな雑じりの和文であるし、和歌もある。

    里見義実(1417-1488)を中心にすると、物語は、ちょうど、太田道灌(1432-1486)の活躍する時期と重なる。
    扇谷上

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    2026年04月29日
  • ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋

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    タマちゃんの良さが凄く出た巻。
    大樹さんとようやくラブラブな様子。葉月さんにも気に入られてタマちゃんに拍手。
    葉月さんの回とお父さんの肉じゃがの回にほろり。

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    2026年04月29日
  • 僕の永遠を全部あげる【文庫版】

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    汐見夏衛さんの『僕の永遠を全部あげる』は、「大切な人を想う気持ち」と「限られた時間の中でどう生きるか」がすごくまっすぐに描かれている作品です。
    全体としては、切なさが強いのに、ただ悲しいだけじゃなくて“誰かを本気で好きになることの温かさ”がちゃんと残る物語だと思います。登場人物の気持ちがかなり丁寧に書かれているので、読んでいると自分もその場にいるような気持ちになります。
    特に印象的なのは、「永遠」っていう言葉の重さです。ずっと一緒にいられる保証がないからこそ、今この瞬間の気持ちをどう伝えるかが大事なんだっていうテーマがずっと流れています。恋愛小説だけど、恋だけじゃなくて“人との関わり方”全体に

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    2026年04月29日
  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    小説家の思考の流れを学べる良書

    抽象化によって見たこともない世界にいける。

    大事なのは、自らによって抽象化することで、人によって抽象化されたものはあまり身に入らない。(自己啓発本が頭に入らないのはこれかも)

    自分の感情、経験のエッセンスを取り出し、抽象化して、世界を広げていくことは、小説家以外にも役に立つ思考法なのではないだろうか。

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    2026年04月29日
  • あの日、小林書店で。

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    小林書店の店主由美子さんとその旦那さんの昌弘さんについては実際の話として、そこに出版取次担当として訪れる主人公の理香は小説として。
    小林夫妻の全ての人への感謝と仕事に対する姿勢が素晴らしい一冊。
    旦那の昌弘さんの考え方には特に感銘を受けた。

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    2026年04月29日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    【あらすじ】
     みのりが姉のゆたかと神楽坂の路地に〈スパイス・ボックス〉をオープンさせて、そろそろ1年になろうとしていた。
     みのりは忙しさの合間に見せるゆたかの微妙な変化が気になり、実家の母に相談するのだが ——— 。
    【感想】
     ついに現在発売されている最終巻になってしまいました。
     それぞれに迷いや悩みを抱えているお客さんの心を癒す姉妹のお店がとても愛おしくて、幸せな気持ちで読みました。
     この後、『キッチン常夜灯』が始まっているので、これで終わりなのでしょうか?
    もっともっと姉妹の物語や新しいお料理の話を読んでみたいと思いました。

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    2026年04月29日
  • じっと手を見る

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    個人的に、一番衝撃だったのが宮澤さん。
    彼の生い立ちからくる女性観は相当闇深い。
    他人から見て魅力的なのに、人を愛せない、人と生きて行けない人は可哀想で切ない。

    でも全く別の場所で違う仕事を選んでも、別の人にはなれないんだよなぁ。


    恋愛に感度が高い若い人が読んだらどうかわからないけど、人生も後半になって読むと、お互い忘れられない人の1人や2人いてもいいから、海斗みたいな人情深い人と寄り添って生きていける人生が結局一番いいんじゃないかなぁと思う。

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    2026年04月29日
  • イクサガミ 人

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    イクサガミ3巻目。
    ハイスピードアクションバトルロワイヤル時代劇も残り23人から9人となり、新たに登場するキャラクターも個性があり魅力的で強いです。
    ここに参加する背景を考えると思い入れも出てきてしまうけど、死んでしまう悲しさ。
    それだけのめり込んで読んでるってことかな?
    後は最終巻のみとなりどんな結末になるのか楽しみです。

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    2026年04月29日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    主人公の苦しみにすぐ気づいてくれて、自分の苦しみは人に共有することなく、それで人が悩んだり苦しんだりすることがないようにする優しい心を持ったアンさんが終始報われなくて苦しかった。
    アンさんの優しさを受けて、主人公がアンさんにしてもらったのと同じようにムシに接するところが素敵でした。

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    2026年04月29日
  • エピクロスの処方箋

