ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • パーク・ライフ

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    吉田修一多才だわ、直木賞っぽい作風なのに芥川賞も取ってるんか。これに低評価してるやつらは、自分の読解能力の低さを棚に上げてることに気付いた方が良い。ちなみに難しすぎてよく分からんかった!

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    2026年05月16日
  • 人文知は武器になる

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    まず、人文知とは何かというと「人間と社会を理解するための知識・教養」のことなのですが、大学で哲学部や文学部が意味のない学部だとか言われていた身とすると(文学部出身)ざまあwという気持ちになった。※なお自身が教養があるかは不明。

    内容はめちゃめちゃ熱い本で面白かった。
    個人的には日本は欧米諸国に対して、ヘコヘコしすぎているような感覚があって、だけど日本は明治維新〜戦後の復興にかけて、失敗はあっても常に前を向いて、自分たちらしいやり方で立ち上がって来た歴史を誇るべきだと思う。「魔改造」という言葉で説明されていたけど、アメリカの資本主義や民主主義をよくわかんないまま既存の仕組みとミックスして使って

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    2026年05月16日
  • エゴイスト

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    どうしてみんな幸せになれないんだろうとはじめに思った。
    次に読んでみて、彼らの関係には終わりがあったからこそ愛おしかったし、愛していた愛せていたのかもしれないと思った。
    願わくば彼らが恋人として、そして家族として幸せな結末を迎えて欲しかったけれど、あのまま続いていたらどうだったのかな。
    叶わなかったから、温かくて幸せでそして悲しい物語だった。
    鈴木亮平さんのあとがき、自分のセクシャリティを理由に命を絶つ選択を考えてしまうような少年少女がらこの国から、この世界から一人もいなくなることを私は願います。
    この言葉もとても良かった。

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    2026年05月16日
  • 国宝 上 青春篇

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    最初の数ページ読んで、情景についていけるか少し怖気付きましたが、読み進めるうちにどんどんのめり込んでしまいました。
    映画も観ていないし、歌舞伎の事もよく分からないのですが、知らない世界を垣間見れてとても新鮮でした。
    上巻読んだ所では、俊介よりも喜久雄派になってしまったのでこれからどうなってしまうのかと下巻が気になります。
    読んでたら映画が堪らなく観たくなってしまう。

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    2026年05月16日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    本当に面白かったです
    伏線回収が気持ちよくて何度か戻って読むを繰り返しました
    たまにこういう読んだ後に興奮する小説に出会えるから読書は楽しい!

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    2026年05月16日
  • スピノザの診察室

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    まさに夏川作品だなーのひと言
    命を救うだけが医者ではない、それを感じさせる作品
    登場人物が皆個性的で、それもこの作品を良いものにしてるのかなと

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    2026年05月16日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    想像以上に面白い!

    もちろん倫理的、モラルに反してるんだけどサイコパス的思想が深くて興味深い。

    ただ、終始いじめる=流されやすい側を自殺させてるつもりが、いじめられてる側を自殺させてない?って思ってた。

    人の操り方とか解像度が高くて作家さん凄すぎる。この発想力と本を書く能力、天才だなーと。

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    2026年05月16日
  • 禁忌の子

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     読み始めてどんどん物語に引き込まれて行き、結末も衝撃的で全く予想外の展開で驚かされました。
     読後、自分の生い立ちや、家族、家庭環境に改めて想いを巡らせ、「親ガチャ」みたいな言葉は個人的には大嫌いですが、この世に生まれた瞬間から抗えない運命みたいなものは、どんなに綺麗事を並べても事実として有るんだろうなと複雑な気持ちになりました。

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    2026年05月16日
  • エピクロスの処方箋

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    この人間愛に満ちた物語を書いているのが医師であるということに大きな感動を覚える。人の命に関わる医療の世界にはきっと想像以上に様々な悩みや苦労があることだろう。それでもこの物語を書いてくれることに。この物語の中の医師は医療を行う専門家としての存在である前に人のことを想える人である。夏川さんの作品はいつも根底に人間の優しさがある。読んでいてこちらも優しい気持ちになれる、人のことを想える気になる。この物語は読者へ処方されたお薬なのかもしれない。

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    2026年05月16日
  • 地図と拳 下

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    歴史とファンタジーが8∶2くらいで融合した小説。日清日露戦争、日支事変から日米開戦そして敗戦までを描いた大河小説。人類は「拳」に頼るのを止められない愚か者。個人的に石本に惹かれた。

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    2026年05月16日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    ネタバレ

    間違いなく名著。
    川崎憲次郎、森野、荒木のくだりは涙無くして読めなかった。
    書き下ろされた「岩瀬の13球」も読みごたえがあった。

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    2026年05月16日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    全くピアノも弾けず、音楽についての知識もないのに、読んでいるだけで自分も演奏しているように息切れすらしてくる。
    そして登場人物の演奏が終わった時には一緒に安堵を感じてどっと疲れているような感覚。
    登場人物みんなの人生が描かれているのがとても素敵だし、それぞれの生活に音楽がずっとそばにあって寄り添って生きているんだなと思ったし、これからもそうなんだろうなと感じた。
    みんなが報われる結果を期待して、その通りになってくれたからとても気持ちが良く読み進められた。
    自然の中に音楽を聴く、という意味では海でのんびりこの本を読めたことはとても正解だったなと思った。
    疲れることなく上下巻を一気に読める

