【感想・ネタバレ】ガダラの豚 3のレビュー

あらすじ

通訳やテレビクルーたち6人もの犠牲者を出しながらも大生部はキジーツになっていた娘を取り戻した。バキリは取り戻しに、ひそかに東京に潜入しているという。番組関係者に次々と奇怪な事件が起こり、死者まで出る。元テレビプロデューサーの馬飼は、大生部一家とバキリが対決する生番組を企画する。光と影が交差し、呪いと祈りが入り混じり、テレビ局の迷路のような廊下で激しい戦いが繰り広げられる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「呪術」をテーマにした物語
呪術の仕組みとは?それを踏まえた上で、本当に呪術は存在するのか?

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アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。まじりけなしの大エンターテイメント。日本推理作家協会賞受賞作。
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アフリカの呪術を専門とする文化人類学者 大生部
2児の父親だったが、以前調査で行ったアフリカで娘を気球の事故で失い、現在は深い知識をもったアル中
追加研究の資金集めのためにマスコミに顔を売る日々

妻の逸美は娘を失った喪失感から、新興宗教に嵌ってしまう
しかし、その新興宗教の教祖が起こす奇跡は仕掛けがあり
逸美を取り戻すため、超能力をマジックで再現するマジシャン ミラクルと共に乗り込む

そして、テレビ局の意向で、家族共々再びアフリカに調査に行くことになる


宗教のエセ奇跡なぁ
熱した鉄棒を握るのはライデンフロスト現象だし
刃渡りは、押し付けるだけでは切れないというあたりまえの事
作中でも語られていると降り、それを実際に勇気を持ってやれるかという問題なだけで


2巻で語られる呪術師の役目の一つ
正義の裁きを行う機関という側面
当人同士の争いを防ぐ役目がある

西洋医学としての薬効がないと知りつつも、呪術としては効くと、断言されていて
呪術が効く仕組みも納得が行く説明がされている

呪術は「仕組み」
この辺は京極夏彦の小説を読んでいるとよくわかる

呪いの正体は無知からくる被害
プラシーボであったり、科学的に説明可能な背景があったりする

ただ、サブリミナルは現代では効果が否定されている
でもまぁ当時は公的機関が禁止するとか、信憑性のあるものとして取り扱われていたから、まぁ仕方がない


「ガダラの豚」は聖書の一節から
とある人に取り憑いていた悪霊たちを、イエスが豚に取り憑かせる
すると、悪霊に取り憑かれた豚たちは自ら崖から飛び降り死んでしまうという逸話

執筆された当時はテレビを主としたメディアに踊らされる大衆という構造であったし
現代でもネットで流行るデマや陰謀論を信じて踊らされてる人がいるのは変わらないなぁ

我々はいつまで悪霊に取り憑かれて崖から飛び降り続けるのでしょうね



ちなみに「大生部多」という人物の記録は実在するようだ
そんな歴史まで知らべて書いてたのね


バキリに本当に呪術の能力があるのかという疑問
まぁ、ある程度は合理的な説明がつくものもあれば、そうでないものもあれば
素直に読めば、実際に能力はあったと見えるけど……

清川も同じく力があったような描写が多いけれども
確実にそんな力を持っている描写はない
本人がそう思っていただけの可能性もあるかな

道満に関しては、常人が得た武術というレベルで描かれている
精神性に関してはどうなんだろうな?
人間、何か道具を手に入れたらそれを使いたくなるものだし
そして使ってみて実用的であればさらに使いたくなるものですしね


残念なのが、隆心大阿闍梨
冒頭から登場して、最後にも出てくるけど、その扱いがちょっと残念
長年の修行で得た法力を今まで使ってこなかったのに
いざ使わざるを得なくなっても結局は大ボスの前座と相打ちですか
せめてバキリといい勝負するくらいの展開は欲しかったかな



それにしても、20年来の積読を消化したわけだけれども
もっと早く読めばよかったな
特に、京極夏彦を知る前だともっと楽しめたと思う
あと、ドラマのTRICKとかね

いい加減読もうと思ったきっかけとしては特にないのだけれど
「理想的本箱」や、マンガ「本なら売るほど」に出てきてたのも要因の一つではある

やはり、面白い本はいつ読んでも面白いのだなぁ

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

呪術パワー、超能力ブーム、新興宗教など盛り沢山の背景✨
ある大学教授と周囲の人々がTV局をも巻き込んでいく呪術の戦いとラストまで面白かった。アフリカと日本を舞台に魅力的な登場人物✨3巻目は阿鼻叫喚でした