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    張り詰めた雰囲気であろう手術室で、穏やかにマイペースを保ち続ける哲郎がいたら、手術に挑むチーム全体がほぐれて良いパフォーマンスを出せそうだ。
    いつも自然体で、人と向き合う。自分が死ぬかもしれない病気と向き合っている時、こんな先生が伴走してくれたら、どんなにか励まされるか。
    個人的に医者嫌い病院嫌いではあったが、お医者さん側は来るものを拒めないし、来たものには全力を尽くしてくれる。自分がいつ患者になるかわからないのに、嫌ってしまうのはあまりにも不公平だと気づいた。この人の他の本も読んで、医療業界のことをもっと知りたいと思った。

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    2026年04月29日
  • 失われた貌

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    久しぶりに「きれいな」と言っていい、上質なミステリー小説を読んだ充実感。
    複数の事件や小さな違和感が絡み合いすべてが最終的に一つの「動機」へと収束していく伏線回収の美しさは見事。著者の持ち味なのか会話劇が非常に魅力的。主人公・日野と部下の入江、あるいはバーのマスターとの軽妙なやり取りが、重いテーマの中で良いアクセントになっていました。

    【以下ネタバレあり】
    本作のメインテーマは「親子関係」の業だと感じました。
    「我が子を犯罪者の親にしたくない」という久美の痛切な気持ち、隼斗のやり場のない思い。どうしようもない親を持ってしまった佐竹家のエピソード、犯人である男の身勝手さ(最終的に死刑に相当する

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    2026年04月29日
  • 世界はきみが思うより

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    世界への期待や信頼をなくして、静かに日々を過ごす冬真くんと、その周囲の人たちの、それぞれの悩みと、触れ合いによる気持ちの変化の話。
    優しさを積み重ねるような連作短編集であり、登場人物は、とても魅力的だった。
    様々な場面でしみじみ感動したが、『チョコレートサンドイッチと未来』で、2人の登場人物がお互い、会話の語尾に「ですね」をつけて、心情を吐露する場面は、思わず微笑んでしまい、涙もにじんでしまった。
    世界は思うほど悪くないよというメッセージ、しかと受け止めました。

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    2026年04月29日
  • 虎を追う

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    過去の事件の真犯人を見つけていく過程が読み進めるに連れ濃くなっていくのが良い。櫛木さんの描く事件は何故か毎回深掘りしたくなってしまい、もっと知りたくなる…。孫を含めた協力者が新しく面白い。事件の真相もしっかりと読み応えのある結末になっている。

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    2026年04月29日
  • お梅は呪いたい

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    この作者の作品は初めて読みましたがとても面白かったです!
    伏線も綺麗に回収されて、誰も不幸にならない。
    疲れた心がほっこり癒されました。
    お梅が可愛くて好きになりました。続編も是非読みたいと思います。

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    2026年04月29日
  • 雷の季節の終わりに

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    恒川さん独特の ダークで不思議な世界観がめちゃくちゃ好みだった〜!
    異次元から始まるストーリーは、どこかうすら怖くはあるけど、序盤からめちゃくちゃ惹き付けられた。
    その後の展開も そういう事か〜の連続で最後まで飽きる事がなかったな〜。

    恒川さんの物語って 物哀しさと どこか懐古的な感じもあって ほんと独特。
    ちょっと乙一さんと似てる気もするけど、どちらも大好き。
    もっと読み進めていきたい作家さんだ(^-^)/


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    この世でない、どこか異次元の世界に静かに佇む「穏」という隠れ里。
    ここでは四季の他に「雷季」と呼ばれる時期があり、その季節には悪い事をし

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    2026年04月29日
  • 新世界より(下)

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    とにかく長いが、読み終わった達成感はものすごい。
    下巻は展開も早く、止まらない。
    是非ここまで読んでほしい。

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    2026年04月29日
  • クロエとオオエ

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    久しぶりの胸キュン小説。読後の余韻が幸せ。こんな良い人達ばかりでは無いのは百も承知。でも存分に楽しめた。QRコード付きというのも、今の時代ならでは。主人公二人の言葉の掛け合いが絶妙で本当に素敵。やっぱり有川ひろさん巧い。

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    2026年04月29日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    泣いているだけじゃ現状は打破できない。だったら私は書くよ。どっちにしたって書くことでしか切り拓くことのできない人生を送ってきたわけだし。書くしかないって知ってるから

    早く谷原京子さんの店長見てみたい!本好きの人が本好きの人と関わっているのがやっぱいいよな〜って感じます。石野さんは強い!

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    2026年04月29日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    シリーズ最終作です。シャールの言葉に料理に励まされ自分を見つめなおし人生の再スタートをきる登場人物たち。シリーズ全巻とってもいいお話でした。

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    2026年04月29日
  • うたうおばけ

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    やっぱり好き。
    くどうれいんワールド。
    なんとも言えない心地よさ。
    とても正直で毒も吐くけど愛がある。
    こんな人になりたい

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    2026年04月29日