ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 対馬の海に沈む

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     ブク友さんのレビューを拝見し、この本を手に取りました。
     JAという巨大組織の深い闇に恐怖を覚えます。壮絶なノンフィクションでした。
     あまりにも壮絶過ぎて、言葉が見つかりません。ここまで粘り強く取材を続けた著者の信念に頭が下がります。

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    2025年12月23日
  • 神に愛されていた

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    ひとつの物語がふたつの視点で語られていて綺麗な終わり方をしていて面白かった。だけどそれ以上にこちらまで焼かれてるのかと錯覚するほど心情描写が凄すぎる。自分より優れた相手への劣等感とか文字を書くことの苦悩が直接心臓に彫り込まれるように伝わってくる。この作品への感情を十二分に文字に起こせないのが本当に悔しい。

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    2025年12月23日
  • 地雷グリコ

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    2025年12月
    まとが勝つだろうなっていう結末は予想できるなかで楽しませるというのがすごい。
    グリコの算数要素とか、神経衰弱とか、私の好みに合っていた

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    2025年12月23日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    断捨離に興味が全くなかったけどどこかで考える必要があるなと思った、人間関係の視点を変えるのも大事だなと思った
    ためになる、やっぱり憂鬱だけど後半はなんとかなるのがうれしい

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    2025年12月23日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    主人公含め登場人物のほとんどが歪んでいて二転三転衝撃的な程に切り替わるのに納得感あるミステリーになってる。凄い。

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    2025年12月23日
  • 8番出口

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    ゲーム → 映画 → 小説

    の順番で楽しみました。

    もともとこのゲームが好きなのもあって、これをどう映画に活かすんだろうと思ってすごく楽しみでした!

    映画も充分面白かったし、物語を知ったうえで小説を読んで、誰が何を考えてたかが詳しく分かるとこもよかった!

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    2025年12月23日
  • リデルハウスの子どもたち

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    たった1人の身内である祖父を亡くした14歳のアモニカはフライデーと名乗る篤志家の支援で、緑に囲まれた全寮制の名門校リデルハウスに入る。そこでは、特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれ、一般の生徒が知らない場所で学園生活を送っているらしい。
    アモニカは、リデルハウスに入る条件としてフライデーに毎週手紙を書き「ラヴ」について見聞きしたことを必ず書くように言われ…。

    「あしながおじさん」「小公女」「秘密の花園」などが大好きだった私は、第一章を読み始めてすぐに、どハマり。これらが好きだった方はみな懐かしくなること間違いなし。

    佐原さんは現代の若者が主人公の話が多かったから、こういうものも書く

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    2025年12月23日
  • ほんのささやかなこと

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    ケルティッククリスマスというコンサートに行き、アイルランド関連本として会場で販売されていて、売り子さんがイチオシだったので手に取って読んだ本。ただ、ただ良かった。贅沢な暮らしをしているわけではないが、愛する妻と娘たち、重労働だがやりがいのある仕事をする主人公に、ふと、こことは違うが地続きの、裏の世界が見えてくる。それは自分の生い立ちにも関わる世界だった。そこに一歩を踏み出すことは、幸福な自分の足元が崩れてしまうかもしれない危うさを含んでいる。。。クリスマスのこの時期に読んで本当に良かった。ディケンズの『クリスマス・キャロル』を彷彿とさせる、新しいクリスマスの物語。日本語訳の素晴らしさは言うまで

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    2025年12月23日
  • 透明な夜の香り

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    なぜ文字なのに香りを感じることができるのか。
    読み進めるごとに、自分に記憶の中の香りが呼び覚まされる感覚に陥る。
    とにかくすごい、としか言えない笑

    登場人物は何かしら秘密を抱えていて、読み進めるごとに明らかになるので、気になって仕方がない。

    「香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶されるから」

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    2025年12月23日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    ※オーディブルにて聴了
    舞台は老舗百貨店の外商部。月間のノルマが1,500万という部署で働く女性が主人公のお話。バリキャリの話か〜と思いながら聴き進めると、バリキャリだけれどキャリア背景が興味深い静緒。その彼女を取り巻く登場人物の特徴が面白いこと面白いこと。嫌味ったらしい桝家をどうも好きになれなかったが、最後には彼が1番のお気に入りの登場人物になっていた。桝家が片思いの人を見送るシーンでメソメソ泣くところが可愛くて可愛くて仕方なかった。
    静緒も嫌な感じのバリキャリ女性じゃなくて、壁にぶち当たりながらも自分がしたいと思ったことを形にする姿はとても聴いていて気持ちが良かった。多少の妥協はあっても思

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    2025年12月23日
  • 海に落とした名前

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    不思議な味のスナック菓子だけど、何故かやめられなくて最後まで食べきってしまった。美味しい料理を堪能したいとか、お腹いっぱいになりたいとか、栄養をとりたいとか、そういうことじゃない。なんなら原材料もレシピもよくわからない。でも、また食べたいと思ってしまう。そんな感じ。