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

(2025-09-30 2h)

大阪へ向かうバスの中で一気読み。
移動さえなければ一日で勢い読み切れるくらいだったかも。そのくらい面白かった。
勧めてもらわないと出会えていなかったであろう作品なので、きっとあなたは好きな作品だよと勧めてくださった友人に感謝。

第3巻は極めてグロテスク。
テレビと超能力とスプラッターの掛け合わせたラストは、映画「悪魔と夜ふかし」を思い出した。
キャラクター造形が面白くて、伏線も気持ちいいくらい回収してくれて、エンタメとして最高。かつ、民族学に対する参考文献も充実していて、ちょっとした知的欲求も刺激してくれる。

ビーフィーター、ウォッカにスコッチ、そして紅茶にレモンスライスというアルコール依存症患者垂涎もののドリンク、飲みたい。

非常に満足感のある作品。大好き。

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2025年10月01日

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IIまで見たら続きが気になりすぎて止まらなくなる。
クライマックスに連れて加速していく展開にハラハラが止まらない。
終わり方も個人的には刺さった。涙出た。

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2025年09月20日

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ネタバレ

まーーー面白かった。2〜3はほぼ一気読みした。
あれほど誰もが太刀打ちできなかったバキリに、今覚醒したばっかりの大生部が勝つのはちょっと現実感ない?けどまぁ良いのだ。面白かったから。
大惨事からの大団円。おなかいっぱいです。

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

超絶に面白かった。ラストは手に汗握る展開で文字を追うのがもどかしいぐらいだった。

呪術なんていうものは非科学的な迷信で、未開の地の無知によるものだと、これまで当たり前に考えていたことが揺らいでくる。それは、呪術を非科学的だと言いながらも、キリスト教の神様のみを信じて死んでいく神父の様を読んで気付かされた。

この世に超能力はあるのか、人の心理がそう見えさせているのだとしてもそれも含めてあるのかも思わされた。とすると、それは最初に出てくる新興宗教の教祖と何が違うのか。境目のない曖昧な領域なのかもしれない。

魅力的な登場人物たちがいなくなる終盤は悲しく、反面ここで一巻の教祖でも出てくるのかと期待したがそんなこともなく。

とにかく面白かった。






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2025年06月10日

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あ〜〜面白かった。読む手を止められず、読んでしまった。どの巻もドキドキハラハラのシーンがあり、えどうなるのうそあ〜となりながら、なんとか読み終わった。
I部はオウム真理教のことを彷彿とさせながら、IIはアフリカに旅しているような気分になりながらドキドキハラハラ、IIIは超能力もござれで、ホラーの体も呈してくる。巻末の参考文献の量を見ればなるほど描写がしっかりするわけだという納得。重くなりすぎず、かといって軽くなりすぎず、読ませる力がすごかった。これぞエンタメという感じである。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

読み出したら止まらない。
この本の魔力も相当なものです。。
読んでる最中、私までユラユラグラグラ呪われてるような気分を味わうことができました。
一応ハッピーエンドだったので、この本を母が薦めてくれたのも納得。。いや、相当やばかったですけど。。

巻末のずらりと並んだ参考書籍が、物語の厚みを物語ってました。どれか読んでみたいです。
中嶋らも、すごすぎ…!!!

最後までまさかの展開。麻薬やばすぎ。
ありとあらゆる呪術?ネタ。人間の心って、ある意味ちょろい!!気をつけないと何かに洗脳される。誘導される。操作される!催眠術からダウジング、アフリカの毒、、、怖くて興味深いです。

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2023年09月23日

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まさかまさかの展開。なんという力。1のお坊さんが個人的に好きだったので、ここで力を見せてくれたのが嬉しかった!夫婦の関係性や生きる力にパワーをもらった。
こんな作品を書けるなんて、すごい作家さんです。参考文献の多さもあり、ものすごい勉強をしているのだろうな、と尊敬。こんな風に楽しませてもらい、感謝しかない。

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

ガダラの豚 中島らも

壮絶。スリリング。
読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学など他分野と掛け合わせることで強力で何千年と宗教や呪術がこれ程長い期間生きている証拠なのかもしれない。
文章は簡潔、短文で読むスピードを落とさない。
1巻は難しく、展開もゆっくりだったが2巻3巻と重加速的にどんどん読み進めたくなるような構成。
巧い。会話のやり取りが多いのも特徴か。
一方、ふるみが亡くなるシーンは描写が細かく恐ろしさをリアルに伝えてくる。
1巻大生部の日常。2巻アフリカにロケ。3巻東京帰国後。