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    2026年05月16日
  • お探し物は図書室まで

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    2026年出会えて良かった本ランキング1位

    学生時代、自分は恵まれていて、努力した分だけ報われきた。ところどころ小さな挫折はあったけど、概ね自分の思い通りの人生を歩めてきたと思っていた。

    社会人になって、同期で唯一、配属希望が通らず、なんで自分だけ?って、頑張っても思い通りにならないことがあるって初めて知った。

    それでも目の前の仕事も一生懸命頑張ってきたつもりだったし、異動希望もずっと出しているけど、なにもかもうまくいかず、深い深い暗闇から抜け出せない感覚でいた。
    まだ仕事は楽しくなれていないけど、この配属だったからこそ、出会えて良かったと思える人や、こんな声かけができる人になりたいと

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    2026年05月16日
  • 今日も嫁を口説こうか

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    人生初エッセイがまさかの平子さんの。

    夫婦観がうちとめっちゃ似てるところ多くてびっくり!
    「結婚は人生の墓場」とか「同棲するなら自分の部屋ないと無理」とか結婚を語る日本人ってたしかにネガティヴなことしか言わないイメージ。
    ここまでポジティブに語れるのって残念ながら今の日本じゃまだまだ稀有。でもここまで大っぴらに奥さん好きを公言できるのが普通の感覚になってくれると、確かにいいなぁと思った。
    やっぱり何事も捉え方・考え方次第。

    今後仮にもし「付き合い始めた時から変わっちゃった…」とか思うようなことがあれば、また読み返したい。
    要するに家宝です。

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    2026年05月16日
  • 看守の流儀

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    すご〜い!!

    緻密に編み上げられた物語が
    鮮やかに反転する凄まじい衝撃に
    浸っています!!



    舞台は社会から隔離された刑務所
    そこは過ちを犯した者と
    彼らを監視する看守たちが対峙する
    嘘と真実が混ざり合う場所…

    淡々と職務をこなす彼らも
    一人ひとりが胸の奥に
    譲れない「流儀」と誰にも
    言えない秘密を抱えている…



    全5編からなる連作短編集だが
    どれも一級品のミステリーで
    ページをめくる手が止まりませんでした!

    この作品の真の凄みは終盤に待ち構えていて…
    それぞれの話に散りばめられていた
    何気ない違和感や小さなピースが
    最終章に向けて怒涛の勢いで
    一つの「巨大な真実」へと
    繋が

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    2026年05月16日
  • 残機1

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    文体が、言葉選びが、視点が、面白い。
    みょうちきりんなチョイスで日常を落としていることもすごい楽しめた。
    短編?でちまちまと別の本と並行で読んでいきやすいのも自分にとっては良かった。

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    2026年05月16日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大好きでした。人間の死について、残された者がどう受け止めるかの話が繋がっていく。ハッとさせられる描写がいくつもあり、自分も巻き込まれるように過去に立ち会った死について考えさせられた。展開を分かった上でもう一度読み返したい。いや、読む。

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    2026年05月16日
  • いつもの場所に今もあなたがいるようで

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    これはアカンやつや。何度も泣かされてしまった。特に若い人が亡くなるのは読んでいてつらい。でも著者の真摯な姿勢と優しさが伝わってきて、なんだか穏やかな気持ちになる。
    自分の妻は葬式も墓も要らないというが、これを読むと納棺式もお葬式も残された遺族にとってとても大切な儀式であることがわかる。妻よ、他の望みは何でも聞いてあげるが、葬式だけは挙げさせてくれ。なんて言いながら先に逝ったりして。その時は葬式もヨロシク。

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    2026年05月16日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵さんの長い文章は初めて読んだけど、世界を見る目が鋭くて、アウトプットされる言葉はきめ細かいな、さすがだなと感じた。そのうえ筆者のポジティブシンキングに裏打ちされる暖かい表現の数々がぐっとくる。
    自分も言葉を磨いてこんな文章が書けるようになりたいな。

    - 4章「クソリプに学ぶ」P92
    - P182
    "「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」"
    多数のいいねをもらうことが目的となりがちなSNS時代。大切な人からの一つのいいねで充分である。
    - 9章「道長の「あの一首」」P192
    有名な「この世をば我が世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば」という一首。

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    2026年05月16日
  • 博士の愛した数式

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    綺麗すぎる作品。
    大まかにストーリーを読み進めて行ったが、繰り返し読みたい。いや読むごとに深さを味わえると思う。
    記憶が80分しか持たない博士と家政婦とその息子、ルートの物語。人間ドラマだけでなく、数学的要素と文学的要素、さらに日本で人気スポーツの野球の要素を組み合わせた。

    理系じゃない自分には意味わからなかった部分も確かにあった。しかし数学がいかに素晴らしいものか。考えさせられた。28の完全数 284と220の友愛数、痺れました…。

    文章も美しく綺麗で…。
    すべてに置いて美しい。
    小説の面白さをひしひしと感じた作品です。

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    2026年05月16日