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私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。
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Posted by ブクログ
「みんな違ってみんないい」って、本当はそんなに簡単じゃない。 羨望も劣等感も、目を背けたくなる感情もある。 それでも違う世界を持つ人同士が、重なる部分を持ち続けられることを信じさせてくれる、綺麗事ではなく痛みを伴って描いた物語だった。 ˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪ ダイアナと彩子が小学校で出会う...続きを読む場面では、子どもの価値観で見る世界のきらきらした感じや、自分とは違う家への憧れを思い出した。 でも今読むと、純真な子どもの世界を“大人の目線”で見てしまう自分にも気づく。 そこには意図せず、それぞれの家庭を「ジャッジ」するというノイズが入り込んでいて、あの頃のように純粋ではいられない自分を感じた。 この子たちも少しずつ、そんな大人に近づいていく。 そして、その過程で関係性も変わっていってしまう。 だからこそ、小学生時代の2人の時間がとても儚く尊いものに思えた。 私立と公立に分かれて以降、2人は幾度もそれぞれの場所で新たな悩みに直面する。 今なら、それぞれに違う世界があることがわかる。 同じ学校にいても見ている世界は全然違うし、逆に違う場所にいても似た孤独や価値観を抱えていることもある。 でも人は、見えるものや聞こえるものに簡単に影響されてしまう。 心で感じていることは、ときにとても小さく頼りなく感じる。 本当は、それが一番大切なはずなのに。 彩子は、自分の悲しい過去を認めたくない気持ちから、それを正当化するために本来の自分を見失ってしまう。 呪いを解くには、過去を無理に正当化して自分に言い聞かせることじゃなく、素直な感情を認めて立ち向かうことなんだと思う。 清濁併せ持つ柔らかさなんて、大人になった今でも難しい。 でも人間ってきっとそういうものなんだろうなと思った。 善悪どちらかだけではなく、矛盾も弱さも抱えて生きている。 変化を止めることはできない。 人も、環境も、関係性も変わっていく。 その中で繋がり続けるのは本当に難しい。 それでも、取り返しがつかないわけじゃない。 たくさんのしがらみやプレッシャー、“呪い”を乗り越えた2人だからこそ築ける、新しい関係があるのだと思えた。 『赤毛のアン』や『若草物語』を少女時代に読んだ大人にも、友人との関係にうまく整理できない気持ちを抱えている若い世代にも、ぜひ読んでほしいと思った1冊。 友と道を違えてしまっても、いろんなことを乗り越えた先でまた交わることができる。 理想の人生から逸れてしまっても、問題から目を背けずに向き合えば、まだ目指していける。 挫けそうな背中をそっと押してくれる物語だった。
ずっと積読していたのですが、積読していた自分を叱りたいくらい面白かったです。 親友だった二人の成長物語。どちらも親との関係や自分の内面と向き合い、もがき葛藤していく様子が生き生きと描かれています。どちらにも共感できます。 普通にあこがれるダイアナと、普通から脱却したい彩子。正反対な2人だからこそお互...続きを読むいにずっと憧れていて、嫉妬し、信頼している。 喧嘩別れしても心にはいつもお互いが存在している。羨ましい関係だなと思いました。 彩子が被害にあうところは本当にはらわたが煮えくり返りました。 今後ご両親に話すのかな。その時のご両親の気持ちを思うととてもつらいです。 彩子はそれを乗り越えて成長できたのだろうけど、あまりにも代償が大きすぎる。 ティアラさんはサバサバとなんでも芯が通ってゆるぎない決断力があるように見えて、実は娘との関係を試行錯誤している。 あこがれるけど、共感できる部分も多いです。でも名づけ(特に漢字)はいただけないし男の見る目はないなと笑 ダイアナが大きくなるにつれティアラさんとの関係に向き合って成長して、二人の関係が変化していく様は、母娘っていいなと思いました。 最後、久しぶりにダイアナと彩子が対峙する場面は本当に胸が熱くなりました。 これからお互いの10年についてたくさん語り合うのかな。そこも読んでみたかったなと思います。
この作品を中学・高校生あたりで読めるかたは大変幸せだと思います。50半ばのオッサンでも勇気をいただけます。 ぜひお読みください! 本の概要 私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ……。 私の名は、矢島大穴(ダイアナ)。変な名前も金髪もはしばみ色の瞳も大嫌いだった、あの子に出会うまでは。心...続きを読むふるえる最強のガール・ミーツ・ガール小説。 私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。
匿名
