ガダラの豚 III
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ガダラの豚 III

作者名 :
通常価格 440円 (400円+税)
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作品内容

通訳やテレビクルーたち6人もの犠牲者を出しながらも大生部はキジーツになっていた娘を取り戻した。バキリは取り戻しに、ひそかに東京に潜入しているという。番組関係者に次々と奇怪な事件が起こり、死者まで出る。元テレビプロデューサーの馬飼は、大生部一家とバキリが対決する生番組を企画する。光と影が交差し、呪いと祈りが入り混じり、テレビ局の迷路のような廊下で激しい戦いが繰り広げられる。

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ガダラの豚 III のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    まさかまさかの展開。なんという力。1のお坊さんが個人的に好きだったので、ここで力を見せてくれたのが嬉しかった!夫婦の関係性や生きる力にパワーをもらった。
    こんな作品を書けるなんて、すごい作家さんです。参考文献の多さもあり、ものすごい勉強をしているのだろうな、と尊敬。こんな風に楽しませてもらい、感謝し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月15日

    ガダラの豚 中島らも

    壮絶。スリリング。
    読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
    呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月10日

    とくに後半はバタバターっとホラーとハードボイルドとコメディがごちゃ混ぜになって面白かった。また、逸美が1巻2巻3巻と進むにつれ強くなっていくのが妙に嬉しかった。
    大宇部教授と共に行動してきた仲間を容赦なく何人も派手に殺しちゃうのが中嶋らもさん流なのか?他の本も読んでみたくなった。

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    Posted by ブクログ 2020年08月28日

     これぞ大スペクタクル! 細かいことはきにしちゃいけません(笑)

     散々呪術に対して、様々な科学的な見地を加えたり、トリックの検討をしたりしてきたのに、後半はそんなの関係ねえ! とばかりの超常的な幻術や、催眠のオンパレード! 

     テレビ局を舞台にしてのスプラッタや大立ち回りは良くも悪くもB級ホラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月17日

    勢いで読み切ってしまった。スペクタクル大作これにて完結。不穏な描写をとにかく重ねて、終盤にそれがはじけるように地獄変を描いたのが気持ちよかった。それでいて当初予想していたよりも随分爽快なラストで、これもまた凄みだ。
    ここまで呪術、宗教、民俗を精細に描きながらもそれらをすべてエンターテイメントに取り込...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月01日

    吃驚仰天とはこのこと。リリパットアーミーの公演では、気のぬけたぬるいサイダーみたいなおっさん味全開でちくわを投げていたが。こんな才能を隠していたのか、恐ろしい。
    内容の密度、物語の吸引力、投げっ放しの伏線が混沌として、バランスがとれている。
    初の5つ星を天国にささげたい。素晴らしい作品をごちそうさま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月29日

    またあっ!というまに一日で読んでしまった。この本は気づいたらページを読み終わっていて、まだあるの...ということが私には初めてなかった貴重な本です
    ネタバレ


    いろんな人がパキリによって亡くなったけど、最後は大生部がほんものの力を継いでいて、それでパキリを倒したというのが説得力があって面白かった。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    2、3は続けて読むべきだと思う。
    時間を感じさせることなく読み切ることができる。

    確かに面白くない訳がなかったです。

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    Posted by ブクログ 2022年04月11日

    3作通してめちゃくちゃ面白かったです。Ⅱが、キャラクターたちの立て方も含め爆裂面白かったのでその気持ちのままⅢを読むと心が追いつかなくなる…新興宗教の段階からは思いもよらない展開だけどちゃんとずっと繋がりがあったりしっかり怖かったりするのが良かったです。雪崩込む知識もすごい…だいすき

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    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    ごった煮的なおもしろさ。らもさんは人物から入って小説にたどり着いたので「あの人がこんな小説書くんだなぁ」って感じでした。

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ガダラの豚 のシリーズ作品 1~3巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~3件目 / 3件
  • ガダラの豚 I
    440円(税込)
    アフリカの呪術医研究の第一人者、大生部多一郎は、テレビの人気タレント教授。超能力ブームで彼の著者「呪術パワーで殺す!」はベストセラーになった。しかし、妻の逸美は8年前の娘・志織のアフリカでの気球事故での死以来、神経を病んでいた。そして奇跡が売り物の新興宗教にのめりこんでしまった。逸美の奪還をすべく、大生部は奇術師ミラクルと組んで動き出す。
  • ガダラの豚 II
    550円(税込)
    研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。
  • ガダラの豚 III
    440円(税込)
    通訳やテレビクルーたち6人もの犠牲者を出しながらも大生部はキジーツになっていた娘を取り戻した。バキリは取り戻しに、ひそかに東京に潜入しているという。番組関係者に次々と奇怪な事件が起こり、死者まで出る。元テレビプロデューサーの馬飼は、大生部一家とバキリが対決する生番組を企画する。光と影が交差し、呪いと祈りが入り混じり、テレビ局の迷路のような廊下で激しい戦いが繰り広げられる。

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