頭の中がカユいんだ

頭の中がカユいんだ

小説・文芸
440円 (税込)

2pt

4.1

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「この本は、つまりラリりながら書かれたものだ。したがって、世界そのものによく似ている。つまり、美しくて醜く、頭の中の痒みのように永遠にそれを掻くことができない」著者の事実上最初の、そして唯一の書き下ろしである本書は、まさに中島らもの原点である。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    頭の中がカユいんだ
  • タイトルID
    :
    115340
  • ページ数
    :
    273ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    XMDF
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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頭の中がカユいんだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あとがきにあるには、らもの唯一のユーモア&エンターテイメント抜きの本らしい
    ほとんどラリって書いたという文章は素敵です

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    中島らもによるエッセイ・小説。中篇と短篇が合計4篇入っている。

    中島らもの作品は初めて読んだが、独特の世界がある。醜くくて強かな現実を強烈に皮肉りながらも、その世界の一部に自らも飲み込まれていくどうしようもない様を描き切る。その表現の味わい深さとユーモアが素晴らしいと思った。
    小説なのかエッセイなのかがよく分からなかったが、あとがきでの著者の「現実というものはあまり愉快なものでは無いから、せめて書きもので創る世界は水気のない大笑いの大地にしてやれ、という意図に基づいている」という言葉通りに現実を創り変えたものなのだと理解した。

    読んでいて面白く、他者と社会への許容をもてる一冊。

    「この本は、つまりラリリながら書かれたものだ。したがって、世界そのものによく似ている。つまり、美しくて醜く、頭の中の痒みのように永遠にそれを掻くことができない。そんなところが、僕は好きなのだ」

    0
    2022年08月08日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ故中島らもの本。

    どこまでが嘘でどこまでが本当か分からない。
    ラリりながら書いたらしく、読んでいるとこちらまで頭がゆるくなっていき、気付いたらハマってしまいました。
    人がラリって書いた文章って面白い。

    貸してくれた父に感謝。

    0
    2011年11月20日

    Posted by ブクログ

    これを読むとらもさんの虜になってしまう。
    脈絡がなく、虚でも実でもなく、曖昧で、とらえどころが無い。
    酩酊していて、足元は覚束ない様子だし、ラリっているので
    たまに何をいってるかよく聞き取れない。

    けれど、そんな中で、そんな様子でも、彼は物事の本質みたいなものを
    ちゃあんとわかっている気がするのだ。
    だから人は彼に魅かれ、彼を愛してしまうんじゃないか。
    そんな気がして仕方が無いのだ。

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    いつもの通りのらもの嘘かほんとかわからない体験談.コピーライター時代の貧乏暮らしの話やら取引先の部長と接待旅行で南の島へ女を買いに行く話など.

    0
    2009年11月25日

    Posted by ブクログ

    中島らも最初の本…らしい
    ノンフィクション…らしい
    睡眠薬とアルコールでラリりながら書いた…らしい

    いかにも中島らも風の作品だが
    その中でもガダラの豚や今夜すべてのバーでなどの
    有名作品に比べ、より好き勝手な感じ
    人に見せない日記(妄想付き)風

    この本が本当にノンフィクションとして
    こんな人生を歩めるのは、ある種理想だなぁ…

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    リアル。中島らもの最初の作品ということだが、非常に現実的で笑える場面にもシリアスな場面にもリアルな空気が漂っている。以後の作品とは全く違った感じである。読書をちょっとした現実逃避にしていた人も、突然現実世界に引き戻されるかも。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    我らが大将、故中島らも氏の初期の作品。脱力系なのに、なんかエグくて重い、混沌の世界でした。車壊す人の話がなんか好き。笑

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    らもさんの初書籍本にしてノンフィクション・飾りっ気なしのぶっつけ酩酊ラリリ本。
    僕に踏まれた町~→アマニタパンセリナと読んできてこちらの本を読みましたが、最高です。
    らもさんの酩酊ラリリっぷりの素行を既にこれらの本で触れていたから……というのもあるかもしれません。構えず「そういうもんだ」という風に読めました。一緒にラリパッパ。

    ラリパッパの他に、仕事に責任に人生に追いやられ、フラストレーションは溜まりに溜まり、だいぶ疲れちゃってイカレちゃって、「頭の中がカユく」なる、「ワラが詰まって」いる感じ、現実逃避の余り思考があっちこっち支離滅裂……な感じが、今の自分の状態と重なる部分があり、読んでてよりのめり込んでしまいました。

    甘やかでくすぐったく、そして優しいセックスの描写というのも……ちょっと、たまらないものがありましたね。
    理性的で、獣にあらずでありながらも、はっきりとした下心。いいですね。

    いつの間にか夢か現実かわからなくなってしまう、そんな感覚がとてつもなく気持ち良い本です。「夢」とわかりやすい場面ではエモいイマジネーションにフワフワと酩酊し、「夢か現か幻か」という場面では、そのサイケデリックさに酔い、微かなしかしはっきりと香ってくる現実の薄汚い香り、動物的な臭気とコンクリートジャングル的な無機物の臭気……がとても良い味出してるんです。

    "「人間が一人」と羊が樹の下で呟いた。"
    "珈琲は黒い腐った血"
    言葉のセンスがたまらなく美味です。

    子羊を抱き海岸線を走る電車に乗り、どこか知らないとんでもないところへ到着し、大事に抱えていた子羊は石英に変化しており……。
    この辺りから、ラストの海底と水平線のくだりにかけて、本当にいい塩梅にラリリでしてね、最高です。

    悪夢のような「東住吉のぶっこわし屋」、どろどろに濁った卑屈の青春の体液を泳ぐ「私が一番モテた日」、一夜の夢と"バチ"とS・O・S・トゥ・ザ・ワールドの「クェ・ジュ島の夜」……これら短編もかなり"キ"てますね

    いや、面白かったです本当に。
    理屈とかそんなものはどうでもいいんです、感じたままを舐めとる本。

    0
    2014年08月19日

頭の中がカユいんだ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    頭の中がカユいんだ
  • タイトルID
    :
    115340
  • ページ数
    :
    273ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    XMDF
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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