小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
優しい。優しくて人一倍感情に敏感なのだ。
殆どの「うまくやれる側」の人間はずっと矢印が外へ向かっているでしょう。何かあっても深く理由は考えず、自分の方へ矢印を向けることはないと思う。他へ向けて、その向けられた相手もまた他へ向けて。
それでも他人の感情に敏感で、変なところで真面目なタイプの人間は、その矢印連鎖を自分のところで止めてしまいたいと思ってしまう。むしろ自分がその矢印の最終地点なのかなとも。なんとなくそんな印象をこの本を読んで感じました。
心のホウプと対話したい。自分の心に耳を傾けたい。
本当に何もかもが自分のこれまでの生活の中で実際にあったことと重なって、まるで自分の日記を読んでいる -
Posted by ブクログ
王谷晶さんのエッセイ、『カラダは私の何なんだ?』がすごくおもしろかったのでこの『40歳だけど大人になりたい』も読みたくなった
タイトルにもある通り、王谷さんが1冊のなかでずーーーーーーっと「大人になるとはどういうことか、いったい何なのだ」を章立てて書いてくれているんだけど、私も何を隠そう大人になりたいがなれている気がしねえ…人間なので、王谷さんが綴っている大人になれていない自分に関する不甲斐なさや罪悪感のようなものに頷きまくりながら読んだ
そのなかでも私が特に刺された部分がある。
”私のどこか特にうんこ野郎なのかというと、自分のことにしか興味がない部分だ。"という一文だ。もう、グッサ -
Posted by ブクログ
ドラえもんの歌詞にある「こんなこといいな、
出来たらいいな」は想像力の始まりです。
携帯電話も空飛ぶ車(ドローン)も、初めは単なる
想像上のモノでしかありませんでした。
しかし今では現実となっています。
日本人はとにかくこの想像力が弱いと言われて
います。
現実にあるものをどんどん改良して、さらに
良くしていくのは得意なのですが、ゼロからの
開発つまりイノベーションが弱いのです。
そこで池上氏が提案するのは、想像力をタテと
ヨコに分けて考えるということです。
「ヨコの想像力」とは、自分ではない「他者」、
ここではない「場所」つまり同時代を生きる
他者と過去を生きた他者というように、
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Posted by ブクログ
とんでもない速さで読み終えてしまいました、、、
明治時代の日本を背景にした、人間版蠱毒。私の性別は女ですが、何故かこういった戦い、バトルものを読むと血が騒いで止まらなくなってしまいますね〜〜
守りたいものがあるからこそ、刀を抜いて戦う。そこに強く惹かれます。やっぱりサムライってかっこいい、、、!と思いながら読み進めました。
主人公の愁二郎に深く情がうつってしまいますが、蠱毒に参加している者の中にはやはりそれぞれの
信念、人情、掟、そういったものが絡んできます。それが例え愁二郎と双葉の敵だとしても、その者にも守りたいものがあったのでないかと、考えずにはいられません。
早くも続きが楽しみです