小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読書備忘録981号。
★★★★★。
出ましたね。
まだ4月に入ったばかりですが2026年ベスト候補。
マクベスか昭和か!
昭和100年の時を超えて繋がる事件の真相を、世代を超えた刑事達の襷リレーによる執念で暴く!
巻末の参考文献を見ると住友銀行暗黒史がある。そして満洲事変も。
どういう思考回路してるんでしょう。伏尾さん。
満洲からの銀行不正からのやくざからのオウムからの施設の子供たちからのDNA鑑定だっ!
巻頭に登場人物一覧があるので、「おっ!こりゃ読み易いわ!」と思ったら大間違い。
昭和25年、昭和49年、平成元年、令和6年・・・。
登場人物がこんがらがる!
あれ?およ?はて?ちょっと -
Posted by ブクログ
朝井リョウのエッセイ。
読み物で声に出して笑ったのは、中学生の時に読んだ「スケットダンス」以来!!!
文章で人を笑わせられるのすごい。
あと過去一気合いを入れずに読める本だった。
力を入れなくていい娯楽すぎて、疲れている時こそ読みたくなっちゃう。
そして、朝井リョウをこれまでとは違う面からさらに尊敬した。
この本では朝井リョウの大学生の時のエピソードが多く載っていて、その中で遠方のフェスに行くための交通手段が完全になくなって断念したり、100kmハイクがしんどすぎるなど、私なら超超気持ちの沈む出来事の中でも、朝井リョウはそれを面白がっていたり、笑い飛ばしていたりする。
たまにこういうメン -
Posted by ブクログ
2021年に読んでいて、再読。
内容はすっかり忘れてしまっていたのに、
「すごく好きな本」という感覚だけは覚えていた。
約500ページとボリュームはあるけれど、面白くて、電車を待つホームでも続きを読みたくなってしまうくらいで、あっという間に読み終えた。
主人公・都と同年代の今、読み返すと共感しかなかった。
親の病気、恋人との関係、仕事への迷い。どれも他人事じゃなくて、じわじわと自分の中に入り込んでくる感じ。
特に印象に残ったのは、そよかの言葉。
「都さんの迷いの根本は、
自活できる経済力がないことなんじゃないですか。
(略)人にはいろんな事情や背景があって、たとえば家族の介護をしてたり -
Posted by ブクログ
あたしはハルを愛してる
だから彼にもう一度会えて嬉しい。
私は純も好きだ。この本のキャラクターの中で多分1番普通で多彩。彼がいるからイロモノたちが輝く。それでいて脇役じゃないから素晴らしい。5人揃ったエピは純がいたから引き締まった。
フランツ。
絵に描いたような王子様。
王子様であり冷徹なビジネスマンであり、しっかり愛情も持てる人。彼の幼少期のエピソードは、好きというには憚られる内容ではあるがとても良い。
フランツ引退の石の花も良かった。
でも彼のヤキモチを見せつけられたモリーナの役のエピソードが1番好き。
ハルが好きなのか、ハルと関わる彼らが好きなのかよくわからなくなる。
でもやっぱり -
Posted by ブクログ
2023.4.19
★5.0
図書室には、司書小町さゆりがいて、利用者の「探し物」を手助けしてくれる。それぞれの悩みや迷いに寄り添いながら、今のその人に必要な本や言葉をそっと差し出してくれる。
仕事に悩む若者、将来に迷う人、人生の節目に立つ人、さまざまな人がこの図書室を訪れ、小町の選ぶ本との出会いを通して、自分自身の「本当に探していたもの」に気づいていく。
青山さんが書く小説は、すごく心がポカポカして、優しさとか希望に包まれていく感じが好きなんだけど、それだけじゃなくて、人物を捉えるのが上手というか自然で、物語の当事者になった気分になってのめり込むから、自分が受けたみたいな優しい気持ちにな
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