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Posted by ブクログ
前巻の『ガダラの豚1』を「今まで読まなかったのが本当にもったいない」と紹介したが、結論から言うと、2巻もやっぱり面白かった!
1巻で登場した多彩なキャラクターたちは、今度は呪術の本場・アフリカの大地で大暴れすることになる。
映画やドラマの続編は、スケールアップに失敗すると一気に失速しがちだが、本作はその点がとにかく上手い!
舞台は小さな日本から、スケールの大きなアフリカへ。
一介のマジシャン崩れが行っていた奇術まがいを暴く物語だった前作から、今作では「村全体が呪術師」という、より奇怪で大掛かりな話へと転じていく。
人員も、今回はTV撮影という設定上、撮影スタッフや流暢な関西弁を話す現地案内人、さらにはアフリカで活躍する本物の呪術師まで加わり、舞台・登場人物・物語のすべてがオーバーに拡張されている。
しかし、ただ派手になるだけでは終わらない。
現地の呪術は、亡くなった神父の残した日誌を読み解くことで少しずつ明らかにされ、登場人物たちもこれまでの経験を経て精神的に成長している。
派手さと地に足のついた描写の緩急が、非常にいいバランスで構成されていると感じた。
また、1巻で回収されなかった伏線――教授の娘の死についても、ここで見事に回収される。
一方で、教授の家系の謎や道満君の「目覚め」など、新たな伏線も張られており、3巻でそれらがどのように回収されるのか、続きを読まずにはいられない。
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