あらすじ
研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。
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一気に読み進めてしまったから、星5
ケニア部族の、自分の周りの生活には全くなかった考え方を覗かせてもらった気分。
神父とオニャピロの会話が印象的だった。
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深夜特急にも似た雰囲気が好き。
そんなこと感じるの私だけかな?
人は自分の魂を千切って投げる。それが言葉だ。
矢を放つ。が「話す」の語源。
水面は物理的に存在しない。そこには水と空気があるだけだ。だが水面は認識できて、そこに確かに存在する。
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呪術パワー、超能力ブーム、新興宗教など盛り沢山の背景✨
ある大学教授と周囲の人々がTV局をも巻き込んでいく呪術の戦いとラストまで面白かった。アフリカと日本を舞台に魅力的な登場人物✨3巻目は阿鼻叫喚でした
Posted by ブクログ
(2025-09-29 3h)
移動の合間に読んだ。
第1巻と同様に、単行本でまとまっていたとは思えないくらい文庫本で綺麗に章が分かれているような印象で、次巻が気になる引きが良い。
第2巻は呪術師の村「クミナタトゥ」の話。
民族学の未知の楽しさ、軽やかに惹き込まれる。
やっぱり感染症や食中毒やらが怖くて、アフリカに行くことはハードル高く感じるものの、ウガリは食べてみたい。
一気におどろおどろしさがやってきて、不穏になってきた。
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おもしろい!!
すぐ3にとりかかる!!
前半なんて舞台がアフリカに移って
アフリカとは何ぞやという話をしてるだけなのに
わくわくが止まらないのとテンポの良さ
テレビを見ているように映像が脳内にポンポン入ってくる。
最後はバタバタと物語が動くし死人も出てくる。
新興宗教から呪術最後はどうなる!!
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めっちゃ面白い。
文章が巧みなのとテンポの良さで飽きずにどんどん読める。
中島らもさんの他の作品も読もうと思う。
自分には派手な展開や設定の方が今のところは合ってる気がする。
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まさかの急展開で、3巻をすぐに読みたくなりました。
シオリが生きていたとは想像していなかった。
マジックにトリックがあるように、呪術にも裏が
あるということ。
呪われたという人間の思い込みで衰弱することも
なきにしもあらず。
病は気からという言葉もあるので気の持ちようって
大事というか、生命すら左右してしまうのかと。
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舞台はアフリカへ。今回のテーマは呪術。
現地の風土、民俗学、文化人類学を丹念に読みこんだ跡が滲み出ているディテールの深さ。主人公たちと旅を同行している気分になる。
終盤の呪術師からの逃走劇。手に汗握るね。
続きが気になって爆速読み。次巻へノンタイムでご-。
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2巻で大生部一行がアフリカに着いてから、物語が一気に加速してページをめくる手が止まらなかった。
呪術といえば胡散臭いはずなのに、科学的に立証されることだと物語の中でもエピソードが登場するのに、逆にそれによって呪術の気味の悪さが引き立って妙な納得感が出てくるという変な感じ。
アフリカに魅了されてしまう。
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大生部教授とその仲間たち?
アフリカでのTV撮影の旅
楽しい旅かと思いきやあれやこれや‥‥
大騒ぎ!もう読まずにはいられない!
ドタバタだけではなく、なんだか考えさせられる
こともたくさん。呪術を学びたくもなる
「言葉こそすべてじゃないか!ひとは自分の魂をちぎって投げるんだ!それが言葉だ!」
byオニャピデ
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ちょっと人離れし過ぎた知識を持ちすぎじゃないかラモさん...序盤“いいねいいね”なんて思ってたけどあれこれちょっと資料ってどこから...”って恐怖が勝っちゃったよ。なんせ専門用語のため検索エンジンを使用しても画像を示さないからね(全てラモ氏の本で埋まっている)こりゃ徹夜確定で3冊一気するってレビューに書いてたわけだ。本書と顔が離れないや
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ケニアの情景がよく浮かび、ケニアって不思議な国と思った。。いや、違う。日本もどこの国も、案外同じで、占いや呪いってとても身近にあることに改めて気がついたら。卑弥呼もそうだった!3へ続く。
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ガダラの豚 中島らも
壮絶。スリリング。
読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学など他分野と掛け合わせることで強力で何千年と宗教や呪術がこれ程長い期間生きている証拠なのかもしれない。
文章は簡潔、短文で読むスピードを落とさない。
1巻は難しく、展開もゆっくりだったが2巻3巻と重加速的にどんどん読み進めたくなるような構成。
巧い。会話のやり取りが多いのも特徴か。
一方、ふるみが亡くなるシーンは描写が細かく恐ろしさをリアルに伝えてくる。
1巻大生部の日常。2巻アフリカにロケ。3巻東京帰国後。
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アフリカ呪術編。予測不能のすごい展開。傑作。
旅行ドキュメンタリーを見ているような生々しさ、科学と非科学、宗教、大多数の日本人の持つアフリカ観の表層さ、沢山の要素が混ざりあってスピーディーに駆け抜ける。さらに後半であっと驚く展開に。
ガダラの地で悪霊にとり憑かれた男が言った。なぜここに来て私どもを苦しめるのか。私どもを追い出すなら、あの豚の群れの中につかわしてください。豚の群れは崖から海に飛び込み死んでしまった。
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いや~~~~面白い!!!
