ガダラの豚 2

ガダラの豚 2

550円 (税込)

2pt

研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。

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ガダラの豚 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • ガダラの豚 1
    440円 (税込)
    アフリカの呪術医研究の第一人者、大生部多一郎は、テレビの人気タレント教授。超能力ブームで彼の著者「呪術パワーで殺す!」はベストセラーになった。しかし、妻の逸美は8年前の娘・志織のアフリカでの気球事故での死以来、神経を病んでいた。そして奇跡が売り物の新興宗教にのめりこんでしまった。逸美の奪還をすべく、大生部は奇術師ミラクルと組んで動き出す。
  • ガダラの豚 2
    550円 (税込)
    研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。
  • ガダラの豚 3
    440円 (税込)
    通訳やテレビクルーたち6人もの犠牲者を出しながらも大生部はキジーツになっていた娘を取り戻した。バキリは取り戻しに、ひそかに東京に潜入しているという。番組関係者に次々と奇怪な事件が起こり、死者まで出る。元テレビプロデューサーの馬飼は、大生部一家とバキリが対決する生番組を企画する。光と影が交差し、呪いと祈りが入り混じり、テレビ局の迷路のような廊下で激しい戦いが繰り広げられる。

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ガダラの豚 2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    舞台はアフリカへ。今回のテーマは呪術。

    現地の風土、民俗学、文化人類学を丹念に読みこんだ跡が滲み出ているディテールの深さ。主人公たちと旅を同行している気分になる。

    終盤の呪術師からの逃走劇。手に汗握るね。
    続きが気になって爆速読み。次巻へノンタイムでご-。

    0
    2024年12月23日

    Posted by ブクログ

    2巻で大生部一行がアフリカに着いてから、物語が一気に加速してページをめくる手が止まらなかった。
    呪術といえば胡散臭いはずなのに、科学的に立証されることだと物語の中でもエピソードが登場するのに、逆にそれによって呪術の気味の悪さが引き立って妙な納得感が出てくるという変な感じ。
    アフリカに魅了されてしまう

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    大生部教授とその仲間たち?
    アフリカでのTV撮影の旅
    楽しい旅かと思いきやあれやこれや‥‥
    大騒ぎ!もう読まずにはいられない!
    ドタバタだけではなく、なんだか考えさせられる
    こともたくさん。呪術を学びたくもなる
    「言葉こそすべてじゃないか!ひとは自分の魂をちぎって投げるんだ!それが言葉だ!」
    byオ

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    ちょっと人離れし過ぎた知識を持ちすぎじゃないかラモさん...序盤“いいねいいね”なんて思ってたけどあれこれちょっと資料ってどこから...”って恐怖が勝っちゃったよ。なんせ専門用語のため検索エンジンを使用しても画像を示さないからね(全てラモ氏の本で埋まっている)こりゃ徹夜確定で3冊一気するってレビュー

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ

    ケニアの情景がよく浮かび、ケニアって不思議な国と思った。。いや、違う。日本もどこの国も、案外同じで、占いや呪いってとても身近にあることに改めて気がついたら。卑弥呼もそうだった!3へ続く。

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    ガダラの豚 中島らも

    壮絶。スリリング。
    読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
    呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学な

    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    アフリカ呪術編。予測不能のすごい展開。傑作。
    旅行ドキュメンタリーを見ているような生々しさ、科学と非科学、宗教、大多数の日本人の持つアフリカ観の表層さ、沢山の要素が混ざりあってスピーディーに駆け抜ける。さらに後半であっと驚く展開に。

    ガダラの地で悪霊にとり憑かれた男が言った。なぜここに来て私どもを

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    いや~~~~面白い!!!
    アフリカには絶対に行きたくないという気持ちを強く抱いた。
    呪術が当たり前のように存在していることがおもしろい。
    呪いの根本的なものは「妬み」だと知って納得。
    怒涛の展開でまたもや一気読み。面白い!

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    あぁ面白かった!

    呪術というなんだか怖い様な不気味なものとケニア人のおおらかさと素朴さと…現実的な?日本のテレビ撮影クルーの様と、妙に落ち着いて的をついてるのにトンチンカンな大宇部教授一向。この混沌とした感じが良かった。
    ラストに向かうドキドキワクワクと、ヘリコプター登場で助かった時の安堵感。

    0
    2020年11月08日

    Posted by ブクログ

     主人公の大生部家族がテレビの企画で、アフリカを旅する二巻。

     一巻でも思いましたが、内容がとっても詳細だと思います。アフリカの文化や風土をしっかりと描いているのは、もちろんなのですが、それが説明臭くないのもまたすごい。

     登場人物たちが実際にその文化に触れ、生き生きと反応している、そういう感じ

    0
    2020年08月28日

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