ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    人はいつだって変われる。
    そんな勇気をもらいました。

    人間の心理描写がとっても上手で、
    後半のあることが明かされた時
    あぁ、だからああだったんだと
    すんと腑に落ちる感覚が好きでした。

    また、中学試験が題材になっており、
    日々の勉強、仮試験、本番、合否発表と
    主人公の心情にリアルタイムでどっぷり没入できるところも魅力です。(気持ちのアップダウン、ハラハラドキドキなど)

    家族のしあわせの形とは何か。
    とっても考えさせられる本でした。

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    2026年02月02日
  • 献灯使

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    日本から海外に出て、新たな風をもたらすというストーリーが歴史上の遣唐使的である、だけでなく、歴史上の遣唐使が持ち帰った仏教文化のモチーフが所々現れているのが面白いと思った。
    まず献灯とは、仏像や仏塔、仏典などに灯明を捧げる仏教の儀式のこと。(今でもお仏壇にロウソク挙げる習慣ありますよね)また、ロウソクに火を灯すというイメージは、東日本大震災の追悼を思わせる。
    また、主人公「無名(むめい)」は、仏教用語「無明」(目が見えないこと、仏教の真理に開けていないこと)と言い換えられそう。後は、「私が海の向こうへ行くといったら着いてくる?」と無名を導く謎の少女の名前は「睡蓮」。睡蓮って、「蓮華」と呼ばれて

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    2026年02月02日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    「介護」は、ある日突然やってくる。決して他人事ではないと、改めて感じさせられた一冊だった。

    本書には、介護をする中でつい忘れてしまいがちな、とても大切な視点が少し面白く書かれている。
    介護を「フェス」、被介護者を「有名ミュージシャン」の例えは、まさに「そうそう!」と感じることばかり。

    家族による介護は、距離が近いからこその良さもあれば、同時に難しさもある。良くなってほしいという思いから必死になればなるほど、うまくいかない時などは疲れてしまう。
    また「ケアする側」と「される側」という関係に固定する事は、お互いにマイナスな事ばかりだ。
    著者のように、あえてビジネスライクな距離感で介護に向き合う

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    2026年02月02日
  • 天国までの49日間~アナザーストーリー~

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    ネタバレ

    心菜と聖、2人が本当に心から想い合う気持ちが綺麗。
    そんな幸せな2人に突然襲いかかる悲劇。
    聖は殺されてしまった、理由は別の人間と間違えて殺されたという。
    何ともやりきれない気持ちにさせられた。

    聖は不良少年だった為、殺された後も世の中からのバッシングの風は強かった。
    だけど不良だからといって、殺されて良い理由にはならない。

    今の時代、SNSで誹謗中傷問題がある。
    自分の名前が公開されないからと卑怯にも簡単に人を傷付ける言葉をネットだからと書き込む人間の浅はかさ。
    "この書き込みをした人は、もし私たちがこれを見たらどう思うかって、そのことをほんのちょっとでも考えられなかったんだろ

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    2026年02月02日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    桐原と雪穂が最後にぎゃふんと言わされてほしいと思いながら読んでいたが、最後に近づくにつれ2人が経験した哀しさが増していった。ううう…。2人こそ最初の犠牲者なのか?
    もしかして、もしかして、と思いながらエピソードを繋げていくのは、自分も推理しながら読んでいるような気になれて、中盤ぐらいからぐっと引き込まれた。東野圭吾の小説は、悲しい終わり方が多いんだなぁ。
    外国株式とか、結局桐原がハッカーとして情報を掴んだってこと?それにしてもすごすぎない?
    雪穂にそこまでベタ惚れだったんだろうか。自分は汚れ役、雪穂は綺麗な方を生きてほしいということだったのか。
    フィンランドに住んでいたが、白夜行はずっと続く夕

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    2026年02月02日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    とても良かった。

    柚木麻子さんの小説は初めて。
    『BUTTER』で話題になっていて、気になった。
    とりあえず、どんな作品があるのか、確認して、この本が読みたくなった。