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

吃驚仰天とはこのこと。リリパットアーミーの公演では、気のぬけたぬるいサイダーみたいなおっさん味全開でちくわを投げていたが。こんな才能を隠していたのか、恐ろしい。
内容の密度、物語の吸引力、投げっ放しの伏線が混沌として、バランスがとれている。
初の5つ星を天国にささげたい。素晴らしい作品をごちそうさまでした。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけども。

なんなんだ、このクライマックス。

およそ正気とは思えない。

サブリミナル?

ちょっと破天荒すぎやしないか?

ちょっとばかしリアリティに欠けるなぁ。

今回再読してみて、この本の評価が下がっちゃったよ。

でもひとつ得たものがある。

それは、

「私は嘘をつかない、ただたまに過ちをいかすだけだ」

これ真理じゃね?

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

一家の行く末 一気に読みました。ページ数が進むにつれて
終わってしまう…どうやって完結するのか?と
考えていました。

やっぱり最後は大生部が活躍しましたね。
母も兄も強い。シオリの記憶も戻りました。

失ったものは多いのが悲しいですが、
一家の絆は強く結ばれてました。

アフリカの呪術とはなんだったのか?
自分なりに考えてみたいですね。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんどんエンタメ性が増してきて、最終決戦へ。
是とも非とも存在に対する明言がなかった呪術で敵を撃退する大生部先生、かっこよす。

総じて、呪術や奇術に対する著書のリサーチ力に脱帽。作品の厚みを裏付けてる。

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2024年12月27日

Posted by ブクログ

二部を読んだ勢いのまま三部はあっという間に読み終えた!
大生部教授とその仲間たち?の東京編
今回もドタバタドタバタ
ちょっとそれはないでしょう的なこともありましたが‥‥

「あんたの一生が意味のないものにならんようにな」

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

日本に戻った大生部ファミリーとアフリカの呪術師バキリの壮絶な闘いの第3巻。次々と起こる事件は呪術なのか国家権力、あるいは闇の暴力組織か。
これが中島らもらしさかもしれない。昔テレビで見た印象はやたら怪しげな感じ、ある意味危うさを感じさせるような人物だった記憶があり。
小説としてはこの猟奇的な展開は必然かもしれないが、今の日本では映像化は無理だろうから、コミックでも見てみるか。韓国映画ならどんな感じで描くだろうと想像したらまた怖くなった。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1,2が面白すぎただけに色々と期待していた。

見え隠れしていた猟奇的側面が爆発。

超能力というものは存在せず、必ずタネがあるという書き方に見えていたが、3では一気に振り切っている。種明かしやバキリの正体まで書いて欲しかったと思ったが、3はまた別物にも感じた。
 3を書いている時のらもさんの心境を知りたい。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

かなりの長編だけど、面白くてページをめくる手が止まらなかった。
呪術が世界中でどれだけまだ身近にあるかわからないけど、色々調べてみたくなった。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堂々の完結!最後はらもらしい笑笑。が....人が少し死に過ぎたかもしれないな..せめてレイと清川、ミラクルを生かして欲しかったなぁというのが本心...これじゃあ劇だよもう。とりわけ“呪術”の雑学は大幅に深まったことに違いない、2章まではよかったんだけど..解説でも言われてた通り1章目は日本で起きた最大の宗教事件をパロ化したものでそのプロセスを舞台のみ変えたのが2章と言った感じだったかな、伏線がだいぶ回収されてない気もする。読みやすいことには間違いない。最後の
参考資料の量見て驚愕、らも氏の熱量と博識さが伝わる代表作には間違いないものだったといえる

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

1993年に刊行した中島らもさんの長編スペクタクル小説。もう30年以上の時を経て今ならこれはスマホとか電子機器で色々対応できそうだなとか思う部分もないことはない。だが引き込まれて読んでしまえる冒険活劇が広がり、これは是非映画化して欲しいなと思った。早い段階で英訳していれば、もしかしてハリウッド映画になっていたかもしれない。最後については色々感想はあるだろうが、私はらもさんのハッピイエンドなお話しが好ましいと思う。もっと生きて楽しい話を聞かせてくれていたらよかったなとつくづく思う。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