アフリカには絶対に行きたくないという気持ちを強く抱いた。
呪術が当たり前のように存在していることがおもしろい。
呪いの根本的なものは「妬み」だと知って納得。
怒涛の展開でまたもや一気読み。面白い!
Posted by ブクログ
以下引用
‘’
「村の呪術の欠点は無知にあります。そしてあなた方の医学の欠点は不信にある」
「不信?」
「人間の生きる力、そして死ぬ力に対する不信ですよ、神父」
‘’
いいね!
アフリカ編。前巻と違い、大生部が活き活きしててとてもいい。息子にバンギ勧めるし。今ふと思ったんだけど、大生部の名前(姓)、大なる生、ってのもいい。
初めはバキリの名を口にするのも憚ってたのに、全然普通に「バキリ」「バキリ」言うのは何故。娯楽作品として、煩雑になりうる描写は避けたのか。著者の深い洞察を感じさせる描写、表現も多くあるだけに、強く違和感を持った。ま、いっか。
"PRIMARY HEALTH CARE"。(野口)整体、愉氣(ゆき)なんかもそう。凄くぴたっと来る言葉。そういうつもりで今の仕事にも臨んでいたり。
Posted by ブクログ
面白い!
久々にこんなに熱中して読んだ。民俗学的な要素も盛り込まれつつ、でもコミカルにテンポよく話が進んでいくところが読みやすい。
呪術の効果とはその文化に根付いてこそのものなのか。娯楽としてのマジックや、または催眠術との違いは?本当の霊能力とは?あとは呪術がその文化・慣習の中で果たす役割とは。そしてその正しさとは。複合的に「超常的なもの」についての問いを投げかけつつも、本筋はアクション混じりの?ミステリーとして話が進んでいくのが不思議な感覚でとても面白い。
Posted by ブクログ
あぁ面白かった!
呪術というなんだか怖い様な不気味なものとケニア人のおおらかさと素朴さと…現実的な?日本のテレビ撮影クルーの様と、妙に落ち着いて的をついてるのにトンチンカンな大宇部教授一向。この混沌とした感じが良かった。
ラストに向かうドキドキワクワクと、ヘリコプター登場で助かった時の安堵感。
すっかり初・中嶋らもさんにヤられてる。
次はどんなことになるんだろうか?早く続きを読もうとッ!
Posted by ブクログ
主人公の大生部家族がテレビの企画で、アフリカを旅する二巻。
一巻でも思いましたが、内容がとっても詳細だと思います。アフリカの文化や風土をしっかりと描いているのは、もちろんなのですが、それが説明臭くないのもまたすごい。
登場人物たちが実際にその文化に触れ、生き生きと反応している、そういう感じが読んでいて伝わってきます。海外ロケのドキュメンタリー番組を見ているような、そんな面白さがあります。
そして、作品の肝となる呪術の描写もバッチリ。アフリカ特有の呪術文化の解説をしっかり入れつつ、それでいて不気味さもしっかりと描いています。読んでいて、どこまでがトリックでどこまでが呪術なのか、分からなくなってきます。
さらにはアクションあり、逃避行ありと、とにかく詰め込めるものを詰め込んだ感があって、それが読んでいて楽しいです。これだけ内容が濃い話を文庫一冊分で、区切りよく次の巻につなげているのもすごい……。
最終刊の次巻もとんでもない展開になりそうで楽しみです。
第47回日本推理作家協会賞
1994年版このミステリーがすごい! 5位
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シリーズ第2作となる本作では、舞台を日本からアフリカ・ケニアへと移し、呪術師取材の旅が描かれます。前半はほとんど観光紀行のような趣で、食事、治安、宗教観、経済格差など、日本とはまったく異なる価値観や生活様式が、コミカルな登場人物たちを通して丁寧に語られていきます。その情報量は圧倒的で、読みながら自然と「異文化を理解していく楽しさ」に引き込まれていきました。
後半から物語は本格的に動き出し、呪術師への取材が核心に迫っていきます。特に印象的なのは、呪術が人々の生活に深く根付いている点です。
日本的な感覚では呪術は禍々しいものに映りますが、ケニアでは攻撃だけでなく、魔除けや治療、さらには犯罪への抑止・処罰といった役割も担っています。抽象的でありながら、医療と警察の両面を内包した社会システムとして機能しており、直接的な報復ではなく、呪術師を介した調停によって流血を避ける構造が成立している。この社会の在り方は非常に興味深かったです。