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    2025年12月23日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    とってもオススメです‼︎
    すごい研究をしてすごい発見をした人なのに、エッセイのような日記のような感じで書かれていてとてもわかりやすい。
    まるで一緒に森の中に連れていってもらって説明をしている様な、体験をしている様な。
    表紙に惹かれて手に取りましたが、正解でした。
    この表紙も素晴らしい‼︎ほんと、こんな感じの世界観で書かれています。
    小学生の夏休み初日に読ませてあげたいなぁって思います。この本を読んだら、自由研究がしたくなっちゃう♪
    そして、研究ってそんなに難しく考えなくても、自分が知りたいこと、気になったことを楽しく調べていけばいいんだなぁって気軽に始められそう。
    子供が読んでも大人が読んでも

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    2025年12月23日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    最高のストーリーに、読後久し振りに呆けました。これは、全ての人にお薦めしたい1冊です。「理想的な詐欺と理想的なマジックの違いをご存知ですか?」貫太郎のこのフレーズに本作いや、道尾秀介が凝縮されてることに鳥肌が立ちました。市川真人さんの解説を読んで、道尾さんの作品をもっともっと読んでみたいと思いました。

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    2025年12月23日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
    米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。

    新川帆立 ヤツデの一家
    これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。

    大代行時代 結城真一郎
    短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
    人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。

    妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
    この短編は少し不快だったので長いです。
    治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない

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    2025年12月23日
  • 眠れない夜にみる夢は

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    なんだろー。
    ちょっと描かれてる女性が島本理生さんの描く女性と似てる気がしてなんか既視感がある気がしたけど、全体的にこの世界観が好き。
    不思議な感覚。
    なんか切ないというかいつまでも読んでいたいと思う心に残る感じ。
    どの作品も好きだけど、「家庭の事情」の杏子はちょっと怖い笑
    何気に番外編の「そしてゆっくりと眠る」が1番好き。

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    2025年12月23日
  • 復活力

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    これはサンドウィッチマンがM1で優勝した翌年に書かれた本を2018年に文庫化した。内容としてはサンドウィッチマンの生い立ちからM1の優勝とその後までが2人の言葉で綴られている。

    2007年のM1は小学生のとき、実家でこたつに入りながら見ていた記憶がある。サンドウィッチマンのエンタの面白さはエンタの神様で知っていたし、宮城出身ということもあって応援していた。優勝したときは嬉しかった。そういう思い出や感情が想起されて、何回か目に涙を浮かべながら読んでいた。

    サンドウィッチマンが好きな人にはとても良い本だと思う。

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    2025年12月23日
  • 春にして君を離れ

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    人間の心理を描いたとてつもない作品。

    毒親、ともよべる、自己中心的な母親ジョーン。
    家族のことを思っているようで、実は自分の思い通りにすること、それが彼らにとってよいことだという一方的な決めつけを押し付けることしかせず、そのことに自覚もない。
    皆にうとましがられていることにも気づかず、自分1人の幻想の中で孤独に生きている。
    その真実に、一番気づきなくないのは、本人自身だ。

    一人きりで時間がたっぷりあるとき、
    ジョーンはようやく、自分自身の真の姿に出会うことになる。
    それは、気持ちいいことではない。
    不安で、不穏で、懺悔がまちうけているような、天変地異のような。
    そのシーンの描写は圧倒的だ。

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    2025年12月23日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

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    悪事に手を染めながらヤクザの世界で出世していく潜入捜査官の話。実写化もされているらしく、キャスト情報だけ知った状態で読みましたが、かなり面白かったです。
    戦闘シーンのこと細やかな描写、緊迫感のあるやり取り、ハラハラドキドキの展開等、読み応えが抜群でした。
    全編を通して主人公の視点で物語が進むので、ヤクザに自分の正体がバレるのでは無いか・警察に見捨てられるのでは無いか、という主人公の不安や葛藤がひしひしと伝わってきます。

    シリーズ物らしいのですが、どう続くのか分からないくらい良い雰囲気で終わったので、続編が楽しみです!

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    2025年12月23日
  • さよならドビュッシー

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    中山七里さんなのに、ミステリーじゃない?と途中まで思っていましたが、最後の最後でのドンデン返し!!
    全く気づきませんでした。
    それまでは、苦境から逃げるな!逃げることに慣れるな!と自らを鼓舞し、ただひたすらにピアノに向き合い続ける作品(それはそれで素晴らしく、終盤は涙涙)かと思いきや、、、
    中山七里さん、すごすぎます。
    久しぶりに爽快感のある読後感でした。
    ドビュッシー聞いてみようかな

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    2025年12月23日
  • 国宝 下 花道篇

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    歌舞伎に真剣な男たちの人生に泣ける。
    海老蔵が映画の国宝を観た感想として、喜久雄より俊ぼんの方がしんどい。背負ってるものの重さが違うと言っていた。
    「本物の役者になりたいねん」と春江に言った俊ぼん。
    「いつまでも舞台に立っていてえんだよ。幕を下ろさないでほしいんだ」と彰子に言った喜久雄。
    ザ凡人の私にはどちらがしんどいのかはわからないけど、それぞれのやり方で歌舞伎に真面目なのはわかる。
    万菊さんの最期や、人のいい徳ちゃん、歌舞伎一家を支える女性陣たちにも物語があって、とりあえず胸が熱くなる。

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    2025年12月23日