面白かった〜。
呪いとは何か。奇術か、トリックか。文化か。集団幻覚か、催眠か。あるいは本当に超然としたパワーがあるのか。そういう呪いに関する問いや疑念を物語の根幹に据えたまま、読みやすい文体と膨大な知識で長編エンタメにまとめ上げた一作でした。特にⅡ部、アフリカでの呪術文化や呪術合戦はすごく面白かった


●あらすじ
魔神バキリの呪術パワーを奪え!テレビの取材でケニアを訪れた主人公を待ちうける驚天動地の大事件。呪術師、詐欺師が入り乱れ、痛快無比の大活躍。日本推理作家協会賞受賞作。(解説・長島信弘)
(集英社ホームページより抜粋)

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

2、3は続けて読むべきだと思う。
時間を感じさせることなく読み切ることができる。

確かに面白くない訳がなかったです。

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2022年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん、面白かった
1から3、全部雰囲気が違うのにストーリーが繋がってるから飽きなかった
1はトリック風に事件を解決、2は深夜特急みたいな紀行文の風を感じる、3はキングスマン並みの虐殺劇でアクションシーンもあって、映画を観てるようだった。そういう点から言うと、貴志祐介感あったな〜
わたしは1が好きだけど、ハッピーエンドで良かった…
ただひたすら、バキリが強すぎて強すぎて…権力とか、切り札とか持ちすぎでしょうよ…大生部さん、負けちゃうのかと思ったよ…
最悪の二日酔いから覚醒してくれてよかった(笑)元アル中の史上最悪の二日酔いとか、絶対床から出れないっしょ(笑)
毎回こういう小説を読むたびに思うけど、わたしなら生き残れないな…
これは他人にオススメしたい小説だ!

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2022年04月30日

Posted by ブクログ

3作通してめちゃくちゃ面白かったです。Ⅱが、キャラクターたちの立て方も含め爆裂面白かったのでその気持ちのままⅢを読むと心が追いつかなくなる…新興宗教の段階からは思いもよらない展開だけどちゃんとずっと繋がりがあったりしっかり怖かったりするのが良かったです。雪崩込む知識もすごい…だいすき

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2022年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

勉強になるし、オモロい本だった。
ただ最後の方ギュッと詰め仕込んだ感じと、結末があっけなかったなぁってのがあって星4です。
途中の牛の伏線回収してるけど、終わり方ダイハードかいなってツッコミ入れたくなりました。

そんなこんな言いつつもとても面白い作品でした。
他の作品も見てみたいと思わせてくれる一冊でした^_^

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2021年10月13日

Posted by ブクログ

ごった煮的なおもしろさ。らもさんは人物から入って小説にたどり着いたので「あの人がこんな小説書くんだなぁ」って感じでした。

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2021年10月02日

Posted by ブクログ

テンポは良いのですが、特に後半は怒涛の展開というかわりと何でもありに進んでいきます。
ちょっと強引に感じる部分もあったので人によっては気になるかも?文章が整っているので読みやすい作品ではありました。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この著者の文章と時おり出てくるユーモアはとても好き。
3巻の物語自体はちょっとむちゃくちゃに感じた。
消費者視点で無責任に言わせて貰えば、魅力的で使い勝手が良さそうなキャラクターを雑に死ぬのは残念だった。
うまく活躍させてしかった。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1・2巻はとても面白くて、アフリカでの話が続くのかと思ったら3巻で東京に来てうわぁぁどうなるんだろうと思っていたら、すごいジェットコースターに乗せられすごい勢いで目が回って気づいたら終わってた、という感じだった。笑
呪術信仰の話とか面白かったのでそのあたりをもっと掘り下げて欲しかったが、たぶんそれは他のところで読んでくれということなのでしょう…笑

著者の本は初めて読んだが、他の方の感想でこれぞ中島らも!という言葉をちらほら見かけるので、これが中島らもワールドなのだと思った。もう1作読んでみたい。

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2025年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2巻読んだら3巻読まずにはいられない展開だった
ノンストップエンタメで楽しめはしたけれども、あまりにも簡単にみんなが死んでいって、ラストもドタバタなまま終わってしまった感じ。全体的に少しもったいなかったなー面白かっただけに
特に清川くんがまさか死ぬとは思わなかったので、あのあたりからちょっと作品に裏切られた気持ちが出てきたかな

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2025年04月18日

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