ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 柿の種

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    読み終わって今自分が生きる時代を思う
    寺田さんの生きた大正〜昭和初期、あとがきの池内さんの生きる戦後の時代、そして2026年9月の今

    科学技術の進化は相変わらずとまらず、AIや再生医療などで生活が便利になり人を救うこともあれば、
    命や世界を破壊する加害性と危うさをずっと抱えて、謎は永遠に増えていく

    世界のいたるところで戦争は終わらず、この国の政府や大企業は軍需に傾きはじめている

    でも道端で見かけた百日紅の花は美しいし、
    お隣さんに教えてもらった近所の和菓子屋で買ったお団子はおいしい

    こう書いてみると寺田さんの生きた時代とあまり変わらないように思う
    結局いつの時代も人間のやることは同じのかもしれない

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    2026年09月16日
  • コンビニの神様 二人のカリスマ(下)

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    セブンイレブンの創業の話。
    違うタイプの経営者が互いに事業を起こし、
    継承していく中で引き際の在り方に触れる。
    人間の強さと弱さを老いと共に描いている。

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    2026年09月16日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    非常に面白かったです。本格的なミステリーを楽しめる上、その中で展開される人間ドラマも生々しくてゾクゾクしました。
    自分はあまり推理せずに読み進めていたので、二転三転あるどんでん返しでいつも驚かされていました(笑)
    ただ、最後の六人の過去について、本当は良い者だったというパートは違和感が強かったです。ハッピーエンドは大好きですが、あの流れだと後味悪く終わった方が自分は逆にスッキリしたと思います。

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    2026年09月16日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    たぶん池井戸潤の小説を読むのは初めて。映画やドラマも、たぶん観ていない。そして、なんと箱根駅伝も観ていない!
    なのに、この本を手に取ったのは、たぶん、「八月の御所グラウンド」に収録されていた駅伝の話が面白かったのと、駅伝中継スタッフの話(いわゆる業界の裏側話)の両面からの話だと分かったから。
    お話は、予想通りの展開だけど、ちゃんと面白いし、泣ける。そしてページをめくる手が止まらない。
    このまま下巻まで駆け抜けたい。

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    2026年09月16日
  • 検察側の罪人(上)

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    とある資産家の夫婦が殺された。その容疑者のなかに、23年前の女子中学生殺人事件の犯人と噂された人物松倉を見つけ、検察官の最上は今度こそ松倉に法の裁きを受けさせるべく教え子の検察官沖野に厳しい取り調べを指示する。
    被害者の女子中学生から慕われていた最上の復讐心が、歪んだ正義感を暴走させてしまう。捜査方針に違和感を抱きつつ、松倉に罵詈雑言を浴びせ憔悴していく沖野を見ていると胸が痛む…

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    2026年09月16日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    小説を通して、テクニカルライティングの基礎が学べるのがとても良い。テーマは、ゴミの分別からAED、ベビーカー、ドローンまで多岐にわたるけれど、それらを使う人やマニュアルを読む人にもそれぞれの背景がある。そうした事情まで汲み取って言葉を紡ぐテクニカルライティングは、本当に大変なお仕事だなと感心させられる。登場人物もみんなキャラが立っていて良い人ばかり。ぜひ続編やアニメ化も期待したいところ。

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    2026年09月16日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    小川さんの作家としてのスタンスがよく分かり、非常に興味深かった。冷静で合理的な思考の方と実感させられる。対談相手のどの方とも「そうそう」と意気投合しているのに、京極夏彦さんの回だけはいまいち噛み合っていないように読めて、「あらら?」という感じがした。たぶん小川さんは森博嗣さんと通じる部分がある気がするので、お二人の対談も読んでみたいけれど、実現は難しいかな。本書の中で紹介されている本もどれも面白そうで、読書欲が大いに刺激された。

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    2026年09月16日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    中篇が4作入った一冊。
    どの作品も登場人物達の掛け合いが抜群に面白く、他の作品に登場した人物が多数出ているのも魅力的。
    個人的には表題作のフィッシュストーリーが1番良かった。

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    2026年09月16日
  • 正欲(新潮文庫)

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    正しい欲とは?いろんな性癖のある人々がいることを知りました。なんとも難しいテーマですが、とても引き込まれて読みました。

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    2026年09月16日
  • ハザードランプ

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    不穏な空気、ギリギリの空気感がクセになる。

    登場人物の不完全さや歪みがたまらなく人間らしく、痛いところを突かれたと思うと同時に愛おしくもなった。
    何故だか許された気持ちにも…。

    好きな作品を選ぶのに難儀するくらい、どれも傑作だった。

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    2026年09月16日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    これが戦前に出された作品なの?
    80年以上前なのにミステリーのシチュエーションの原点になってる。時代を全く感じさせない
    流石名作

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    2026年09月16日
  • 毒猿 新宿鮫2~新装版~

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    読み終わってしまった。。
    読みだしたら止まらない。
    ヤクザと殺しがメインな話なのに、少し友情というか、同志な気持ちが芽生えたり、愛情らしきものが芽生えたり。

    今回は、シンナーの話?と思っていたら、台湾のプロの殺し屋毒猿が、元主人に復讐をする話だった。
    鮫島が偶然出会った台湾人の男、郭。この男は台湾の警察官で、毒猿を捕まえるために日本に来ていた。郭と毒猿は、元は軍人でとても仲が良かった。でも、1人は警察官となり、もう1人はヤクザにつく殺し屋となる。
    台湾人たちのいざこざに巻き込まれる警察と日本のヤクザ。知らないだけで、実際にもこういうことはあるんだろうか。