もしかしたら平安時代もこんな感じだったのかもしれませんね。
そんな呪術社会の歪みを最大限に利用するのが、本作の悪役・バキリです。
面白かったエピソードとして、バキリに対して挑戦してきた青年の飼牛が無残に死ぬと呪いを掛け、その通りとなりました。実際は呪殺ではなく、嵐の夜にヘリで牛を吊り上げて殺すという身も蓋も無いオチでしたが、しかし、採算度外視で突飛な凶行であるがゆえに、誰もその可能性に思い至らず、「得体の知れない力による奇跡」が肯定されてしまう。
文明の利器と信仰によって育まれた“魂の力”を同時に操り、理屈では太刀打ちできない恐怖を生み出すバキリの存在は、純粋に恐ろしく、そして非常に面白い悪役でした。
バキリから見れば、人間は湖へ追い立てられる豚の群れであり、落ちるその瞬間まで自分の運命に気づかない存在なのでしょう。一方で、他者から見た彼は、湖に沈んだ悪霊の群れのような存在——人を死へ引きずり込む悪意の総体として映る。
タイトルである「ガダラの豚」は聖書由来の言葉ですが、本作では、水面は「この世とあの世の境」という形で例えられています。その為、「"死"と生者」、すなわち「バキリとそれ以外の人間たち」の関係を示しているように感じられました。
奇跡とエンターテインメントを、圧倒的な知識量で融合させた本作は、舞台をケニアに移すことで、宗教と人生が密接に結びついた新たな宗教観を描き切っています。ケニアという土地に呼応するかのように活力を増していく清川や道満、そしてアルコール中毒に苦しむ大宇部といった人物描写も見応えがあり、シリーズとしての厚みを確実に増しています。
第1作を楽しめた読者なら、スケールもテーマも大きく広がった本作を、間違いなく堪能できる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
「呪術」に関するお話
2巻は、アフリカに来てから帰るまで
まさか、こんな展開になるとは思わなかった
あと、テンポが早い
重厚な小説だったら、アフリカを脱出するまでにさらに1冊くらいの分量が追加できそう
詳細な感想は3巻の方でまとめて
Posted by ブクログ
本書って、かなり面白かったという記憶があったんだが、再読してみるとそうでもなかった。
最初読んだ時は20代だったからなあ。
あれから、「やりすぎ都市伝説」とか、YouTubeとか、オカルトの情報は、溢れんばかりだったからなあ。
なんか盛り上がりに欠けるんだよなぁ。
第2巻はアフリカの冒険行なはずだけど、単なる日常風景という印象。
面白かったけどね。
可もなく不可もなくというところか。
Posted by ブクログ
アフリカに呪術師を探しに行く第2巻。ストーリー展開はエンタメ路線だが細かなところまで相当な調査に基づいての記述だろうと驚く。アフリカのことを何も知らない私ではあるけど。宗教やら呪術やら全く気にしないと思っていても、深くアフリカの現地民族の中に進んでいくに連れて恐ろしく感じるところが多くなってきて、楽しく読み進めるのが辛くもなってきた。
主人公一家がどのようにアフリカの厳しい旅を乗り切るのか、テレビ局のロケなんてどうせまともに成功はしないだろうか、呪術の怪しげなところを現代科学で否定してしまうのか、いろいろと先のストーリー展開を予想しながらも先が楽しみ、不安もありありで気が抜けない。さて急展開の第2巻からどうなる大生部一家とその一行。
Posted by ブクログ
かなり現地の調査をされたのか、細かな描写がとてもリアルです。予想外な展開にちょっとハラハラドキドキしながら一気に読み進めました。3巻ではどんな展開になるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
大生部教授一家とTVマンらは、アフリカの地へ
前半は、アフリカの当時の現状なのか、風土や呪術を含めた文化をコミカルに読ませてくれる
あまりにも旅行記部分がリアルなので らもさんアフリカ行ったのかなと思うほど
実際は、かなりの文献からの創作のようですけど
大呪術師パキリの「バナナのキジーツ」が、この作品のミステリー、1巻で亡くなったと思われていた教授の娘となり なるほど!
日本からの一行は彼女を救い、逃げる逃げる
アフリカ旅行に「道祖神」というツアー会社を使うのだけど こちらは実在する会社らしい
HPによると 今もアフリカのオーダーメイドタイプの旅にも対応しているみたい
らもさんの洒落れなのかな