人は見かけで判断できない
人は見かけで判断しがち。でもこの本を読み進めていくと、見方がどんどん変わるのがおもしろい。 ティアラにしろ、ダイアナにしろ、彩子にしろ、女性としての生きづらさをそれぞれに感じている。そんなことで悩まない日が早くくるといいな、と祈りつつ読み進み、エンディングに救われた。
#感動する #深い #カッコいい
ダイアナも彩子も環境や自身としっかり向き合うことで生きづらさを助長させて、、でも成長につれ真面目に正直に向き合うことで、前向きに明るい兆しを感じて終わっています。 主人公ダイアナから、私自身が次に何の本を読もうかと課題をもらえたのがよかったです。
出てくる人みーんな魅力的。 やっぱり女の子が主人公ってだけでも最高なのに 仲のいい親友がいるのはツボ。 もうそれだけで好き。 こんなにキャラクターみんなが生き生きしてるのは 作者の人の力だね
私の名前は章子! 名前で苦労した事は無かったが名字が保田で中々ヤスダとは読んで貰えなかって記憶がある。でも結婚して工藤になった時は嬉しかった(^_^)v だからと言う事も無いが15歳になったら「名の変更許可申立書」を出すと言う選択肢もわかなくは無いのです。ティアラの子育てもいくら訳ありでも大穴は無い...続きを読むよね。周りの言う「あんたのママおかしいよ」は言われなくてもその通りだった。どうして普通のお母さんの様になれないのかわざわざ指摘されなくてもいつもため息をつきたかった。そんなダイアナに彩子ちゃんは変な名前じゃ無いと言ってくれた。まるで正反対の二人の出会いである。小学3年生から22歳頃迄のガール・ミーツ・ガールの物語である。 共通点は本が好き!色々な本が登場して読んだ事あるとか読んで無いとか思いながら、読んで無い本は後で読んでみたいと思いながらあっという間に読んでしまいました。呪いを解く方法は「リュークス、リュークス、フィルフィルルーなんびとたりとも、このダイアナを縛ることはできない。私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ...。私だけが私のすすむ道をしめすことごできる...」そうなんです。呪いを解くのは自分一人の力でやるしかないんです。誰でも自分の足で立って流されてはいけない。自分に命令できるのはこの世界で私だけなんだからね。彩子もダイアナも自分の殻を突き破って又親友になれたのかな?
ふたりの対照的なヒロインが小学生からハタチを超えるまでの十数年を描くガールミーツガール小説。 性格も環境も考え方も、なにもかもが違うふたりの少女が本を傍らに悩みながら歳を重ねていくしていく様が丹念に描かれておりぐっと引き込まれた。 女の子として成長していく中で揺れる繊細な苛立ちややるせなさが澱を残...続きを読むしていく様がリアルで、深く感情移入した。 私は綾子が自分のトラウマと自分自身に向き合う場面が特に好きで、[誰かを救うということは過去の自分を救うことです]とは正に、カラオケボックスで過去の自分自身に手を差し伸べるような構図の場面にはわず唸った。 人と人が出会うことの美しさと苦しみを、暖かく感じさせてくれる本でした。柚木麻子さんありがとう。
ボロ泣きした。中盤から最後にかけて泣きながら読んだ。読む前は表紙のかわいさからほっこり系「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」のような感じかと期待していて、読み始めもルビが多くふってあることからジュベナイルかな?と思ったがどんでん返し。初めて柚木さんの本を読んだけどもう新年そうそう人生で読んだ小説の中でもト...続きを読むップに入るレベルで素晴らしい本だった。 彩子が大学に入って変わってしまうあたりから自分と重なる部分が多くて、他人から認められる誰かを生きれば生きるほど、誰かを見下していないと幸せを保っていられない不幸せの循環に身に覚えがありすぎて・・・。大学というシステムの中で男や酒、サークルに狂わされる生活。これで良いのだ、と信じようとする彩子。 その一方でダイアナは淡々と、経済的に余裕がないながらも自分の夢を追う。好きな人が結婚してしまったり、お父さんが思い描くような人じゃなかったり。それでも地盤を固めてきたその生き様は誰かに奪われたり壊されるようなものではない。二人の友情が最後に再開するシーンはもう、なんか二人をずっと見ていたくなりました。
めっちゃよかったです。本へのオマージュや愛情はところどころにありましたが、それより主人公と友人の二人称で章ごとにストーリーがすすむのですが、その成長物語が心に来ます。柚木麻子、バターとは違う良さを感じさせてくれます!!!
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本屋さんのダイアナ
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柚木麻子
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