小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
- 脛に傷のある人たちの短編集。「やらかしてしまう」ときの人間心理をよくついている。
- 世の中のニュースでは「なんでこんなバカなことをしてるんだろう」って思うことがよくあるが、そういう人たちもきっときっかけは、ここで書いてあるような些細なことなんだろう。
- それが顕著に表れているのがプールの水を間違えて抜いてしまった小学校教師の話。ごまかそうとごまかそうとするたびにどんどんドツボにハマっていく様が非常に面白い。
- 日常の中にある些細な落とし穴的な部分、ある種の小さな判断ミスによって、滑落していくさまを描いた作品。
- いつ自分がそっち側にいってしまうかわからないという、そんな気持ちで読め -
Posted by ブクログ
スマホをみながら歩いてくる人達。
どうして前をちゃんとみて歩いてる私が
そいつらのために避けてあげないと
いけないんだろう。きっと今まで
避けてもらえた事しか無いんだろう。
避けてもらえてる事気づいていないんだろう。
ぶつかったる。
くううううううぅぅ!!!すっごくわかる!
共感しちゃいけないんだろうけどわかる。
なんでこっちばっかりいい子でいなきゃ
いけないんだろうって。
人生色々とわりに合わなすぎるからこういった
小さなところで発散したくなるのわかるな。
(アンケートのとこ面白かった笑)
他にも共感できるところが沢山ありすぎて、
付箋だらけになっちゃった!笑
人間のダークな部分をこ -
Posted by ブクログ
遠未来、かつて軍艦のAIだったアンシラリー(属躰)が辺境の惑星から冒険を始める。
しっかり、どっしりとした世界観、我々とは異なる文化・習俗、過去と現在の話が入り乱れる結果、最初はなかなか読み進められない。
でも、これを頑張って追いかけてると、後半で盛り上がって止まらなくなるやつに違いないと確信するに至り、予想通り魅了されてしまった。
本来、巻末の用語集や、編集部で用意してくれた年表を見ながら読めば迷子にならないのだが。
この手の小説は意味が分かってから読み直すと新しい感動が得られる類いの話、すなわち傑作だ。
あとがきにアシモフの世界観にも通ずるとあったが、仰る通りだと思う。
次巻が楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ殺し屋シリーズの3作目ということで、どんな感じの話かと思ったが、前2作とはまたガラリと変わった展開で、楽しめた。恐妻家が本業で、殺し屋が片手間かのような描き方に、思わず笑ってしまう場面もあった。
一応扱いは短編集らしいが、話自体は繋がっており、どう展開していくかと思っていた後半は、兜の死があっさりと明かされ、息子・克己によるストーリーとなり、やはり一筋縄では終わらないなと感じた。最後は10年越しの敵討ち、というクライマックスだが、やはり描き方の性質上、全体として終始ほのぼのとした感じがある、独特な一冊だった。ラストは妻との出会いシーンで終わるのもしみじみとした。
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