小説・文芸の高評価レビュー
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もう何度も何度も観た大好きな映画の原作。もはや言う必要が無いかもしれませんが、森村誠一の代表作であり不朽の名作。
わたくしこれは、劇場公開時、鑑賞直後に読んで、(観てから読んだやつです)その後かなり経ってから一度再読、そしてそれっきりだったのではないかと思いますが、なんと今回、角川のキャンペーン、「あの頃流行ったベストセラー」に乗っかってつい買い直しちゃいました。(バーコード無しの、当時の文庫も持ってるのにw)
さて、観てから読んだ場合、あぁこの人はこうかかわってくるなとだいたい分かりますが、逆の場合、真相が徐々に解明していくに連なって、怒涛の伏線回収になるかと。
あらゆる登場人物の、あらゆる -
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相変わらず自然の描写が美しい。
自分がその中にいるように思い描けて、一章読むだけでもアンの世界に入り込めます。
アンの子供達よりも牧師館の子供たちがメインでしたが、父への思いが切ない。
フェイスの靴下の件は大人たちの騒ぎっぷりが怖いと思ったけど、教会へ行くというのはそれくらい重要で服装など色々と決まりを大切にしなければいけないということなのか。
ノーマンとフェイスのやり取りは最高!ノーマン好きです。
エレンの身勝手さには本当に腹立たしい!
自分の身勝手さを本当に恥じているのか疑問。最後の涙も自分が結婚できる嬉しさしか感じなかった。
総じて子供達が面白く、可愛く、逞しかった。
メアリーはいらんこ -
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素晴らしかったです。
「熟柿」(じゅくし)このタイトルに辿り着き深呼吸しました。
今年一番です。素晴らしかったです。(何度でも)
罪を背負って生きていくという過酷さと、
誰にでも起こりうる怖さを改めて考えさせられました。
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伯母の葬儀の帰り、酔って熟睡した夫を助手席に、
妊娠中のかおりが豪雨の中老婆を跳ねてしまう。
轢き逃げの罪から獄中出産する。
出所後離婚し息子「拓」は夫の元に。
子供に会いたい、触れたい、その一心から常軌を逸した行動もあった。
職場を転々とし先が見えない時間の流れに何度も途方に暮れました。
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轢き逃げ -
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ネタバレ友達から借りた本。
読後に思ったのは、【この話好きだなぁ】だった。タイトルからは、ほっこり系を思わせられたが、全然違うし、「現実ってこうだよね!」「こういう人いるよね!」と思いつつ、「あれ?自分はこの中だったらどの人物に当たるんだ?」なんて考えたりもして面白かった。
一穂さんの解説を読むと、さらに頷けた。
しかし、二谷の【食】に対しての考えは、【食】に恨みがあるのか?と思わせるものがある。【食】の在り方は個人でバラバラでいいのに、強制されるのが嫌なのだろうか?【食】ぐらい弱い立場でいさせて欲しいという心の現れか?
芦川さんをよりモンスターに仕立てたのは藤さんと原田さんだと思う。ああいった人たち -
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■はじめに
一気読みだった。140ページという中編の分量もさることながら、何より著者の文体が読み手を離さない。
純文学にありがちな、内面へ内面へと沈み込む心象描写を、あえて前景化させずに、状況・行動・やり取りの積み重ねを通じて葛藤を遺漏なく描く。
キビキビとしてソリッド。冷たくもなく、ハードボイルドにも偏らない、絶妙なバランス感覚が「一気読み」へと導いたと見る。さすがは「オモロイ純文運動」を提唱するだけあります!
■内容&構成
①前半─「お仕事小説」としての顔
物語の前半、正確には1/3余りは建設現場を舞台にした、きわめて現実的な「お仕事小説」として展開。
ここでの主役は隣人クレーマー -
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最後にやられた!
のめり込んでしまった
姉、元父の帰国後の東京生活
歩もまたフリーライターとして
順調に見えた
姉のおかしな表現方法が
世間の話題になり
歩が苦悩する中
祖母の死、矢田のおばちゃんの死
母の再婚
父の出家
その後
姉の放浪の旅が始まり
歩の周りも変化していく
姉が帰国した時の変化が
凄すぎて
歩に同情してしまった
それはないよね!
今、あなたがそう言うかあ?
はたして歩の運命はいかに
家族はどうなっていくのか?
最後はそーかそーなのか
と、涙が溢れてきた
そもそもそこなのですね
心にズシンときた
まるで、自分に問われているようで
しばらくぼんやりしてしまった
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8さん、まきさん高評価★5の作品をやっと読むことができました
期待は高まり、今回は最初からミリーへの応援態勢で読みはじめました
まず気になったのがミリーが感じる視線
誰かに見られているのか、首筋がちりちりする感覚!
目に見えない恐怖が私にもジワジワ迫ります
登場人物が少ないので、みんな怪しくみえて信用できません
ミリーは正義感、使命感が強く…強すぎるので時に行き過ぎた行動になることもあります
今回も開けなくていいドアをノックし、開けなくてもいいドアを躊躇なく開けてしまいます
第一部から第二部へ、三部へと視点を変えながら話は勢いを増してすすみ、ドキドキの連続です
あえてハウスメイド