    氷河期の私より少し上のバブル世代の女性の10年。
    寿司屋の一ノ瀬に会いにいく青子。

    自分の安心できる場所。
    自分が自分らしくなれて好きになれる場所。
    そういう場所があるって本当に大切だ。

    とても共感できた。

    男女の仲にならない方が、いいのかなって思う。
    最後にお互いの気持ちがわかったし、青子の手をにぎりたいという願いも叶った。
    だけど、一ノ瀬が言うように、男女になって結婚となるとうまくいかない気がするというのは当たって

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    2026年02月02日
  • ジヴェルニーの食卓

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    『たゆたえども沈まず』であまりの言葉の紡ぎ方の美しさに原田マハ先生の作品にハマってしまった読書初心者です。
    ジヴェルニーの食卓も素敵でした。短編4話からなりますが、私は特にうつくしい墓が1番好きです。
    なぜか目頭が熱くなってしまいました…
    フィクションなのにまるで本当にあったかのような、今目の前でその鮮やかな風景が広がっているのを自分も見ているような気持ちになります。
    表情・行動で繊細に気持ちが表現されており、読み終わったあとは温かな余韻が残り、自然とその画家に興味が湧き、気付いたら美術好きになっている、
    そんな1冊でした。

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    2026年02月02日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    映画は観たけど、小説は読んでなかった。小説を手にした最初は「え、こんなに厚い話だったの…?」って恐怖した笑
    アレックスもヘンリーもイケメン、二人の周りの人も癖が強いし面白い!

    その人の悩みはその立場にいる人にしか分からないということが理解できる内容だった。
    私は一般人だから政治への影響力は本当に微々たるものだけど、初の女性米大統領の息子と英王室の第2王子の影響力は…
    背負うものも、やらなければならないことも自分の思う通りにいかないことの方が多いと思う。

    作中の素の自分を見せてイチャつくシーンは幸せに溢れていて、「ずっと続いてくれ〜泣」って何回思ったか笑
    結ばれるには大きすぎる障害がいくつも

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    2026年02月02日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    ネタバレ

    表題作は、タカシが出てこない話の中でいちばん好きかもしれない。弱者を利用したり搾取したりするような、分かりやすい悪者が出てこない話。そういう悪者はタカシとGボーイズに死ぬほどビビらされるか制裁されるかすればいいけど、この話にはそんな奴は出てこない。スパイダーが悪かどうかは、何度か読み直したけどやっぱり分からない。コーサクが最期、安らかに逝ったことを願う。そして白木院長のその後が気になる。

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    2026年02月02日
  • 家守綺譚 上

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    なにげなく話が淡々と進む近藤ようこワールド 原作が別にいるけどしっかりとマッチしている なんかいい買い物でした 下巻も楽しもう

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    2026年02月02日
  • 流浪の月

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    自分が善意で行ってることが相手にとっては悪意に映るのかもしれないということを考えさせられる一冊だった。
    事実と真実は違う。真実は当人にしかわからないけれど、当人にも実はわかっていなかったりするのかもしれない。
    みんな結局自分の解釈でしか判断できない。

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    2026年02月02日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    (注)本を初めて手に取った際は、ページを初めにパラパラとめくらず、最初のページから順番に1ページずつ読み進めてください。

    ヘイキ、ヘイキ、ヘイキング!
    (この言葉大好き!!笑)

    タイトルと装丁でとっても惹かれるものがあり、
    発売日に買うと決めていた作品!!!

    いや、綿谷りささん!
    前作の「激しく煌めく短い命」からの振り幅
    すごすぎでしょ!!!笑

    ぶっ飛んでるし、
    ほんっとーに色んな意味で斬新!
    今までの「型」や「お約束」を破るという、
    文字通りの意味での斬新さ!
    その斬新な箇所が
    色々なところに散りばめられているんです!!
    (読んだら分かります!笑)