    これがフィクションであり、完全な第三者目線で読めるから楽しめるけど、現実でこんなところには絶対に関わりたくない。

    郭と毒猿が再開を果たせていたとしたら、どんな結末になったんだろう。最後には会えたりするのかな、と思っていたから、そこだけは気になった。

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    2026年09月16日
  • アンデル9 小さな文芸誌

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    今月も楽しかったです。

    アンデルはこれで6冊目になるけれど、最近はコジヤジコさんの回文をいちばん楽しみにしている。表紙開くと1ページ目に登場してしまうので、楽しみが早く終わらないように、気をつけてそこを開かないようにしといて、いくつか他の作品を読んでから、読みました。
    9月号の回文、本当に素晴らしかったです。
    何を食べて生活したら、こんなことを思いつくのでしょうか?手帳に書き写して、何度も味わっています。

    あと、滝口悠生さんの作品がとても好きでした。
    異世界転生のお題でこの切り口、素晴らしいと思います。いまの自分と未来の自分、または過去の自分といまの自分の中で、味わった苦しみや悲しみが、地続きであってほしいという祈りが、とても心地よいと思って読みました。

    また来月も買いに行きます。

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    2026年09月16日
  • 7.5グラムの奇跡

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    ネタバレ

    北見眼科で働く新米の視能訓練士のお話。

    瞳が好きな野宮くんは視能訓練士になり、北見眼科で働き始める。

    全口径約24ミリ
    重量約7.5グラム
    容積約6.5ミリリットルの中に宿る光。

    私自身、近視と乱視で眼科にお世話になっているが、視能訓練士さんにフォーカスしていなかった。技術さんとしていつもお礼をしていたけれど、視能訓練士さんのお仕事はとても重要なのだと知った。
    看護師が医師では出来ないケアや作業をするように。
    医療従事者はやはり貴重な存在だと実感した。

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    2026年09月16日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    筆者のラジオ番組「飛ぶ教室」を愛聴している。だからか文章を読みながら高橋源一郎本人が朗読しているように感じながら読み進めた。
    認知症になって世を去った父や祖母のことを思い起こすことも多かった。
    人は老いる。死ぬまでその人生を生きなければならない。戸惑いながら、戸惑わせながら生きて死ぬ。偉い作家も、偉い思想家も最後は老いて死ぬ。
    私は若い頃、老いていく祖母を見ていて人は老いるにしたがってどんどん幼児から赤ちゃん、そして生まれてすぐの新生児のようになるのだなと思ったことがある。
    これを読んで、やっぱりそうなのだな、と思った。
    人は生物として生きて死ぬ。老いるというよりずっと変化していく。変化が終わったら死ぬ。
    生命はどこかからやってきて変化しながら80年、90年、時には100年過ごしてまたどこかに行くのだな、そんなことを思った。

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    2026年09月16日
  • 風と共にゆとりぬ

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    朝井リョウという人間が大好き!
    ラジオも聴いてるから知ってる話とかが出てくると何故かあーあの話ね。私知ってる。と何故か自慢げになってしまう
    合唱曲を作詞したってこと知らなくて、わざわざYouTubeで調べて聴いてみたり。
    それくらい好きなのです!
    こちらの本は外で読むのニヤニヤしてしまうので注意が必要ですぞ!しかし、時々グサッとくる言葉があったりして。だからエッセイ読むのはやめられないですな〜
    (肛門記に関してはグサッとくる言葉はありません!ただ、朝井リョウの病気について面白おかしくかかれているのをニヤニヤしながら読めます。)

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    2026年09月16日
  • 白夜行

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    氏の訃報に接し、ドラマ版を再視聴して感動。たまらず三読。すると、再読時とは違い、ドラマの記憶が新しいので楽しいのなんのって。「なるほど、この箇所がああいう脚本になっていたのか。あのセリフは原作のここだったのか」「ドラマのあの部分、原作ではこうか」などと分かるととたまらん面白い。ストーリーの行方を知っているので、その分細部に注意が行き、東野の技術に驚嘆する。また、脚本家森下佳子氏の力量にも舌を巻く。そして圧巻の第十三章よ。引き続き『幻夜』も読もう。これもまたドラマ版と対照してみようと思う。

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    2026年09月16日
  • 木曜日にはココアを

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    すごいほっこりする1冊だった
    読み終わった後にこの人とこの人ここでも繋がりあったんだーって、人ってやっぱりどこかで繋がってるんだなって思った
    私は1人で生きたいって思うこともあるけど、この本読んで人との交わりって幸せを生むものなんだなって思った

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    2026年09月16日
  • 私の家では何も起こらない

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    いやーめちゃめちゃ面白かったね
    お兄ちゃんにオススメされて読んでみた本です
    正直本に触れることなく生きてきたので本ってこんな面白いんだと気づかされた
    theホラーという感じではないけど、ゾクゾクする感じたまらない
    後半にかけて最高に面白くて一気読みしてしまった

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    2026年09月16日
  • いみちぇん!! ふたたび、ひみつの二人組

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    ほんっとにこの巻が大好きで大好きで、、!
    まず表紙のモモちゃんが可愛すぎる、、( ^ω^ )
    りんねちゃんもいっぱい出てきて嬉しい!

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    2026年09月16日