本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ

693円 (税込)

3pt

私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。

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本屋さんのダイアナ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    子供の頃の、自分の好きなものを「同じくらい好き」な人がこの世にいるとわかった気持ち、翻って周囲には誰も共感してくれる人がいない寂しさ。本を読んでいるということだけで周囲を少し見下してしまう気持ち。
    大人になる中で、自分だけが置いていかれているような気持ち、傷ついた自分を守りたくて、何もなかったふりを

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    年齢を重ねるにつれ感じる、生い立ち、環境、学歴、キャリア、結婚etc...たまに人間関係を疎ましく思うけれど、そんな時に読みたい本。
    私自身、中学受験をしたこともあり少し身近に感じた。
    人それぞれ見え方はあれど、ステレオタイプを教えてくれるストーリーだった!
    こちらの本は手元に置いておいて、人間関係

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    女友達ってふとしたことでいなくなる
    すごく大切に思っていたのに、
    その気持ちを伝える勇気はなくて、
    後になって伝えなかったということはその程度だったのだと。
    きっと相手にとっての私もその程度だったんだと。
    そう思い込ませた思い出が何個かある

    ダイアナと彩子のように子供の時に出会って
    大人になってま

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    2人の少女の十余年に渡る成長物語。
    お互いにないものを持っていて憧れつつも、読書という共通点から話の合う大親友になり、、、

    小学生時代から二十代にかけて、それぞれの境遇に合わせて様々な出来事を経験し、大人になっていく2人。その時々に揺れ動く心理描写に魅了され、最後までとても面白かったです。

    名前

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    ダイアナと彩子の友情物語。
    最近、忘れかけていた幼少期を読みながら思い出すことができました。
    読書しながら、自分自身を振り返り、特に綾子の両親の様子に涙しながら読みました。
    実在する本が出てきたので、そちらも興味を持ちました。

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    大穴と書いてダイアナと読む女の子と、その親友彩子の友情の物語。お互いがお互いの環境を羨ましく思いつつ、でもリスペクトしながら付き合っている幼少期が微笑ましかった。
    会わなくなってからも影響を与え合う2人の友情の深さが羨ましい。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    女性同士の繋がり、シスターフッドを描くのがとても上手で読後感が良い作品が多い柚木麻子さん。今回もダイアナと彩子という生まれ育った環境が異なる2人の小学生から大学生までの多感な時期の揺らぐ友情を飽きのこない展開で描き、一気に読んでしまった。

    自分でかけた呪いを解く、自分の足でしっかり立つ…全ての女性

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    Butterを読んだ後に同じ作者のこちらを。柚木麻子さんは女同士の人間関係や、歳を重ねていくと変化する女性特有の細かな感情を書くのが上手い。
    家庭環境の異なる女の子が小学生から社会人になるまでの成長を描いた話。昔を思い出して自分と重なる点もあって読んでいて楽しかった。

    なんやかんや一番強いキャラは

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    境遇はまるで正反対だけど、本好きという共通点で結ばれた女の子の友情の話。
    思春期女子の葛藤だったり、お互いの環境に対する羨望と妬みに似た感情だったりが丁寧に書かれていて、スラスラと読めました。

    後半の彩子をどうやって救い出すんだろうと思いながら読み進めたけど、最後は感動したー!!
    その2人を取り巻

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    柚木麻子さんの作品を読むのは久しぶりになります。
    以前、いくつか読みましたが、いずれも女子同士の繋がりが主に描かれていました。
    今作も二人の女の子の゙小学生から大人になるまでの成長、また二人の交わり、繋がりが書かれていました。
    読み終わって、柚木麻子さんは女子を書かれるのが、とても上手な方だな~と改

    0
    2024年04月09日

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