    そしてなんと言っても、
    笑わせ方

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    2026年02月02日
  • くちびるに歌を

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    白乙一作品
    久留米の乙一さんがこんなにも長崎弁を操れることにまず驚きました。
    九州以外の人は九州弁は全部博多弁と同じと感じるのでしょうが、全然違うのですよ。
    もうね、この長崎弁にハートを撃ち抜かれました。
    微妙なイントネーションも脳内再生できるほどナチュラルな方言でなんとも愛おしい作品でした。
    本を読む適齢期があるというのが持論ですが、この作品は中高生に是非読んでほしいなぁ。

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    2026年02月02日
  • 新古事記

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    作者は、「新古事記」というタイトルを付けたことによって、絶望の度合いを和らげる、といった趣旨のコメントをしているらしい。
    確かにキリスト教では、人は絶対的に正しい唯一神が作りたもうたもの。じゃあ、絶対正しい神が人間を作ったなら、なぜ原爆なんて起きたんだろうか。そんなに正しくて素晴らしい神なのに、人間の愚かさを予見できなかったのか?神に対する絶望があるのだろうと思う。
    一方で日本の神々は、間違う存在、弱い、脆い存在として描かれている。
    絶対的に正しい神がこの世を作り、その中で人間が過ちを犯したと考えるよりも、情けない人間くさい神々がこの世を作ったから、過ちが起こることもあると考えた方が、絶望の度

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    2026年02月02日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    自分の人生誌に残る大切な小説。
    ありのままでいい、みんなそれぞれ、何かに躓き、考え、乗り越えながら生きてるんだなって思わされた。

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    2026年02月02日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    お初にお目にかかります、シャールさん。
    お噂はかねがね。

    長身で野太い声なのに、その言葉に圧はなく、優しく染み込んできました。
    特にさくらちゃんのお話は、いつか娘達も通る道かもしれないなと、ぐっときてしまいました。


    シャールさんの世界で一番女王なサラダ。
    影響受けまくって早速真似をしてみました。
    元々作り置きが苦手なので遠く及びませんが、まず切るだけ程度のものから。
    それでもめんどくさいが勝ちそうなら、また本を開いて、自分に喝を入れようと思います。

    脱、三日坊主、宣言!




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    2026年02月02日
  • 地面師たち アノニマス

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    ドラマの評判で原作の存在を知り、原作よりも前に本作を読みました。とても読みやすい文章でサクサクと読むことができました。
    各登場人物たちが原作でも躍動するのが楽しみです。

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    2026年02月02日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    ネタバレ

    大好きなスイーツ!綺麗!という単純な思惑で購入したのですが、内容にほろりときました。
    人生が上手くいかず悩む人々にホロスコープで導き、それぞれに合ったスイーツを提供し背中を優しく押してくれる珈琲店…行ってみたい!
    悩める登場人物に沢山共感し、猫ちゃんには癒されました。
    その裏側は壮大な『猫の恩返し』でしたが、助けられるべくして助けられた優しい方たちだったんですね。

    私ならどんなスイーツが出されるんだろうかとドキドキする作品でした!
    ちなみに占星術を調べたところ、私には思った以上に難しかったです(笑)

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    2026年02月02日
  • ハウスメイド

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    発売前の宣伝を見てすごい熱量だと感じたけど、読んだらそれもそうだと思いました。
    これは何を言ってもネタバレになるわ。
    途中で見える世界が変わるけど、人怖系のゾッとするやつ。

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    2026年02月02日
  • ルポ プーチンの破滅戦争 ――ロシアによるウクライナ侵略の記録

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    ネタバレ

    先日、ウクライナのロシア占領地に関するNHKスペシャルを観て、ふと思いたって本書を完読した。

    印象に残ったのが、ブチャの墓地にたたずむ老母へのインタビューだった。息子が地下室から出たところを、ロシア兵に撃たれたのだと言う。彼女は「プーチン氏に望むことは?」という質問にこう答えた。「私はプーチン氏に自身の子供たちを埋葬してみて貰いたい」
    プーチンの罪深さを私に認識させる答えだった。

    自身の帝国主義的な野望を理由にウクライナに侵攻し、ロシア人とウクライナ人とを分断したプーチンの罪は計り知れない。戦争が終わったら、私はロシア旅行に行きたい。1日でも早い終結を願います。

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    2026年02月02日